DISSIDIA FINAL FANTASY（ディシディアファイナルファンタジー）レビュー(評価)

HOME > PSP ソフト > DISSIDIA FINAL FANTASY（ディシディアファイナルファンタジー）

DISSIDIA FINAL FANTASY（ディシディアファイナルファンタジー）レビュー

発売元	スクウェア・エニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2008/12/18
価格	6,090円（税込）
レーティング	【Ｃ】15才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon ／ゲーム・ミュージック
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：ドラマチックプログレッシブアクション

スコアボード

DISSIDIA FINAL FANTASY（ディシディアファイナルファンタジー）評価ランク

中央値: 80
難易度: 2.72
レビュー数: 85

スコアチャート

DISSIDIA FINAL FANTASY（ディシディアファイナルファンタジー）レビューチャート

DISSIDIA FINAL FANTASY（ディシディアファイナルファンタジー）購入する

0-9

10-19

20-29

5.9%

30-39

5.9%

40-49

9.4%

50-59

9.4%

60-69

17.6%

70-79

38.8%

80-89

12.9%

90-100

【60点以上】
78.8%
【標準偏差】
16.82

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

« 前へ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
次へ »

　423人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	5pt	4pt	4pt	4pt	4pt	2pt

総合点
82pt

GOOD!

・グラフィック
すばらしいです。
ＯＰムービーはこれはＰＳＰ？っていうくらいきれいでした。
ストーリーモード中の合間にもあるのですがこちらもすごいです。
それぞれのキャラがムービー中にところせましと動くのもいいです。

・システム
ブレイブ攻撃で相手のブレイブを奪ってからＨＰ攻撃で相手にダメージをあたえるという独特なシステムがいいです。
１回ブレイク（相手のブレイブをすべて奪う）してＨＰ攻撃をすればかなり有利に戦える。

・キャラクター
これは賛否両論ですね。
ですがキャラ選考はいいと思います。

・ブレイブ技＆ＨＰ攻撃技
ブレイブ攻撃技、ＨＰ攻撃技が原作と同じものがあるのでファンにはうれしい。

・ＥＸモード（ＥＸバースト）
いわゆる必殺技（究極技）です。
これも原作と同じ技名＆演出なのでファンにはたまりません。
たとえばスコールなら連続剣（エンドオブハート）です。
原作と同じく特定の場所にきたらタイミングよくトリガーします。

・ファンにはうれしい要素
いたるところにニヤリとする要素があります。
ヘルプにＦＦ１?１２までのキャラが出てきて説明してくれたり。
そのほかにもいろいろあるのでそれを探すだけでも楽しいです。

・ＢＧＭ
ＢＧＭは歴代ＦＦの曲ですが選曲もいいし原曲を壊すことなくアレンジされています。
自分のキャラのＦＦシリーズの曲にして戦うとテンションあがります。

・ステータス引き継ぎ
クイックバトルという自由に相手を選んで戦えるモードがあるのですがここでレベルアップした自キャラはストーリーモードでも引き継がれるのでストーリーモードの敵が強いと感じたらクイックバトルであげるという方法もあります。

・データインストール
ＵＭＤのデータをメモリースティックにインストールすればロード時間をかなり早くできます。
すべてのデータをインストールしたのですがロード時間はないようなものでした。

・アクション
バトル中いろいろなアクションができます。
たとえば階段のふちを滑ってすばやく移動など。

BAD/REQUEST

・難易度
やや高いです。
クイックバトルでは相手も強さはレベルなどを選べるのですが１番弱い設定の「最弱」「レベル１」にしてもバシバシ攻撃してくる、回避を多用などをしてきます。

COMMENT

使用ＰＳＰは２０００です。
ものすごく面白いです。
ＦＦシリーズのキャラが総出演！感動です！
バトルの方もすばらしく多彩なアクションや攻撃があり全然飽きません。
１週間に１回スペシャルデーというのがありその曜日は経験値・ＰＰ・お金などがいつもより倍もらえます。
ＰＰとひきかえにアナザーフォームというフォームチェンジができるのですがこれもファンにはうれしいものがあります。
ボリュームがものすごく多いです。
買ってから何時間もやる＆熱中したゲームは久々です。
オススメです。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(未クリア)
ゆうたさん [2008/12/23 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　447人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	5pt	4pt	4pt	4pt	3pt

総合点
82pt

GOOD!

まずファイナルファンタジー20周年記念となる作品をPSPに出してくれたことに感謝
主にシリーズに登場する主人公とラスボスが使用できる対戦型アクションゲームで、キャラゲーと言われてしまうかもしれないが、内容はキャラゲーで終わらないほど斬新なシステムであり、アクロバティックなアクションが楽しめる
序盤は特種行動操作が少ないので、行動が著しく制限されてしまうのと、操作になれないうちは上手く動けず、面白くないと感じてしまうかもしれないが、そのあたりが解決してくるにつれて尻上りに面白くなってくる
グラフィックもさすが定評のあるスクウェアという感じでかなり綺麗だが、MAPを斬ると傷跡がついたり、破壊できたりといった芸も細かく、技の名前がでる枠が、それぞれの主人公がいたFFシリーズと同様の枠になっていたりしているのが面白い
BGMもアレンジがかかっているのだが、原曲よりもさらに出来がよいと思う
特にはFF3とFF7のフィールド曲が好みなのだが、あの曲が更に高いクオリティでよみがえったことに感動した
しかし、アレンジ以外でも最高難易度のストーリーモードでの戦闘では、原曲まんま（PSGな曲まで）はいっていたりと、期待を裏切らない
キャラボイスでは、皇帝の有名な断末魔のセリフ「ウボァー」も生ボイスで再現

BAD/REQUEST

基本的に対戦アクションなので、対人をするべきなのかもしれないが、CPUのAIについては良くない点がある
CPUのLVの高い場合に高難易度なことはともかく、難易度の上げ方が超反応になってしまうのはAIの作り方として賢く無い
低レベルなうちは、結構CPUもこちらの動きに関係なくガードしたりという行動を取ってくるが、高レベルでは明らかに、こちらの行動後にあわせてガード又は回避をしてくる傾向がある
その証拠にガードできる攻撃か、ガードクラッシュのある攻撃がくるかで2択となる距離において、ガードできる攻撃ならばガード、ガードクラッシュのある攻撃ならば回避を正確に取ってしまうようになっている
ゆえにプレイヤーは、最終的に自分からは攻めず、相手が攻撃してくる距離を予測し、ガードでよろけさせてから反撃するということばかりしかできなくなってしまう
これでは面白いわけがない
それと、グラフィックではディザリングのせいで画面全体がザラついて見えるのが気になる
某ゲームでもこの使いすぎが非常に気になったが、このあたりをもっと上手く精査しれくれれば、5をつけていただろう
オートセーブをOFFにできないので、セーブが入る度にテンポが落ちる

COMMENT

スクウェアはどうにもRPGとは違う方面のジャンルのゲームを作ると、大体がコケ気味な傾向があるのでかなり不安でしたが、今回はアタリだと思います
キャラゲー自体が嫌いなので、発売直前まではあまり興味がありませんでしたが、ムービーを見て思ったよりもシステムがよさそうなので購入するか迷い、シャントット博士の参戦でトドメがはいりました
ただ、システム面で色々つけすぎてやや太り気味なところも感じるので、上手く取捨選択すれば、次回を出してもいけるんじゃないでしょうかね？

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
ATさん [2008/12/26 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　421人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	5pt	3pt	4pt	5pt	3pt	4pt

総合点
82pt

GOOD!

●原作の再現率が高い
この手のゲームは、大抵の場合は変なアレンジや糞規制を加えられて、せっかくの世界観をぶち壊す駄作に成り下がる事が多いですが、このゲームは原作の内容が良く再現されています。
キャラの見た目や必殺技の内容など、製作者がゲームの事を知っていると感じられる内容になっています。
設定資料など無いファミコン時代のキャラは、ドット絵からポーズを３Ｄ化しており、その内容も「確かにこんなポーズとってたな」と思えるクオリティでした。
原画とドット絵で細部が違うキャラも、ノーマルカラーが原画重視でアナザーカラーがドット絵重視などと選べ、どちらのファンも満足できる出来になっています。
歴代のキャラが発した名言もあり、イベントシーンのカットが原作のシーンと同じだったりと、様々な面でファンがニヤリとする要素が満載です。

●グラフィックのクオリティ
上記の再現度だけでなく、単純なクオリティも高いです。
色々とゴチャゴチャ武器を持ってるキャラも、ヒラヒラと動くマントや長髪のキャラも上手く動いているし、キャラモデルも人体の関節構造や筋肉の付き方を細かく考えられて作られています。

●戦闘システムが面白い
言葉で説明するのが難しいですが、操作は移動、ジャンプ、回避防御、攻撃くらいで、比較的簡単で単純。でも深い読み合いや戦略性、一発逆転の要素もあり、特に友人との対戦ではかなり楽しめます。
そして実際に戦っている場面を見ると、FF7AC見たいに壁を走ったり、空中で切り合ったり、手摺を滑ったりと、かなり見栄えのする戦闘が出来ます。
もちろん映像作品のFF7ACには及ばないのですが、自分で操作できるゲームとしては、かなりカッコ良い戦闘だと思います。

●データインストール
使用しているメモリースティック容量に合わせて、３段階の中から好きな量を選べるのも親切。
ただ元々ロードはかなり早いので、しなくてもかなり快適なゲームですが。

●いろんな要素がある
アイテムの種類も多く、やり込み要素は十分です。
戦闘中に敵をブレイクしたり壁にぶつける事で手に入るアイテムも有り、トータルで10万ダメージ与えたり100回バトルしたらプレゼントしてくれるアイテムなどもあります。
モグネットというモーグリとメールのやり取りをするオマケ要素もあるのですが、ちょっとした雑談からクイズなどもあり、アイテムやポイントも貰えるので、戦闘はしなくてもメールを見るためだけに電源を入れる日もありました。
初回プレイ時に、よく遊ぶ曜日を決めれて、その日は貰える経験値やお金が増えたりと、お祭りゲーに相応しい、賑やかな印象の要素が満載です。

BAD/REQUEST

●ストーリが悪い
夢だの愛だの友情だの言う、よくある内容なのですが、終始意味不明かつ強引な展開です。
敵に夢や愛を馬鹿にされても信念を貫いていたのに、別の敵が現れて同じように否定したら、突然それらを打ち砕かれて絶望したり。同じ行動を取ってるのに肯定されるキャラも居れば、否定されるキャラも居ます。
結局コスモスやカオスが何なのか、どう解決したのかよく分からなかった。

●スクエニお得意の棒読み声優
コスモス側では６のティナ、カオス側では10のジェクトなどが特に下手糞過ぎて、聞くに耐えない。他にも上記の２人に比べたら幾分かマシですが、セシル、ゴルベーザ、エクスデスなどが下手糞な棒読みです。
まあセシルはＤＳの時に比べたらかなり上手くなってるし、敵２人もキャラには合った声なので、何とか耐えられるレベルですが。
別に声優に詳しい訳でも、何か拘りが有る訳でも無いので、誰が何の担当しようが構わないのですが、最低でも聞くに耐えれるだけの声優を使って欲しい。無名でもこいつ等より上手い声優は沢山居ると思います。
どれだけ綺麗なグラフィックで感動的なセリフを言わせたとしても、聞こえて来るのがあまりに酷い下手糞な棒読みなので、それだけで五流以下の茶番劇に成り下がっています。

●システムが分かり難い
クリアしても何の意味がある項目なのかわからない物がある。ＡＰ、ＣＰ、ＰＰ、ＤＰと似たような物も多いし、フレンドカードの色が勝手に決められるし、複雑でよく分からないです。
分からないままでも問題無くクリア出来る親切設計はなされているので、クリアに支障は無いのですが･･･。

●オートセーブが邪魔
何も装備など変えてないのに、ステータス画面を見るだけでセーブが入るのが邪魔すぎます。しかも項目を抜ける時と、キャラ選択画面を抜ける時の２回もセーブが入るので、鬱陶しい事この上ない。

●キャラ紹介が悪い
FF12のパンネロ？とかいうキャラが、アイコンの枠に入りきらないほどデカイ不細工顔を大写しにし、登場キャラを紹介する項目があるのですが、キャラを貶すだけの説明で最悪です。
こんな性格も口も顔も悪い、性悪不細工女にキャラ紹介をさせるべきではない。他に相応しいキャラはいくらでも居るはず。人気の無い駄作の脇役ごときが出てくるな。引っ込んでろ。
FF12は買ってないけど、こんな糞キャラが登場するなら、駄作だという評価も納得だな。

↑紹介のされ方をを再現しました。実際にこんな感じの紹介です。非常に不快。

●難易度が高い
エンディングを見るまでなら、アクションが苦手でも何とかなるレベルですが、エンディング後に登場するストーリや、CPU対戦の最高難易度、アイテムを入手するためのコロシアムなどの難易度は高すぎます。もうカウンターに徹する以外に攻略法が思いつかないような酷さです。
FFと言うRPGのファン全員が、高難易度アクションが好きな訳ではないと思います。RPGのキャラが集まるお祭りゲーで、高難易度アクションを強制するのは異常です。
救済処置としてコマンド入力で戦う事も出来るのですが、非常につまらないし、高レベルの敵を倒す事は不可能で、むしろ普通に戦うより難しい気がします。
少なくとも私は快適なアクションゲームがやりたいのであって、コマンド入力するだけのゲームがやりたい訳ではありません。しかもそのモードにするには誰か一人のストーリをクリアする必要があり、ポイントを貯めて店で購入する必要があります。救済処置として不親切過ぎます。
プレイヤーの好みに合わせて難易度調整できたら良かったのにと残念です。対戦の時だけ統一ルールにすれば良いだけし。

●アナザーカラーが、本当にただの色変えなキャラが多い
まともに外見が変わるのはクラウドくらいか？　中にはティナのようにアナザーがドット絵色で、色変えでも満足できるキャラもいるが、ほぼ全てのキャラが少し色合いが違うだけ。とくにティーダとか何処が違うのかすら分からなかった。

●キャラが少ない
22人と聞けば多く思えますが、どうしても１タイトル２人だけという印象の方が強く、少なく思えてしまいます。

●シアターが見難い
各イベント、ムービーを閲覧できるオマケがあるのですが、イベント名や、誰のストーリ中に起きたイベントかなどの情報が記載されておらず、133とか数字が書かれているだけなので、さっぱり分からない。

COMMENT

・オリジナリティー　４点
過去作品のキャラを集めたお祭りゲーはよく有るので、特別点は付けられないが、原作を高レベルで再現しているので高評価。今作オリジナルの戦闘システムも良かった。
・グラフィックス　５点
エンディングのキャラの顔に少し違和感は有ったが、PSPでは間違いなく最高クラスのグラフィックだと思う。特にオープニングは演出も含め凄いと思う。原作のドット絵からもよく再現されており、違和感の無い３Ｄ化だった。
・サウンド　３点
原作からの曲は神曲そろい。これは文句無し。ただ今作の曲は、良い曲ながらも、それらには及ばない感じ。あと棒読みの声優が酷すぎるのも大きなマイナス要素。
・熱中度　４点
かなり熱中している。ただ棒読みキャラでウンザリするのがマイナス。自分なら使わないだけの話だが、対戦相手が使うのはどうにも出来ないので。
・満足感　５点
はっきり言ってスクエニに期待などしていなかった。だが良い意味でそれを裏切ってくれた事や、原作を大切にしてる気持ちが有った事に驚きと敬意を込めて特別点。
・快適さ　３点
親切設計は十分なのだが、オートセーブの頻度が高すぎるのが一番のマイナス。あと敵の超反応が酷すぎて、高難易度だと相手の出方待ちになるのがツマラナイ。

●感想
とても面白かったです。
スクエニに見切りを付けて数年、もう期待していなかったので、一切商品を買ってこなかったのですが、意外に評価が高く、原作の再現度も良いと評判だったので、お金を溝に捨てるつもりで気まぐれに購入してみました。
スクエニの続編物やリメイク作品は、過去作品を金のなる木か食い物程度にしか見ていない、作品やファンに対する愛情の欠片も無い駄作ばかりなので、はなから期待していなかったのですが、スクエニにも過去作品を大切にしている人も居るんだと、面白いゲームを作れる人も居るんだと、少し見直しました。

もうストーリはクリアしましたが、まだ別のストーリや、やり込み要素も残っているし、運良く対戦相手にも恵まれたので、まだまだ遊べそうです。