Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール) レビュー
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ソート(デフォルト:ALL)
444人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 1pt | 3pt | 4pt | 3pt | 1pt | 2pt |
56pt
GOOD!
・手堅く世界観を構築している為に視覚面や固有名詞、BGMなどに統一した雰囲気が出ている。
・主人公がゲーム内の歴史的出来事に巻き込まれて当事者になりながらも、プレイヤーはそれを観察しながらゲームを進行できるので壮大な群像劇を味わえる。
・規模や重要性、様々なイベントが多数盛り込まれており、多面性がある。シナリオ自体は概ね一本道だがエンディング数が豊富。
・低レベルのキャラクターであれば自由な育成が可能。育成システムはシンプルなのも相まって世界観と噛み合い、思い思いのキャラクターで比較的無理なくパーティが編成できる。
・攻撃モーションやエフェクトの類をスキップできる。ただ、これは本作にあって然るべき最低限の機能ではある。
・大抵の場所でセーブとロードが可能。
BAD/REQUEST
・頻繁に起こる読み込みが長く、不安定であり、ゲーム全体の進行が鈍重。その為かボタンのフィーリングもいまひとつ冴えない。キャラクターの身振り一つにかかる時間も長めで表情の代替とするには力不足であり、効果音との調和も取れていない。ドアの開閉ですら効果音がずれる。
・戦闘が淡白で単調。スピード感や爽快感がないので連戦は苦痛になる。慎重に進める限り戦闘自体の難易度は低いのだが、バランスが悪く、勝つにせよ負けるにせよ一方的な展開になって味わいがない。優秀なスキルを入手した後は作業的になる。
・フィールド上の壁などに接触すると妙に引っかかる様な感覚を覚える。視認し難い地形や不自然にアップになるエリアもある。ダンジョンの一つのエリアの面積に対して敵シンボルの数が多すぎるので、序盤は避け得ない戦闘を繰り返す。エンカウントを回避する魔法を覚えても、それはエリア移動時に効果を失ってしまい、結果的にはたかが数秒の為に魔法を立て続けにかけ直す事になる。
・建造物(背景)以外のグラフィックは作りが大変粗い。キャラクターの動作も洗練されておらず、歩き方一つを取っても不自然な点が目立つ。
・イベントの多さは長所と同時に短所にもなっており、とにかく強制される。序盤は各地を遊覧しながら余裕を持ってプレイできるが、中盤以降は予備知識もなく無計画に行動すると唐突な進行に戸惑う。
・入手し難いソウルポイントと入手し易い経験値の都合上、育成に失敗し易く、その失敗は挽回できない。キャラクターやステータスの育成そのものの取捨選択は自由だが、育成方針は実に不自由。順当に進めていれば中盤から経験値を得る「うまみ」も少ない。
・ギルドで請け負う仕事は似た様なものが多い。
・アイテム、スキルの並び替え機能がない。新規に入手したアイテムの確認も手間がかかる。
COMMENT
PSP-1000使用。過去にPSで発売された『Zill O’ll』経験済み。それが良作だった記憶から懐古的な気分で購入。
注目すべき点が世界観や雰囲気であり、それは今の時勢では得難い長所であると思う。しかし短所も多く、特に読み込みの長さとエンカウントに関してはゲームの進行状況がどの程度であれ閉口してしまう。三作目でありながらシナリオを追加するだけで、その他の不自由な点を積極的に改善したという痕跡は見受けられない。どちらかと言えば過去作の経験者よりは未経験者に推奨したい。
メディアインストールも使用していたが、UMDのみでのプレイと比較すると「もしかしたらやや早いのではないか」程度。
1周目に費やした時間は40時間強。余計な時間も含まれているし、個人差も大きく出ると思う。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 1pt | 1pt |
62pt
GOOD!
ジルオールは初プレイです。
・オリジナリティ(5点)
歴史シミュレーションとRPGがみごとにマッチした作品でした。
マス目にユニット動かしてドンパチやるようなSRPGとは違いますが、
シミュレーションの進行に戦闘がRPGというこれもSRPGといっていい作品です。
基本フリーシナリオで、特定イベントや時間経過によって歴史が進んでいくという
内容になっていて、またその進行具合によって最終盤の敵味方が多数変わるので
周回プレイでも内容がかなり違ったものになってくる構成になっています。
RPGは多くやってきましたが、一昔前のゲームなのにとても新鮮でした。
コーエーならではという作品です。
・熱中
フリーシナリオでお使いの連続な部分もあるにはありますが、キャラが多く
またそのキャラ固有イベントが膨大にあるので、通常のクエのついでにやっていくと
かなりのプレイ時間になってきます。
BAD/REQUEST
・読み込み(1点)
説明不要なくらい、ずば抜けて悪い部分です。
メディアインストールしても、気持ち軽い程度で致命的な改善はできません。
私はロードが遅いという事前知識があったのと、
戦闘のアクションがカットできたのでなんとか投げずにやれました。
ロードは遅いものでたまに10秒とか固まったりするものだ、と割り切れば
最後のほうにはそんなに気にならなくなりました。
なので、ロード待ちが嫌な人には全く向いてない作品です。
・戦闘
これといった点はないです。
また、アクションのカットが可能なのでロードで苦しんでるのでカットしがちです。
そうなると、戦闘といっても、数字が動くだけで終わってしまうので
戦闘シーンが気になる人にもオススメできる状態ではないです。
・ゲームバランス
このゲームは、特定のイベントとか時間経過でメインストーリーが進んでいくので
それまではフリーシナリオというのも相まって、レベルがすんなりあがって
それどころか、上がりすぎるという危険度が高いです。
上がりすぎたら戦闘が楽すぎて、ボスですら1ターンで倒せちゃうことがザラです。
私の場合、ボスの8?9割が1?2ターンで倒せるというハメに。
レベルが上がりすぎなくても特定のいくつかのスキルがあればサクっと倒せます。
こうなので、強いボスと戦って物語を進めるというRPGの醍醐味が全然ないです。
COMMENT
3000使用
総評としては、とても面白いゲームでした。
ロード問題と、ゲームバランスの2点が改善されれば
RPGでも屈指の名作になっていただけのポテンシャルがあります。
個人的には85点付けてもいいくらいでしたが、
このゲームは特に快適さがネックになって、点数としての評価がかなり低いです。
点数を見てこのゲームの判断をするよりかは、良い点・悪い点をよく見て、
特に悪い点に対して許容することができるか、というのがこのゲームを選ぶポイントです。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
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Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
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大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
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沙羅曼蛇 ポータブル
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リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
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刻命館
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熱血親子
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三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
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戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
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パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
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サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
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グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
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沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
キャラクターが魅力的。老若男女、いろいろ取りそろえていて、ただ格好いいだけじゃないキャラも多い。好きなキャラを揃えて、好きなようにスキルとソウルをつけて冒険に行く。これが何と言ってもいちばんの魅力。台詞廻しも良く、仲間にならなくても魅力的なキャラも多い。次は誰を連れていこうか考えるのも楽しい。
戦闘が楽。特にスキル、ソウルが初めから揃えられる2周目以降は雑魚戦でのストレスはほぼ皆無。
70歳にしてなお現役、血気盛んな朱雀将軍アンギルダン=エイゼン万歳。
BAD/REQUEST
分岐があるようでないようなストーリー。特に終盤は多少の敵の違いはあれど、ほぼ一本道な展開のため、周回していると飽きてくる。
戦闘が楽ということは楽しみは見出せないということでもある。特にイベント敵の弱さは緊張感がほぼ0になる難易度。音楽で演出しようとしても逆に寒い。
「倒せるものなら倒してみろ」とか言う敵が1ターンで屠られるのも正直、いただけない。ここの調整は欲しかった。
戦闘中のモーション、○ボタンでなくせるんだけど機能として切らせてほしかった。
魔法の描写は単にへぼい。
ロードはだいぶ長い。一瞬、固まったのかと思うほど動かないことも多い。背景の描写は美しいが、だいぶ見づらいのと、ロードが長い一因にもなってるなら、もっと簡易でも良かった。
町中の移動がやたらに長いところが多く、ストレスが溜まる。
一部のキャラの親密度を上げるために通わなければいけないのだが、面倒で会話も単調。フラグ立てもわかりづらい。
主人公がしゃべらず、身振り手振りのみで感情を訴えるが、いささか合ってない。少なくともプレイヤーはそんな気分じゃない。
使えないスキルが多いのに並び替えもできない。位置も覚えていてくれないため、毎回、上下ボタンを連打するはめになり、面倒。せめてページ切り替えぐらいさせてほしかった。
ソウル・システムは初回はおもしろいが、2周目以降は偏る、最初から全て取れるので意味をなさない。条件が隠されたソウルもスキル的には微妙なので伏せる必要性が見出せない。
魔法も中盤で育ちきっちゃうわりに最強呪文が取れないので使いづらい。結果、移動の補助魔法だけ使うことに。
「役立たずの仲間を外して自分を連れていけ」と言った腹出し剣士、神器イベントのためでなけりゃ絶対に連れていくもんか。
COMMENT
RPG好きなんで安くなっていたところを買いました。定価だともったいないかな。
通算4周目に入ったところで飽きて止まってます。
予想してたのよりはおもしろかったけど、はまるほどではないかな、というところ。