Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール) レビュー
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ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)


オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 1pt | 3pt | 4pt | 3pt | 1pt | 2pt |
56pt
GOOD!
・手堅く世界観を構築している為に視覚面や固有名詞、BGMなどに統一した雰囲気が出ている。
・主人公がゲーム内の歴史的出来事に巻き込まれて当事者になりながらも、プレイヤーはそれを観察しながらゲームを進行できるので壮大な群像劇を味わえる。
・規模や重要性、様々なイベントが多数盛り込まれており、多面性がある。シナリオ自体は概ね一本道だがエンディング数が豊富。
・低レベルのキャラクターであれば自由な育成が可能。育成システムはシンプルなのも相まって世界観と噛み合い、思い思いのキャラクターで比較的無理なくパーティが編成できる。
・攻撃モーションやエフェクトの類をスキップできる。ただ、これは本作にあって然るべき最低限の機能ではある。
・大抵の場所でセーブとロードが可能。
BAD/REQUEST
・頻繁に起こる読み込みが長く、不安定であり、ゲーム全体の進行が鈍重。その為かボタンのフィーリングもいまひとつ冴えない。キャラクターの身振り一つにかかる時間も長めで表情の代替とするには力不足であり、効果音との調和も取れていない。ドアの開閉ですら効果音がずれる。
・戦闘が淡白で単調。スピード感や爽快感がないので連戦は苦痛になる。慎重に進める限り戦闘自体の難易度は低いのだが、バランスが悪く、勝つにせよ負けるにせよ一方的な展開になって味わいがない。優秀なスキルを入手した後は作業的になる。
・フィールド上の壁などに接触すると妙に引っかかる様な感覚を覚える。視認し難い地形や不自然にアップになるエリアもある。ダンジョンの一つのエリアの面積に対して敵シンボルの数が多すぎるので、序盤は避け得ない戦闘を繰り返す。エンカウントを回避する魔法を覚えても、それはエリア移動時に効果を失ってしまい、結果的にはたかが数秒の為に魔法を立て続けにかけ直す事になる。
・建造物(背景)以外のグラフィックは作りが大変粗い。キャラクターの動作も洗練されておらず、歩き方一つを取っても不自然な点が目立つ。
・イベントの多さは長所と同時に短所にもなっており、とにかく強制される。序盤は各地を遊覧しながら余裕を持ってプレイできるが、中盤以降は予備知識もなく無計画に行動すると唐突な進行に戸惑う。
・入手し難いソウルポイントと入手し易い経験値の都合上、育成に失敗し易く、その失敗は挽回できない。キャラクターやステータスの育成そのものの取捨選択は自由だが、育成方針は実に不自由。順当に進めていれば中盤から経験値を得る「うまみ」も少ない。
・ギルドで請け負う仕事は似た様なものが多い。
・アイテム、スキルの並び替え機能がない。新規に入手したアイテムの確認も手間がかかる。
COMMENT
PSP-1000使用。過去にPSで発売された『Zill O’ll』経験済み。それが良作だった記憶から懐古的な気分で購入。
注目すべき点が世界観や雰囲気であり、それは今の時勢では得難い長所であると思う。しかし短所も多く、特に読み込みの長さとエンカウントに関してはゲームの進行状況がどの程度であれ閉口してしまう。三作目でありながらシナリオを追加するだけで、その他の不自由な点を積極的に改善したという痕跡は見受けられない。どちらかと言えば過去作の経験者よりは未経験者に推奨したい。
メディアインストールも使用していたが、UMDのみでのプレイと比較すると「もしかしたらやや早いのではないか」程度。
1周目に費やした時間は40時間強。余計な時間も含まれているし、個人差も大きく出ると思う。

オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 4pt |
42pt
GOOD!
・世界観をしっかり構築していて、その中での主人公の行動によって
膨大なストーリーが展開し、登場人物の生死も左右する、物語としての質の高さ。
・ある程度自由にキャラクターの育成が可能。
・繰り返しのプレイに強い
というよりも用意されているストーリーを全部こなすには、1度のプレイでは不可能。
引継ぎ事項等、そのための軽減・優遇措置がなされている。
BAD/REQUEST
・他の方のレビューにもあるとおり、ロードが頻繁かつ1回が長い。
にもかかわらず効果音と場面がズレるなど、処理上の問題が発生する。
・攻略情報を見ずに複数のエンディングを迎えられる人がはたしてどれくらい居るのだろうか。個人的に、攻略情報ありきでゲームを作る姿勢には疑問が残る。
・シンボルエンカウントなのに、処理の甘い奥行きのあるグラフィックのせいで
何もない壁際に引っかかる⇒シンボルを避けられず戦闘、これはちょっと問題ありでは・・・。
・あいまいな表現になるが、プレイしていると全体的に「もっさり感」がある。
ボタンのレスポンスが悪いような気もするがどうだろうか。
COMMENT
PSP-2000使用。
重い。ストーリーよりもシステム上の問題で重い。
決してつまらないゲームではない、というよりもRPGとしての完成度は非常に高く
引き込まれる内容なのは間違いない。繰り返しのプレイでエンディングを埋めたいが
やるほどにロードへのストレスが高まる・・・。
攻略情報なくストーリーを進めることはほぼ不可能で、
それを指して難易度と言うなら難しいゲームでしょう。
それでももう少し快適なプレイが出来れば、人に勧められるゲームだったけど
現状ではやってみろとは言えない。
総じてもったいない。
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- 2014/06/26
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- 2014/07/31
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- 2014/09/25
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- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
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みちのく秘湯恋物語 kai
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
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グランツーリスモ
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ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
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沙羅曼蛇
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- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
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ECHO NIGHT
GOOD!
キャラクターが魅力的。老若男女、いろいろ取りそろえていて、ただ格好いいだけじゃないキャラも多い。好きなキャラを揃えて、好きなようにスキルとソウルをつけて冒険に行く。これが何と言ってもいちばんの魅力。台詞廻しも良く、仲間にならなくても魅力的なキャラも多い。次は誰を連れていこうか考えるのも楽しい。
戦闘が楽。特にスキル、ソウルが初めから揃えられる2周目以降は雑魚戦でのストレスはほぼ皆無。
70歳にしてなお現役、血気盛んな朱雀将軍アンギルダン=エイゼン万歳。
BAD/REQUEST
分岐があるようでないようなストーリー。特に終盤は多少の敵の違いはあれど、ほぼ一本道な展開のため、周回していると飽きてくる。
戦闘が楽ということは楽しみは見出せないということでもある。特にイベント敵の弱さは緊張感がほぼ0になる難易度。音楽で演出しようとしても逆に寒い。
「倒せるものなら倒してみろ」とか言う敵が1ターンで屠られるのも正直、いただけない。ここの調整は欲しかった。
戦闘中のモーション、○ボタンでなくせるんだけど機能として切らせてほしかった。
魔法の描写は単にへぼい。
ロードはだいぶ長い。一瞬、固まったのかと思うほど動かないことも多い。背景の描写は美しいが、だいぶ見づらいのと、ロードが長い一因にもなってるなら、もっと簡易でも良かった。
町中の移動がやたらに長いところが多く、ストレスが溜まる。
一部のキャラの親密度を上げるために通わなければいけないのだが、面倒で会話も単調。フラグ立てもわかりづらい。
主人公がしゃべらず、身振り手振りのみで感情を訴えるが、いささか合ってない。少なくともプレイヤーはそんな気分じゃない。
使えないスキルが多いのに並び替えもできない。位置も覚えていてくれないため、毎回、上下ボタンを連打するはめになり、面倒。せめてページ切り替えぐらいさせてほしかった。
ソウル・システムは初回はおもしろいが、2周目以降は偏る、最初から全て取れるので意味をなさない。条件が隠されたソウルもスキル的には微妙なので伏せる必要性が見出せない。
魔法も中盤で育ちきっちゃうわりに最強呪文が取れないので使いづらい。結果、移動の補助魔法だけ使うことに。
「役立たずの仲間を外して自分を連れていけ」と言った腹出し剣士、神器イベントのためでなけりゃ絶対に連れていくもんか。
COMMENT
RPG好きなんで安くなっていたところを買いました。定価だともったいないかな。
通算4周目に入ったところで飽きて止まってます。
予想してたのよりはおもしろかったけど、はまるほどではないかな、というところ。