ドラゴンボールエヴォリューションレビュー(評価)

発売元	バンダイナムコゲームス（オフィシャルサイト）
発売日	2009/03/19
価格	5,040円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：対戦格闘 ■ プレイ人数：1人（通信時2人）

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
0pt	3pt	2pt	2pt	1pt	1pt	2pt

総合点
28pt

GOOD!

映画公開直後の作品がPSPで早くもプレイできる、という点。

格闘ゲームの質としては操作性も悪くないと思う。（理由は後述）

BAD/REQUEST

・ロード時間がいちいち長い。
　特別長いというワケではなく普通の格闘ゲーム並みだが
　ストーリー中のイベントシーンに行く時までロードが入り
　更にその演出がひどい。←いっそ無くして対戦格闘のみにしてもいいくらい

・以前発売された【ドラゴンボールZ　真武道会2】と戦闘システムが酷似。というかそのまま。
　攻撃、ガード、オーラバースト、必殺技その他もろもろ同じ操作。
　追撃もあるが基本地上戦（舞空術が無い為）なのであまり意味無し。
　劣化版なのは否定できません。
　正直キャラのグラフィックだけ変えて発売したようなモノ。

・ストーリーモードに難易度設定が無い。
　基本的に難易度は低めなので少し慣れればクリアまでは誰でもいけるくらいではあるが
　後半の一部の敵は異常な反応速度を見せるのでこれはどうかと思う。
　

COMMENT

原作の大ファンで、映画はまだ観る予定が無いので覚悟して購入しました。

やはり悪い意味で期待を裏切らない作品です。

上ではかなり酷評しましたが前作を未プレイ＆映画がすごく楽しかった！
という方なら楽しめるかもしれません。

オリジナリティはありませんが純粋な格闘ゲームとしてはそこまで悪くはないので。

映画を観てないので、映画の再現性についてはコメントはできません。
（しかしストーリーモードにおけるイベントの表現はヒドイ）

ただやっぱりドラゴンボールが好きなら原作版（真武道会1or2）の方をオススメします。

プレイ時間：05時間以上15時間未満(クリア済)
巻き爪の手術さん [2009/03/24 掲載]

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オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
1pt	3pt	2pt	2pt	2pt	2pt	2pt

総合点
40pt

GOOD!

【オリジナリティー】
特にない。

【グラフィックス】
立ち絵は、実写の画像を2Dっぽく加工したもので綺麗。
3Dに関しては普通。良くも悪くもない。
技のエフェクトはきれい。

【サウンド】
BGM、効果音含めて特にない。

【熱中度】
ミッションの難易度が高く、ストーリーにも隠し要素があるので、
そこそこ楽しめるかと思われる。

【満足感】
特にない。

【快適さ】
ロードもそこまで長くない。

【難易度】
ただ攻略するだけなら簡単。
戦闘システムを使いこなすとなると別。

BAD/REQUEST

【オリジナリティー】
映画そのまんまのシナリオ。
完全再現ならそれでいいのだが、実はそうでもない。
ヤムチャがドリルを振り回したり、ピッコロが目から光線を出したりする。
映画にも本家にもない、ぶっ飛んだ方向へ進んでいる気がする。
そして、戦闘システムが「ドラゴンボールＺ」シリーズに酷似している。
コンボやボタンの配置、ゲージ溜めシステムなど。
そのくせ空中行動の概念がないので、ただの劣化版。
爽快感を推しておいて、ジャンプすらできないのはいかがなものか。

【グラフィックス】
立ち絵は加工してあると書いたが、案の定顔が濃い。
3Dは口が動かない。
ストーリー序盤では、口を閉じたまま絶叫している。

【サウンド】
BGMが耳に残る。
悪い意味で。イントロだけが印象的で、以降無個性な曲ばかり。
そのくせ使い回すので、「またこのイントロか」という感じに。
効果音は全然耳に残らない。

【熱中度】
なにやら戦闘システムに回避や反撃要素を搭載しているようだが、速すぎて何が何だか分からない。
下手すると、どっちが攻勢なのかすら分からなくなるほど。
爽快感を重視して速くしたのかもしれないが、回避や反撃などのエフェクトが無に等しく、
異常に展開の切り替わりが速いので混乱する。
そしてお決まりのパターンだが、CPUのレベルを上げると、尋常ではない反応速度を見せる。
回避と反撃が重要なシステムなので、人間では到底無理な速度で対処される戦闘を楽しめるはずがない。
特典も、映画のセット画像など要らないものばかりで、集める気がおきない。
ミッションは、その異常な反応速度を要求されるものもあり、下手するとひたすらボタン連打で乗り切らなくてはならないことも。

【満足感】
映画の段階で批評されているし、元から期待はしていなかったので満足もへったくれもないのだが、正直格闘ゲームとしても楽しめない。
ナルトの変わり身みたいなシステムもあるが、結局速すぎて変わり身したのかすら分からない状態。
エフェクトを分かりやすく、然るべきタイミングではスローモーションにする等の工夫が皆無。
ストーリーも映画そのもので、しかも台詞による文章で状況を説明するばかり(画像が少ない)なので、映画を知らないと状況が把握できないこともある。
全てにおいて、評価できない部分ばかりである。

【快適さ】
コマンド表が分かりづらかった。
あと、フリー対戦モードがないのは気になる。

COMMENT

PSP 2000使用。
ネイティブな英語で格闘する時点で違和感があるのだが、それは映画の責任なので評価の対象にはしなかった。
あくまでゲームシステム、映画との比較としてオリジナリティーを評価したつもり。
映画の完全再現を謳いながら再現できておらず、中途半端な部分からマイナスした。

タグの通り、息抜きにはなるレベル。

プレイ時間：05時間以上15時間未満(未クリア)
凶狐さん(レビュアー情報) [2009/03/21 掲載]

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