ファイナルファンタジーVII インターナショナル(FF7) レビュー
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オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
77pt
GOOD!
当時通常版をプレイ済(インタ版は初プレイ)です。
まず携帯機で名作FF7をプレイ出来ると言う点は大きいです。
インタ版なので通常版に比べて色々な箇所が改善されています。
エンカウント率の低下、マップの見難さの改善、新たなボスの追加等、
通常版をプレイした方でも改めて楽しめる内容となっています。
やり込み要素も多く長く楽しめます。
そしてディスクメディアではないのでロードが少なく、
特に戦闘前のロードが殆どなく非常に快適です。
音楽も相変わらず傑作が多いです。戦闘曲は個人的にFFシリーズの中でもかなり気に入っております。
またスリープモードのお陰でいつでも中断出来るのも便利です。
ストーリーについては散々評価されていると思いますので割愛。
BAD/REQUEST
いかんせんグラフィックが粗いです。
PS初期の作品なので仕方ないですが、特にクラウドの腕が酷い。
またセーブに何故かPS版と同じ位の時間が掛かります。
恐らくPS版でセーブに掛かる時間と同じだけ「セーブしています」の文字が表示されているのだと思いますが、メモステにアクセスしている時間は1秒程です。
まあ他のゲームでも同じですのでアーカイブスの特性上仕方ないのかもしれませんが。
COMMENT
PSP-3000を使用しました。やはり名作はいつプレイしても名作ですね。
当時通常版しかプレイしていなかったのでインタ版はエンカウント率が低くて非常にサクサク進められました。
ちなみに他の方もおっしゃっておりますが、ディスク読み込み速度「高速」にすると画面が乱れる現象が起こりますので「標準」でプレイされる事をオススメします。

オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 0pt |
77pt
GOOD!
本作はFFがエンターテイメントという面において実質的な頂点を迎えた作品であります
シナリオの良さはFFXの方に譲ったり、システム自体はFFVも劣らず秀逸だったりと全ての面で最高というわけではないのですが、
多彩で魅力的なキャラクターの良さや色々な面において遊び心をくすぐるエンターテイメント性、秀逸なマテリアシステム等
総合点としてはこのFFVIIに軍配が上がります。
グラフィックについてはオープニングのミッドガル全般の凄さ、そこから現れる世界観を一度に体現した当時の演出力に改めてプレイした今でも脱帽
他にもジュノン、ロケット村、ウータイといったド迫力で多様な世界をそれぞれ一枚のCGで纏め上げる当時のセンスの良さを再認識。
シナリオ自体は心の内面に踏み込んだダークな感じでストーリのメインは「星の救済」で主人公の葛藤を描いた物語だが、見事に主人公と一体化出来(この辺特定の主人公を定めず、むやみやたらにキャラを増やしたVIでの失敗点を意識している)RPGのストーリーとしては支持出来る内容である。 暗い世界観の中の心に傷を抱えながらも綴られる仲間、敵キャラの数々
さらに、シリーズを代表する悲劇のヒロインであるエアリス、彼女が中盤にかけての節目で味わう惨劇は多くのプレイヤーが涙を流したシリーズ屈指の名悲劇であり、多くがこの事実を逃れようと、又は変えようと試したものでした。(結局、この悲劇を覆すことは不可能でありましたが。)
マテリアについてはシステムの複雑性を極限まで簡略、そして単純化した部分でなおかつ連結による奥深さ、収集による楽しさを演出している。
ただし、所謂「アビリティーとキャラの切り離し」により誰を使っても同じになってしまった。
インターで仲間同士のマテリア交換が1コマンドで出来る様になり便利になったのもそうした切り離しと割り切ったものだろう。
インターナショナルになって、行動がトロい、ローテーション、各攻撃が「長いエフェクトと失笑ものの如き威力」と原作で余りにも弱過ぎたラスボスが幾分強化され(弱過ぎなのには変わらない)、なかなかの強さの隠しウェポン2体がやりこみとして追加されました。
BAD/REQUEST
そんな非の打ちどころの無い様なゲームにも問題点は出てきます
何より「難易度が余りにも低過ぎる」。
ハッキリ言ってFFシリーズでもX-2と並ぶ圧倒的な低さです。こんなに簡単なRPGも珍しいと言えます。(ドラ○エIX未満です。)
これが特にゲーマーにとってネックです、当時口を揃えて文句を言われた部分です。
別に、やりこみして手に入れる様な一部のバランス崩壊マテリアについて言っているのではありません。
単純に、ゲーム難易度として低過ぎるのです。具体的に言えば敵の能力が低い。
レベルも相当早く上がる、各種マテリアは鬼性能、敵の全体攻撃力の乏しさ、強力な召喚、リミット技、etc
はっきり言って基本的なルールが理解できれば全滅なんて有り得ません。
敵の技にはインチキ性能なものが多々あり知っていればさらに難易度は低下。
もともとFFの戦闘でそこまで本質的な難しさやレベル上げの必要性は求められてはいなかったのですが、さらに誰でも出来る一般性を求めRPGを全くやっていないプレイヤーに合わせたのではと思われます。
このおかげで「こういった強敵がいてこういうマテリアを組み合わせた戦術で倒せる」といったメリハリを味わう機会は無くマテリアシステムの魅力を半減させています。
FFXですらVIIをプレイした後だとかなり難しく感じる位です。
インターナショナルでバランス調整された部分はあるものの、それでも隠しウェポン除けば難易度は十分0点の範囲内です。
ちなみに、レベルアップのバランスは異常で、普通にクリアした時点でそのままエメラルドウェポンを倒せました。流石にルビーウェポンはやりこみ必須でしたけど。
道中のエンカウントを逃げ通しでやっと他のRPGと同じぐらいのバランスになります。
それと、ミニゲーム充実というのはFFに限らない訳ではないのだけど、当時から猫も杓子もミニゲーム、ミニゲームという点が多かったのにはいささか、辟易とし、シリアスでハードなストーリーの本作にはそぐわなかった部分も決して小さくはなかったと思う。
純粋にゲームを楽しむ・・・という風潮が90年代後半から希薄となってゆき、本作もそういった影響から逃れられなかった印象もあったし、ミニゲームの充実が必ずしもゲーム全体を面白くするものではない事が後の作品などからも散見され、本作もそんな問題点を明記し、それが今もゲーム業界に大きな影を落としているのかも知れない。
COMMENT
FFシリーズの頂点に君臨する作品という評価がもっぱらですが、問題もある作品でもあります。
FFをシリーズ通してやっていない人には結構苦痛だったし、ミニゲーム的な部分での苦労がかなりあったと思います。
しかし、本作がFFシリーズの面白さを凝縮するものであるのには違いないし、本作のストーリーと世界観もFFならではのエンターテイメント性が溢れ、
ファンタジー一辺倒のドラクエには真似できないFF世界の柔軟性と、ゲーム性の高さがふんだんに出ているし、こういった作品ならではの良くも悪くもという工夫はプレイする度に感じるといえます。
本作の星や弱者を踏みつけて虐げている神羅や、星を破滅させようとするセフィロスとの戦いはIIやVI、Xのそれと似た展開となり、ゲームの世界に入り込ませている要因を創っています。
こういった感情移入出来るという点ではIIやXにはやや劣る面があるとはいえど、完成度としては一歩下がった視点でゲームをやる点が本作ならではといえます。
このFFVIIの敵役であるセフィロスはスクエニを代表し以後ひたすら美化され続けるカリスマ的悪役としてドラクエIIIの某大魔王と双璧を成しており共通点も多々あります
・それぞれ国民的名作RPGのトリを飾る
・悪役としての魅力と威厳、ルックス面も兼ね備えたカリスマ性
・RPGのボスとしては歴代最弱クラス(インターやリメイク版でそれぞれ体感的に多少強化されたもののそれでも弱過ぎの範疇)
あれ程、物語やムービーでこれでもかと凄みを効かせた魅力的な悪役であり、プレイヤーの手で「倒したい」と散々思わせる存在であり、最終決戦の台詞では盛り上がるものでしたが。いざ、勝負になるとビジュアルで見せた凄さが嘘の様に、、、
前座2戦は殆どノーダメージで瞬殺、ラスボス戦も回復しながら反撃だとちょこっと戦ったつもりが、呆気ない程の短い時間で終わってしまった。
既にちょこっと述べたがインターナショナルになってラスボスの大技の全体攻撃が演出ともに強化され、行動パターンの追加や見直しも入った。それでコレである。もちろんストーリー一直線でチョコボ育成などには手を出してもいない。
あたかもドラクエIIIの地下世界を支配する某大魔王が伝説の集大成としてあれ程威厳に満ちた姿で迎えておきながら、いざ戦ってみるとあまりの弱っちさに「だっせえぜ・・・・・・。」、「バ○モス以下だな」、「え、変身しないの」と多くのプレイヤーを拍子抜けさせたかの様に。
(ちなみにセフィロスと某大魔王のどっちが弱いかと聞かれれば前者と即答しますが。)
リメイクを抜きにするとラスボスの体感的な強さは
FF:13→2→4、5→3→1→10(ジェ○ト)→12→8、9→6→7→10-2
ドラクエ:1→2(→3(玉使用前))→6→5→7、8→4→3、9
となります。順当な到達レベルと必要なレベル上げ、与ダメージ被ダメージ、持っているスキル等を中心にサークル内の知人達と綿密に想定、計算し検討し合った結果です。
FF悪役の人気投票となれば7がトップ(13がワースト)になる筈なのにボスとしての実力となるとシリーズ最下位を争う(ドラクエ3も然り)。
こうしてみると(FFVIのケ○カやドラクエIVのピサ○にも言えますけど)全般的に人気悪役というのは強さに恵まれないものです。
逆に言えば、プレイヤーを苦しめた実績を全くアピールできないからこそ人気やカリスマ性にしか頼れないという穿った見方さえ出てきます。
最もFFVII全般に渡った難易度自体こんなもんだからこの程度の弱さが相応と言えなくはないでしょうが。
FFの不幸はある意味、このVIIからあったといっても良いでしょう。VIIの完成度があまりにも高すぎた、またはVIIが初めから完成されすぎていた為、後に続くシリーズの礎をきちんとした形で造る事は出来ず、新しいシステムの導入に失敗し、急速にFFならではの爽快感が消え失せてしまった為でした。
こうした本作の功罪は尚もシリーズにのしかかり、以後FFにおいて「これは・・・」と言わしめるものがXとせいぜいIXぐらいで後に続かずスクエア型RPGが破綻傾向にあるという面を考えると、本作は生まれながらにして十字架を背負ってしまった作品といえるのが悲しい限りだし、とても辛いものがあるといえます。
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-
ECHO NIGHT
GOOD!
FF7初プレイです。
[オリジナリティ]
ゲームの根本となっているマテリアのシステムが面白かった。穴(装備)とマテリアをどう選択して、どれを優先して育てるか等、自分で戦略を考える楽しみがあり良かったと思います。
[サウンド]
ボス戦など盛り上がるBGMが多数あり良かった。BGMの種類が豊富だったのも◎。
[熱中度]
やりこみ要素が非常に豊富でした。
エメラルド・ルビーウエポン戦は、何度もトライしながら戦略を色々と変えて挑む楽しみがあった。ミニゲーム(チョコボレース・スノボ等)も良く作りこまれていて、どれも楽しかったです。どちらもクリア後に楽しみましたが、長時間遊べました。
[快適さ]
メモリースティックにダウンロードして遊ぶのでゲーム中は総じて快適でした。
BAD/REQUEST
[グラフィックス]
フィールドでどこが進めるのか見づらい部分があった。
戦闘中のグラフィックは今としてみればさすがにやや荒いと感じる。
[キャラクター]
キャラクターの個性としては良かったですが、戦闘においてはリミット技、前列・後列向きの差程度しか感じませんでした。使えないキャラが少ないという事かもしれませんが、少し残念に感じました。
[その他]
しょうがない事かもしれませんが、さすがにこれだけの容量をダウンロードするのには時間が掛かりました。
COMMENT
1500ポイントとやや高価でしたが、大変満足してます。
初プレイというのもあったかもしれませんが、クリア後も含めて80時間以上楽しめました。
本作を未プレイの人程オススメしたいです。