銃声とダイヤモンドレビュー(評価)

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銃声とダイヤモンドレビュー

発売元	ソニー・コンピュータエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2009/06/18
価格	4,980円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：交渉アドベンチャーノベル ■ プレイ人数：1人 ■ ダウンロード版：3,800円

スコアボード

中央値: 81
難易度: 2.74
レビュー数: 31

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

30-39

6.5%

40-49

9.7%

50-59

9.7%

60-69

22.6%

70-79

32.3%

80-89

19.4%

90-100

【60点以上】
83.9%
【標準偏差】
13.78

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　448人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	3pt	5pt	5pt	4pt	2pt

総合点
89pt

GOOD!

・アドベンチャーゲームでは背景の前にキャラクターの絵を上書きして表示するのが一般的ですが、本作ではキャラクターは背景に溶け込むように配置されて、映画やドラマの一場面を切り取ったような構図になっています。臨場感があって非常に好印象です。
・セリフはキャラクターのそばに表示される（テキストボックスが固定されていない）ので、いちいち発言者の名前を確認する必要がありません。また複数の人物が同時に発言する時はテキストボックスも同時に流れるため、これも臨場感を高めています。
・プレイヤーの選択が求められるのは交渉時だけで、ストーリーはページを送るだけで進行します。複雑な分岐やゲームオーバーに煩わされることなくストーリーに集中できます。
・交渉の前にはプロファイリングが行われ、成功すると交渉中に「良影響を与える発言」と「悪影響を与える発言」がわかるようになります。もちろん全ての発言について良悪がわかるようになるわけではありませんが、まったく手探りで正解を探すという状況にはなりにくいです。
・主人公がかっこいいです。顔ももちろんですが、熱すぎず冷たすぎずの性格で人命尊重の精神も共感できます。

BAD/REQUEST

・ストーリーのおもしろさはともかくとして、ゲームとしてのおもしろさは一番最初のエピソード0に集約されています。以降の交渉は目的に至る手段が不明確でプレイヤーが推理する余地がない＝推理は主人公任せになりがちなため、相手を説得する快感が得られにくいです。ストーリーに魅力を感じない場合は続けるのが苦痛かもしれません。
・音楽はほとんど印象に残りません。交渉時のBGMは別格に印象的でストーリー中でも効果的に使われていますが、それ以外はBGMなんて流れてたっけ？という感じです。
・プロファイリングがあるときは良いのですが、無いときはやっぱり手探り、総当たりになります。特に後半は難易度が高いので、一度もゲームオーバーにならずにゲームをクリアするのはおそらく不可能だと思います。

COMMENT

すごくおもしろいです。
上記の通り分岐がない（交渉時除く）のでアドベンチャーゲームというよりはビジュアルノベルといった方が正しいかもしれませんが、ゲーム的なおもしろさがおろそかにされているわけではありません。むしろ右に進むか左に進むかでストーリーが分岐してエンディングが100個用意されているようなゲームよりよほどゲーム性が高いです。
文章の質が高く、所詮ゲームと馬鹿にできるような作品ではありません。交渉がやっかいですが、普段ゲームをしない人にも遊んでもらいたいと思いました。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
fruitloopさん [2009/07/20 掲載]

このレビューはオススメ？　

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　419人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	5pt	5pt	5pt	4pt	4pt

総合点
91pt

GOOD!

■はじめは違和感があるようなグラフィックで敬遠される方もいると思いますが、だんだん慣れてきて雰囲気にあった絵だと感じられるようになります。
■サウンドはバイオリンがきれいな音色で落ち着いて交渉を行う雰囲気にあっているなと思います。特に公式サイトで流れている曲はボスやクライマックスで流れている曲で気分を盛り上げてくれます。
■ストーリーはとてもよく練られています。エピソードは6つありすべてがつながっています。以外な展開や人質を助ける作戦など考えられているなと思います。
交渉前に行われるプロファイリングで交渉相手の情報を調べて交渉に臨みます。交渉をどう進めればクリアできるか検討がつかない人への救済になっています。
相手によって強気で接したり、ごまかしたりしたほうがいいという違いが見られるのでそれを交渉するうちに察していきどうするべきかをリアルタイムに進む交渉に生かしていくというが楽しいです。
エピソードごとにハッピーエンドのクライマックスとそれとは展開が変わるアナザークライマックスがあり、2つのストーリーが楽しめます。
■アドベンチャーとしてボリュームはあるほうで満足できると思います。しかし、先が気になり、どんどん進めてしまうのですぐ終わってしまうかもしれません。

BAD/REQUEST

■エピソード6は正確に言えば交渉ではないかなと思います。ですが、面白いので問題ありません。
■グラフィックはなれますが、もうちょっとかえたほうが受けがいいかなと思います。
■体験版は面白くなくて面倒な感じがしました。これでは逆に買う人を減らしてしまうのではないでしょうか、自分も体験版をやって買うのをやめようかと思いました。
■エピソード4あたりから難しくなっていきます。バッドエンドを出しまくります。

COMMENT

ダウンロード版を買いました。とにかくおすすめです。交渉が大嫌いなんて人以外は楽しめると思います。グラフィックは違和感があるという人もそれでやらないというのはもったいないですよ。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
クロさん [2009/07/11 掲載]

このレビューはオススメ？　

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　429人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	5pt	5pt	5pt	3pt	3pt

総合点
87pt

GOOD!

「オリジナリティー」
選択肢を選ばないのが正解、といったシステムは目新しいとはいえないものの、うまくシステムに取り込めており、単純なアドベンチャーとは一線を画しています。

「グラフィックス」
ムービーはなく、3Dモデルをキャプチャした一枚絵のみで進行します。
ただし、枚数はかなり多く表情も豊かで不満や違和感は感じることはありませんでした。

「サウンド」
渋めの曲中心に緊張感を盛り上げてくれます。
刑事ものにマッチしているとはえ、野暮ったくもなくかなり洗練された印象です。

「熱中度」
とにかく続きが読みたくて仕方がない。鬼塚さんが次にどんな皮肉を言うか、神埼がどんな反応をするのか。キャラクターの魅力にぐいぐい引っ張られる。
4章の終わりまではノンストップで読ませる魅力がある。

「満足感」
ゼロ課メンバーを始め、脇役も敵方も素晴らしい魅力がある。
シナリオより魅力にあふれたキャラクターに出会うことに期待して小説やノベルゲームをプレイする人は間違いなく満足できるはず。

BAD/REQUEST

シーン選択が可能になるとはいえ、5章以降に進むために1?4章をやりなおすのはかなり興がそがれる。選択がかなり難しい章もあり、挫折する人がいてもおかしくない。プロファイリングの選択に成功するとヒントが増えるのはいいが、逆にいまいち理解し切れていない人からさらにヒントを奪うことになってしまっている。
一定回数交渉に失敗したらヒントが増えるなどの救済策があってもいいのでは。

また5章以降はガラリと方向性が変わってしまうため、評価が分かれるところだと思う。
キッチリと「交渉」で片をつける展開があってもよかったのではないか。

体験版が体験版として機能していないのも惜しい。
本編プレイ後に遊ぶと楽しいのは間違いないが、買おうか迷っているひとにプレイさせる内容ではない。今からでも遅くない、プロローグを丸々体験できるようにしてはどうか。

COMMENT

一つ前にリリースされた「遠隔捜査」がいまいちだったため、避けている人がいるのではないかと思うが、個人的には「遠隔捜査」に期待していて及ばなかった部分が解消されていました。

硬そうな雰囲気ですが、随所にユーモアにあふれていて真剣な交渉中にも思わず吹き出すこともしばしば。
思わず友達に勧めたくなってしまうためUMD版がお勧めです。(体験版が参考にならないのが本当に惜しまれる！)

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
鯨島さん [2009/07/08 掲載]

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