PixelJunk モンスターズ デラックス レビュー
スコアボード
- 中央値
- 85
- 難易度
- 3.33
- レビュー数
- 3
ユーザーレビュー
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607人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt |
85pt
GOOD!
・『CRYSTAL DEFENDERS』やPCアプリなどで知られる「タワーディフェンス」と呼ばれるジャンルのゲームです。しかしそれらに比べると遥かにおもしろい要素を具えています。例えば『CRYSTAL DEFENDERS』は一度配置が終われば後は見ているだけですが、このゲームはWAVE(モンスターの集団が来ること)が迫っている間もタワーを作りかえることができ、常に緊張感があります。このジャンルのゲームで、思考だけでなくリアルタイムな対処も必要とするものは珍しいですね。
・このゲームの特徴の一つは、自分が失敗したときどこが悪いのか分かりやすいということです。だから失敗をしても試行錯誤をしながらクリアを目指すことが出来る、だから熱中できる、ということですね。
・ダウンロードソフトとは思えないほどのボリュームです。ステージ数は40以上ありますし、メダルチャレンジという条件付きのステージもあります。さらにランダム生成のステージまであります。タワーの種類もたくさんあります。
・グラフィックはやさしい雰囲気でとても見やすいです。
・音楽は非常に独特で、Otographさんのセンスが光っています。サントラをiTunseで配信してくれたらうれしいです。
・インフラストラクチャーに対応しています。オンラインはとても快適で、ほとんどラグはありません。また二人でプレイすると、また違った楽しみがあります。ティキ文字も想像以上に意思を伝えることが可能です。
・ロードは短めで、システム回りも快適です。
・難易度を変更できます。
BAD/REQUEST
・難易度はかなり高いです。イージーなら適当にプレイしてもクリアできますが、ハードはクリアできる気がしません…。メダルチャレンジもかなり歯ごたえがあります。
・キャラクターデザインはちょっと…。私は好きですけどね。
・オンラインでルーム内のチャットで漢字が使えると良かったです。またオンライン上でか海外の人も多くいらっしゃるので、ある程度英語がわからないとつらいかもしれません。アメリカや韓国、ドイツ、ロシア、ポルトガルなど様々な国の人がいます。
COMMENT
PSP-2000使用です。PSP版で初めてプレイしました。
私が今までプレイしたPSPのダウンロードソフトの中で最も素晴らしいゲームでした。非常にゲーム性に富んでおり、圧倒的なボリュームと熱中度、さらに独特のビジュアルや音楽など、2000円とは思えない完成度です。ぜひ他のPixelJunkシリーズもPSPに移植して欲しいですね。Q-gamesさん、よろしくお願いします!
万人向けというわけではありませんが、非常に優れたゲームなのでぜひ買うことをおすすめします。一人でも多くの人にプレイして欲しいですね。まずは体験版をプレイしてみるといいと思います。
※現在は値下げされ、PlayStation Storeで1000円で配信されています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
78pt
GOOD!
体験版でも3ステージをプレイ可能ですので、購入後失敗した、ということはありえません。
■オリジナリティ■
ディフェンス系のゲームはPSPでもありますが、残念ながら他ソフトをプレイしたことはないので、比較は他の方にお任せします。
逆にいえばこのようなジャンルはあまりメジャーではない、ということで、そこに目をつけて素晴らしいゲームを制作したことがオリジナリティ、かも?
PS3版のPixelJunk Monsters(未プレイです)からステージ数、敵の種類、タワーの種類が増えていて、オンラインモードも新たなものらしいので、単なる移植ではない点も評価できると思います。
■グラフィック■
リアルな3Dか、演出が派手か、という観点で見るなら、あまり評価されないかもしれません。
しかし、ゲーム性から考慮すれば、相当評価されるはずです。
このゲームでは、画面内に
・大量に出てくるさまざまな敵(しかも各々に体力ゲージがついている)
・攻撃をしかける数々のタワー(種類によってエフェクトが異なる)
がせわしなく動いている様が表示されます。
どこで、なにが起きているのか、パッと見ただけでわからなければ、純粋にゲームを楽しむどころではなくなってしまいます。
PJ Monsters Dでは、背景・敵・敵の体力・タワーなどが一発で判別でき、かつ画面がゴチャゴチャにならないようなグラフィックになっています。
2Dだけれど、非常に細かく描写されています。
キャラの動きもとてもなめらかなので、キレイです。
グラフィックの系統としては、PSで発売されたラブデリックのRPG「moon」に近いです(……と言って、わかっていただけたらいいのですが)
■サウンド■
このゲーム最大の特徴、ともいえるくらいに、サウンドが素晴らしいです。
ゲームミュージックとしてみても、曲単体としてみても、文句のない出来です。
すべてのBGMとSEが「Otograph」というアーティストによって創作されています。
それだけでもこだわりぶりが伺えますが、ぜひ、ヘッドフォンで、「低音を大きくして」聞いてみてください。
「タワーを建てて、迫りくるエネミーたちからチビを守る」という説明を聞けば、だいたいの方は緊迫感のある曲が流れると考えるのではないでしょうか。
しかし、実際は、電子音(フリーのMIDI音源のような音色ではなく、非常に洗練された音選択です)によるファンタジックな、癒し系の曲ばかりが流れます。
一見、ゲームと音楽が合っていないように感じるかもしれませんが、しかしこのようなサウンドだからこそ、このゲームはより熱中できるのです。
このゲームでは、頭を使いますし、集中力も問われます。
また、プレイヤーは画面内を結構走りまわることになります。
慌ててタワーを建てることもあります。
守り切れず、チビがつれていかれることもあります。
そんな時、もしそれを煽るような音楽が流れていたら?
イライラがつのりますよね。
しかし、癒し系のBGMのおかげで、ゲームオーバーになってもあまりイライラしません。
「次、がんばろう!」と思えます。
特に、繰り返しプレイすることが要求されるこのゲームにおいて、このことは大きいのではないいでしょうか。
BGMによって、ゲームのバランスをとっている、という面もあるかと思います。
もちろん、ボスの時にはしっかり曲も盛り上がりを見せますよ。
良いゲームミュージックとは何か?
「1回聞いただけでメロディがすぐ覚えられるもの」という方も多いかもしれません。
確かに、そのような曲は耳に残りますし、聞けばすぐに「あのゲームだ!」と連想させる力があります。
しかし、何回も、ずっと、繰り返し聞くと、短時間で飽きてしまうかもしれません。
その点、このPJ Monsters Dでは、「聞けば聞くほどのめりこむ音楽」が使用されています。
先ほど、ゲームの緊迫感を打ち消すBGMだと書きましたが、やわらかなタッチの画面とよく合っている曲ばかりです。
そして今度はBGMに集中してみると、絶妙な音選択やリズム、進行に、思わず聞き入ってしまうほど、細やかに作曲されていることに気づいてしまうのです。
かなり癒されます。
音楽に詳しい方ほど、このゲームのサウンドにドップリはまってしまうでしょう。
CD一枚買うのと大差ない値段ですから、サウンド目当てに買うのもあり、ですよ!
■熱中度■
かなりはまります!
就寝前に1回だけ、と思いプレイし始めると、気がつけば明け方……なんてことも。
20人(?)のチビたちの内、1人でも残っていればクリアなのですが、ついついパーフェクトを目指して何度もやりたくなります。
さらに、ハイスコアを狙いはじめると、タワーの選択、置くタイミング、位置取り、強化の有無など、戦略性は果てしなく広く、のめりこんでしまいます。
同じステージを何度遊んでも、その都度新しい戦略を発見したり、またステージ数も多いので、すぐ飽きる、ということはありません。
■快適さ■
ダウンロードのゲームなので、読み込みの間などは一切ありません。
1ステージあたりの時間は恐らく20分弱だと思うので、戦略を練る楽しみ方だけでなく、通勤・通学の合間にちょこっとやるのにも適しています。
難易度の観点からみた快適さ、では、難易度選択ができるので、それなりに自分に合わせることができます。
それでも、Hardの面をクリアするのはなかなか難しいですが。
BAD/REQUEST
■ダウンロード専用ゲーム■
ネット環境にない人(もしくは、ダウンロードに抵抗のある人)にはなかなかプレイしてもらえない、という点は非常に惜しいです。
私自身、「ネットで買い物をする」ことに抵抗があるので、今回の購入にはかなり悩みました。
PixelJunkシリーズはダウンロード展開、という特徴を持っていますが、それでも、多くの方にプレイしてもらえるようにしてもらいたいです。
また、他のPixelJunkシリーズと比較して、2000円と価格が高いのも、このゲームがあまり注目されない理由だと考えられます。
中身はボリュームたっぷりで、いい買い物をしたな、と思えるのですが。
ティキアイランドだけなら800円で買える、追加でトキアイランドは600円など、分割販売にも対応すれば、敷居はより低くなるのではないでしょうか。
■デザイン■
私は特に気にならなかったですが、キャラクターデザインは万人向けではありません。
プレイヤー代わりとなるティキマンやクリのように「キモカワイイ」キャラもいれば、クモのように、ちょびっとリアルなキャラもいます。
変に媚びるよりはいいだろう、とも思いますが。
COMMENT
PSP-2000使用。
2Pプレイやオンラインプレイはやったことがありません。
1Pプレイの段階でのレビューであることをご了承ください。
注意点ですが、
「敵をバンバンやっつけてやる!」
だとか、
「ド派手に暴れ回りたい!」
という嗜好の方には合わないかもしれません。
トランプで3段タワー作るのが楽しいと思える人にこそオススメです(笑)
ご参考までに、私のゲーム嗜好は、
・アクションゲームはあまり好きではない
・RPGは育成それなりに頑張る(でも例えばFF7でマスターマテリア揃えるくらい)
・音ゲーが結構好き(特にテクニクティクス)
・パズルゲームもそれなりに好き(特にOtostaz)
ゲームは好きだけれど、コアなゲーマーではありません。
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- 2014/06/26
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BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
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Enkeltbillet
- 2014/09/25
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金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦α
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
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ナムコミュージアムVOL.4
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ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
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沙羅曼蛇 ポータブル
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三國志IX with パワーアップキット
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輸入版:Test Drive Unlimited
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
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スーパーロボット大戦F 完結編
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戦国無双3 Z Special
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
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ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
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沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
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輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
・知的快感+爽快感=満足感
期待を込めて建てたタワーが敵を撃退してくれた時、突破されてしまった時、適当に建てたタワーが意外な助け方をしてくれた時…リアルタイムに動くステージの中、攻防をめぐる高揚がプレイを飽きさせない。
また、ゾロゾロと列をなして迫る敵に大砲タワーの弾が着弾、木端みじんにしたりとか、空を飛ぶ敵に対空砲火をバリバリと浴びせたりするととてもスッキリする。
・高品質のBGM、効果音
どう表現していいか分からないのだが、Otographの送るBGMがとても耳に心地良い。どういう訳なのか聴けば聴くほどクセになる。効果音に関しても妥協は感じられず、打てば響くといった感じで、細かいこだわりが嬉しくなる。お気に入りは敵がやられた時のわめき(?)声。『み``ゃー!』
・ノンストレスのプレイ環境
ロード時間はステージ開始前やリトライ時に「…2秒あるか?」くらいで、一切気にしなくても大丈夫。オートセーブの本作であるが、一体いつセーブしてるか分からず不安になるくらい。操作性も不都合は感じられず。
・温かい絵柄
童話的なグラフィックは目に優しく、センスを感じさせながらも心休まる不思議な魅力をたたえている。味方も敵もステージも可愛らしく、またどこかアーティスティックである。また、そういう世界観にそぐわずレーザー兵器なんかが建てられるギャップもまた、笑えて良い。
・豊富なやり込み要素、おまけ
ステージ数もそこそこに、お題に挑戦するメダルチャレンジ、各ステージパーフェクト狙い(しかも難易度別)、高難易度挑戦…などなど、たっぷりプレイできる環境が整っている。また、何をどこに配置するかなどある程度自由がきくので、新たな戦略やユーザーごとに違うプレイを楽しめるだろう。
BAD/REQUEST
・スコアの謎
各ステージには順位によるハイスコアが記録されるのであるが、そのスコアをどう算出しているのかがいまいち明確でない点。こう算出してるのだろうなという予想はつくが、スコアアタックが好きな人もいるので、そういった希望に対応できる詳細なリザルト画面などあれば更に良かったと感じた。
・説明書がちょっと
シンプルながらも分かりやすく書いてあるのだが、一部の特殊な敵に対する弱点の記述がないので、初見は戸惑う。あえてユーザーに色々なプレイを試させるために、狙って書かなかったのだろうか?
・難しくなく、優しすぎず
いちばん低い難易度は「誰でも何をしててもクリアできるよ!」というほどの易しさであるべきと考えるなら、この作品に限ってはちょっと違うと考えた方がいいだろう。パーの私がプレイできているくらいなので、難しすぎということは決してないはずだが、難易度最低でも「まぁそこそこ」くらいはあるのである。言い方を変えてみると、このゲームにおける最低難易度は「誰にとっても絶妙」なのである。ここら辺は、とても面白い作品なのでぜひプレイして確かめてみてほしい。製作者も、かなり気を遣って調整しているという雰囲気が伺えると思う。
・ストーリーなし
期待する人もいなさそうな気がするので減点はしていないが、ストーリーというものは存在しない。ただ迫り来る敵からチビと呼ばれる対象(子供?)を守るだけである。
ただこの説明しない感と絵本的なグラフィックが功を奏し、場面場面でプレイヤーの胸の中にストーリーが描かれる余地のようなものはあると思う。分かりづらく申し訳ないが、「この谷を死守すればチビ達は守りきれるはず…」のような。
・リクエスト
この敵を何匹やっつけたとか、どのタワーがを何発弾を撃ったとか、そういう細かいプレイ記録のようなものが欲しい。そんなのいらないという人もいるだろうが、個人的にそういうちまちましたデータを見るのが好きなので、次回作への要望として書かせていただいた。
COMMENT
TD(タワーディフェンス)系と呼ばれる、「守り人」を配置して迫る敵に対処するゲーム。
優れたゲームをプレイした時、「あ、これはただ事じゃないな」と触った瞬間に感じられたことはないだろうか。私はこのソフトでそれを感じてしまった。ただ単に私の個性にピッタリはまっただけだと言われればそれまでかもしれないが…
ゲームの面白味、環境から受ける印象、可愛らしく丁寧なグラフィック、よく練られた絶妙な難易度、やり込み要素と、とにかく全体的な品質度が高く、製作者の思っていたゲームが思い通りに出来上がったような印象を受ける作品だった。
実はプレイ前は、なんだか頭使いそうだなぁとか、小難しそうな印象を受けなくもなかったのだが、プレイしてみれば一瞬でゲームデザインが理解できる仕組みになっていて、実はとてもとっつきやすい作品である。
体験版も配信されているので、ぜひ一度プレイしてみてほしい。
サウンドトラックも発売されているらしい。買ってしまおうかな…