戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校レビュー(評価)

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戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校レビュー

発売元	セガ（オフィシャルサイト）
発売日	2010/01/21
価格	6,090円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：アクティブ・シミュレーションRPG ■ プレイ人数：1人（アドホック通信プレイ時：2人?4人） ■ ダウンロード版：5,040円

スコアボード

中央値: 75
難易度: 2.05
レビュー数: 39

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

7.7%

30-39

5.1%

40-49

12.8%

50-59

17.9%

60-69

25.6%

70-79

30.8%

80-89

90-100

【60点以上】
74.4%
【標準偏差】
14.95

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　418人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	3pt	3pt	4pt	2pt	2pt

総合点
65pt

GOOD!

前作を引き継いだ独特の戦闘シーンが相変わらず面白い
ちょっとだけアクションというのは敷居が高くならない程度の香辛料のような感じで楽しい
前作で強すぎた偵察兵は補正され、移動特化ユニットになったのも○

いい感じでリアリティを削っていること
あえてリアリティにこだわらずゲーム性を上げているのが良いと思う

BAD/REQUEST

ストーリーが陳腐で幼稚過ぎる
軽薄で幼稚な主人公とその仲間が繰り広げる無謀な行動、無謀な作戦
スタッフが感動ものとして描いているであろうストーリーに片っ端から白けてしまった

前作も戦術一つ一つの作戦は無謀であり得なかったけれども、その辺はゲームとして
ファンタジーとして受け入れられたのだが、今作は戦術以外のところの一連の行動の
一切が幼稚で見てて恥ずかしい気持ちになってくる
初見の台詞やムービーを飛ばしたいなんて衝動にかられたのはかなり珍しい

PSPが生かされていなくマイナスしか感じない

狭いマップ、繰り返しのマップは容量の問題で仕方ないとはいっても、
だったら何故PSPだったの？という単純な疑問を覚える

マップはまだ仕方ないとは思えても、各ミッションの内容まで繰り返しである必要は
なかったのではないか？

「マップの種類」×「ミッションの種類」みたいな感じでミッション数が毎月同じような
内容で繰り返されるため、「またかよ！」って気持ちになってしまった

単位、素材、鹵獲さまざまなものを集めていくやり込み要素が満載といえば聞こえがよいが、
結局は、個々のミッションのボリュームの無さ、バリエーションの無さを繰り返しプレーで
補わせているだけに思える

COMMENT

個人的にこのゲームにリアリティは求めていないので、リアリティがないことは
マイナス材料にはなってないんだけど、根本的なストーリーの陳腐さに泣けた
最近、ストーリー軽視で勝手にプレーヤーが楽しむタイプのゲームが増えてきている
ような感じを受ける

それでも結構遊べるのはこの戦闘システムが秀逸と感じている証拠
やったことない人には一度は遊んで欲しいとの思いはあります
(PS3があるなら個人的には1をお勧めしたいけど)

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
ミシャクさん [2010/05/01 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　479人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	3pt	1pt	1pt	2pt	2pt

総合点
37pt

GOOD!

PS3版の1をプレイしています。
1からの比較をしつつ評価します。
【長所】
　(1)シュミレーションシステム
　　　1からの流れを汲んでおり、秀逸でした。
　　　頭を使って駒を動かす将棋的な部分と、実際に各キャラクターを操作して
　　　戦闘を行うアクションパートの比率が絶妙でした。
　　　同じことに繰り返しであっても、楽しく感じられます。
　(2)前作に関れたキャラが出演している
　　　1をプレイした方なら、思わずニヤリとするようなキャラが出演しています。

BAD/REQUEST

期待が強すぎたのか、今回は”つまらない”と強く感じました。
私は、途中で投げ出してしまいました。
理由は、以下の点ではないでしょうか。
【短所】
　(1)ストーリー
　　　あってないようなものです。
　　　メインストーリーがしっかりしていないのに、枝葉ばかりが多い印象でした。
　　　よって、これは何が目的なのか分からなくなってきます。
　　　1のように何故戦闘が必要になるのか、戦闘の結果ストーリーが
　　　どう変化するのか、それは明確ではありませんでした。
　　　ストーリーを進めるために無駄にミッションに挑むため、飽きが早かったです。
　(2)育成システム
　　　育成システムを進化させ、上級職を増やしたのは良いと思います。
　　　ただし、戦闘を繰り返して、単位を取得しないと上級職にクラスチェンジ
　　　出来ません。
　　　それも、個人個人で単位を取得する必要があります。
　　　私の場合、使うキャラクターを絞ったのですが、それでもクラスチェンジ
　　　するのに多大な労力を要しました。
　　　はっきり言って、途中で飽きました。
　　　レベルUPは各職種共通なのに、何故にクラスチェンジのみ
　　　個人単位にしたのでしょうか？
　　　前作同様に、クラスチェンジも職種共通で良かったと思います。
　(3)ストーリー進行方法
　　　携帯機種の限界なのでしょうか。
　　　前回のようにフルボイスを期待していたので、笑い声や歓声のみというのには
　　　ガッカリしました。
　　　感情移入し難いです。
　　　また、色んなフロアを自分で回るのも疲れます。
　　　ミッション受け→戦闘→部屋に戻る→就寝(セーブ)が強制なのも、
　　　テンポが悪くなります。

COMMENT

途中で投げ出したゲームなので、最後までプレイされた方とは異なる評価だとは
思います。
私としては、前作以下のゲームになり下がったと思っています。
ストーリー、キャラクター、システム等の全てが、レベルダウンした印象です。
PS3をお持ちならば、敢えてPSPでプレイする必要はなく、PS3盤の1を
お勧めしたいです。
機種変更によるスペックダウンが大きくマイナスに作用したと言える作品でした。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(未クリア)
だいすけんさん(レビュアー情報) [2010/05/01 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　427人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	4pt	3pt	5pt	4pt	4pt	3pt

総合点
85pt

GOOD!

前作PS3版は未プレイのため、2からプレイした視点でのレビューになります。

ストーリーは2から始めてもある程度必要な内容は説明されるので
問題はありませんが、逆に前作エンディング後の話であるので、
「前作ヒロインや出生の謎」「ガリア大公の秘密」などのおそらく前作で
話の鍵となるような内容も分かってしまうので、そういうネタバレを
避けたい方は前作を先にプレイすることをオススメします。

パスワードを入力してシークレットを開放すれば、前作がキャラクターなども
使用できるのがファンにはうれしいのではないでしょうか。

サクラ大戦を手がけた会社が制作に関わっているそうですが、
その経験がうまく活かされてるように思えます。

【オリジナリティ／熱中度】
　昔セガが出した「シャイングフォース」というシミュレーションゲームが
当時斬新でしたが、当時のことを思い出し結構熱中してプレイしました。
　システムや設定などの詳しい内容は公式HPなどで見てもらうとして、
とにかく戦闘システムが今まであまりなかったタイプのシミュレーションで、
よく考えられていて熱中度は高いです。
　PS3版未プレイのため比較などはできませんが実際にプレイして
良かった点をあげると以下のようになります。

・単にユニットを駒として動かす旧来のシミュレーションゲームではなく、
　「指揮官と一兵卒との2つの視点で楽しめる」システムになっている。

・戦車などの重兵器同士でドンパチするのではなく、
　部隊に配備される1機の戦車をうまく活用し、歩兵ユニットでの白兵戦を
　メインに敵を撃破してくスタイルの戦闘である。

・ユニットごとのクラス（職業）の特性もしっかりしており
　いらないクラスがなく各ユニットごとに活躍の場がある。

・シナリオは作中の1年の期間を舞台にしており、
　 1月?12月の各月がちょうどアニメの1話のようになっており
　クリアすると全12話のアニメを見た感覚になる。

・1面あたり約30分から長くても1時間程度で終わるので
　携帯ゲーム機用としてはちょうど良い。

BAD/REQUEST

内容が「仕官学校の候補生たちの青春グラフティ」と言った感じなので、
学園パートでは少々能天気な会話が繰り広げられることが多く、
またGoodでふれたましたが、どちらかと言うと歩兵ユニットがメインの戦闘
なので戦車など重兵器同士のドンパチを期待する方、ハードなミリタリー系を
望む方には正直オススメしません。

素材を集めて開発した兵器よりも鹵獲して手にいれた兵器の方が強い。

今回のシナリオは「ガリア内での民族紛争」で小国内での内紛を描いたものなので
正直ストーリーの規模は小さく、前作のような
「外部の大帝国から侵略を防ぐ」という内容に比べると少々見劣りするかも
しれません。

　個人的な感想としては、他の方も書かれている通りヴァルキュリアの存在と
ゲームの世界観とのズレに正直違和感を感じます。
伝説の存在とされている設定を差し引いてもヴァルキュリア人の力が
万能すぎて「はたしてこのゲームに登場させる必要があったんだろうか？」
と疑問に思ってしまいます。