東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚 レビュー
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ソート(デフォルト:ALL)
416人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
73pt
GOOD!
なんといっても和の雰囲気と個性的なキャラクターたち。
オカマ、変態、熱血暴走男、セクシー女教師などなど。
ベタすぎて逆に新鮮なキャラクターたちとの「感情入力システム」による交流が楽しくてしょうがなかったです。
めっちゃくちゃ濃ゆ?い面子が、濃ゆ?いセリフを連発するんですが、セリフ回しが上手いというか、なんというか。
上手く説明できませんが、キャラクターたちに本当に自然に感情移入できるんです。
最近のゲームにありがちな、ライターの自己陶酔が前面に出たようなテキストじゃなく、不自然な日本語も無いので、非常に気持ちよくプレイできました。
個人的な話になりますが、最近やったゲームがことごとく電波なシナリオで不快なものばっかりだったので、久々に落ち着いてゲームに没入できたことだけでも、非常に満足度は高いです。
さすがアトラス。
ますますこの会社が好きになりました。
とはいってもシナリオ自体は、ありがちな話。
ここに期待しすぎると、がっくり来ちゃうかもしれません。
とにかく、この個性的なキャラクターたちを好きになれるかどうかでしょうね。
BGMは特別耳に残るものはありませんでしたが、和の雰囲気は個人的に好きです。
ADVパートのグラフィックに関しては、非常に綺麗だと思います。
ダンジョンパートについても、十分なグラフィックです。
技術的にどうこうではなく、全体のグラフィックを通して、統一感があり、クリエイターの方のこだわりが感じられる出来だと思います。
BAD/REQUEST
肝心のダンジョンパートが微妙です。
もっさりです。
敵の動きにも製作者のこだわりが感じられるのですが、完全に裏目に出てます。
敵一体一体が、「シャリーン…(間)…シャリーン…(間)…シャリーン…(間)…」って感じで動きます。
んでもって、ようやく移動が終わったかと思うと、「よいしょー!!…(間)…よいしょー!!…(間)…よいしょー!!…(間)…」ってまったりと攻撃してきます。
さらに、こちらが攻撃するとき、射撃で弱点を狙えば高ダメージを与えられるのですが、ここで非常に繊細なターゲッティングを求められます。
コンマ何ミリでの正確さが要求されます。
これによって戦闘のテンポはさらに悪化…
(射撃を使わない戦い方も出来ますよ念のため)
この辺は、公式サイトの動画で戦闘シーンを見られるはずなので、気になる方はチェックしてみてください。
アイテム数は結構多いのですが、消費アイテムが主なので、収集欲も沸かず……
キャラクターの成長要素もイマイチ…
クエストも作業になりがち…
とにかくシナリオをすすめる以外に、ダンジョン探索の動機がほぼ無いんです。
メガテンでいう悪魔合体のような、なにかやり込めるシステムがひとつでもあれば、ダンジョンの楽しみ方も少し違ったものになってたかもしれません。
私は、正直ダンジョンパートがどうしても好きになれず、2回放置しました。
で、再開すると「ま、落ち着いてやればこれもなかなか面白い」と思えるんですが、すぐうんざりします。
最後は、意地でクリアしました。
COMMENT
要のダンジョンパートがまったく好きになれなかったのに、このゲーム自体は大好きです。
ここ数年の中でも、かなり上位に入ります。
とにかくゲームの雰囲気とキャラクターが魅力的。
続編はもちろん、川嵜暁さんシナリオのゲームがまた出るのなら、ぜひやってみたいです。
というか個人的に、最近はどうもアトラス以外のRPGには手が出せなくなってきました。
アトラスのRPGには、他の日本のゲームにありがちな、シナリオのなんともいえないむずがゆさが無いです。
今後もぜひ、大人も楽しめるRPGを作り続けていってください。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
76pt
GOOD!
東京魔人学園伝奇シリーズに代表される感情入力システムを採用したアトラス二作目のADV+RPGだが九龍妖魔学園紀の続編ではない。しかし、いわばこれらの作品の心臓部であり、ゲームとプレイヤーの一体感を強固にするこのシステムの力は、今作品でも十分に発揮されていたと私は思う。私がJRPGの良心とも思っている物語性とそこへの没入感は、このごろお目にかかる他のゲームでは感じられなかった満足感を私にもたらしてくれた。
オリジナリティーという点では先発の作品を知っている方々には新しさを感じられないかもしれないけれど、それを差し置いても十分に遊べるゲームだと思った。
グラフィックはPSとPS2の中間といった感じだろうか。ダンジョンのギミックなどにポリゴンを駆使しているが荒さは気にならない。初めて見る人にはこのゲームのデザインに少し戸惑いを覚えるかもしれないが、やはりその良し悪しも作品への没入感が鍵となると思う。当たり前ではあるが、初めから苦手意識をもたれているとゲームが楽しく感じられなくなってしまうことだろう。私はそれほど強い先入観を持たずにゲームを始めることができたので、プレイヤー兼キャストとして物語を進めて行くうち、初めは癖のあったキャラクターにも強い愛着が湧いてくるようになった。
サウンドに関しては、アトラスの主要クリエーターである土屋氏らが担当となっている。優れているとまではいえなくとも物語に自然と寄り添う親しみやすい曲になっていると思う。発売前少々話題になった今作のオープニング兼テーマ曲も、何度か聞いているうちに耳に馴染んでくる。例えば母親の子守唄が仮に特徴的でさらに個性的なものであったとしても次第に愛着が湧いてくるといった感じだろう――といったら言い過ぎか。しかし物語の要所で少しアレンジの加わったBGMとして流れてきた時は虚言などでなく本心から感動した。
BAD/REQUEST
シナリオに関しては自分の嗜好からも少し厳しくなってしまうかもしれないが、客観的にプレイした状況で考察すれば、物語の設定や展開にやや強引なところが見受けられるところがなくもなかった。特にノンフィクション的な部分をもう少し自然に取り込めていれば、と思う部分もあったが、発売当時前後の他のゲームと比較するならシナリオを良い点としてあげてもよかったと思う。
そしてPSP自体の制約かPS2の九龍妖魔学園紀に比べてゲーム内の小品的なものが控えめでヴォリュームが小さく感じられる部分があった。まあ、自分の欲求に反比例して小さく見えているだけなのかもしれないが。
COMMENT
熱中度や満足感に関しては、どれだけこの作品に入り込めるかであって、人それぞれだとも思うので具体的に言及するつもりはなかったが、よくJRPGにある主人公の没個性化はこうした形に進化していくためのものであって、海外発のRPGに比べて局地的でありながらも、ビデオゲームのもつ一つの独自性としてアトラス等が目的としているだろう答えに近づいていくものだと私は思った。既存の作品や価値観にとらわれずに、今後こうしたジャンルの作品が発展していくことに期待したいと思う。
プレイ環境 PSP-1000使用
体感的にどう感じるかは別としてロード時間は短めだと思う。
手持ちのゲームと比較する場合、PSP版ジルオール(RPG)に比べればゲームテンポは快適といえた。あまりやったことがないのでわからないが、他のテキストADVに比べれるとどうかはわからない。
ただ、敵配置のときに少しタイムラグがあり、心に余裕がないときはやきもきさせられる。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
-
信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
-
英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
-
FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
-
ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
-
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
-
探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
-
信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
-
リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
-
流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
-
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
【オリジナリティ】
東京魔人学園からの感情入力システムが面白い。
実質選択肢が8個あるのと同じことですし、肯・否定的の感情でも「友」「愛」や「困」「怒」などで相手の反応が違うのも見ていて楽しいです。
キャラクター性が豊富なのも相変わらず。
九龍の頃よりも万人受けされるキャラが増えているので、パーティー構成を能力で選ぶか、キャラで選ぶか迷った。
【熱中度】
ストーリーやキャラクターとの掛け合いが見たくて、やめ時が見つからないくらいでした。
ダンジョンも比較的簡単に進めるので、一気に攻略できてさらにやめれなくなってました。
【満足度】
かなり個人的意見が入りますが、全キャラを仲間にして、花札全部集めて、ダンジョンも制覇して、真エンディングも見たので満足です。
【快適さ】
ロード時間が少なくさくさく読み込んでくれるのは、ストレスにならなくていいです。
BAD/REQUEST
【グラフィックス】
敵グラが、九龍と違い2Dではなかったのがちょっと残念でした。
遠くなると、敵グラが荒くなるので銃で狙いにくい。
PSPの性能上仕方ないのでしょうが、フェールド全部が最初か丸見えなので、遠くの敵も簡単に見通せるのもちょっと。
九龍のときの、少し離れると暗くなって、敵が見えずらく弱点を狙いにくいといった演出がなくなってしまった。
【サウンド】
主題歌が残念。
良い・悪いではなく、あってないと言うのが正直な感想。
エンディング曲の方が和風であっている気がする。
【快適さ】
前作よりも出来ることが増えているため、ボタン配置が大変なことに。
戦闘中に調べ物がしたいのに、間違って攻撃してしまいAPを無駄にすることもしばしば。
【その他】
戦闘での花札があまり目立っていないのが残念。
武器・防具の強化以外では、ノックバック系や移動不可系以外の必要性があまりない。
と言うか、花札のせいで戦闘が簡単になりすぎている気がする。
九龍のときは、仲間コマンドやアイテムも駆使してボス敵などを撃破していたが、今作は花札で近寄らせなければ勝てる戦闘になってしまっている。
調合も微妙でした。
いらない素材は手に入るのに使い道がない。
武・防具が調合で強化できるとかすれば、意味もあったかも知れません。
COMMENT
【総評】
PSP-2000使用、UMDでのプレイです。
感情入力や敵・味方のキャラクターなど、相変わらずのいい部分は多かったです。
しかし、花札や調合が生かしきれていなかったりと気になる部分もありました。
熱中できたし満足もしているのですが、もう少し難易度が欲しかったです。