東京鬼祓師 鴉乃杜學園奇譚 レビュー
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610人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 1pt |
80pt
GOOD!
引き込まれてしまうストーリーと魅力的なキャラクターで、
ついついやめ時を見失ってしまいました!
花札と連続撃破ボーナスを用いた、一人称視点ながらタクティカルかつ
爽快感溢れる戦闘は、戦闘に飽きが来ない秀逸なシステムだと思います。
が、それ以上に印象に残ったのはダンジョンのビジュアルですね。
本作では、日本史に沿ったダンジョン構成に、加え花札が表す季節や、
植物がモチーフになっているのですが、その2つが組み合わさったことで、
今までに無い幻想的かつ、「和」なイメージを生み出していると思います。
個人的には、和のモチーフは大神などの「筆」の印象が強く、
コンセプトに和を持ってきた辺りで、ビジュアル的には
分の悪い勝負だろうと思っていただけに、良い意味で裏切ってもらえました。
BAD/REQUEST
楽しかったからというのもありますが、ボリューム不足に感じました。
もっと、このストーリーを楽しんでいたかったという気がします。
ダンジョンについては見た目は秀逸なのですが、
後半にいくにつれて、ギミックの使いまわし感が強く感じられたので、
その点は前作の九龍妖魔學園紀位に濃くしてもらえて良かったと思います。
序盤は色々と面白いギミックが多かったのですが・・・。
碑文のヒントが無かったのも、マイナス評価ですね。
自分で悩むのではなく、やってみたら解けた、という印象が強いです。
花札を使った戦闘は非常に面白かったですが、一部の札がバランス崩壊を
引き起こす位に強かったので、この辺りは次作があれば見直してもらいたいです。
せっかく面白いシステムだっただけに残念感が残ります。
面白いゲームだっただけに、細部の問題が目についてしまいますね。
COMMENT
総評としては、久しぶりに熱中できるゲームに出会えたと思います。
前作よりも難易度もゆるくなったので、初心者の方にもオススメできる
良作になっていると思います。
今井監督が関わっていないという点で、
正直大丈夫なんだろうかと思っている方……。
実際ケレン味は薄くなっているのは否めないです。
ただ、その分遊びやすくゲーム性が向上している部分も多くあるので、
単純比較は難しいですね。
購入を迷うレベルの方ならば、買っておけ! と強くオススメしておきます(笑)
売り上げ面で心配ではありますが、アトラスさんには
このシリーズについて今後も長く続けていって欲しいなというのが正直な感想です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 3pt | 1pt |
87pt
GOOD!
【オリジナリティ】4点
学園を舞台にしたADVゲームはそう珍しくもないと思いますが、
本作は花札が重要なアイテムになっており、戦闘やストーリー上でも大きな役割を
果たします。「花札がモチーフ」というのはちょっと珍しいと思うので、
オリジナリティは4点をつけさせていただきます。
【グラフィック】4点
PS3、XBOX360などに比べれば当然見劣りしますが、携帯機で
これだけのグラフィックが表示できれば十分だと思います。
また、四季折々の景色を見せるダンジョンは携帯機であることを加味しても
十分観賞に耐えられる美しさだと思います(特に春のダンジョン)。
なのでグラフィックには4点をつけさせていただきます。
【サウンド】4点
ダンジョンなどもそうですが、本作は「和」がテーマになっており、
BGMにも和のテイストが色濃く反映されています。
ずば抜けて素晴らしいというほどでもありませんが、耳に残る曲が
かなり多かったので4点をつけさせていただきます。
ただし一部残念な点があり、それはBADで説明させていただきます。
【熱中度】5点
久しぶりにゲームで徹夜しました。
本作の特徴としてとにかくストーリーとキャラクターの優良さが挙げられ、
そこにグイグイと引き込まれて先へ先へと進みたくなり、
ダンジョン探索パートになればなったで戦闘とクエストに熱中し……といった
具合で、止め時を見つけるのが大変でした。
昨今では破綻していたり、萎える展開の連続でプレイする気を削ぐような
シナリオが溢れていますが、本作は最後まで燃える展開の連続で
飽きる暇もありませんでした。
戦闘も、「爽快感を重視した」という言葉通りの出来になっています。
少々難度が低いのが気になりますが、それだけに俺tueeeeeが堪能できます。
上記理由により熱中度には5点をつけさせていただきます。
【満足感】5点
前作の九龍妖魔学園紀が大好きで、それで本作も購入しました。
私は本作に?燃えるストーリー?愛着の持てるキャラクターを求めて
購入したのですが、大正解でした。
メインキャラはもちろんサブキャラに至るまでが愛すべき個性を持ち、
王道を外さないシナリオも時には燃え、時には泣ける展開の連続で大満足です。
満足感には5点をつけさせていただきます。
BAD/REQUEST
【サウンド】4点
GOODで4点をつけさせていただきましたが、
本作では非常に残念なところが一つあり、それは
「テーマソングが作風に合っていない」という点です。
歌が上手い下手ではなく、「合っていない」です。
しんみりする場面でやたら明るい曲調のこの曲が流れるので、
正直に言って雰囲気ぶち壊しでした。これさえなければ……
【快適さ】3点
取り立てて悪いところはないのですが、
?メディアインストールに対応していない
ロードはそれほど長くないので全然許せる範囲なのですが、
どうせならもっと快適にプレイしたいと思いました。
?調合が九龍に比べてやりづらくなった
この二点が少々気になったので、3点とさせていただきます。
上記がなければ4点をつけていました。
本作の特徴として「感情入力システム」というものがあります。
主人公はボイス&台詞なしで、キャラクターの問いかけに対し
愛、喜、燃、友、嫌、怒、否、悲の8つのどれかを選んで返答します。
具体的にどう返答したかは表示されず、プレイヤーが勝手に脳内補完する
のですが、これがわかりづらいときがあります。
例えば、「○○のことが心配だろ?」と聞かれた場合、
「友」や「喜」で答えれば「はい、心配です」と答えたことになり、
「否」や「嫌」で答えれば「いいえ、心配ではありません」になります。
上記の例のようにわかりやすい場合はいいのですが、問題は
「○○のことが心配じゃないのか?」というような質問をされたときです。
この場合、例えば「心配です」と答えたいとき、「友」を選べばいいのか
「否」を選べばいいのかわかりづらいです。
プレイすれば誰でもぶつかる疑問だと思うので、
この点はもう少し気を遣ってほしかったと思います。
COMMENT
2010年で最も楽しみにしていたソフトの一本だったのですが、
見事にその期待に応えてくれました。
泣いたり燃えたりするだけでなく、随所に笑えるネタも仕込んであり、
プレイしながら「それはねーだろw」と突っ込んだりしてしまいました。
一番笑えたのがアイテム調合で、いくつかのアイテムを組み合わせて
新しいアイテムを作り出すのですが、例えば「鯛焼き」を作りたい場合、
普通は「小麦粉」と「あんこ」を組み合わせて……などと予想しますが、
本作の場合は「魚介類」と「まんじゅう」の組み合わせになっています。
魚のワタを取り出してそこにまんじゅうを詰め、それで鯛焼きと言い張る
主人公に大笑いしました。
また、主人公の武器がスポーツ用品や文房具、玩具であるというのも
考えてみればかなりシュールな構図です。
水鉄砲やシャープペンシルを手に怪物に立ち向かう主人公を想像すると
ちょっと笑えます。
こういったネタが許せるのはゲーム部分がしっかりしているからで、
もし内容が糞ゲーだったらむしろ叩く要素になっていたと思います。
GOODでも書きましたがとにかくシナリオとキャラクターに優れる
一本なので、多少キャラクターグラフィックに癖がありますが、
そういった点が気になる人でも食わず嫌いをしないで是非プレイして
ほしいと思います。
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- 2014/06/26
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- 2014/07/31
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金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
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グランツーリスモ
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ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
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沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
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輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
〇ストーリー
和物でシリアスあり笑いあり。
ご都合主義が過ぎずバランスが良い。
登場キャラも子供っぽいのから非常に大人な者、そして色モノもおり飽きない。
それぞれの立場、価値観に矛盾がなく、それぞれに共感出来るいい作品でした。
〇システム
アドベンチャーパートと3Dダンジョンパートに分かれ
章ごとにOPとEDが入り、区切りよく進む。
メインストーリーと関係の無いクエストなどやり込み要素もある。
〇アドベンチャーパート
それぞれちょっと長い…が、感情入力システムや選択肢が多く
選択によりバトルに繋がる仲間が増えたり能力が上がったり
分岐に繋がったりするので
飽きる事はありませんでした。
何よりストーリーが面白かったので。
〇ダンジョンパート
謎解きは簡単過ぎず難し過ぎず。
慣れている人には簡単だとは思いますが。
各ダンジョンがコンセプトに沿った作りになっていて楽しいです。
〇バトル
ダンジョン内で敵と遭遇するとバトルに移る(ランダムエンカウントではなく特定の場所)
行動値を消費していき、無くなったら相手のターンという形式ですが
敵を連続撃破する事で行動値が回復し、また能力にもボーナスを得られるようになっていますので
如何に少ない手数で、一度に多くの敵を倒すか考えながら動くのが楽しい。
武器による攻撃範囲も様々で、また多様な効果を持つ花札も駆使出来るので、色々な戦術が使える。
そして射撃武器限定ですが、弱点を突くと一気に削れるので、弱点を見つけるのが楽しい。
BAD/REQUEST
〇クエストがメンドクサイ
クエスト、最初は面白いのですが同じような内容で飽きる&全体の量が多過ぎ
単にこなすだけになってしまいました。
〇弱点のシビアさ
射撃武器によって弱点を突くと大ダメージを与えられますが
PSPのアナログスティックでは照準を合わせるのが厳しい。
照準の移動スピードは段階的に変えられますが
遅くすると細かい調整はし易いが、大きく移動させる時にストレスになり
早いと細かい調整が出来ず弱点を外したり。
〇花札の効果バランス
特定の花札が強すぎたり、一度も使わず終わるような花札があったり。
〇成長要素
レベルアップに応じて自由にポイントを各能力に振り分けられますが
極振りすると割と簡単にカンストしてしまいます。
極振りした割りにはそこまでぶっ飛んだダメージにもならないのが少し残念でした。
COMMENT
PSP-2000使用、UMDでプレイですが特にストレス無くプレイ出来ました。
ストーリー、システム、ボリューム、全体的にバランスが良いなという印象です。
今後改良されていけば相当面白い物になるのではないかと思います。