ファイナルファンタジーIX(FF9) レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/05/20 |
価格 | 1,500円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ゲームアーカイブス ■ ジャンル:ロールプレイング ■ プレイ人数:1人 ■ 必要容量:1,550MB |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
427人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
74pt
GOOD!
【グラフィックス】
PS時代最後のFF。
FF7・FF8・FF9とアーカイブスでほぼ一気に攻略しました。
3作品の中で一番綺麗です。
FF7はキャラクターがデフォルメされていたので、意外と気にならなかったのですが、
FF8はリアル等身のせいでCGの荒さが若干目につきました。
それを考えるとFF9の先祖帰りは、成功しているんじゃなかと思います。
【サウンド】
戦闘音楽は、過去のFFでのパターンに新たな音楽を入れているので、
聴きやすく馴染み易かった。
FF8からの恒例のボーカル曲ですが、しっとりとしていていいです。
【熱中度・満足度】
アビリティシステムがいいです。
FF7のマテリアと似ている部分があるのですが、このおかげで戦闘が苦になりませんでした。
やりこみ要素はFF7ほど多いとは思いませんが、カード以外は全て終わらせました。
【ストーリー・キャラクター】
FF9の魅力の一つだと思います。
クールな感じの割りに意外と性格が幼いFF7・8の主人公とは違い、調子はいいのですが大人な主人公や。
作られた生命だと悩んでいたビビ、何も知らず我侭だったガーネット、頑ななスタイナーなどキャラクターの成長過程がいい感じで演出されていると思います。
BAD/REQUEST
【快適さ】
戦闘での演出の間延びのせいで、ATBバーが溜まりきっても行動に移せないキャラが多い。
FF7・8ではそんなことなかったので、FF9では何がちがかったのでしょうか。
【システム】
アビリティのシステムは面白かったのですが、一部アビリティが強すぎて覚えると一気に簡単になってしまう。
一部装備が時期を逃すと手に入らない物があったりと、ちょっと不親切な部分がありました。
武具購入と合成にギルを大量消費するのに、購入・合成した武具はアビリティのため売却できないので、意外とギル不足になったりします。
COMMENT
PSP-3000使用
発売当初はその面白さが全然分かりませんでした。
FF9の評価は意外と低いのですが、改めて見ると面白かったです。
ロゴマークにクリスタルの絵が入っていたり、当時ジャンプなどで「初期の頃に戻りクリスタルを題材にする」などのインタビューが掲載されていましたが、
最後の最後までクリスタル自体が出てこないというのはさすがに
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 4pt | 5pt | 3pt | 5pt | 2pt | 2pt |
74pt
GOOD!
【グラフィックス】
プレイステーションの限界を使い切ったグラフィックに圧倒。プレイヤーをFF9の世界観に引きずり込むくらいに空気感まで伝わってくる。また、非常に細かい部分にも手を抜かず、特にリンドブルムの街などは色の使い方なども巧みで古い建物や新しい建物を使い分け、テレビの前にいながらにして、この街に本当に訪れたかのような気分にさえなりえる。
ムービーも効果的に使われており、通常シーンからムービーに切り替わっても違和感がほとんどない所も演出的に非常に優れている。
【サウンド】
オープニングでバクーと初めて戦闘になるあのシーンに、あの戦闘テーマが流れただけで、否イントロを聞いただけで身震いが来た。懐古主義とかではないが、FFファンで本当によかったと心から思える瞬間であった。
全体的に名曲は多いが、『独りじゃない』は屈指の名曲といってもいいと思う。悲哀の中に潜む、熱い盛り上がり。それを感じられたら、もはやこの曲のファンになるのは必然だろう。
【シナリオ】
最高の一言。登場人物全てが生きることに悩み、『自分は存在するのか?』、『人はなぜ生きるのか』という葛藤の中で自分の生きる道を模索していく様を見て……(誹謗により削除しました)……。まぁ、どうでもいいが・・・ビビの生きざまを見て、僕は「こいつは男の中の男だ」って本気で思うし、ジタンも常にポジティブで希望を捨てない様に多くの勇気を与えられた。
圧巻はなんといってもラストにかけて「記憶の墓所」にて敵役であったはずのガーランドがナレーションの如く「生命の本質」を語ってくれる所。クリスタルの存在感が薄い?冗談じゃない!生命の象徴としてクリスタルをラストに持ってきた辺り、坂口博信さんの並々ならぬ熱意を感じたし、今作がFFシリーズの集大成として果たした役割は非常に大きい。
BAD/REQUEST
戦闘時間の長さはやはり快適とは言い難い。ボスならまだしも、ザコにも同じくらい長く感じるのはどうだろうか?テンポが悪く感じられた。
プレステ3のゲームアーカイブスならばかなり快適にプレイできるようではあるが・・・
COMMENT
FF9は「生命賛歌」をテーマにしており、生きる目的というものを自分なりに模索するきっかけとなった作品です。FF9を制作したスタッフに心から敬意を払いたい。
本当にすばらしい作品です。
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発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
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Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
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大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
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ナムコミュージアムVOL.5
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ナムコミュージアムVOL.4
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ナムコミュージアムVOL.3
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ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
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ナムコミュージアムVOL.1
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
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沙羅曼蛇 ポータブル
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リッジレーサーズ2
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刻命館
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熱血親子
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三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
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輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
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戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
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サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
PS時代に何度もプレイした者です。
【グラフィック】
1枚絵の背景はとても綺麗です。
種類も豊富で細部まで書き込まれているので、背景を見ているだけで楽しいです。
ちなみに私はリンドブルム城の円形の客間のデザインがお洒落で好きです。実際に行ってみたい。
キャラのグラフィックは今で言う「DSレベル」程度ではありますが、キャラクターたちが全員魅力的なのと、活き活きとした動きもあって、見た目は然程気になりません。
ここぞ!という時に入るムービーも綺麗で格好良く、ムービーシアターが無いのが惜しまれます。
【音楽】
タイトル画面で流れる「いつか帰るところ」から始まり、どれもふと口ずさみたくなる覚えやすいメロディラインが多いです。
個人的に「独りじゃない」はイベント演出もあって聴く度に涙腺が緩みます。
EDテーマも聞いていて心が温かくなる素敵な曲です。
【ストーリー】
時折急展開を挟みつつ、丁寧にキャラを描きながら進行していきます。
シリアスな中にもクスッと笑える部分があり、「もっと彼らと冒険していたい」と思わせてくれる流れの作り方は凄いと思います。
また、これは賛否両論分かれそうですが、定期的に操作キャラが入れ替わるのが良いです。
理由は、ずっと主人公操作では分からない部分(仲間キャラの心情、行動など)が、プレイヤーキャラが切り替わる事によって全てのキャラを理解でき、自分で操作する事でより好感が持てるのです。
ATEによる“一方そのころ…”のシステムと合わせて、パーティーメンバーはもちろん、サブキャラたちにまで愛着が湧きやすくなっています。
サブキャラがサブで終わらない、全てのキャラクターの動かし方・見せ方がとても上手いと感じました(余談ですが、最近のFFには「…何しに出てきたんだろう」というよく分からないまま数分で退場するキャラもおり、改めてキャラの見せ方の大切さを再認識しました…)
【寄り道要素】
長期間遊べるやり込み要素の豊富さはさすがです。
やりたくなければスルーすればいいので、短期間でサクッとクリアしたい人には関係無い部分ですが、長くじっくり遊び尽くしたい人には嬉しいところ。
カエル取り(メリット:クイナのカエルおとしの威力が上がる)
ここ掘れチョコボ(メリット:珍しいアイテムがGETできる)
ステラツィオ(メリット:ED演出が変化する某アイテムが手に入る)
などメリットのあるものから、
トレジャーハンター、コーヒー豆、モグネット、カードバトル
などコレクター魂を満たすものまで様々で、ボリュームはかなりのものです。
条件を満たせば出来るブラックジャックなど、当時のスタッフの遊び心を感じます。
【バトル】
ATBである以外、特に目立った特長はありません。
ゆえに誰でも出来る王道のコマンドバトルです。
私が好感を持っているのは、バトルそのものではなく、特殊エンカウントの部分。
一定の場所に出現する精霊、森の中で稀に出会う○×クイズ、ただひたすら敵と戦うためにエンカウントするのではなく、バトルにも遊びが含まれている点がFF9の面白いところだと思います。
BAD/REQUEST
バトル開始前の演出の長さは、慣れるまではストレスになりそうです。
昨今のゲームと比べるとかなり長いので、耐えられない人にはきついと思います。
飛空挺が若干操作し辛い…かも?(方向転換する時とか)
これは自動操縦機能使えばいい話なので問題点という程でもないです。
武器に何のアビリティが付いているか、買うまで分からない点。
どれを買えば欲しいアビリティが付いてるか分からないのはもどかしいかも。
基本的に所持数が0のものを片っ端から買って、仲間内で使い回せばいつの間にか取得アビリティMAXになりますけどね…
COMMENT
PSP-3000使用。
剣と魔法があり、王国やダンジョンがあって、ドラゴンがいて異種族がいて…
王道ファンタジー好きには堪らない世界観です。
当時、原点回帰を謳った割には…と辛い評価をされていましたが、世界観・雰囲気という点では7や8より確かに初期のFFに近いものがあるので(機械文明より魔法寄りなところ等)そういった意味では回帰できていると思います。
過去作ネタもあちこちに散りばめられていますし。
パーティーメンバーが頻繁に入れ替わるのも、FFに限らず昔のRPGだとよくある事でしたし。
“古き良き”“懐かしさ”といったものが詰まっていると感じます。
ロードの長さが欠点なのと、PS3やXboxなどのハイクオリティーCGに慣れてしまった今の人達にどう映るか分かりませんが、良作はいつになっても良作です。
気になったら是非触れてみてほしいと今でも思えるFFです。