武装神姫 BATTLE MASTERS レビュー(評価)

HOME > PSP ソフト > 武装神姫 BATTLE MASTERS

武装神姫 BATTLE MASTERS レビュー

発売元	コナミデジタルエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2010/07/15
価格	5,800円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：3Dバトルアクション ■ プレイ人数：1人(1?4人） ■ ダウンロード版：4,800円

スコアボード

中央値: 63
難易度: 2.00
レビュー数: 11

スコアチャート

0-9

10-19

9.1%

20-29

9.1%

30-39

27.3%

40-49

50-59

27.3%

60-69

9.1%

70-79

18.2%

80-89

90-100

【60点以上】
54.5%
【標準偏差】
17.67

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

　418人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	2pt	3pt	4pt	4pt	2pt	2pt

総合点
68pt

GOOD!

・シナリオ、設定
購入前は「自分の神姫をカスタマイズして大会での優勝を目指す」だけかと思っていましたが
神姫が一つの文化として社会で認識されていることと、それによって発生する問題なども絡められていて想像以上に楽しめました。

・ライバルキャラクター
同じ神姫でも口調や性格などで差別化されていて飽きがこなかった。
マスター（操者）も非常に個性的で新しいキャラが登場するのが楽しみでした。
あまりに個性的過ぎて人によっては「キモい」とか「ウザい」とか感じるかもしれませんが、わざわざこのゲームを選ぶプレイヤーなら問題無いと思います。

BAD/REQUEST

・自分のパートナーとなる神姫
プレイヤーから拒絶反応が出ないように容姿や設定から想像されるオーソドックスな性格にされたのでしょう。
決して悪くない、むしろ非常に可愛いと思いますがライバルキャラの超個性的な神姫を見ていると何か物足りない気分になってきます。
KONAMIなんですからラブプラスのカノジョのように神姫が主人の好みに変わっていくようなシステムなんてあったら面白かったかもしれません。

・バトル
相性なんて関係無くスーパーアーマー付きの打撃武器や連射型の射撃武器でゴリ押しできてしまうで終盤はマンネリ気味になりました。
システム自体の完成度は高いのですがバランス調整に改善の余地が多く見受けられます。

・グラフィック
せっかく多くのパーツがあるのにグラフィックが荒いせいで細かい違いが分かり辛いです。
高速で動く戦闘時は尚更です。
携帯機じゃ仕方ないのかもしれませんが勿体ないなぁ。

・神姫の数
10種ではちょっと少ないかなぁと感じました。
ダウンロードコンテンツとして追加が予定されていますが素体600円装備一式1000円とかなりお高め。
追加キャラにはゲーム中のイベントが無いのに3種買うだけでソフト一本分の値段に…

・ロード時間
長いロードはほとんどないのですが、ちょっとしたマップ移動でも短いロードが頻繁にあるのが気になりました。

COMMENT

DL版でプレイ、対人戦は未経験

武装神姫が好きでキャラゲーと思って購入したのでおおむね満足です。
対戦ゲーム、アクションゲームが欲しいという人にはちょっとオススメしづらいです。

神姫を追加してバランスを調整、グラフィックの高解像度化して据え置きゲーム機に移植をして欲しいなぁ。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
maxLさん(レビュアー情報) [2010/07/25 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　388人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	3pt	3pt	4pt	2pt	1pt

総合点
65pt

GOOD!

・意外と高いゲーム性
購入前はオマケレベルに考えていましたが
十分に遊べるものになっており嬉しい誤算でした。
カスタムロボやアーマードコアを簡素にしたという表現が近いでしょうか。
ＣＰＵ戦は敵ＡＩがそれほど良くないためにルーチンワークになりがちですが
対人戦では中々のスピード感で十分に盛り上がれます。

また、装備換装（着せ替え）のある作品ですが、最高クラスの装備には
それほど大きな性能差が無いために、武装を見た目で選べるのが嬉しいです。

・ボリューム
武装数などはお世辞にも多いとは言えませんが、各キャラクターごとの
シナリオまでフルコンプしようとすると中々のボリュームがあると思います。
キャラゲーですので元作品に興味の無い人には厳しいと思いますが
自分は武装神姫ファンということもあって満足しています。

BAD/REQUEST

・システムと一部難易度
射撃中は移動不可能であり、攻撃をキャンセルして緊急回避といった行動も
出来ないため、思い通りに自機を動かすという感じではありません。

また、のけぞり無効効果のある武器を使う際、効果がボタンを押した瞬間から
武器を振り終わるまで発生するため、のけぞり無効の無い武器では一方的に
殴り負けてしまうなど、武器ごとのバランスの悪さも目立ちました。

また、複数体を同時に相手取る戦闘は論外のバランス。
攻撃中は足が止まるため、どうやっても他の敵に袋叩きにされます。
ゲームシステムとシチュエーションが全く噛み合っていないと思います。

・キャラの基本動作が皆同じ
声や見た目、ほんの少しの固有アクションのほかは動作に個性がありません。
一応初期ステータスが若干違うのですが、装備品での補正効果が大きいため
中盤に差し掛かるころにはその差も無いも同然のものになっています。
ダッシュや緊急回避の動作を変えるだけでも個性的になると思うのですが…。

・快適さ
自分はDL版でプレイしているため、長いと評判のUMDロードは未経験ですが
それでもロードの頻度は非常に気になります。
とにかく何をするにも間にロードを挟むため、ゲームテンポがとても悪いです。

COMMENT

PSP3000使用　DL版でプレイ

キャラゲーとしてはかなり上出来ですが、ゲームのコンセプトから
カスタムロボやアーマードコアを期待してしまうと物足りない作品でしょう。
自分は満足していますが、あくまでファン向けのゲームだと思います。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
割と暇人さん [2010/07/25 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　538人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	3pt	4pt	3pt	2pt	2pt

総合点
63pt

GOOD!

・シナリオと神姫
初めて神姫を手にしたプレイヤーが神姫オーナー達の頂点を目指す王道系のメインシナリオと、入手した神姫たちと交流を深めていく神姫それぞれの個別シナリオから成り立っており、進め方にもよるが、メインシナリオは神姫一体を最高レベルまで上げる頃には丁度終盤に差し掛かるくらいのペースで進行するので、全体的なシナリオ進行のバランスが良い様に感じられる。更に神姫それぞれのシナリオは、その神姫の個性が存分に出ている上、対戦相手に対する反応も神姫毎に異なるので、周回プレイをする時に使用する神姫を変えると新鮮味がある。

・個性的な対戦相手
ゲームに登場するプレイヤーの対戦相手はそれぞれとても個性的で、色々な意味でプレイヤーの印象に残るキャラが多い。
更に、ゲストキャラとして他メディア（コミック作品）のキャラが対戦相手として登場する。

・自由度の高い装備
神姫の特徴であるパーツの自由な組み替えも、流石に玩具並みとは言わないまでも、頭部や脚部などの部位毎に自由に組み替えることが出来る。
更に、武器や防具は玩具として発売された神姫に付属する物だけでなく、ゲームオリジナルデザインのモノも多数ある。
また、武器や防具はキチンと外観に反映される点も良い。

BAD/REQUEST

・ロードの頻度と長さ
UMD版の最も致命的な欠点。
画面が切り替わる度にロードが発生する上に、（特に戦闘開始直前の）ロード時間が長いため、プレイ環境が快適とは言い難く、ストレスが溜まる。
しかもメディアインストールを搭載していないため、ロード時間の短縮も出来ない。

・一部の部位の装備品
防具の内、腰と盾に装備するパーツは種類が少ないため、変わり映えがしない。
元々ゲーム中に登場する神姫には腰に装備するパーツや盾を持っている機種が少ない事もあるので、ある意味仕方ないと言えばそうなのだが、それをフォローするゲームオリジナルの装備もデザインやステータス的にあんまりいい物がなく、種類も割と少ないので、ほぼ焼け石に水状態である。

・負けてもリトライできない
大会やヴァルハラはまだ良いとして、ゲームセンターや神姫個別シナリオの（負け確定のモノを除く）イベント戦闘でも、一度戦闘に負けてしまうとリトライすることはできないので、やり直すには一旦ゲームを終了して最後にセーブした所からやり直すしかない。
その為、一度くらいしか対戦する機会がないイベント戦闘の中でも、特に勝てば称号が取得できるが難易度が極悪な高さの戦闘（一応プレイヤーが勝つことも可能）で敗北した際にやり直そうとすると、非常に手間が掛かるのでストレスが溜まる。

・非常に厳しいハンディキャップ戦
ゲーム中にはプレイヤー１人に対して相手が２，３人と言う形式のハンディキャップ戦が存在するのだが、相手の武装ランクがバトル出現時のプレイヤーの武装ランクと同じな為、（特に装備があまり集まってない上にプレイヤーがゲームに慣れていない一週目だと）すぐに挑んだ場合、一方的な袋叩きに遭う事になりがちなので、非常にストレスが溜まる。

・トラウマになりかねないイベント
ゲーム中のイベント（対戦相手とのやり取り含む）の中には、かなり悲愴なモノや惨いモノがあり、人を選びそうな所がある。

・有料DLC
個人的にゲームデータのDLCが有料だと言う時点で非常に不満。しかもDLCを全て購入した場合の出費の総額はソフトの値段の数倍にも及ぶのだから尚更である。
それに輪をかけて問題なのはDLCで配信される神姫にはシナリオなどが無い事。
その為、内容と値段と釣り合わないように感じられる。
正直言って酷い。