猫侍 レビュー
スコアボード

- 中央値
- 51
- 難易度
- 2.00
- レビュー数
- 2
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
- « 前へ
- 1
- 次へ »


オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
45pt
GOOD!
評者はこの手のゲームはあまりプレイ経験が無く、他のソフトとの比較によってこのソフトの良い点を挙げることは出来ません。良い点はおおまかには以下の通りです。
・猫又世界と人間世界
猫又のコミュニティ、江戸時代の人間のコミュニティを猫又の視点で楽しめます。
・イベント達成率
オプションでどの程度イベントを達成できたかを閲覧できます。進行により解放されたミニゲームもプレイできます。
BAD/REQUEST
良い点と同様、他作品との比較は出来ませんが、不満に感じたのは以下の通りです。
・時間制
主に人間の活動時間(6?23時の間)にはイベントが進みますが、それ以外の深夜帯に進行するイベントがとても少なく、深夜はほとんど時間を潰すのみです。
日が出ている間は主に人間イベント、深夜は主に猫又イベントなどの区切りがあれば良かったように思えます。
・フィールドマップ制
行き先指定制と違いわざわざ場所移動するのにフィールドマップを移動しなければならず、単純に面倒です。時間の浪費や移動中のイベントなど、ゲームを彩るファクターの増加という利点もありますが、どれもめんどくささに見合う程の物ではありません。
・主人公が猫又であるという特殊性が薄い
主人公が猫又、という特性があまり活かされていません。まず猫又世界も人間世界と構造があまり変わらず、新鮮みはありません。また猫又の思考パターンも人間のそれと変わらず、それに付随するイベントも珍しい物ではありません。(一例を挙げると、親の敵討ちやみかじめ料を上げない地下賭博組織を締め上げたり、など。別に人間の世界でも珍しい題材ではないです)
一応、猫なので堂々と人間ドラマを覗き見できる、人間に正体をばれないように生活するなどの特殊性はありますが、それにより特徴付いているとは言い難いです。
・イベントが起こりづらい
この作品は9ヶ月間江戸で生活する物語で、所々の主要イベントの間に好きな場所に訪問してサブイベントを起こすゲームですが、9ヶ月というスパンが長いせいか、あるいは訪問場所が多くイベントフラグを取り逃がしやすいせいか、あまりサブイベントが起こりません。また9ヶ月が長いので主要イベントが起こる頻度が少なく感じます。
よって9ヶ月間、起こるかどうかも分からないサブイベントを求めて動き回ることが多く、単純にかったるく感じます。
・イベントムービー
まずCGの質がひいき目に見てもインターフェイスCGよりも出来が悪いです。さらにイベント中にでてくるコマンドを入力するよう指示されることがあり、ムービーを見ることだけに集中することは出来ません。この点はバイオ4のムービーイベントと同じです。
COMMENT
PSP3000使用
タイトルから猫がバッサバッサと敵侍を切り捨てる爽快感タイプのゲームだと思っていました。
というのは嘘で、シミュレーションゲームという事は知っていました。この手のはほとんどやったことはなかったので、猫好き侍好きということで初挑戦という気分でやってみました。
結果的には猫又の造形が可愛くない(猫っぽくない)、侍成分(?)も少ない、そもそもこの手のゲームは向いていなかった、ということで自分には合いませんでした。
基本的にはゲームの冒頭にあるとおり、江戸の人間を観察しながら、猫又たちに目をつけられないように江戸ライフを満喫してゆく話です。シナリオを楽しむというよりは猫のように自由に江戸を闊歩するタイプのようで、のびのびと江戸の世界を体験することに重きを置いているように思えます。ただし、なかなかイベントが発生しなかったので、誰にも相手にされていないような錯覚を覚えて寂しかったです。
また本筋を進めるにはともかくカレンダーを進めることが必要なので、はやく本筋を進めたい人には合わないと思います。時間の消費コマンドがあることはありますが・・・ともかくイベント進行が遅いので、がっつりやるには向かないと思います。息抜き程度にちょくちょく江戸を体験する方向で楽しんだ方が良いかも。
メインイベントは謎めいた過去を持つ主人公が、その因縁を解決してゆく物で、イベントが進むにつれ主人公の過去が明るみに出る、といったものです。
ちなみに未クリアでの投稿となりますが、これはDisc3でセーブ出来る所に戻ろうとしたらフリーズしたため、気力を失ったためです。Disc3ではフリーズの可能性があるという事を付け加えておきます。
このゲームはどちらかというと正統派のシミュレーションゲームといえます。猫又主人公と聞くと色物と思えますが、発生するイベントはどれも理解しやすい物で、むしろ主人公が人間の浪人であっても多くの点で違和感はありません。もしかしたら自分のプレイプランが下手なだけかも知れませんが、むしろシステム面が少し複雑で、間伸び感もかなりあるので煩雑になった印象があります。
まとめると、選択肢の多いシミュレーション好きにはオススメ、シミュレーションが好きではない人、猫目当て・侍アクション目当てな人にはオススメしない、といった感じです。
- « 前へ
- 1
- 次へ »
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
-
信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
-
英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
-
うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
-
FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
-
ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
-
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
-
探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
-
信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
-
リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
-
流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
-
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
なんと言っても一番は顔のグラフィックでしょう。
ポリゴンで作られたキャラクターの顔は、
PSのFFシリーズと比べても引けを取らないクオリティの高さで、
しゃべる動作(ボイスは無いが)では滑らかに動きます。
他にもマップのグラフィックが頑張っています。
そしてBGMが素晴らしい。
これまで自分がプレイしたヒューマンの作品は、
これといって曲に思い入れはありませんでしたが、
本作においてはサウンドトラックを買うに至りました。
BAD/REQUEST
猫が好きじゃないなら退屈でつまらない、素直な感想です。
本作ははっきり言って展開が単調で、
あまり面白いとは感じられませんでした。
江戸の町を駆けずり回って、時折起こるイベントを見るだけです。
そのイベントも序盤はさほど面白い物ではありません。
イベントがそんなに発生しない(数は多いが発生条件が難しい)
という問題も抱えています。
本当に自由に生きると、ほとんどが毎日ブラブラするだけという、
侍どころか、ただのニートだったでござるという日常になってしまうでしょう。
COMMENT
本作の説明書によると
「江戸の生活を楽しむゲームなので、攻略などにこだわらず、
自由に生きてみてください。」という注意書きがあります。
一方で「○周目」の表記やイベント達成表など、
「繰り返し遊んで攻略する」と言っているような仕様があります。
これまでやってきたゲームの中で、「シェンムー」に似ていると思いました。
目的が決まっていることや、疲労がないこと、
活動時刻が制限されていること以外はシステム的に似ていると思います。
シェンムーは結局何をしたいのか分からないゲームでしたが
これもまぁ、そういうノリなのかなと思いました。