ティンクル☆くるせいだーす GoGo! レビュー(評価)

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ティンクル☆くるせいだーす GoGo! レビュー

発売元	アスキー・メディアワークス（オフィシャルサイト）
発売日	2010/09/30
価格	6,090円（税込）
レーティング	【Ｄ】17才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：どきどきワクワク生徒会バトルラブコメ ■ プレイ人数：1人 ■ 豪華版：9,240円 ■ 豪華限定版：10,290円

スコアボード

中央値: 81
難易度: 2.63
レビュー数: 8

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

30-39

40-49

50-59

60-69

50%

70-79

37.5%

80-89

12.5%

90-100

【60点以上】
100%
【標準偏差】
6.48

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　619人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
3pt	3pt	4pt	4pt	4pt	3pt	3pt

総合点
73pt

GOOD!

RPGのリアルタイム性の戦いをアレンジしたゲームに感じました。
自分の攻撃を強化したり、相手のユニゾンやランブルを妨害する駆け引きが楽しめます。
私がルールを理解していないのか、思った通りの動作にならないことがありました。
ここはランブルが発生するように見えるが、何故ユニゾンの方が発生したのかなど。

これをすると有利になるが、今回は逆に悪くなるので、あえてやらない方が良い・・・ということがありこのあたりも面白いなと思いました。
敵を攻撃して後退させると自分が不利なランブルが発生してしまうとか、
ユニゾンをするより攻撃を分散した方が良い、ロケットスタートあえてしない事で自分にとって有利なランブルが発生するなどです。

思ったよりも歯ごたえのある戦いがあり、勝つまで何度も挑戦する楽しみがあります。

BAD/REQUEST

好みの問題もあるでしょうが色々気になるところがあります。

・対象年齢がD(17歳以上対象)と高い。
折角の非美少女ゲームレーティングへの移植なのに17歳以上対象はハードルが高いのではないでしょうか。
非美少女レーティングの良さは多くの人に勧めやすいということであるはずなのにです。
せめてC(15歳以上対象)にすべきだったと思います。
もっとも、美少女キャラが沢山出てくる時点で一般人は買いにくい(買わない)だろうと言われたらそれまでですが。
開発元がもともとそういうオタク向けにやっているのでどうしようもありませんかね。

・点数の加算基準に疑問
きちんと考察できているわけではないので誤っているかもしれませんが、点数の入り方に疑問があります。
実際のプレイ感覚と得点が合わない(うまくいったと思っても点数が思ったより低い、またはその逆)ことが何度もありました。
画面を見ていて一つ分かったのは、over attackという点数の存在です。これは相手の体力が０になっても攻撃をすると、攻撃の度にボーナスが入るというものです。
そんなプレイヤーにとっても主人公とっても意味の無い行為で得点が入るのはちょっと疑問です。意図的に狙うのも困難だと思いますし。
このゲームは戦いが長引くほど点数が入っているようです。

さらに得点が前の記録より下がってもランクが上がったということもありました。
このあたりは話半分に聞いて欲しいですけど。

・リアの攻撃時の毎度のパンツ見せが不自然
攻撃時には色々なポーズが登場するので、そういう変なポーズがあるのもこのゲームらしさなのかもしれませんし、パンツが見えること自体は悪いとは思いません。しかし、毎度のパンツ見せはさすがに不自然だと思います。

・コマンドの「ユニゾン」は「待機」「保留」などという別の名にすべきだった
【誤】攻撃の「ユニゾン」と名前が同じです。
→申し訳ありません。チュートリアルを見たところ「ユニゾン」と「ユニゾンアタック」の名で区別されていました。お詫びし訂正いたします。

それに、このユニゾンコマンドは次に発生する予定のランブルで味方を強化するのにも役に立ちます(これもこのゲームの面白いところの一つ)。
その為、「ユニゾン」というコマンド名はちょっと不適切だと思いました。

・移動パートの市街地への移動ボタンを選択しても変化が分かりにくい。

・説明書があっさりしている
戦闘パートの説明が二ページだけとは想像していませんでした。ゲーム中の解説を見ろと言うことでしょうか。

・戦闘時のメニューに「戦闘のやり直し」が欲しい

・場所によっては無理矢理連戦にしている感がある。
連戦は良いのですが、話が強引に見えたのがマイナスです。

・技の特色の一覧があれば良かった。
チュートリアルで説明はあるのですが、一覧が欲しいです。

COMMENT

最初はゲームの良さが分からず、文字を沢山使った画面表示の派手さでごまかした作品じゃないかとすら思いました。しかし遊んでいる内に良さが分かってきました。
ところで、このゲームは美少女ゲームで出たときに見た記憶があります。
私は美少女ゲームは買わないので(買っていた時期もありますが)PSPへこのゲームが移植されたことは嬉しく思います。

どうでもいいですが、バイラスが攻撃する時のセリフが芝居がかかっているように聞こえて、戦闘中はセリフの真似をしていました。

【クリア後につきレビューを訂正しました。】

プレイ時間：15時間以上30時間未満(クリア済)
大月誠一さん [2014/09/13 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　491人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	4pt	4pt	4pt	4pt	3pt	2pt

総合点
79pt

GOOD!

・シナリオ
　世界観的には無難な設定。
　ある日突然魔王だと告げられた少年が
　生徒会の仲間と異変に立ち向かってゆくという物。
　ノリはわりあい軽めで、それほど深刻さや
　シリアスさはありません。
　文章のレベルは低くはなく、破綻している
　箇所は見られませんし
　日常会話までしっかり書かれている印象です。

・システム
　Amazonではなぜか「格闘」と分類されていますが
　基本的には恋愛ADVだと思います。
　このゲームで一番他のADVと
　一線を画しているのがバトルシステムで
　シミュレーションのようなRPGのような
　一風変わったシステムになっています。
　なかなか戦略性が高く、全68ステージもあり
　これだけでも「遊べる」内容になっています。

・サウンド
　レベルは高いと思います。
　特にバトルの曲はどれも良曲がそろっています。

・グラフィック
　ノベルパートの立ち絵は普通から
　やや高いといったところでしょうか。
　バトルのエフェクトなどはかなり頑張っていると感じました。

・ボリューム
　相当なボリュームがあります。
　ヒロイン７人に加えてほとんどのサブキャラクターにも
　エンディングが用意されています。
　前述のバトルやトロフィー回収など
　やりこみ要素もあり、なんらかの攻略情報を
　閲覧しない限り完全コンプリートは不可能ではないかと思います。

BAD/REQUEST

・音声
　容量を抑えるためかどうか解りませんが
　かなり音質が低く抑えてあります。
　はっきり割れていると解るレベルです。
　また、テキストと音声の同期がとれておらず、結構遅れることがあります。

・グラフィック
　こちらも読み込み速度を上げるためかどうか解りませんが
　立ち絵のポーズがほとんど一緒で、表情だけに変化をつける形を取っています。
　ず?っと同じポーズを取っているというのは
　かなり違和感があります・・・

・バトル中にリトライができない
　本編中で勝利したバトルを選んで行うモードがあるのですが
　ハイスコアなどを狙い何度も挑戦するときに
　かなり不便です。
　

COMMENT

PSP-2000使用

データインストール済み

総じて高レベルにまとまっていると思います。
ボリュームがかなりあるので軽く遊ぶという訳にはいきませんが
PSPの恋愛ADVの中では相当コストパフォーマンスは高いと思います。

プレイ時間：30時間以上60時間未満(クリア済)
Hamaさん(レビュアー情報) [2010/11/07 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　476人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	4pt	4pt	4pt	4pt	3pt	3pt

総合点
79pt

GOOD!

　いわゆる「ゲーム要素のある美少女ゲー」のひとつで、ＲＰＧともアクションとも違うジャンルのバトルパートが最大の特徴だと思います。
　画面上部に敵キャラを示す顔アイコンが、下部には味方の顔アイコンがあり、バトルが始まると画面左端にある「ACT」と呼ばれるエリアにアイコンが一斉に移動します。ACTにたどり着くとそこで初めて敵に攻撃ができます。攻撃を行う、または敵から攻撃を受けるとACTから遠ざかり、その分攻撃のチャンスを逃してしまいます。
　敵アイコンと同じタイミングでACTに到達すると「ランブル」と呼ばれる事態が発生し、その場合は敵味方が持っている属性（炎は水に弱い等）、あるいはレベル（炎と水でも、炎属性を持つキャラクターの方がレベルが高ければ無条件で勝利する）でぶつかりあい、負けたほうは一定時間行動が停止していしまいます。
　他の味方と同タイミングでACTに到達した場合は「ユニゾン」となり、簡単に言ってしまえば合体攻撃が発動します。
　ゲームが進むにつれて必殺技が追加されたり、サブキャラクターたちが援護に駆けつけてくれたりと、どんどん派手になっていきます。

　移植にあたって追加された新ヒロイン「マカロン」もゲームの雰囲気に馴染んでいて、とても楽しいキャラクターだと思います。
　マカロンのルートだけでなく、既存のヒロインにもイベントが追加されていたり、展開にちょっとした変更があったりと、ＰＣ版をプレイされた方にもあらたな発見があるのではないかと思います。
　ヒロインはもちろんですが、敵キャラを含むサブキャラクター達もとても魅力的であり、個性的なので、長いシナリオでもだれることなく進行していきます。

BAD/REQUEST

　他の方も上げられていますが、ちょくちょくロードが入ること、音声の音質の悪さ、そしてバトルのリトライができないという点が気になりました。特に難易度ハードでは、敵が恐ろしく強い上に運の要素も絡みます。そういった状況でリトライに頼れないというのは少々苦しいものがあります。

　あと、ＢＡＤと言えるほどではないのですが、バトルに入ったときのロード画面が変更されてしまっています。ＢＧＭもそれ専用のものに置き換わってしまっています。戦闘のＢＧＭがいいだけに、これは残念に思いました。

　私的なことで大変恐縮なのですが、限定版に付属する「STARLIT BRAVE」に登場するゲストキャラクターに知ってるキャラがいません･･･。だったら買うなよ、と言われたらそれまでなんですが･･･。

COMMENT

　ＰＣ版プレイ済みのPSP-1000使用です。

　バトルパートは一見すると適当に作ってあるように感じられますが、実際に触れてみるとかなり奥が深いです。
　思わずフリーバトルで遊び通してしまうほどの面白さなのですが、BADの項目にも書いたように、リトライができないので手順をミスしたりすると全てが台無しになってしまうシビアさがあります。
　それでも、敵の攻撃を受けずにひたすらコンボを繋げて莫大なダメージをたたき出したときの快感は格別です。
　バトルが苦手な方はイージーでさくっと戦闘を終えて、長いシナリオを楽しむという選択肢もあります。

　全部のヒロインのルートを終えた後でもシナリオの進行と関係のないイベントを見たり、高難易度に挑んでヒーヒー言ったりと、まだまだ遊べます。
　PS3のトロフィーのシステムを擬似的に再現することで、やりこみに拍車をかけているのもニクイです（笑）

　長くなってしまって大変申し訳ないのですが、ちょっと変わった美少女ゲームをやってみたい、もしくは長く、じっくりと遊びたいという方は購入を検討されてみてはいかがでしょうか。