カルネージハートエクサレビュー(評価)

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カルネージハートエクサレビュー

発売元	アートディンク（オフィシャルサイト）
発売日	2010/10/28
価格	5,880円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：ロボットバトルシミュレーション ■ プレイ人数：1人（アドホックモード時2?6人）

スコアボード

中央値: 93
難易度: 3.35
レビュー数: 17

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

30-39

5.9%

40-49

5.9%

50-59

60-69

70-79

23.5%

80-89

64.7%

90-100

【60点以上】
88.2%
【標準偏差】
14.56

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

　561人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	3pt	3pt	5pt	5pt	5pt	4pt

総合点
93pt

GOOD!

■プログラム制御という独自製
このソフト最大の特徴。
他にもプログラム的な事が出来るソフトがあるが、「いのちだいじに」レベルのモノが殆ど。
機体の挙動を100パーセント制御出来て、しかもそれが手動操作を上回るというのはカルネージハートのみ。

このプログラムが非常に良く工夫されており、素人でも簡単に機体を作る事が出来る。
ある程度の勉強は必要だが、チュートリアルが割と丁寧なので何とかなる。
また、ファンによるブログ等でも解説が行われているため、敷居はそれ程高くない。

戦闘が三対三の団体戦であり、全ての機体を別々に設定できる。
しかも味方同士で通信などもできるため、それ前提の戦い、つまり戦術的な工夫が出来る。
散開して包囲、逆に密集して突撃するとか考えるのはかなり胸熱。

■ロボゲー随一の操作性
機体を制御するためのコマンド（ゲーム内では「プログラムチップ」で実装されている）がよく整備されているため、やりたい動きは殆ど実現出来る。

プログラムの実行速度は人間の反射神経を大きく上回る（30分の1秒単位）。
このため、超反応機体を作ることが出来る。
それなりの修練は必要だが、手動操作を上回る動きも可能。

■快適性と熱中度
人を選ぶソフトであることは間違いないが、適性のある人なら一生遊べる。
自分は前作から累計で5,000時間以上プレイしているが、未だに飽きる気配なし。
ハードがPSPなため、場所を選ばず遊べるのも大きい、しかもロードは物凄く速い。
画像や動画出力機能があるため、ブログ等への転用できる（メーカーの許諾付き）のも良い。

■大会
有志による大会がネット上で行われており、対人戦が出来る。
プログラムをアップローダーに上げてそれを主催者のPSPで対戦させる方式なので、参加者が集まる必要がない。
このおかげで過疎の心配があまりなく、発売から3年経った現在でも月一回以上のペースで安定して大会が開催されている。

長期間遊んでいられるのはこれによるところが大きい。

グラフィックとかBGMは普通（悪くはない）。
電車などでやることが多いのでBGMは全てオフにしているが、そういう所をウリにするソフトではないのでどうでもいい。

BAD/REQUEST

■ゲームバランス
全体的に火力が高すぎる。
このため作り込んだ回避重視機よりも適当に作った攻撃重視機の方が強くなりがち。
前作でもそういう傾向はあったが、今回は更にこの傾向が進んでいる。

また、CPUの動きを止める「パルスガン」の効果が強すぎて、しかも性能の良いCPU程長く止まる。
このため作り込み機体は益々不利になる。

ゲームバランスは明らかに前作の方が良かった。

また、一番ロボットに近い二脚型が今作でも弱い。
相変わらず突撃車両や真上張り付き飛行機が強いのはロボゲー的にかなりマイナス。

また、数は少ないが、徹甲弾が真上に撃てない、地雷が盾を貫通するなどの痛いバグがある。

■その他
チームや機体の登録数が余りにも少なすぎる（16チーム32機）。
いまどき容量の問題があるとも思えないし、これだけ制限した理由が分からない。
ここは無限＋並び替えやフォルダ整理などによる管理機能は欲しい。

今回の特徴として手動操作も出来る様になったが、コレが（少なくとも商業的には）完全に失敗だった。

受ける人にはとことん受けるが、一般受けしないため売上が少ないのが残念。
このせいで続編どころか拡張パックもパッチも出ない。

COMMENT

前作（カルネージハートポータブル）購入から6年以上経ってますが、未だに遊んでます。
それから他のゲーム買うことが殆どなくなりました。
それぐらい熱中できます。

はじめのウチは機体が動けばそれで嬉しいレベルだが、慣れてくると超反応機体を作れるようになり、更に慣れてくると対人戦にハマリ、そこで勝つために戦術を考えるようになる。

ファンの間では日々新しい戦術が考えられているため、「ストーリーモードが終わったら終り」という事がない。

商業的にうまくいっていないため続編が中々出ない（というかもう出ないかも知れないが）が、それでも一生遊べるソフト。

GOODのところでも言ったとおり、機体の操作性は随一。
体験版がメーカーのサイトから無料でダウンロードできるので、ロボゲー好きなら是非一度遊んでみて欲しい。

プレイ時間：100時間以上(クリア済)
浸透襲撃さん [2013/10/01 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　477人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	4pt	3pt	5pt	5pt	4pt	3pt

総合点
91pt

GOOD!

・オリジナリティー
「これまで類が無いほど素晴らしい」
発売前の「今回は自分で操作できる」という売り文句を見て、
ついにカルネージハートも難易度を落としてしまったかと、正直残念だったが、
まさか「操作システムも自分で組み込む」の意味だったとは。
少なくとも僕は、出来合いの操作システムが組み込まれているのだとばかり思っていた。
なんとなく、過去作におけるユーザーからの要望を活かしたような気はするが、
実に「カルネージハートらしい」発想にしてくれた点を評価して、５点を付けたい。
（＊ただしＰＳ版「特殊コマンド入力で操作可能」だったらしく、そこはよく知りません）

・グラフィックス
まあ普通。ただカルネージハートの趣旨を考えれば、
グラフィックに３点を付けた結果、総合点が抑えられるというのもアレなので、
４点を付けさせてもらった。
カルネージハートという点で、５点を付けても良いグラフィックだとは思うが。

・サウンド
まあ普通。これは本当に普通。
カルネージハートの趣旨を考えれば、４点付けてもいいとは思うが。

・熱中度
「これまで類が無いほど素晴らしい」
あまり５点ばかり付けてはいけないのかもしれないけど、熱中度は半端でない。
上でも書いた「操作システムを自分で組み込む」という仕組みにより、
自立型にするか、操作型にするかという作戦カードが１枚加わったのだが、
それが、これほどの熱中度を生みだすとは思わなかった。
ミッション失敗後の「いや待て、ここは操作を加えてみるか」
この発想がカルネージハートに、ここまで相性が良いとは、僕は思わなかった。
ＡＲＴＤＩＮＫに脱帽だ。

・満足感
「これまで類が無いほど素晴らしい」
申し訳ない、５点ばかり連発して。
しかし、やはり過去に類が無いほどの満足感がある。
はっきり言って、ＦＦやガンダムといったビッグタイトルに比べれば、売れる筈が無い。
わざわざ「カルネージハートを」なんて人は限られてるわけで、
でもそういった限られたファンは、やっぱり、このくらいの難易度は求めてる。
（コアなファンは、もっと求めてる？）
ただこの５点は、発売前の売り文句により、僕のハードルがちょっと下がったせいかもしれない。

・快適さ
４点。個人的には、ゲームシステム自体に熱中できるので全く気にならないが、
戦闘で、特に３ｖｓ３の時に処理落ち（カクカク？）してるように感じる。
あと、そこまで求めるのは難しいとは思うのだが、
チップを組んでいく時の矩形選択・個別選択が１ボタン２ボタンぐらい手間に感じる時があるのと、
誤って全部消してしまった場合の対処が「元に戻す」だけというのが、
もう少し進化させる余地があるかも。
もちろん前作からやっている立場としては充分快適なので、５点を付けたいのだが、
「これまで類が無いほど」快適というわけではないから、まあ、４点。

・（難易度）
もちろん「難しい」が、とは言え「普通」や「簡単」なカルネージハートなど、
誰も求めていないだろうし。

BAD/REQUEST

・難しさ
やはり、初っ端からこの難易度では、
入口からちょっとのぞいただけで引き返してしまう人もいるだろう。
もちろん解答例として提供されているので、利用すればクリアはできるだろうが、
それをやったらこのゲーム面白くもなんともない。

ちょっと敷居が高いと感じる人には「チップセット」的な、
たとえば「狙撃システムはこのチップセット配置だけでＯＫ」的なセットが、
用意されていても良いのかもしれない。

まあそういった調整をしなかったＡＲＴＤＩＮＫの、
今後のタイトルにも大いに期待が持てるが。

COMMENT

PSP-2000使用。

とにかく、高評価を信じてプレイしてみて欲しい。
人を選ぶと言えば選ぶのだけど、それは、やってみないとわからない。
たとえば僕は、本来は、パズルやらアドベンチャーやらの思考ゲームが嫌いだ。
「相手が勝手に設定したなぞなぞを解いていく」というのが、嫌いだ。

それでもカルネージハートにはのめり込んでいる。

これはどちらかと言えば「思考ゲームの好き嫌い」というよりは、
「自由度の高いゲームの好き嫌い」という部分に左右されるからだと思う。
難しい難しいと言っても、まあ、たぶんプログラミングの初歩的な程度であり、
小中学生では絶対に、年齢的に理解できないとか、そういった難しさではない。

たとえば、どう高度なシステムを組んでもクリアできないミッションが、
頭を切り替え５つ６つのパーツを組んで（動作を特化して）クリアできてしまった、
というケースが多々出てくる。

「次はこのパーツのチュートリアルを」
　↓
「いーや、俺の好きなようにやらせてくれ」

というのが好きな人なら、のめり込める気がする。
「この方法を考えてみましたが」というタイプの人とか。

プレイ時間：15時間以上30時間未満(未クリア)
chibi-nekoさん [2010/11/10 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　468人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
5pt	4pt	3pt	5pt	5pt	3pt	4pt

総合点
88pt

GOOD!

オリジナリティ：文句なく５点
　マシンの思考や、操作方法をプログラミングすることを楽しむ
　この根本部分は、他のソフトではなかなか味わえません
グラフィックは良いと思います：４点
　３Ｄ部分も特徴のあるロボットがよく動いており
　２Ｄ絵もなかなか綺麗です
サウンド：３点
　特にいい曲があるわけではなく
　場に応じた違和感のないサウンドです。これはこれで良いかと
熱中度：５点
　プログラムを組んでいると時間を忘れます
　また、ゲームをしてないときでも攻略を考え、あっ！
　と気がついた方法がぴったしはまると快感です
満足度：これも５点
　ストーリー、キャラクターもよく、シナリオは先が楽しめます
　そして、ユーザー操作をプログラムに入れることで
　思い通りに操作することの難しさと楽しさは最高です。
難易度：４
　課題をこなすだけでも、結構ハードルが高いかと
　そこがオモシロい部分なのですが、万人には勧められません

BAD/REQUEST

ＰＳＰハードの問題なのですが・・・
文字入力ＵＩが使いにくすぎます

機体名とかコメントとかいろいろ入れたいのに、
ＳＣＥＩのメニューに足を引っ張られてとても残念です

機体名や、いくつかの定型文は、べつＵＩで入力できるようにしてほしかった

COMMENT

快適度：３点
　肝心のプログラムチップの配置操作がイマイチ
　チップの移動がわざわざメニューからだったり、
　矢印の方向切り替えが一方通行だったり
　押し出し操作が妙に引っかかったり、矩形選択が別メニューだったり
　好みの問題かもしれませんが、まだまだ改良できると思います

初めての人でも、わかりやすくこの世界には入れるように
チュートリアルや、参考プログラムなどがとても充実しています
興味があるなら是非やってほしい

合わない人は、ＵＩとか世界観とか関係なくダメだと思いますが、
合う人は、抜け出せなくなるほどハマること請け合いです