タクティクスオウガ 運命の輪 レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/11/11 |
価格 | 5,980円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,980円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
507人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
52pt
GOOD!
SFCのオリジナル版をプレイ済みです。
・シナリオ
選択肢によってストーリーが変化するマルチシナリオです。SFC以来にやりましたが、今でも衝撃的で重厚なシナリオでした。
・ロード
ストレスを感じない位早いです。読み込み関係ではイライラすることはありませんでした。
・CHARIOTシステム
簡単になりすぎると賛否があるようですが、このシステムはあってよかったと思いました。嫌なら使わないで進められるし、単純に操作ミスをしたときにやり直すことができるのでありがたかったです。
・追加されたアイテムやクラス
リメイクなら当たり前ですが、単純にうれしかったです。
BAD/REQUEST
残念ながら不満のほうが多いです。調整不足ではないかと思う点がいくつもありました。
・頭の悪いAI
中盤以降の戦闘で敵が延々とお互いに補助魔法を掛け合い続けます。しかもそれが魔法系のユニットに物理攻撃アップをかけたりとか意味のない行動であることが多いです。そのため非常にテンポが悪くてイライラしてきます。また敵がダメージを受けたときにわざわざ回復量の少ないキュアリーフでちまちまと回復し続けます。これまたテンポが悪いです。AIをもうちょっとどうにかできなかったのかと思いました。
・レベルによる武器防具の装備、魔法の習得、スキル使用の制限
制限する意味がわかりません。これのおかげで低レベルのキャラのレベル上げが余計に面倒になっています。ガンナーがレベル15になるまで銃を装備することすらできないのにはまいりました。おかしいと思わなかったのでしょうか。
・成長システムの仕様
レベルアップ時にボーナスが入る仕組みのため後半に仲間になるキャラが弱いです。しかも後半に仲間になる固有クラスのキャラは初期レベルで加入してきます。レベルアップボーナスをとらせるための配慮で初期レベルにしてあるのかもしれませんが、実戦レベルまであげるまでに非常に手間がかかります。この成長システム自体どうもなじめませんでした。
・ヒールの仕様とクレリックの扱い
ナイトが使おうがクレリックが使おうがヒールの回復量がおなじです。INTの影響がまったく見られません。クレリックの魔法に関する能力がこのせいで死にステータスになっています。しかも本作ではいくらでもアイテムを使うことができるようになったため余計にクレリックの扱いがわるくなっています。
他にも合成などの手間などいらない要素や無駄に増えた魔法など不満はかけそうですがきりがないのでやめておきます。
COMMENT
オリジナル版から15年ぶりのリメイクということでとても期待していました。
しかしプレイしていてところどころ粗や調整不足なところが目に付いてしまいました。
シナリオは文句なしにすばらしいといえますが、新要素としていれられたシステムに
関しては不満が残ります。いらない手間や労力がたされた感じでした。
残念ですがこれだったら新要素が少なくてもオリジナル版の調整されたものの方が、
よかったかなと思ってしまいました。期待していただけに本当に残念です。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 2pt | 4pt | 5pt | 5pt | 1pt |
82pt
GOOD!
SFCのオリジナルはおそらく300時間を越えてます。
それを踏まえた上での評価です。
グラフィック・・・4点
あえてSFC時代からの色調を残したグラフィック。
ドットキャラが動くのを見るのは久々ではないだろうか。昔からのプレイヤーとしては4?5点をつけたいが、そうでない人からすれば最近のPSPの性能からしても物足りないレベルかもしれない。
熱中度・・・4点
ストーリーに沿えば一本道だが「死者の宮殿」など、やりこみ要素は多様にあるためクリアして終わりにはならないだけのボリュームはある。
満足感・・・5点
ずっと長い間、リメイクされないかと待っていたのでこれは確実に5点。
快適さ・・・5点
メディアインストールしてしまえば、どこかの狩りにでかけるアクションゲームのようにインストール済みでもストレスのたまるロードはない。ロードがあるのかどうかもわからない。ゲーム環境としては快適そのものといってもいい。
BAD/REQUEST
オリジナリティ・・・2点
シミュレーションRPGの基礎型の一つを完成させたといっても過言ではないシステムは失われていない。
だが今は「ディスガイア」のような良作からどうでもいいような駄作まで、似たようなSRPGはいくらでも存在するため、SPC時代からのシステムから多少追加された程度ではオリジナリティと呼んでいいのかどうか疑問が残る。
・・・あえてストーリーやその分岐、戦闘に手を加えていないのは美点ではあるが。
傑作のリメイクにオリジナリティを求めることが間違いなのかも(移行に発売された粗悪な類似貧が多いため)。
サウンド・・・2点
懐かしむことはできるが、あまり頭に残る曲がない。
戦闘
SFCと比べてかなりぬるくなった。美点とみるべきか欠点と見るべきかは人次第。個人的には欠点になる。一つミスをすると味方に死者がでてリセットを繰り返してしまう鬼の難易度が魅力の一つだったはずなのに、それが減退してしまったのは残念でならない。
CPUが微妙
各個撃破が基本のはずのゲームシステムなのに、敵も味方も各個撃破するように動かない。
レベルが上がると店で装備が売ってない
合成がめんどくさい云々の前に、普通の装備くらいは店売りしてほしかった。
COMMENT
3000使用。
ファミコン時代から今までのゲームで、自分の中で頂点に輝いているゲームがSFC時代のタクティクスオウガだった。
その輝きは失われてはいないものの、微妙にぬるくなった難易度が傷となっているのもたしか。
満足しているが、すこし残念。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
-
信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
-
英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
-
うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
-
FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
-
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
-
探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
-
信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
-
リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
-
流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
-
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
◆オウガシリーズ完全新作への夢をつないだ
◆懐かしいBGMがゴージャスなアレンジで聴ける
◆ヴァイスの顔芸
◆長いムービーや声を入れなかったこと
発売前の雑誌情報や宣伝動画を見て中身に期待し、わくわくできたことも、長所といえば長所かと。夢を感じさせるタイトルでした。
BAD/REQUEST
発売に間に合うように適当にやっつけました、プレイヤーが楽しく遊ぶかどうかまでは気が廻りませんでした、という雰囲気がゲーム全編に漂っています。以下個別に挙げます。
▼オリジナリティ2点
今回、製作陣はそのままのリメイクだと売れないと思ったらしく、旧作に無い新しい要素を付け加えています。その部分にきらりと光るオリジナリティがあるかというと・・・サッパリです。もう死ぬほど古臭いとしかいえないアイテム合成(錬金釜が毎回ガタゴト揺れる、失敗もある。ほんとうに誰得)や、FFTでやったスキル制(こっちはレベルや職による縛りがあるので自由に組めず、あまり楽しくない)など、どれも微妙。対戦モードは友達じゃなくAIが操作して、これまた微妙。
新機能の「CHARIOT」と「WORLD」は快適に遊ぶための追加要素のようですが、乱用するとつまらなくなる気がして積極的には利用しませんでしたし、実際無くてもゲームの中身は全然変わらないという気が。快適にするつもりがあるのなら、戦闘エフェクトを全部OFFにする機能なんかのほうが遥かに嬉しかったと思います。
▼グラフィック2点
吉田明彦氏は他のありとあらゆる仕事を後回しにしてでも「運命の輪」のキャラ絵を描くべきだったんじゃないでしょうか。政尾翼氏も気合を入れておられることは伝わるんですけど、旧作のラインを壊さないようにしたキャラと、ザパンやガンプなどの濃い政尾絵が混在していて中途半端。全体的に表情も険しく、最後まであまり好きになれなかった。唯一、Cルートのヴァイス君は生き生きとした悪人顔でイイ感じでした。
それと、ピンボケ問題。戦闘だけでなくシナリオ部分もぼんやりとした画面だったのでがっかり。慣れれば耐えられるんですが、もっと綺麗に仕上げて欲しかった。初代PSならともかく、2010年にピンボケしたドットキャラを見せられるのは淋しい。
▼サウンド3点
懐かしいのが聴けたので及第点。
▼熱中度2点
序盤はそれなりに長時間継続して遊びましたが、後半から作業っぽさが出てきて終盤はクリアだけできればいいという気持ちに。なぜかというとこのゲーム、中盤以降の牽引力が弱い。頼もしい筈の固有仲間キャラがクラスレベル制の為にレベル1とか3とかで加入してきてがっかり。新しい武器や防具が登場してもレベル制限ですぐには装備できずがっかり。最終章のシナリオは今回も結局LNCで共通のまま、と分かってきてがっかり。
▼満足度1点 ※ネタバレ少しあり
……(ネタバレにより削除しました)……。
▼快適さ1点
戦闘時に敵軍の思考時間が短いのは確かですが、相手が魔法やキュアリーフを頻繁に使い、そのたびに数秒間の飛ばせないエフェクトが挟まれるのでげんなり。やっぱりエフェクトカットの機能が欲しかった。何十回何百回も敵の補助魔法がけを見せることに何の意義が。携帯機でキャラも小さいし、あっと驚くような画面演出なんて期待もしていないし作れるわけ無いのに、なんでちまちまと毎回表示するんだろう、というむなしい気持ちに。
それからヘルプメッセージのもたもたとした表示のさせ方、しかも末尾に重要な情報が載せてあってひと目で確認できないのはひどすぎる。なんで素直に一括表示にしなかったんだろうかと。
COMMENT
諸々の新要素のダメな部分はゲームが進行すれば解決するというものではないので、後半へいけばいくほど更に苦痛になってくる、そんな作品でした。
皆さんのレビューを見るとシナリオだけは原作どおり重厚で褒められる、という傾向のようですが、もともとのSFC版だって結構トホホな展開ではありました。……(ネタバレにより削除しました)……。でも序盤の超ダークなイベントや、スマートなUI、キャラごとに徹底的に鍛えられる育成要素、複雑だが理解すればとても面白いWT制、などなどが高く評価され、以後繰り返し模倣されていく神格化されたソフトになったのだと思います。今回の『運命の輪』がそういった長所を受け継いで発展させているかというとNOです。