タクティクスオウガ 運命の輪 レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/11/11 |
価格 | 5,980円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,980円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
330人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 4pt | 2pt | 0pt | 2pt | 2pt |
31pt
GOOD!
SFC版、PS1版は通算10回以上クリア済み。
・タクティクスオウガがリメイクされた事
名作に多くの人が触れる機会が増えたことは素晴らしい、素晴らしいのだが・・・。
・バランス変更
過去作は弓や魔法が強すぎたり、Lユニットがゴミだったりしたけど、
ここが改善されたのは素直に良かったと思う。
・音楽
良いんじゃない。
BAD/REQUEST
・ストーリー改変・加筆
アロセールがNルートで離脱したり、Lルートで仲間にならないのは彼女なりの信念があるからだったのにまさかの全否定ですよ。
ヴァイスは粗暴、カチュアはわがままと安易なキャラ付けが実に薄っぺらい。
松野さんの原案による修正らしいけど、それが本当なら松野さんは過大評価されすぎてたのかもしれない。
・グラフィックが汚い
なんとか3Dとか、あえてSFCらしさを残したとか言ってるらしいけど、単にドット絵を拡大してぼかしただけなんじゃないかと思うくらい粗い。
過去作は顔画像も文字もドットだったから全体的に美しい調和がとれていたけど、
今回はキャライラストと文字がきれいになった為、余計汚い印象を受ける。
・クラスごとにレベル管理
なんでこんなことしたのか意味がわからない。
・SQUARE ENIX PRESENTS
何かイラっとした。
COMMENT
耐えられなくて途中で投げました。
結論を言うとこれはタクティクスオウガでなく、良く似た別ゲームです。
完全な新規プレイヤーかタクティクスオウガを改造して遊んでた人向けだと思います。
タクティクスオウガを遊びたい人はPS1版があるのでそれをPSPで・・・ってもう売ってないのか。
夢も希望もないね。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 2pt | 1pt | 1pt | 2pt |
32pt
GOOD!
◆オウガシリーズ完全新作への夢をつないだ
◆懐かしいBGMがゴージャスなアレンジで聴ける
◆ヴァイスの顔芸
◆長いムービーや声を入れなかったこと
発売前の雑誌情報や宣伝動画を見て中身に期待し、わくわくできたことも、長所といえば長所かと。夢を感じさせるタイトルでした。
BAD/REQUEST
発売に間に合うように適当にやっつけました、プレイヤーが楽しく遊ぶかどうかまでは気が廻りませんでした、という雰囲気がゲーム全編に漂っています。以下個別に挙げます。
▼オリジナリティ2点
今回、製作陣はそのままのリメイクだと売れないと思ったらしく、旧作に無い新しい要素を付け加えています。その部分にきらりと光るオリジナリティがあるかというと・・・サッパリです。もう死ぬほど古臭いとしかいえないアイテム合成(錬金釜が毎回ガタゴト揺れる、失敗もある。ほんとうに誰得)や、FFTでやったスキル制(こっちはレベルや職による縛りがあるので自由に組めず、あまり楽しくない)など、どれも微妙。対戦モードは友達じゃなくAIが操作して、これまた微妙。
新機能の「CHARIOT」と「WORLD」は快適に遊ぶための追加要素のようですが、乱用するとつまらなくなる気がして積極的には利用しませんでしたし、実際無くてもゲームの中身は全然変わらないという気が。快適にするつもりがあるのなら、戦闘エフェクトを全部OFFにする機能なんかのほうが遥かに嬉しかったと思います。
▼グラフィック2点
吉田明彦氏は他のありとあらゆる仕事を後回しにしてでも「運命の輪」のキャラ絵を描くべきだったんじゃないでしょうか。政尾翼氏も気合を入れておられることは伝わるんですけど、旧作のラインを壊さないようにしたキャラと、ザパンやガンプなどの濃い政尾絵が混在していて中途半端。全体的に表情も険しく、最後まであまり好きになれなかった。唯一、Cルートのヴァイス君は生き生きとした悪人顔でイイ感じでした。
それと、ピンボケ問題。戦闘だけでなくシナリオ部分もぼんやりとした画面だったのでがっかり。慣れれば耐えられるんですが、もっと綺麗に仕上げて欲しかった。初代PSならともかく、2010年にピンボケしたドットキャラを見せられるのは淋しい。
▼サウンド3点
懐かしいのが聴けたので及第点。
▼熱中度2点
序盤はそれなりに長時間継続して遊びましたが、後半から作業っぽさが出てきて終盤はクリアだけできればいいという気持ちに。なぜかというとこのゲーム、中盤以降の牽引力が弱い。頼もしい筈の固有仲間キャラがクラスレベル制の為にレベル1とか3とかで加入してきてがっかり。新しい武器や防具が登場してもレベル制限ですぐには装備できずがっかり。最終章のシナリオは今回も結局LNCで共通のまま、と分かってきてがっかり。
▼満足度1点 ※ネタバレ少しあり
……(ネタバレにより削除しました)……。
▼快適さ1点
戦闘時に敵軍の思考時間が短いのは確かですが、相手が魔法やキュアリーフを頻繁に使い、そのたびに数秒間の飛ばせないエフェクトが挟まれるのでげんなり。やっぱりエフェクトカットの機能が欲しかった。何十回何百回も敵の補助魔法がけを見せることに何の意義が。携帯機でキャラも小さいし、あっと驚くような画面演出なんて期待もしていないし作れるわけ無いのに、なんでちまちまと毎回表示するんだろう、というむなしい気持ちに。
それからヘルプメッセージのもたもたとした表示のさせ方、しかも末尾に重要な情報が載せてあってひと目で確認できないのはひどすぎる。なんで素直に一括表示にしなかったんだろうかと。
COMMENT
諸々の新要素のダメな部分はゲームが進行すれば解決するというものではないので、後半へいけばいくほど更に苦痛になってくる、そんな作品でした。
皆さんのレビューを見るとシナリオだけは原作どおり重厚で褒められる、という傾向のようですが、もともとのSFC版だって結構トホホな展開ではありました。……(ネタバレにより削除しました)……。でも序盤の超ダークなイベントや、スマートなUI、キャラごとに徹底的に鍛えられる育成要素、複雑だが理解すればとても面白いWT制、などなどが高く評価され、以後繰り返し模倣されていく神格化されたソフトになったのだと思います。今回の『運命の輪』がそういった長所を受け継いで発展させているかというとNOです。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
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-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
-
信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
-
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
-
信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
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リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
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刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
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戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
-
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
・「タクティクスオウガ」のリメイク。それだけでPSPごと買いました。新作への希望がつなげたことがファンとしてはいちばん嬉しかった。
・ザパンが格好良かった。Lルート限定ですが、ザパンの男ぶりが上がって、既存のキャラが軒並み評価を落としまくるなか、一人で気を吐いていたと言いたいぐらい良かったです。
BAD/REQUEST
・オリジナルを生かす気も尊重する気もないキャラクターデザイン。土臭い、地に足のついたキャラが魅力だったのに、どいつもこいつも美形揃い、そうでなかったら悪役は酷い顔のわかりやすいデザインが最後まで鼻についた。特に「伝説のオウガバトル」を否定するような設定のキャラはなぜ?
・追加されたテキストが浅い。キャラクターを掘り下げるというより劣化が酷い。Lルートのレオナール、カノープス、オズマ、みんな、なじょしてこうなった。
・クラスごとのレベルシステムが辛い。ヴァイスやホワイトナイツがおかげで弱い。新しく参入した顔キャラの独自クラスの強さを堪能したいのに、ちまちま育てないとならない。単純につまらない。
・敵AIの補助魔法偏重。何かというと補助魔法連発。ザコだけかと思いきや、ラスボスまで。敵のATKとDEF見て、命中率考えて、ここで倒さないと次のターンで誰か死ぬという緊張感はどこへ行った? しかも魔法のエフェクトも切れやしない。戦闘が長い。たるい。
・意味のない合成成功率。貴重なアイテムを消費しているのだから失敗なんて受け入れるはずがないとスタッフは誰も思わなかったのだろうか? リセットできるシステムで成功率なんて時間の無駄。意味がないことさせんな。
・無駄に増えたエレメント。地水火風に光と闇だけではなぜ駄目だったのか? ゼテギネア神話はどこへ行った。オリジナリティーもない123とついた魔法。術者次第で強くなるオリジナルのシステムではなぜ駄目だったのか? その先に召喚魔法と禁呪があったのが良かったのに。
・某キャラの安易な救済シナリオ。
・ルートによって絶対に仲間にできないキャラがいたのに、そんなこともなくなった甘ちゃんなシナリオ。
・弓最強のオリジナルを越えられない戦闘システム。
COMMENT
SFCからのファンです。SSでもPSでもやりました。Wiiまで買いました。でも、これは私の愛した「タクティクスオウガ」じゃない、「運命の輪」です。
最初はソフトが出るというだけで狂喜乱舞していたのに、情報が出されていくに従い、不安を覚えるようになり、実際にプレイが始まってからもオリジナルと比べずにいられませんでした。これがオリジナルスタッフの集結でも「オウガ」じゃなければ見向きもしなかったでしょうし、プレイしても欠点は欠点として受け入れられたかもしれません。なぜ「タクティクスオウガ」がこのシステムでなければならなかったのか、その理由は見えず、理解もできません。
懐古厨という批判は甘んじて受けましょう。でも、そのファン層を当てにして売り出した以上、オリジナルとの比較は避けて通れないものではないでしょうか。
初回限定盤を買いましたが、タロットカードごと売り払いました。3DS LLでオリジナルをダウンロードしてプレイし直します。