The 3rd Birthday レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2010/12/22 |
価格 | 6,090円(税込) |
レーティング | 【D】17才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:シネマティック・アクションロールプレイングゲーム ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,980円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
430人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt | 3pt | 3pt |
55pt
GOOD!
まず、グラフィックのレベルが非常に高いです。PSP最高レベルと言って良いと思います。相変わらずスクエニのグラフィックチームは優秀だと思いました。特にプリレンダムービーは目を見張るレベルです。大画面で見たいと思いました。勿論リアルタイムイベント部分、ゲーム部分も素晴らしい出来です。
バトルシステムの根幹であるオーバーダイブも非常に爽快感が有り楽しかったです。敵によって武器を使い分けてオーバーダイブやリバレーションで派手に敵をぶっとばすととても気持ち良く、『The 3rd Birthdayならでは』の爽快さを味わう事が出来ます。又、オーバーダイブがストーリーの主軸である事も、このゲームのオリジナリティを高めていると思いました。
後は音楽がなかなか良かったと思います。緊迫感を演出していました。
BAD/REQUEST
ストーリーと演出が駄目駄目です。ただでさえわかりずらいタイムトラベル系の話なのに、演出の見せ方が下手過ぎてプレイしている側はちんぷんかんぷん。イベントでしっかりとストーリーを説明出来ていないから最後のどんでん返しも全然感動出来ないし、そもそもこんなストーリーではアヤにもイヴにも感情移入出来ない。こういったタイムトラベル系のストーリーは、過去や未来を書き換えた時に、常にスタートとして存在する「幹」が必要不可欠です。バックトゥザフューチャー然り、バタフライエフェクト然り。しかしこのThe 3rd Birthdayにはその幹が無い。だから何がどうなるのが主人公や仲間にとって一番好ましい結末なのかが全く分からないし、アヤが腰を据える所(拠点)も途中から唐突に変わるので余計に感情移入が出来なくなっている。だからどうなるかと言えば、結局のところ、『キャラを全く好きになれない』。ハッキリ言ってFF13と全く同じ失敗をしてる。恐らくシナリオ担当の鳥山求氏はストーリーに深みを出そうと敢えてこういったシナリオと演出をしているんだろうが、完全に逆効果です。シナリオに深みを出す、というのはこういう事では有りません。むしろ、回りくどい分余計にペラッペラに見えます。
周回プレイ推奨
基本的にストーリーも一本道で探索出来る場所も少ないので何周もする気が起きません。なのですぐに飽きてしまいます。ストーリーに制約され過ぎて自由度が低いのは、最近のスクエニのゲームの課題ですね。その肝心のストーリーが素晴らしければまだ手元に残しておこうという気にもなりますが、ストーリーがアレでは、長く手元に残しておこうという物好きはあまり居ないと思いますよ。
バトル関連
GOODの所に記載した良い部分や、歯応えのある難易度など、バトルに関しては非常に良い出来だと思いますが、ちょっと敵の種類が少ない気がしました。1体1体倒し甲斐がありますが、種類が少ないので飽きが来ます。
COMMENT
普通の人は1、2周してすぐ飽きるゲームだと思うので、これから購入予定の方は中古購入をお奨めします。ストーリーは酷過ぎてどうしようも無い出来ですが、バトルは結構面白いので興味の有る方はプレイしてみては如何でしょうか??
とりあえずシナリオ担当の鳥山求さんはもうFFや3rdみたいな大作のシナリオは今後一切書かないで下さい。鳥山さんのせいで作品が駄目になる。鳥山さんはこういった大作を任せられる器では無いと、FF13とこの作品で完全に露呈していると思います。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt | 3pt | 3pt |
45pt
GOOD!
スクウェアのアクションゲームとしては久々の面白い作品でした。
オーバーダイブという次々と対象を乗り移りながら戦うというシステムは、戦略的な戦いが出来るようになっていて良かったです。
ボス戦なども、敵が自分を狙うのを利用して逃げながら戦うという事もできたりして、戦い方に幅があるように感じました。
また、6種類ほどの武器それぞれに特徴があり、それを使い分けて戦っていくのも最初は面白かったです。
グラフィックに関しては、かなり高いレベルです。
さすがスクウェアといった感じです。
BAD/REQUEST
真っ先に駄目だと言い切れるのはシナリオです。
前作をプレイした事のある人ならはっきりと駄目だと言うでしょう。
それほど、前作の設定が活かされていません。むしろ殺されていると言ってもいいほどです。
何故コレを「パラサイト・イヴ」の続編として出したのか理解できません。
コレなら完全新作として出したほうが良かったです。
また、全体的に作りが様な気がしました。
武器の数が相当有りますが、こんなに数があっても仕方ないと感じました。
武器の数が多い分にはいいのですが、攻撃力などが微妙に違うだけの武器が多すぎます。
一種類の武器ひとつに対し、4,5個まで落としこむべきです。
カスタマイズも、もっとコレを付けるとコレが付けられないという取捨選択をさせるべきだと思います。とある弾丸がバグを疑うほどの調整不足だったり、惜しい点が目立ちます。
また、武器の装備枠で強制装備のハンドガンがあるので、2枠にしか装備ができません。
他のハンドガンを使いたい場合、ハンドガンを2つ持つことになるので、せめてハンドガンの種類を変えられる様にして欲しかったです。
また、弾丸補充が補充のアイテムをとると全てMAXになるだけなので、弾の少ない武器を選ぶと弾丸不足になる場合もあるのが調整不足であると感じます。
そのせいで絶対に弾丸の多い武器を装備することになるので、使いづらい武器も有ったりします。
オーバーエナジーも、乱数絡みで結果が変わるせいで取っ付きにくいと感じました。イマイチ強化されているのかわかりづらいのも原因の一つかと思います。
COMMENT
最初は期待していなかったこともあり、中々面白いゲームだと思ったのですが、長時間プレイするにつれ、徐々にアラがみえてきてしまいました。
1周する分には、シナリオが酷いとしか思いませんでした。
周回プレイを推奨しているようですが、何十周とプレイするには少し要素が足りないような気がします。
周回するに連れ新しい武器が開放されるとか、特定条件で新モードがでるとかして欲しいです。
公式のチートモードで無限弾にすることは出来るのですが、それの開放条件が10周……
それまでに飽きます。
2周,3周していくと徐々に敵の動きが単調なのも分かってしまい、周回するのが辛いです。
ゲーム自体が敵が出る→倒す→先に進むを繰り返す単調さというのもあいまり、あまり何十周もできない様な気がします。移動できるルートが分岐したりして入れば、それだけでモチベーションを保てた様な気がします。
唯一感動したのは、公式弱体化チートモードという発想です。
ゲームの楽しみを無くす事の多いチートで、逆に新しい遊びを作れる事を証明した訳ですから。
チートツールを使用しているユーザも、何かしらの新しい発想に役立っているということでしょうか。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
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大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
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沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
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リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
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グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
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輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
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ECHO NIGHT
GOOD!
・ムービーシーンが綺麗。アヤが魅力的にうつります。PSPでここまで表現できるのはやはりスクエニの技術力かなーと思います。
・オーバーダイブという新しいシステムのおかげで未体験のアクション性が楽しめる。
敵との立ち位置の調整に利用したり、兵士の配置を考えることによって戦略性のあるバトルが楽しめる。爽快感も高い。(ただこれによってBADな点も…)
・オーバーエナジーのカスタマイズが面白い。有効なスキルを考えて配置したり、自分好みのカスタマイズを合成で作り上げていく感覚が楽しい。やや複雑なので攻略情報が必須かもしれないが…
・アヤのコスの作りこみが良い。コスチュームが多いのはもちろん、ダメージによっての破損の作りこみが細かくて凝っている。
BAD/REQUEST
・アヤのコスチュームが多いのはいいのだが、性能的にも防御力が変わるだけで、個性がない。
好きな外見で戦える、というのはいいのだが…もうちょっとカスタマイズ要素があってもよかったかと。
・アクション時の視界が悪い。
視界が狭いせいで狙っている相手以外の敵や兵士の位置が分かりづらく、戦況把握が困難。
オーバーダイブする仲間もどっちにいるのかわからないような地形も多い為、正直イラっとすることも多かった。
ミニマップもあってないような見にくい仕様で正直あまり活用できませんでした。
特にショットガン系の武器は狙える範囲も分かりにくく使いにくかった。
・武器の種類が多いのはいいが変わり映えしない能力値。
これだけ数があるのであれば武器ごとの特殊技能やスキルが搭載されていてもいいような気がしました。
正直、使う武器が決まってしまっていた。
・ストーリーがひどい。
もうやってみればわかりますが、ひどすぎます。
PEの続編をにおわせるキャラと世界設定を流用しただけのとんでもストーリー。
おまけにキャラクターに魅力が全くない。
アヤは外見など魅力的ですが、最後は結局、え?なオチなので拍子抜けしてしまったり…
ムービーやイベントの見せ方などは上手なのに物語に魅力がなく、すごくもったいない印象を受けました。
・キーコンフィグのつめが甘すぎる。
キータイプがいくつかあるのはこうしたアクションでは珍しくありませんが、全てが中途半端です。
たとえば、武器構えとカメラリセットの配置をLとRで変えられるのですが、Lで構える場合は、○と□で対応する射撃、グレネードのボタン配置が変えられるのですが、Rで構える方にするとグレネードと射撃ボタンが固定されてしまう、などといったもの。なぜ一個ずつボタンの割り当て自由を変えられるようにならなかったのか、中途半端にタイプが固定されてしまったのかよくわかりませんでした。
また、一番の問題点はカメラ操作のリバース操作が可能なのに、なぜかスナイパーライフルを構えた時の照準操作はリバース設定ができません。
普段リバースをしない人には全く問題ないのでしょうが、私はどんなゲームも上下リバースをしてプレイするのでこれは非常に不満でした。
なぜ照準合わせだけ設定できないのか?両方できないのであればまだ理解できた可能性もありますが、仮にもガンアクションであればこうした部分は作りこんでおくべきだったと思いました。
・
COMMENT
最初はアヤのコスやムービー等下心満載の目的で買いましたw
が、遊んでみるとそんなところにはあまり目がいかなくなり、純粋にアクションゲームとして楽しめました。
歯ごたえがあったのでイージーにしてプレイしましたが、正直苦戦しました。
しかし二週目をノーマルでプレイ中に、急に熱が冷めてしまいました…
一周目は物語も知らないし、敵配置や倒し方も手探りなので楽しく遊べたのですが、二週目になって思いました。
物語とキャラに全く魅力がないことと、敵がワンパターンすぎてどのシーンもものすごい既視感があり、同じような攻撃パターンで攻略ばかりしていることに気づいて飽きてしまった。
基本的に物陰に兵士を隠して、クロスファイアを狙って…という攻撃でないと敵が固くてゴリ押しもきかなかったりと、正直同じことの繰り返しになっている感覚が否めなかった。
システム部分には楽しいものがあったものの、周回プレイを前提とするよりも物語やステージ、敵のパターン等を作りこんだものがよかったなと思いました。
あとこれだけムービーやキャラを引き立てる内容であればPSPで出すよりも描写能力の高いPS3のがふさわしい気がしました。
PSPの性能上の制限でしょうが、こじんまりとしたステージになってしまうことがシステムの良さを潰してしまっているのではないかと思ったので、このシステムをいかした次回作をPS3で出してください。
もちろんシナリオはT山氏以外でお願いします。