テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3
タイトル概要
中央値: 47 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 17.85 (難易度) 2.31 mk2レビュー数 36ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
406人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
408人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
総合点
46pt
46pt
GOOD!
テイルズシリーズ全作、マイソロ1、2プレイ済。
■前作からの改善点(仕様はうろ覚えです)
・待機メンバーもレベルが上がるようになった。
・あくまで超基本装備だが、裸でパーティーに加わってこない。
・もういないやつを探す方が早いくらいキャラを網羅。
・本家と同様にマップが見降ろしタイプになったこと。
BAD/REQUEST
■グラフィック
キャラグラが相変わらずしょぼい。アバターの着せ替えみたい。
簡素すぎるメニュー周りも全く直ってなかった・・・
アイテムのグラフィックもなく、ただ文字の情報を垂れ流すのみ。
容量の節約なんだろうか。一度本家開発陣が監修してほしい。
■バトル
なりダンXで携帯機の本気を、グレイセスでバトルの本気を見た後
だけに余計にしょぼく感じる。相変わらずエフェクトとSEが酷くて
バッサリ感が全然ない。リザルトの爽快感も。これがあるので新機能
のレディアントドライブもいまひとつに。
■クエスト
序盤から敵を数十匹倒せなんていう内容のものが多数。
COMMENT
お祭りゲーという補正を抜きにしても、あまりにも前作と代り映え
しないのでちょっと悲しさを覚えました。たぶん同じデベロッパー
が請け負っている限り劇的進化は望めないでしょう。
グラフィックがあまり気にならず、かつファンなら買ってもいい。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: Ryou レビュー日: 2011-07-22
○良い
ダンジョンの視点が斜め上からになって見やすい。
ボス戦はRD使ったゴリ押しでいけるため、どうしても勝てないときに重宝。
秘奥義演出、カットイン、BGMは文句無し。
仕掛けを解除するアクションが細かくて面白い(武器を使う、穴を通る、機械をいじるなど)
戦闘中のキャラの動きがとてもスピーディで爽快感を感じる。
装備できる武器の種類が複数あるキャラクターは、原作通りに装備できる。
(ユーリ・リッド・クレスは剣の他に斧、エステルは剣の他に杖、など)
○悪い
クエストの面倒さレベルがアップ。水増しクエが多いため、ダレる。
生産の料理は回復効果がなくなったため実用性に欠ける。
倉庫の整理は□+十字キーでページ送りできるのに、売却の時にできないのはなぜですか。
主人公のパーツが増えたのはいいが、ほとんどがネタでうんざり。「オリジナル」はどこへ?
館内マップから直接目的の場所に行けない。
ダンジョンからパッと戻れるのがクエストクリア後だけ。
主人公が空気(大問題)。
今作のシナリオ、ちょっと腑に落ちないです。
そんな話だったっけ?と思うほどいきなり話が飛んだり、主人公が協力してもまるでヒロイン一人だけが頑張ったみたいな扱いで、
ディセンダーの必要性がまるで感じられないシナリオ。
「君のためのRPG」はどこにいったの・・・1と2はここまでひどくなかったのに・・・
キャラクターの性格も、変えすぎじゃないのかと思うほど酷いキャラがいます。
製作スタッフは、本当にテイルズオブシリーズをやった事があるのか疑問に思うレベル。
お祭り大いに結構。ですが、行き過ぎはやめてもらいたいです。
それから公式サイトのPVは誇張しすぎたものです。中身はそれほど濃くも重くもないのでご注意下さい。
原作の概念を捨て、お祭りゲームだと割り切ってプレイすることをオススメします。
ダンジョンの視点が斜め上からになって見やすい。
ボス戦はRD使ったゴリ押しでいけるため、どうしても勝てないときに重宝。
秘奥義演出、カットイン、BGMは文句無し。
仕掛けを解除するアクションが細かくて面白い(武器を使う、穴を通る、機械をいじるなど)
戦闘中のキャラの動きがとてもスピーディで爽快感を感じる。
装備できる武器の種類が複数あるキャラクターは、原作通りに装備できる。
(ユーリ・リッド・クレスは剣の他に斧、エステルは剣の他に杖、など)
○悪い
クエストの面倒さレベルがアップ。水増しクエが多いため、ダレる。
生産の料理は回復効果がなくなったため実用性に欠ける。
倉庫の整理は□+十字キーでページ送りできるのに、売却の時にできないのはなぜですか。
主人公のパーツが増えたのはいいが、ほとんどがネタでうんざり。「オリジナル」はどこへ?
館内マップから直接目的の場所に行けない。
ダンジョンからパッと戻れるのがクエストクリア後だけ。
主人公が空気(大問題)。
今作のシナリオ、ちょっと腑に落ちないです。
そんな話だったっけ?と思うほどいきなり話が飛んだり、主人公が協力してもまるでヒロイン一人だけが頑張ったみたいな扱いで、
ディセンダーの必要性がまるで感じられないシナリオ。
「君のためのRPG」はどこにいったの・・・1と2はここまでひどくなかったのに・・・
キャラクターの性格も、変えすぎじゃないのかと思うほど酷いキャラがいます。
製作スタッフは、本当にテイルズオブシリーズをやった事があるのか疑問に思うレベル。
お祭り大いに結構。ですが、行き過ぎはやめてもらいたいです。
それから公式サイトのPVは誇張しすぎたものです。中身はそれほど濃くも重くもないのでご注意下さい。
原作の概念を捨て、お祭りゲームだと割り切ってプレイすることをオススメします。
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GOOD!
前置きとして、前作、全前作他、ほとんどのテイルズシリーズはプレイしている者のレビューです。
前作レディアントマイソロジー2との比較が多くなるかもしれません。
■オリジナリティー
総勢70人以上の仲間から好きなキャラクターをその度選んでクエストを消化していく形のゲームで、形式的には似通ったゲームは数多くあるのですが、数多い仲間一人一人にしっかりと個性付けがされている点は素晴らしいですね。ただ、前作と比較すると・・・BADの方に後述します。
■グラフィックス
新規参戦キャラクターの一部の秘奥義や、グレイセスから参戦したキャラクターの通常技エフェクトなどはよく再現されていて好感が持てました。ダンジョンも全体的に綺麗に作られていて砂漠のダンジョンなど特によく出来ていたと思います。しかしこちらもBADの方で書きたい部分が多いです。
■サウンド
これは本当に素晴らしい。文句無しです。
前作の時点で歴代の戦闘曲やイベント曲がこれでもかというほど詰め込まれていたのですが、今回は更にそれに新規の歴代曲が加わっており、サウンドトラックとして売っても問題ないのではないかというほど。
各ダンジョンにも歴代のダンジョンの曲が豪勢に2曲づつ流れるようになっており、飽きさせません。
追加された曲はどれもいい曲ばかりで、新規に作られた曲もとても素晴らしかったです。聴きごたえがあります。
加えて今回は歴代の曲も戦闘曲に設定できたり、拠点のBGMを変えられたりと、とにかくBGMの面では文句のつけようがありませんでした。
SEに関しては全体的に軽くパッとしないのが残念でしたね。
■熱中度
今回は歴代のキャラクター達がまとまってどんどん参加してくるのではなく、ストーリー進行とともに徐々に集まってくるようになっており、サブクエストで仲間になるキャラクターなどもいるため早く新しいキャラクターを使いたいという思いから止め時を見つけられずに何時間もプレイしてしまう中毒性がありました。
通常のクエストとは違い、各歴代キャラから受注するサブクエストにはしっかりと内容があり、ただのおつかいではないのもよかったと思います。
スキットと呼ばれる会話を見ているだけで、ファンはにやにやできるのではないでしょうか。
■満足感
ボリュームたっぷり。 普通にそこそこクエストをこなしながらプレイすればマザーシップタイトルと同じぐらいのプレイ時間になると思います。 クリアしてそこで終わりではなく、クリア後に初めていけるようになる部分が多いのも嬉しいですね。
また、ダンジョンが今までとは大違いのボリュームで一つ一つがかなり広く、しっかりとギミックが詰め込まれており、ストーリーが進むにつれてどんどんと行くことのできる世界が広がる喜びがあります。
スキットの量も驚きの600超とかなりのボリュームで、拠点に戻るたびに繰り広げられるキャラの掛け合いは歴代ファンにはたまらないものがありました。
システム面でも前作でプレイヤーに求められたものをできるだけ取り入れようという姿勢が見られ好感が持てます。
・理不尽な職業間のバランスの改善
・手間だった採掘、採取アイテムの廃止
・歴代曲をいつでも戦闘曲に使用可
・生産が同時に大量に行える
・装備の合成、強化の実装によって見た目重視な装備も実戦に耐えられるように
上にあげたのはほんの一部で、本当に細かい点でユーザーの要望にしっかり答えてくれています。 前作をやった人なら実感できる部分も多いはず。
また、今回はDLによるクエストの配信もありますので、長く遊べる作品になっているのではないでしょうか。
歴代のテイルズが好きな人だけでなく、これをプレイしてテイルズが好きになれる人もいるのではないだろうかと思えるぐらい、システム周りは充実していたと思います。
付け加えて、量は少ないですが今回は作中ムービーもそれなりに動いてくれたのはよかったです。
OPムービーも映像は綺麗でした、曲の展開と映像の展開がデタラメに合ってなかったのは残念ですが。
■快適さ
今作からメディアインストールが可能になりました。
前作の時点でロードはほとんど気にならないレベルでしたが、今作はメディアインストールのおかげで更に快適にプレイできましたね。
ただ、逆にメディアインストールを行わないとかなりロードが気になるようです。メモリースティックの空きがないと辛いかもしれません。
それと、前述したダンジョンの広さは、とあるシステムの改悪と合わせて、快適さに大きな悪影響を及ぼしているのでそちらはBADに後述します。
■難易度
正直プレイスタイルによって難易度は大きく変わると思いますが、全体的に見てもかなり難しめに仕上がってると思います。
雑魚に全滅させられることもありますし、一部のボスに至っては正当法ではまず勝てないレベルです。これはひどい。
その分勝てた時の喜びは大きかったですが。
BAD/REQUEST
かなり辛口になると思いますが、いいゲームだからこそ出る不満も多いです。
■オリジナリティー
細かい部分でのシステムはよくユーザーの希望にこたえていますし、登場するキャラクターの数もしっかり増えています。
しかし、前作と比較して、大きな部分のシステムは「まったく」進化してません。
びっくりするほど進化してない。2をかなりやりこんだ身としては、まったく変わらない戦闘システムに少し残念な気持ちを覚えました。レディアントドライブという新システムがありますが、秘奥義を覚えた後は一部の局面以外は残念ながらオーバーリミッツの影に隠れてお役御免になること請け合いです。
戦闘システムの他、通常クエストも全然進化してませんでした。基本はおつかいです。
一部のキャラから受けられるサブクエストはスキットやシナリオの充実で楽しめたのですが。
■グラフィックス
進化してません。びっくりするぐらい進化してません。
新規のキャラクターの一部秘奥義や術技のエフェクトはしっかりつくってありますが、前作からの続投キャラはほとんどが全くもって前作そのままです。
前作の時点で他のPSPのソフトと比べてもかなり見劣りするエフェクトやポリゴンでしたが、そこから全く進化がないのでがっかりです。お祭りゲーに求める部分ではないのかもしれませんが。
中にはペラッペラの2Dエフェクトを解像度が足りてないのかやたら引き延ばして使っている部分もあり、見た瞬間に萎えました。しかもその紙エフェクトを正面以外から映すものですから目も当てられません。
全体的に術技のエフェクトにやる気とセンスが感じられませんでした。
キャラのモデルもやたら腕が細く少し不気味です。キャラ毎に顔の大きさなどが不釣り合いなのも妙に気になる。
■サウンド
特に文句はありませんが、SEにもう少し迫力があればなおよかったと思います。
■熱中度
人によって熱中できるかどうかは大きく変わると思います。
キャラクターが好きになれれば、スキットを見るだけでも楽しめますし、戦闘のクオリティも悪くありません。ただ、基本的にはお使いを繰り返すゲームですので、濃厚なストーリーを求める方の肌におそらく合わないかと思います。
■満足感
非常に大満足な部分が多いのですが、その裏でかなり不満な点も多かったです。
戦闘に関しては全体的に原作と比べもっさりしてしまったキャラが多く(しっかり作られたキャラもいます)中には原作では難なく繋がった連携が全くつながらず、そもそもコンボが組めないキャラまでいます。しかもこれは、2の時から全く変わっていません。
「歴代原作の再現に尽力」、したらしいのですが、プレイしていて気付いたのはリッドの通常攻撃と一部の術技。グレイセスのキャラクターのアラウンドステップ、後はカイルの髪形。 えっ?これだけ? 詐欺じゃないですか。
しかもひどいことに原作で空中コンボを得意としていたジュディスに至ってはまったく飛べません。空中で発動できる技はありますが、確実に地に落ちます。空中で発動して、空中にとどまっていられる技がない訳です。
エミルやシングといった他の空中コンボが得意なキャラにおいても同義で、完全に羽根をもぎ取られてます。原作再現はどこに。
それと、歴代をやっている人なら分かりますが、技の取捨選択が理不尽です。明らかにキャラ固有の術技を捨てて、凡庸的な術技ばかりを覚えるようになっています。術師キャラにおいては特に顕著です。リタなど特に涙目。
以上戦闘システムに関する部分で、その他の面でも更にいくつか。
今回はパーティに参加していないキャラでも経験値が入るということで、これはありがたい改善だったのですがまさかの落とし穴がありまして、全てのキャラクターがレベル70を境目にパーティインしていないと経験値を得られなくなります。
つまりはストーリー本編だけカバーして、クリア後のやり込みに関してはキャラ毎に育ててね、ということなのでしょうが、今作は前作に比べて相当 「キャラクターの成長が遅い」 です。 クリア後は特に顕著。
70名以上のキャラクター全てを育てようと思った時の苦労は測りきれません。結局クリア後は特定の何名かを育てそのほかのキャラクターは戦力外通知を受けてしまう仕様です。
かといって、全てのキャラを育てる必要はないということなのかと思えば、得られる称号の中にはキャラクター全員のレベル合計が?以上。といったものがあるのでそうはいかないようです。
このゲームを完全にやり込もうとする人はとてつもない苦労を強いられるでしょうね。
勿論私はそこまでやり込むつもりも、やりこめる自信もありません。
■快適さ
ダンジョンが広くなったことは勿論良い点でもあるのですが、重要な弊害も生まれてしまっています。
というのも、今作もクエストはほとんどがおつかいで「?を倒してきて」、「?を拾ってきて」というものばかりです。
その”?”がダンジョンに入ってすぐの敵、すぐの場所にあるアイテムならいいのですが、なかにはダンジョン奥深くまでいかなければ会えない敵なども多く、そこまでの移動だけでダレてしまいます。
対策としてダンジョンごとにショートカットもかなり用意されているのですが、正直なところ賄いきれていません。
更に最悪なのが、「(ダンジョン)から?を探してきて」というクエストの中には 『ダンジョン内の大まかにどの部分にそれがあるのか』 という情報さえないクエストがあります。
相当に広いダンジョンをどこにあるのかも分からないアイテムを探し求めてうろうろするのは、相当苦痛になりました。そして、goodにもあげているある改悪がこれにさらに拍車をかけています。というのが、前作ではいつでもどこでもすぐにダンジョンを脱出できたのですが、今回はクエストをクリアした状態でないとダンジョンを出ることができません。どこにあるのか分からないアイテムを探し求めてダンジョンの最奥までいった挙句見つからず、再び同じ道を帰っていく。2倍の苦しさを味あわせてくれます。ひどい改悪ですね。
レベルをあげようとうっかりクエストを受けずにダンジョンに潜ってしまった場合。帰り道は徒歩になります。わざと全滅して船に搬送されるのが当たり前になります。
それと、相変わらずもてる装備の数が少ないですね。ダンジョンを徘徊していたら宝箱やら敵からどんどん装備アイテムが拾えるので、所持数が限界数を超えるとそれを処分する手間が生じます。
また、それを処分する際、まとめて処分することができません。一個一個捨てるか、売るか。
そのうえ、有用なスキルのついた装備は残しておきたいので、ひとつひとつスキルを確認する必要があります。常時スキルが表示されればマシだったのですが、カーソルをずらしながらいちいちスキルを確認するためにボタンを押し、売り、次のジャンルの装備へ・・・とても疲れました。
■難易度
基本的にはシビアめで、楽しめました。
ただ、一部の敵に尋常じゃないものがいます。またやり方を覚えてしまえばものすごく簡単に倒せてしまう敵もいます。
例をあげれば、クリア後のとあるボス戦では、一人一人がボス級の敵が4体も現れ、フルボッコにされるものがあります。しかもこれが重要任務なため、クエストを放棄することができません。この重要任務、パーティが完全に固定されてしまうため、そのボスを倒せるようになるまではクエストを放棄することも許されず、パーティの変更も許されず、地道なレベル上げと装備の強化を要されます。最終的には相手からのダメージがほぼ一桁になるまで鍛えて、ようやく勝てました。ちなみに主人公以外は耐えられる訳もなく即死します。
時にはパーティすら組めず主人公一人で4人の相手と戦うクエストさえあります。2分以上動くこともできずにフルボッコされ、ようやく動いてもすぐに捕獲されると。
まともに動けるのは数分の間に数秒程度というまさに鬼畜ゲー状態。ちなみに受けるダメージが一桁になるぐらいに鍛えておかなければ即死です。戦術も何もあったものではありません。
結局のところ難易度は極端ですね。異常な難易度のものを回避できればよかったのですが前述したクエストに関しては受けた後にセーブしたが最後、クリアするまで永遠に抜けられません。とある職業じゃないと本当に永遠にクリアできないのでは?
COMMENT
いいゲームです。確実に前作から進化しています。
上にあげた不満点も、UMDの限界ギリギリまで使って作られていることを考えれば、ほとんど納得できます。難易度と、快適さに関してはその外になりますが。
書いていませんでしたが、ストーリーに関しては前作と非常に似通っており、展開までほとんど一緒です。
ラスボスは割と早めに現れてそれ以降ほとんど動かず、こちらが勝手にそれを倒す手段を講じていくだけです。
せめてラスボス以外にもオリジナルの敵を用意すればよかったのではと思わざるを得ません。
そういう点ではマイソロ1が一番しっかりしていたかもしれませんね。
非常に辛口になりましたが、間違いなく良いゲームです。
いい点も多いのでグラフィックなどには目を瞑れます。ただ、BADの難易度の部分で記載したような、明らかにプレイヤーを虐めるような理不尽な部分があることだけは擁護できません。
しかし、それを乗り越えられるのならプレイする価値は十二分にあると思います。
最後に、ゲーム自体は満足ですが、ゲームを作っている会社の態度が相当に悪質だったことが残念です。あれほど誤解を与える情報を与えておいて、おそらくそれが誤解を生んでいることも理解していたでしょうに訂正もせず発売前になって平然と晒すとは。悪意しか感じません。