DISSIDIA 012[duodecim] FINAL FANTASY(ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー)
中央値: 60 Amazon点数: 3.3
スコアーボード
標準偏差 16.52 (難易度) 2.79 mk2レビュー数 38ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
72pt
GOOD!
・格ゲーでありながら簡単操作
格ゲーというと、読みや反射神経に加え、難しいコマンド入力やテクニックが勝利への必須条件となりますが、本作は○ボタンと□ボタンのみで技を出せるのでコマンド操作は楽だし、テクニックらしいテクニックもないので格ゲーが苦手な人でも取っ組みやすいです。
また、全体的に出が早く当てやすい○ボタン攻撃でブレイブをためて、全体的に出が遅く硬直も長めな□攻撃を如何に当てていくか、というゲームの骨子にあたるコンセプトは秀逸です。主にガードで○攻撃を弾いて、あるいは相手の硬直に□をあてる、というのが定石です。ちょうどスマブラの如何にスマッシュを狙っていくか、というものに似ていて面白いです。
格ゲー黎明期のSFCスト2の時点で技がなかなか自由に出せなくて投げた自分にも楽しめました。
・カスタマイズ制
わざ、装備、サポートアビリティ、アクセサリなどカスタマイズはかなり多岐にわたります。強力なわざ、アビリティ、アクセサリがあるので、ある程度は鉄板の選択が決まってしまいますが、それを考慮してもカスタマイズの幅はあります。
とくにエアダッシュ系のアビリティの選択はプレイスタイルを大きく変えます。
またルール設定(ダメージ倍率やEX・アシスト倍率)がとても細かく設定できます。後述しますがこれがバランスの悪さの解消に一役買ってくれます。
・キャラの個性
総勢30人ほどキャラクターがいますが、性能の面では似通った性能のキャラがほとんどおらず、個性が全くかぶっていません。たとえば魔法を主体にするキャラを例にとっても、ティナ、ケフカ、シャントットは全然違う性能を持っており全くちがうキャラとして扱えます。
罠をはることが主体、ガードカウンターに特化している、過度のEXモード特化型キャラなど、他の格ゲーにはない独特の風味を持ったキャラもいます。今作になり個性もより強くなりました。
キャラとしての個性もどのキャラもしっかり立っており、声優の演技もどれも熟練していて違和感がありません。
・爽快感
ジャンルにあるとおりかなりドラマティックにキャラを動かせます。アビリティによっては遠距離メインのキャラに一気に距離を詰めたり、逆に高速で逃げ回り自分の距離を保つことも可能で、それらがそのまま爽快感につながります。
わざも初発を当てれば自動でコンボになったり、巨大な火球や氷塊、いかずち、隕石をあてたりと派手なものが多く、これも爽快感につながります。
EXバーストという必殺技はどれも派手で、ゲージさえたまっていれば決めやすいので爽快感があります。また仲間を召還するアシストを含めたコンボ、EXリベンジなどは一方的に攻撃を叩き込めますのでコンボの快感を味わえます。
・ムービー
もはや説明不要でPSP最高峰レベルです。ゲーム中のCGもPSP内では比較的きれいです。
ステージの描写もぴか一。
・BGM
元の名曲をしっかり時間をかけてアレンジしています。好みはあれどどれもしっかりと作りこんであります。収録曲数もそこそこです。DLCで追加購入することもできます。
・小ネタ
クロスオーバー物としてよくできています。スコールとラグナの親子漫才や10の面々などが特によかったです。
BAD/REQUEST
・アシストシステム、EXリベンジ
今作から導入されたアシストシステムとEXリベンジが調整不足ぎみです。
アシストは攻めではわずかな隙に確定で差し込め、そのままさらにいろいろなコンボが差し込めるので強力で、守りではアシストキャラを犠牲にして相手の攻撃を抜けて、即カウンターに持ち込めるので、ゲージをためられるだけで一部のわざが死にわざになってしまいます。結果アシストの有無で立ち回りをかえなければならないです。まずいことにアシストゲージは能動的にためられるので、これをためやすいキャラがかなり有利となります。
EXリベンジは前作でもっとも不評だった(であろう)EXハジキを削除して代わりに入れられたシステムですが、EXハジキよりも強力な場合すらあり、しっかり調整したとは到底思えません。
この二つのシステムにより、後だしじゃんけんで勝ってしまうという理不尽な光景もまま見られます。ただしこれらの問題点はルール設定で解消できます。
・キャラ性能差
どうしようもない弱キャラも一部存在しています。また強いキャラはとことん強いです。性能のいいキャラに限ってアシストための効率も良かったりします。
・ロードが長い
最大メディアインストールが800Mも食うのにロードが長めです。ご利用はメモステの容量と相談です。
・稼ぎ関連
通信対戦では経験値はもちろん、APや装備をととのえないと同じ土俵に立てません。経験値と装備は比較的楽にそろえられますし、事前打ち合わせで装備なしなどを選べるのでそこまで問題ありませんが、APはそうはいかないので、何十回とCPU狩り(対人でもOK)してAPための作業をしなければならず面倒です。
格ゲーが苦手でもCPU相手に勝てるようにとの配慮でしょうが、対人戦では完全に邪魔な存在となっています。
COMMENT
PSP3000使用、前作プレイ済み。FF本編はリメイク含め11,13,14以外はやっています。
スタンドアローンとしては他のレビュワーさんのものを参考にしてください。今作をキャラゲーとはみずに格ゲーとしてみて、対戦に重きを置いてみます。
スマブラタイマンが好きな人にお勧めです。簡単操作、爽快感、ブレイブ技・HP技の関係など、結構似通った部分があります。こちらはタイマンに特化しており、パーティプレイには向きませんがその分格ゲーとしてはやれることが多く、おもしろいとおもいます。
ただし当然ですがその場合は対戦相手がいないと楽しめないので、友達かネット環境が必要です。DSやwiiとちがい、PSPのネットワーク環境は整えづらいのでできれば友達がいたほうがいいと思います。
このゲームはスタンドアローンで終わらすともったいないです。人間味のないCPU相手じゃ楽しさのほとんどを引き出せていないです。スタンドアローンのみで評している人が多いですが、そのような方もネットワークを導入してやってみるといいと思います。幸い、人はいるほうです。
その他、書きたいこと・・・
・キャラ選
参加作品の人数でもめていることもあるみたいですが、個人的には妥当だと思います。
13のライトニングが012エピソードの主役を張っているのに苦言を出してる人もいますが、もともと13は参加キャラが1人だけというとんでもない不遇を受けているので、それくらいの優遇があっても悪くないと思います。
また7だけアシストキャラ限定で一人多く出ていますが、アシスト限定ということで多めに見られるかどうかの差でしょう。操作キャラででてきたら優遇だと思います。
ちなみにキャラが追加されていない作品には新しい戦闘マップが追加されています。
・オリジナリティに欠ける
追加要素は結構あるが、根本では前作とかわっていません。その点は少しがっかりです。
アシストが悪いと書きましたが、単発HP技の価値をあげたという点では評価できます。
・キャラゲーとしては最高峰
キャラのモデリング、収録曲、小ネタ、クロスオーバー、ゲーム自体のでき、どこをとっても良質です。プレイした本編FFが多いほど、また作品を良く知っているほど楽しめるはずです。
Amazonレビュー
レビュー者: レビュー レビュー日: 2011-03-26各シリーズから主人公とラスボスがそれぞれ登場して戦う対戦アクションは大変好評でした。
本作はその続編となる位置づけになっております。
ここで注意すべきなのは前作をプレイしていなくても全く問題がありません。
何故なら本作の内容が「前作のストーリー+前作より過去のストーリー」になっているからです。
追加要素は豊富で、新キャラ目当てで購入するのもアリだと思います。
他には装備品の大幅な弱体化によって、よりアクションの腕が求められる様になった点が印象的。
またストーリーモードに探索要素が追加されているのでRPGっぽくなっています。
残念なのがデータ引継ぎが中途半端な仕様でキャラデータやPPカタログを除き、集めるのに時間のかかった装備品やミッション等の収集要素は一切引継ぎされません。
前作でコンプリートした方にとってはまたゼロからスタートなので同じ事を繰り返す作業ゲーに感じられてしまうかもしれません。
・前作をプレイしていない方
FFが好きなら間違いなくおすすめです。
全ての内容を存分に堪能してください。
十分に☆5を付けられる可能性を持った作品です。
・前作かUT版のどちらかをプレイしている方
購入を視野に入れても構わないと思います。
ただ前作のプレイ時間が長ければ長いほどおすすめしません。
上にも書きましたが集めた装備は引き継ぎされませんのでご注意を。
その上内容の半分は使い回しになるので☆3辺りが妥当でしょうか。
・前作とUT版両方プレイしている方
これを最初からインターナショナル版として発売しろと思われるのではないでしょうか。
当然ここに該当する方はプレイ時間が長い方しかおられないと思うので引き継ぎ面で大きくガッカリするはず。
新要素があればそれで満足という熱烈なFFファンは除き、それ以外の方は☆1となっても仕方ないと思います。
インター版として見れば優秀、新作として見れば少し物足りないです。
ご自身の状況を購入の判断材料の一つにして頂ければと思います。
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GOOD!
・オリジナリティー
前作に加えて新たにアシスト機能が追加され、単純な殴り合いから少し遠ざかった
前作からどのように変更点をつけるのかと考えていたが、中々良い作りだったと思う
・グラフィックス
流石スクエニ…とは思う。実際現状のグラフィックでプレイに支障をきたすことはない
女性キャラが増えたのは大いにGood!よくやった!いやマジでw
・サウンド
FFX?の音楽が個人的に気に入った。良曲も多く、ファンにとっては最高のモノだと思う
これはサウンドに関する事なのかよくわからないけど、声優さんがめっちゃ豪華です。ただ、福山さんはルルボイスが良かった…
・熱中度
新しいキャラを使うのはとても楽しかった。実際、新キャラストーリーはほぼ1日で終わらせた
BAD/REQUEST
・グラフィックス
前作から進歩が見られない。前作を出してから大分時間が経っての発売のはずなのにほとんど改善されてない気がする
・サウンド
使い回しが多い。せっかくなのだからディシディアオリジナル曲くらいはもっと作り変えてほしかった
・熱中度
PPによる救済措置があるとはいえ、前作のストーリーをまるまる使いまわす意味がわからない。せっかくナレーションという機能もあることなんだから
「こうして13回目の戦いへと繋がった(笑)」
の一言で全て片付く気がする。ぶっちゃけ容量の無駄遣い
新キャラのストーリーを楽しんだだけに、この大幅な手抜きにはとても萎えた
・満足感
ユニバーサルチューニングのときもそうだったが、調整のやり方がどうにも下手な気がする。(素人が生意気言って申し訳ありません…)
正直言って機動力系に関するステータスを下げられてしまうとユーザーとしては非常に萎える。(高低差に対する追随距離など)
弱かったキャラや使いにくいキャラを強くするのは構わないが、強かったキャラに対する調整は威力などを下げるだけに留めてもらいたい
最近他のゲームにも目立っていることだが、コスチュームを有料にするのははっきり言って狡いと思う。商売なのだから仕方ないとは思うがこの風潮は個人的にとても残念
この際だから書いてしまうが、体験版くらいは無料でいいのでは…?そこまで経済状況が大変なのかと逆に心配してしまう
・快適さ
EXモードの弱体化に吹いたww
確かに前作まではEXモード強すぎでしたが何もここまですることなかったのでは?(だってガブラス不遇じゃん)
アシスト攻撃のEXモードブレイクだけで正直良かった気がする。アクセサリの弱体化とか、時よとまれ的な要素はぶっちゃけいらない
いつまでたってもEXバーストに対する調整はなされないのですね…ティファとかあんなにムズイんだからもっと強くても…
COMMENT
psp-300使用
はっきり言ってしまえばキャラゲー
実際のとこ前作のストーリー全部カットしてもっとキャラ増やしてほしいくらい
前作のディシディアを気に入った方々なら結構楽しめると思いますが、前作ほど快適さはない(気がする)ので、そのあたりは覚悟した方がいいと思う
ストーリーは…うーん…いる?これw
もう少し対等な戦いにしてほしい。なんであそこまでアドバンテージ握ってるカオス勢負けてんのさ、ちょっとご都合主義すぎじゃないかい?
それとも万国共通で敵は調子に乗るととても馬鹿になるんでしょうか…
楽しめたけど残念感がぬぐえない、作業感がハンパじゃなくつらい(前作でアイテム頑張りすぎたからかな…)
アイテムも引き継げたら言うことなかったかもですねw