DISSIDIA 012[duodecim] FINAL FANTASY(ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー)

発売元: スクウェア・エニックスオフィシャルサイト 発売日: 2011-03-03 価格: 6090(税込) レーティング: 【C】15才以上対象 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 60 Amazon点数: 3.3

スコアーボード

DISSIDIA 012[duodecim] FINAL FANTASY(ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー)レビューチャート 標準偏差 16.52 (難易度) 2.79 mk2レビュー数 38
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80-89
2.6%
90-100

ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
430人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 5pt 5pt 3pt 3pt 3pt 3pt
総合点
67pt

GOOD!

一応、前作もプレイ済み
(あとFFのシリーズは???? ??しか知りません)


・グラフィックが綺麗
これは「さすがFFだ」の一言に尽きます。OPなどの映像はもちろんですが
マップやプレイ画面の映像も十分綺麗です。
バトルフィールドの色使いも神秘的でいいです。
ただ言えるのは、そのキャラクターが喋っている時に口が開いていないことぐらいですw

・BGMがやばい
歴代のFFのあのBGMがバトル中に聞けるのは嬉しいです。
そして何よりも、熱く、いい曲が多いです。
FFは数種類しかやってないという方でも、BGMだけは知ってる人もいるかと思うので
聞いてみると「あ、この曲!」っとつい思うとおもいます。

・ボリュームが濃い
前作のストーリーが収録されていることにまず驚き(容量的な意味で)。
あと、カレンダーシステムやジュークボックス、メールやミッション、やりこみなどなど
いい意味で、ボリュームがいっぱいのゲームです。
カレンダーシステムは個人的に面白いと思いました。

・アシストシステム
今回から追加されたシステムですが、なかなかだと思います。
まぁキャラゲーには有りきなシステムですが(ブリーチやガンダムでもあったので)
そこまで戦闘バランスを邪魔せず、しかしコンボ繋ぎやコンボ回避など
結構面白い要素だったので、バトルが多彩になってよかったと思います。

・新規キャラクター
格ゲーやキャラゲーでは、やはり新シリーズだと新キャラクターが出てくるものです。
今回にもライトニング、ユウナなどが参戦。
これは「こいつも出せよ」「こいついるか?」という意見もあると思いますが
個人的には十分満足でした。(けどザックスとか外伝キャラもほしかった)
またライトニングはバトルスタンスも独自でとてもよかったです。

BAD/REQUEST

・バトルシステム
はじめはとても面白いシステムだと思いました。
通常攻撃でパワーを溜めてHP攻撃でHPを減らしていく。
…が、敵が強くなっていくと回避の性能が良すぎて、HP攻撃がほぼ当たりません。
おそらく上級者の戦いだとHP攻撃に当たるのは稀な気がします。
まぁ当てるための戦術等はあると思いますが、少し回避の性能が良すぎる気がしました。
CPUで逃げに徹する敵がいると、もうどうすることもできません(時間制限がないため)。
また投げなどがないので、確実にダメージを与えるすべがありません。

・EXモードの存在感
要するにlimit breakの技を使えるモードになるやつですが…
実際、空気っぽくなりがちです。
CPUは積極的にコアなどを取りにいきますが、自分たちはそこまで気にしないが現状。
それはEXモードになってもあまり得をしないっていう感じがあるからです。
もう少し戦いの勝敗を左右するような調整が欲しかったです。

・キャラ別の性能差
キャラゲーではよくあることですが、仕方ありませんね。
技のせいかもしれませんが、やたら強いキャラがいます。
一部のキャラだけ通常攻撃からHP攻撃に派生とか、どんだけ優れ機能なんですかねw
しかも他のキャラと同じで硬直が多いわけでもなく、HP攻撃の種類が少ないわけでもなく…。
回避やガードが優秀なゲームはワンチャンが命取りなのに、これはひどい性能だと思いました。
またキャラによっての特色がそこまで色濃く出てるわけではなく
結局のところ、遠距離型か近距離型のどちらかしかありませんね。

・ストーリー性
中心の主人公がいないせいか、展開がよくわかりません。
正直、全員が主人公過ぎて、結局誰が主人公か分からない始末。
今回の012はライトニングが中心っぽいが、ばらばらになったりするのでよくわからない。
その後の013に繋がります。その013ですが…
コスモス側は?のウォーリアを基点にしている感じがあり、初代押しは分かるが
カオス側はなぜかガーランドよりも?の皇帝のポジションが上に感じる。
それに、012の後半のウォーリアの言動がよくわかりません。
ネタばれになりそうなので、深くは言いませんが…
数時間前に言ったことと、今やっていることが矛盾しています。
要するに言葉に重みがありません。だからだと思います。
そして、コスモスは何がしたいのか…コスモスの言動もよくわかりません。

・前作のストーリーとKPチャンス
前作ストーリーは正直、作業の一言ですね。
飽きちゃう人は飽きちゃうでしょう。
これをやらずに、ずっとフリーバトルばっかしなんて人もいるのでは?w
あと、そのストーリーで設定されているKPチャンス。
FFといえばやり込んでやり込んでレベル上げて、ボスと戦うって人もいると思います。
頑張ってすべての能力マックスにしてボスと戦い、快勝なんてあると思います。
しかし、このKPチャンス(KP取得)の設定はなぜが低レベルに設定。
頑張ってレベル100にしたのにレベル調節機能でレベル2などにしなければKPが手に入りません。
そしてレベル100→2に設定したのに、なんでレベル25の奴と戦わなければならんのだと。
難易度を高めるためだとしても、これはいかがなものかと思いました。
快勝でもよかったのでは?…FFの醍醐味が少し感じれなかった気がします。


・有料ダウンロードコンテンツ
(これは個人的な意見です。読み飛ばしていただいて結構です。)
FFには耳に残る名曲がたくさんありますが、この作品に収録されているのは一部です。
またその他の曲の一部がダウンロードで落とせますが…有料です。
コスチュームもコンテンツにありますが…有料です(一部)。
スクエニらしいといえばらしいですが、どうなんでしょうね。
常時ネットワーク接続でもないPSP程度のゲームで
わざわざ有料コンテンツをDLというのは少し疑問に思いました。

COMMENT

PSPは3000を使用しています。

購入後長くて一週間はハマるゲームだと思います。
実際、私も結構ハマりましたw
序盤は楽しいことに間違いありません。
しかし後半になればなるほど、作業感が否めません。
飽きもその分早く来ると思います。
そのためストーリーそっちのけで、フリーバトルばっかしになったりします。
しかし、FFの歴史やキャラ説明、BGMが聞けるジュークボックスなどがあり
FFファンには十分かもしれませんね。
私はFFはあまり知らないので、逆にキャラ説明でキャラを知れて楽しめました。

ただ購入の際は、あくまでこれは「キャラゲー」ということを考慮してください。
ストーリーやシステム等はやはり物足りなさや無理やり感などを感じると思います。
夢の共演がおそらく売りだと思うので、そのあたりを感じれば十分だと思います。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
やんさん[2011-06-13 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

403人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
4pt 4pt 4pt 4pt 4pt 3pt 4pt
総合点
76pt

GOOD!

 前作プレイヤーです。
ストーリー
 ライトニングやカイン達を主軸にした12回目の戦いが、目玉で、それぞれのキャラらしさと少年マンガ的王道が組み合わさっていい感じです。
 一番輝いているカオス勢のケフカが、プレイヤーの代弁をしたり、千葉さんのアドリブが酷かったり(褒め言葉)素晴らしい。
 レポートからジャンプで語られる物語は、痒いところに手が届く使用です。
 また、レポートそのものの内容は、もの悲しく衝撃的なことが類推可能なのですが。ある程度までなら、前作の時点でいける、というのが良い意味で悔しいです。なんというか、「ひぐらし」的な楽しみですかね。

キャラクター
 流石、同じコンセプトのキャラはいないと言われるDDFF、同じ格闘タイプでも全然操作感が違う。
 新メンバーもそれぞれキャラが立っており、後述のオリジナルクエストも作りやすいです。
 人選に多少不満がありますが、それはBADで。
 追加のサードフォームは、アナザーが色違いが多かったので、ビフォーアフターが劇的なキャラばかりですね(DLCで救われた彼以外)。皆脱ぎたがりさんだなぁ。

BGM
 プレイした原作は少ないですが、耳に残る曲が多いですね。
 DLCの「黒い甲冑ゴルベーザ」なども、FF?コンプリートに合わせて出たり、嬉しいです。

バトル
 オールラウンダー(笑)だったWOLが使いやすく強化されたり、闇に墜ちる「獄門」が途中で中断可能になったり(これはUTからですが)嬉しい調整です。
 「グラウンドダッシュ」や「落下速度アップ」など地上戦メインのキャラもさらに戦いやすくなったのはいいですね。
 新システムのアシストは、戦略的にも有用で、自由に組み合わせられるので、カップリング好きの人も楽しめます。たま君雲様とか、強いし。
 フォームが変えられるのもいいですね。

ミュージアム
 ムービーが見やすくなりました、タイトルとサムネイルが付き、時系列順に並んでいるのが、どれほど革新的か、初代DFFをプレイした方は分かるでしょう。
 キャラクター紹介も、原作とDDFF両方の紹介がされており、前作からの些細な疑問などが語られていて、個人的に助かります。特にWOLの紹介は……涙が。

クリエーション
 これを入れたのは英断ですよ。公式で、さらに痒いところを攻めてくれて。オリジナルクエストは、分かってる人が作るとてもいいものが、発掘出来ます。何度か泣かせて貰いました。

グラフィック
 PSP3Dモデリング最高峰の前作から、劣化もなく一部では上昇していて、手に負えない。
 高解像ムービーは、一見ならぬ百見の価値があるほど。兜を外したWOLがクジャに見えたりもしましたが。

BAD/REQUEST

ストーリー
 ストーリーそのものに不満はありませんが、新たに追加されたフィールドが厄介。あまりに広く、何度も通るためマンネリ感が凄い、スピードがキャラクター依存なので、ティナのストーリーが辛い。ワープ機能の使い勝手がいいとは言えないので時間がかかる。
 出てくる雑魚も、逃げたときのペナルティが激しいので逃げづらいのに、敵対心が高く、後半には130超えがざらにいる。
 爽快感のマイナスは、主にこれが原因ですね。
 変なところですが、仲間に話し掛ける時、攻撃が暴発しやすいので、ティナを殴るたま君とか、少し(´Д`)になります。
 前作(13回目)にあったボスと戦闘前のキメムービーが、12回目には無かったのが、少々不満です。ストーリー的に難しそうですが。

キャラクター
 選定の不満点は、個人の趣味になるのであまり強く叩きませんが。
 ??の敵がいない。ストーリー的に絡ませ辛いとは思いますが、せっかく参戦したのだから、ギルやプリッシュの様に、昔はいた扱いでも良かったかと。
 ?の新キャラが2人。片方はアシストだし、ティファエアリス問題がデリケートなので、両方か出さないかしかないというのも分かってますが、今まで優遇し過ぎて叩かれる、というのを繰り返しいるのだから、ザックスなどの、1人で成立する新キャラでも良かったのではと。13回目の戦いをクラウドに託すザックスとか、普通にいいと思うのですが。
 新キャラのいない作品。?や?の様に出しにくいのはともかく、カオスコスモスどちらもいける逸材がいる?や、全員主人公なので候補が多い?など、余地は沢山あったと思うのですが。新ステージだけでは、やりきれないのも確かです。
 アンリミテッド。そもそもそれ何? と言われるかもしれませんが、せめて参戦候補に入れてほしかった。割とDDFF向きの設定もありますし、キャラも立っていたので残念です。5割冗談ですが、映画の影響で打ち切られた、不遇の名作に日の光を……。

バトル
 アシストが良いと書きましたが、対になるEXモードが明らかに弱く、EX前提のティナやガブラスがかなり不遇です。EX特化にしたら、基本戦術のアシストが使いづらくなるどころか、使えなくなることもあります。というか、無改造だと一戦の間にEXゲージが貯まりません。
 また、HP攻撃の当てにくさがキャラクター間で激しく。ガードから反撃したいキャラクターで、親父や無法者に早く勝つのは至難の技です。

DLC
 別に悪いわけではないですが、他社のAK〇やアイ〇スを思わせてしまうので、取り扱いは慎重に、ですかね。あとVジャンプは、長年FFの記事を載せてきた、FFと関係が深い雑誌です。

クリエーション
 強いて不満点を上げるなら、あれもこれもと見たくなるのに、100個しか登録出来ないことですかね。
 あとはマナーの問題なので、ここに書くべきではないのですが、年齢制限があるような下ネタを登録する人がいる。ので、未成年やそれを不快に思う方はお気を付けください。

COMMENT

 PSPは3000を使用。
 メディアインストール使用です。
 質の良いFFのお祭りゲーをやりたい方は買いのゲームだと思います。
 前作プレイヤーでも、大体の方は楽しめると思いますが、ストーリーの大半が前作のまま、などの不満点も分からないでも無いので、自己責任でお願いします。
 ただ、やはりキャラの魅せ方や、EXを抜かすバトルバランスなど、発展がかなり見えるので。どうしても次回作を期待してしまいますね。

   
プレイ時間:100時間以上(クリア済)
霜ーヌ。氷室さん[2011-06-02 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: レビュー レビュー日: 2011-03-26
ファイナルファンタジーシリーズの20周年を記念して作られたディシディアファイナルファンタジー。
各シリーズから主人公とラスボスがそれぞれ登場して戦う対戦アクションは大変好評でした。
本作はその続編となる位置づけになっております。
ここで注意すべきなのは前作をプレイしていなくても全く問題がありません。
何故なら本作の内容が「前作のストーリー+前作より過去のストーリー」になっているからです。

追加要素は豊富で、新キャラ目当てで購入するのもアリだと思います。
他には装備品の大幅な弱体化によって、よりアクションの腕が求められる様になった点が印象的。
またストーリーモードに探索要素が追加されているのでRPGっぽくなっています。

残念なのがデータ引継ぎが中途半端な仕様でキャラデータやPPカタログを除き、集めるのに時間のかかった装備品やミッション等の収集要素は一切引継ぎされません。
前作でコンプリートした方にとってはまたゼロからスタートなので同じ事を繰り返す作業ゲーに感じられてしまうかもしれません。

・前作をプレイしていない方
FFが好きなら間違いなくおすすめです。
全ての内容を存分に堪能してください。
十分に☆5を付けられる可能性を持った作品です。

・前作かUT版のどちらかをプレイしている方
購入を視野に入れても構わないと思います。
ただ前作のプレイ時間が長ければ長いほどおすすめしません。
上にも書きましたが集めた装備は引き継ぎされませんのでご注意を。
その上内容の半分は使い回しになるので☆3辺りが妥当でしょうか。

・前作とUT版両方プレイしている方
これを最初からインターナショナル版として発売しろと思われるのではないでしょうか。
当然ここに該当する方はプレイ時間が長い方しかおられないと思うので引き継ぎ面で大きくガッカリするはず。
新要素があればそれで満足という熱烈なFFファンは除き、それ以外の方は☆1となっても仕方ないと思います。

インター版として見れば優秀、新作として見れば少し物足りないです。
ご自身の状況を購入の判断材料の一つにして頂ければと思います。
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