ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 5pt | 4pt | 4pt | 2pt |
81pt
GOOD!
※以下のレビューは、特に“作品の移植度”に焦点を当てて書いています。
そのため、ゲームのシステムなどにはほとんど触れていませんが、どうぞご了承ください。
・オリジナリティ…3点
良くも悪くもPS2版の移植ですので、特に目新しくなった部分はありません。
しいて言えば、オリジナルカスタムテーマの追加と一部の特典武将(大喬・小喬・呂玲綺など)が初めから武将として存在する点でしょうか。
それ以外は本当に忠実な移植ですので、オリジナリティとしての評価は普通とさせて頂きます。
・グラフィックス…4点
PSPへの移植にも関わらず、グラフィック面での劣化はまったく見られません。
内政や戦争を行う一枚マップにおいても、時折流れるムービー(紙芝居に近いものです)でも、PS2版と遜色ないレベルのグラフィックに仕上がっています。
しかし、PS2版での欠点の一つだった顔グラの小ささについてはあまり変わっていません…。
元々顔グラ自体の評価は芳しくない作品ですが、せっかく鮮明なグラフィックになっているのに、ちょっと勿体なく感じました。
・サウンド…3点
音楽やSEに関しても、かなりPS2版に近く移植されていると思いました。
郷里大輔氏によるナレーションも削られることなく収録されています。
ただ携帯機のためか、オーケストラ使用の壮大さが落ちているようにも感じました。
・熱中度…5点
以上のように、かなり丁寧な移植をされているので、PS2版と同じくらい中毒性の高いゲームになっています。また、PSPのスリープモードとの相性も良く、一部(後述します)以外は快適にゲームを進めることができるため、一旦始めてしまうとなかなかやめ時が見つかりません。
画面が小さくなってしまったことや、操作が煩雑になってしまったことを考慮しても、携帯も可能なPSPという機種に移植したことは正解だったと思います。
・満足感…4点
憂慮していた劣化(グラフィックや処理落ちなど)がほとんど見られなかったので、かなり満足しています。また、以前(PSPで発売された「三國志5?8」)までとは異なり、パワーアップキット搭載版で発売されたことも嬉しい驚きでした。
しかし、これまで何度となく出されてきた作品の移植である以上、やはりフルプライスでの発売は避けるべきだったと思います。売上を考えれば仕方のない選択なのかもしれませんが…。
・快適さ…4点
PS2からPSPへの移植であるのに、処理落ちやグラフィックの劣化がほぼ見られなかったため、ほとんどPS2版と同等に快適なプレイが楽しめます。
メモリースティックへのインストールを行えば、ロード時間もPS2版と変わらないレベルになり、非常に快適です。バグも特になく、挙動などにも違和感を感じることなく遊ぶことができます。
このように、基本的には快適なゲームですが、一部にせっかくの快適さを乱す部分があります。これについてはBADに記載しておきますので、ぜひご覧ください。
BAD/REQUEST
・「人材」の「探索」を行うと、その報告の際に非常に処理が重くなってしまう。
他のみなさんも書いていらっしゃいますが、それ以外の部分が快適に作られているため、この部分での処理の遅さが目立ってしまっています。
プレイしていく上で頻繁に使用するコマンドのため、もう少し改善して欲しかった部分です。
・一部の特典武将が他の武将同様にシナリオに登場する。
PS2版では新武将枠に追加されていた一部の特典武将が、PSP版では普通の武将と同じようにシナリオに登場します。特に悪い要素とも言えないのですが、登場するか否かが選択できなくなっているため、人によっては嫌な変更点かもしれません。
また、これによって一部のイベント条件が変更されているので、注意が必要です。(イベント「二喬」の条件に、“大喬・小喬が孫策軍にいないこと”が追加されたことなど)
COMMENT
PSP?1000を使用、PS2版プレイ済み、PC版未プレイ
PSPでの「三國志」シリーズの移植としてはこれで五回目になりますが、ようやくにしてパワーアップキット搭載版が移植されました。
シリーズ初の一枚マップを採用し、フェイズが分かれているとはいえ、全勢力の軍勢が一斉に動き出す作品であるため、処理落ちなどの点から9のPSPへの移植は半ば諦めていました。
しかし、前作8の移植から数えて4年越しの2011年に無事発売され、一部以外は特に目立った劣化もなく、かなり丁寧な形で移植され、驚いたのと同時にすごく嬉しかったです。(嬉しい半面、今までの移植が手抜きだったようにも思えてきましたが…)
上述したように、移植に関しては比較的満足できる出来栄えですが、元々の「三國志9」というゲーム自体がかなり人を選ぶ作品なので、購入される際には公式サイトやPS2版のレビューなども合わせてご覧になると、もっと詳しくお分かり頂けるかと思います。
長文になってしまいましたが、ご購入の際の参考にでもして頂けると幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
Amazonレビュー
レビュー者: 経理 レビュー日: 2011-03-17シリーズにおける9の特徴・特色
・君主プレイ型
・1枚MAP上で政治・戦闘が同時進行
・戦闘はセミリアルタイム制(6と同じ)
・陣形、兵器、兵法あり
・異民族が勢力として登場
・優秀な人材をオリジナル武将として登録。武将抜擢システム
・PKの特色であるエディタ機能も有
・武将を強化。武将育成システム(PS2版以降)
今までも、シリーズの過去作がPSPでラインナップされているが
PK付きで発売されたのは本作が初めて。
賛否のある武将抜擢システムはON/OFFが選べる等、
PS2版での改善点はPSP版にも盛り込まれている
武将の顔が縮小され表情が見えづらくなっている等、
画面が小さい事がネックになっている所はある。
ただPSPで本作が遊べる事を考慮すると、妥協の範囲内かな
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■価格:5544
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GOOD!
・戦争も内政もロードいらずの一枚マップ
これによりテンポ良くサクサクとプレイでき「あと1ターンだけ!」と止め時が見つかりません。戦争は目標とルートを指示したら後は運任せと一見あまり面白くなさそうに見えますが、その指示によっては戦争がより有利にも不利にもなるので考えがいがあります。
・歴史のIFを楽しめるシナリオ
もし袁紹が曹操に官渡で勝っていたら?とかもし周喩の天下二分計が成功していたら?とか楽しみ方は様々あります。
・PS2版で実装された機能の数々
PC版で面倒だった探索を一括で指示できるようにしたり、遅すぎたCPUの信望の上がりが適正になったり、簡単に名将を越える能力を量産でき雰囲気ぶち壊しな抜擢のonoffができる。
・携帯機でできる
BAD/REQUEST
・CPUの頭がよろしくなさすぎて歯ごたえがない
一つの部隊に名将を詰め込んで残りは戦えそうもない文官に1人で部隊を任せる
脳筋武将に例え武力依存兵法があっても罵声などの知力依存の兵法を使わせることがある
自分の城が攻められても構わず攻めて滅亡する
港や関などに大量の兵と武将を詰めるがほとんど攻められるまでそのまま放置
攻める時は必ず城攻め仕様の部隊(城攻め用は脆い)なのに護衛としての野戦部隊は出さない
など他にも沢山あります。シミュレーションに慣れた人にはまず物足りないでしょう。
これのせいでまず統一するまでに飽きます。
・画面が小さくPC版に慣れた私には辛かった
携帯機なので仕方ない部分もありますが縮尺が大きすぎて画面に都市1個しか写らなく、兵の輸送や周囲の状況、戦争の様子など見るのが辛かった。
・武将の顔グラが変わらない
せっかく10や11で顔グラが一新されてたのになぜそれを使わないのか
9は情けない顔グラが多く個人的には手抜きとしか感じられない
COMMENT
PSP-3000 PC版経験済み、PS2版未経験
名作、三国志?の携帯機への移植。これに食いつけるかどうかがすべてです。
なにか思考ルーチンが変わって手強くなったとか目新しさは全くないので何時でもどこでも三国志?がやりたいという方以外は素直にPC版を買うのをオススメします。
古いノートパソコンでも十分動きますし上記の気に喰わない顔グラも自力で変更可能です。
CPUがアホすぎるからと有志の方達が作ったツールも出回っているPC版と比べると携帯機であるという事以外に魅力は全くないです。
名作三国志?だからまだ遊べるというだけですね。
携帯機だから対人戦が出来るようになってるとまだ良かったのですが…
なんというか…なんで今更変更点も何もなしで出したんでしょうかね。