クラシックダンジョンX2
中央値: 79 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
標準偏差 13.5 (難易度) 2.57 mk2レビュー数 14ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt |
81pt
GOOD!
【一言で表すならアクション版シレン】
・場合によって詰んでしまうシレンとは違い、厳しい状況でも
自分次第で切り抜けられる。
その為に次のフロアーも行けるのでは…と欲が出てしまい
無謀な挑戦をしてしまう。結果やられる…だがそれがいい。
(ちなみにやられても獲得した経験値とお金の半分だけは貰えます。)
・次のフロアーに行く為のゲート(各フロアーに2?3つ出現)を探すのですが、
モンスターが強くなるけどレアアイテムが出やすいゲートや脱出用のゲート、
天使のゲートetc...など特徴のあるゲートがランダムで出現するので、
良いゲートと脱出ゲートが出た時の葛藤が心地良い。
【おえかき】
・キャラクターの姿以外にも武器、防具の見た目も変更可能。
自分が作った愛着のあるキャラクターを操作するだけでも単純に楽しい。
(余談ですがうちはリラ○クマが剣を振るって敵をなぎ倒しています。実にシュール。)
【魔装陣システム】
・操作キャラクター以外の役割は?というと、各キャラクターにはマナという
パラメーターがあり、その数値の範囲内でATK+○や魔法威力+○などの
アイテムを付けた分、操作キャラクターに補正が付きます。
これがまた頭を悩ませ、ダンジョン探索にも熱が入る要因です。
BAD/REQUEST
・今のところほとんど無いのですが気になる点を一つだけ。
【アイテム整理関係】
・相当なアイテム量になり、当然弱いものはどんどん売っていきたい訳ですが、
上記で述べた魔装陣で使用しているパラメーター補正系のアイテムは、
いちいち外さないと売れない。結構これが、面倒くさいんです。
武器や防具は「装備中ですが…」の確認付きで売れるのにナゼ?
あ、あともう一つ。中断セーブもあれば良かったかな?と。
COMMENT
・ドット絵はやはり完成された物で、ゲームの面白さと見た目は別だな?と
再確認したゲームでした。ここの評価通りの良ゲームです。
転職システムの育成あり、魔装陣の考察あり、やり込み要素あり、
おえかきありの、ありあり尽くしでお腹いっぱいですが、
アクションであるが故の気軽さも兼ね備えています。
前編のおえかきデータの引き継ぎも出来るようなので、
3が出ればフルプライスでも是非買いたいですね。
Amazonレビュー
レビュー者: たなか レビュー日: 2011-03-27あとひたすらダンジョンに潜るのを作業に感じないこと、これが一番肝心だと思います
で反対に、派手な演出が欲しい、ストーリー、グラフィック等を重視する人、ダンジョンに潜るのを作業に感じる人には不向きな作品には違いないです
良かった点は
武器、職業が豊富
魔装陣システムでキャラの戦闘スタイルが千差万別
エディットが前作に増して凝っている所
エディットキャラをガチで作成するだけでも一時間平気で使ったりします。その分キャラに愛着も湧きますね(笑)
とりあえず日本一らしい人を選ぶゲームになってますが、個人的にはハマりゲームです!
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GOOD!
・ストーリー
それほど濃密なものではありませんが、それなりに納得のいく形になっています。
なぜこの世界に落ちたのか?それはダンジョンを進めていくうちに明らかになっていきます。
グラフィックや音楽だけが豪勢で中身チープなゲームより、よほど優れています。
・キャラクターたちの味
非常に個性的で、お馬鹿なキャラクター達(といってもデフォルト登場キャラは少ないですが)がおかしくて好感が持てます。
「くぅっ・・・もっとののしってくれ。」のラムちゃんとかちょーカワイイです。
でも実はそれぞれ思惑があったりして、なかなか考えさせてくれたりします。
・敵AIが賢い
まっすぐ向かってくる敵から、体半分ずらして近寄ってくる敵、HIT&AWAYしてくる敵など、色々なタイプがいます。上に攻撃してくる!と思って回り込もうとしたら、右に攻撃を出してきて喰らっちゃったり、なかなか気が抜けません。
こちらの攻撃がうまく避けられて微妙に当たらないことも多く、気を抜くと大ダメージを食らうこともしばしば。
・BGM
自作可能です。とはいえ、かなり面倒ですが。
幸い、有志の方々が作られたデータなどが(ユーザ間で)やり取りされていますので、好みのBGMを設定すれば手軽に色んなBGMでプレイすることが可能です。
・キャラエディット
操作キャラクターの姿を自分で作成できます。このシリーズの売りです。
ものはドット絵なので、絵心がなくても慣れてくればそれなりのものが描けるようになります。
苦手な人は、どこかから元になるドット絵を持ってきてそれを修正する所から始めれば、段々となれて自分オリジナルなキャラが描けるようになります。私がそうでした。
自分で描いたキャラがあると、ゲームに対するモチベーションが非常に下がりにくいです。
ダンジョンに潜るの疲れたな、と思ったらキャラをイメチェンするのに何か描き足したり最初から描き直したり、うだうだとお絵かきするだけでも楽しいです。
・ダンジョン(ストーリー+ランジョン+サンジョン)
基本はアクションRPGなので、ただレベルが高ければいいという訳ではなく、プレイヤーの操作スキルも必要になります。
様々なワナと仕掛けを直感的に解いていくのは非常に楽しいです。
また、ランジョンやサンジョン(99Fまである)においては、ただレベルを上げただけで最下層に到達できると思うなよ、という難易度が絶妙に設定されていてなかなか飽きがきません。
単純に敵を強くした、とか即死級のワナがたくさんある、とかそういった頭の悪い難易度設定ではなく、プレイヤーのプレイの仕方次第で踏破できる難易度です。(当たり前だけど、その階層を突破するのに最低限のレベルは必要ですが)
中には即死級のワナ、というかこんなとこ無理!といったエリアに飛ばされる凶悪なものもありますが、とりあえずダッシュで逃げ回って生還することも可能です。10回に2回くらいは生きて帰れる・・・多分。
この凶悪なエリアも、ただ単に強い敵がわんさかいるだけでなく、宝箱がいっぱいあっていいアイテムが出ますから、一気に駆け抜けて脱出するか、宝箱の誘惑に負けて引き寄せられるか・・・非常に(いい意味で)イヤラシイことになっています。
・先に進むか脱出するか
ランジョン、サンジョンでのことですが、このまま進めばEXPも稼げるしいいアイテムが出るかもしれない、しかしここで脱出すればEXP丸々とアイテムを持ち帰れる(死ぬとEXP半分、拾ったアイテムはロスト)という葛藤に悩まされることでしょう。
もう1階層ともぐって涙目、なんてことは日常茶飯事です。
また各階層に必ず脱出ポイントがあるわけではないので(ランダム)、脱出のタイミングの見極めも重要になります。
総じて、飽きにくく楽しいゲームです。
もし一時的に飽きても、1日経てばまたプレイしたくてウズウズする、そんなゲームです。
BAD/REQUEST
・魔装陣システム
このゲームは 魔装陣>>>装備 なのですが、様々な魔装陣があって中には「使わないだろ・・・」といった魔装陣もあって、ちょっと無駄に魔装陣の種類がありすぎるかな?と思いました。
・装備の充実が難しい
中盤を越えても、なかなか目新しい武具にお目にかかることがありません。
新しい武具を求めると、どうしてもランジョン・サンジョンの深い階層を目指さなくてはいけないのですが、それも最初の方ではままならず歯がゆい思いをします。
もう少し店売りの種類を増やすとかあればなぁと。
・称号システム
初期?中盤にかけては、ほぼ役に立たない称号ばかりで(称号をアイテムにつけるとATK+1とかされる)、実質クリア直近?ランジョン下層を狙う時期になってようやく意味が出てくるものばかり。
確かにストーリーダンジョンに適用してしまうとバランスが崩れかねないのかもしれませんが、もう少し使える称号が普段から出てくれると嬉しいなぁと思ったり。
・フリーズバグ
条件は定かではありませんが、フリーズすることがまれに起きるようです。
私は1度フリーズしました。それ以降はフリーズしていませんが、こまめなセーブだけはするようになりました。
COMMENT
ドット絵に騙されないで!
グラフィックとゲームの面白さに関係性はありません!
と言っちゃえるくらい面白いですよ、コレ。
冷静に考えればグラも大事なんですけどね。ドット絵だけでもこれだけ面白くできるんだゼ、的なものと解釈してください。
値段もリーズナブルでこれだけやり込めて、MOD的なものも多数搭載されて、内容も面白い。
しかも長く遊べる。
DL版にしろUMD版にしろ、このゲームは非常にオススメです。
※UMD版のロードも早いです
あとゲームとは直接関係ありませんが、オープニングテーマ曲「Call of the Dungeon」がこのゲームと非常にマッチングした歌で、凄くいいです。必聴