ペルソナ2 罪
中央値: 60 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 11.62 (難易度) 1.60 mk2レビュー数 10ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 0pt |
65pt
GOOD!
==ストーリー==
12年前のゲームなのだが、現在も色あせない魅力を秘めている作品であると思う。
噂が現実になる異界となった町で、徐々に明らかになっていく主人公達の過去や衝撃的なエンディングはすばらしい。
一部変更された部分(あるキャラクターの容姿とそのキャラを象徴するマークの変更)はもう複雑な部分なので仕方ない部分ですが………
==バトル面==
-敵と味方の行動順番が分かりやすく表示されるようになった-
これによって回復魔法をかけるタイミングなどが図りやすくなり、戦略性が増したように思う。
-合体魔法の出しやすさ-
ps版罪ではいちいち行動順番を入れ換えておかねばならず、罰ではコマンドとして入力ができたものの、強制的に一番最初に合体魔法が発動するように設定されてしまうという欠点がありました。
今回は罰でのコマンド入力後に、どこで合体魔法を発動するかも選択できるようになった。
これで合体魔法がとても使いやすくなった。
-演出スキップの導入-
罰で導入されていた演出スキップを、戦闘中にスタートボタン一つで切り替えが出来るようになったこともスピーディーに戦闘を進めるときに役に立った。
-降魔ペルソナ・ベルベットストックの数-
イベントをこなすと今回は増やす事が出来るようになったので、多くのペルソナを作成する事が出来るようになった。
==音楽==
「女神異聞録ペルソナ(以下異聞録)」のリメイク版では雰囲気にまったく合わない音楽に変えられていましたが、今回は異聞録リメイクの反省を活かして、オリジナルとリミックス(アレンジ)を二種類用意して、オプションでいつでも切り替えが出来るというのは良い。ときどき気分を変えたくなるときに役に立っているし、オリジナルを聞いていると懐かしくなる。
アレンジ自体も「聖槍騎士団」やマップの音楽などしっかりとしており、原作の雰囲気を壊していないものが多いので良い。
==ダウンロードクエスト==
本編のシナリオライターである里見直さんが書き下ろした3つのシナリオは、違和感が無く異聞録をプレイしていたファンならかなりニヤリとできる。
BAD/REQUEST
==バトル面==
上記にある部分は快適になっていますが、それ以外で改悪された部分があります。
もっとも大きい改悪点は、ps版では一つの画面で同時に行う事が出来た「行動コマンド入力」「ペルソナチェンジ」「行動順番変更」が個別コマンド化されていて、いちいちそのコマンドを選んで別個に行わなければならなくなった事。
これは快適性を大きく削いでいる。
さらに行動順番を入れ換えたら、また一からコマンド入力をしなおさねばならない。(△ボタンでオートモードにすれば、まだ楽になりますが……)
悪魔とのコンタクト(交渉)でも、感情グラフが表示されるようになったのは良いのですが、そのかわり「悪魔の足元が上昇した感情の色に光る」「契約した悪魔の足元に模様が浮かぶ」というのがなくなっているため、逆に分かりづらくなっている。
==音楽・SE==
全曲リミックスしたといっているが、ベルベットルームの音楽がアレンジではなく後の「ペルソナ3(以下P3)」と「ペルソナ4(以下P4)」の「全ての人の魂の詩」に差し替えられている。
異聞録のリメイク版も今回のような形でしたので、スタッフとしては統一したいのかもしれません。しかし個人的な意見ではありますが、ペルソナ2のベルベットルームはピアノが基調の音楽であり、それがものすごく良かったので、こちらをしっかりアレンジしてほしかった。
通常戦闘曲が、ps版では別の曲に切り替わるのではなく、小節区切りで締めくくられる(ちょっと文章では表現しづらい)形であり、それが非常にかっこよかったのだが、今回はオリジナルであろうがリミックスであろうが、新たに作曲された「戦闘リザルト」という曲に切り替わってしまう。
これで戦闘が終わっても終わった感じがしない。
またコマンド決定、キャンセルのサウンドエフェクトがとても間抜けで、なぜ変更したのか理解に苦しむ。これはps版のほうがよかった。
==難易度==
EASY、NORMAL、HARDに切り替え可能ではありますが、自分達の攻撃力が低くなるだけで、敵から受けるダメージがどの難易度でもものすごく低い(最初のダンジョンのボスの全体攻撃で一桁くらいしかダメージを受けない)ので、ps版から難易度が激減している。
初期防具でプレイし続けても、中盤くらいまでかなり楽に進めるため歯ごたえを感じない。
ダウンロードクエストで「推奨レベル25」のクエストがレベル10でも結構簡単にクリアできてしまうのはどうかと思う。
==オープニングムービー==
たしかに曲自体はいいのだが、ペルソナ2罪にあっていない。
映像はps版をプレイした自分としては非常ににやりとできる部分が多いのだが……
できればオプションでオープニングムービーをps版と今作のどちらが起動時に流れるか選択できればよかった。
==ダウンロードクエスト==
里見さんが書いたもの以外は一部キャラクター崩壊しているものがある。
そのためやや違和感がある。
また戦闘曲、ボス戦闘曲がまったく別のクエスト専用曲になってしまうのは地味にいたい。できれば本編と同じ曲でやりたかった。
あとこれは少し辛辣かもしれないが、クエスト自作機能は本当に必要だったのかとも思う。
自分でシナリオを作って楽しむようなゲームではないので…
COMMENT
PSPgo使用、ダウンロード版でプレイ。
ダウンロード版だったおかげか、他の方が上げられているロード時間に関してはそれほど気にならないレベルではあった(P3、P4になれている人はややきついかもしれないが…)
ps版がps2で起動すると不具合が生じるためプレイしづらい環境にあった人には今作で手軽にプレイできるようになったとは思うが、全体的には変化が少なく、ps版をプレイした自分としては不満が残る。
そのためps版をプレイしていない方は購入しても良いでしょうが、ps版を持っていてプレイ環境が整っているなら無理をして購入するほどのものではないように感じます。
Amazonレビュー
レビュー者: まtyiく レビュー日: 2011-05-181はリアルタイムで知っています。それぞれ良いところがありますね。ペルソナは1,2派と3,4派が…なんて聞きますが、自分は全作好きです。
以下、ご参考になれば。
オリジナル版をプレイした方へ(古参の方々)
・若干、改変部分があります。(あの総統、リサのシャドウ戦、杏奈の喫煙シーン、等)
・「君のとなり」は残ってます。
・シアターのクエストは最初から2つ、DLC含めて10前後になる様です。里見直氏が書いた物もあります。
3,4から入った方へ(新規の方々)
・3,4にも少し垣間見える不気味な世界観やストーリー、キャラクターが好きならおすすめします。
逆に戦闘やコミュ等のシステムが好きという方は、2が自分に合っているか良く確かめた方が良いです。
メインキャラデザは金子一馬氏(3,4で悪魔=ペルソナ書いてます。)
ゲーム内のキャラグラは全て、副島氏です。(シアター本編は除く。)
読み込みに関しては、インスト有り、型番3000で、戦闘前ロードが2秒と少しです。
意外と忘れるのが、コンフィグでインストONにすること。インスト直後はOFFです。
戦闘に関しては、課題も見られます。ただ工夫も生かせます。
戦闘はわざわざ全員分のコマンドを入力してると時間がかかりますが、△ボタンで実行を始められます。スタートボタン押せば、エフェクトスキップもできます。エンカウント率が高いと感じたら、「エストマ」(自レベル以下の敵を封殺)を使うと便利です。(女帝LV24ネメシス等。)
基本的に、この作品、面白さは序盤<それ以後です。最初は、ストーリーよくわからない、コンタクト上手くいかない、使うペルソナ限られてるで,イマイチつかめない感があると思いますが、進めていくと、そのあたりの評価も変わっていくと思います。早々に投げ出してしまっては分かりません。
また、少し話が進む度に各ショップでの仲間との会話が変化していき、(終盤を除く)それらが若干複雑なストーリーの隙間をうめてくれたりもします。何より話が豊かで面白い。ベルベットルームでのイゴールらの会話は哲学的な要素もあったりします。難点は少し、お店巡りが面倒かな…。ダンジョンで戦闘続いた後の気分転換にでもどうぞ。
良く練られたストーリー、作りこまれた世界観、無駄に(←褒め言葉)細かいキャラ設定、それら全てがこの作品の魅力です。
いまだに支持されるのには、それだけの理由があります。
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GOOD!
PS版ペルソナ2罪プレイ済みです。
約10年前にPSで発売されたペルソナ2罪。今回は新しい要素を加えてPSPにリメイク…というより移植に近いです。
<ストーリー>
「噂」が現実になる世界。一番の「噂」は願いをかなえてくれるジョーカーという存在。このジョーカーの正体を追っていく主人公達が最後にたどり着くもの。久々にプレイしたこともあってとても楽しかったです。自分で有利な噂を流して現実化させるというのもこのシリーズならではです。
<BGM>
前回のPERSONAの移植の時にさんざん言われてしまったBGM。メガテンシリーズは熱狂的なファンが多いためサウンド一つでもこだわります。今回はオリジナル版とアレンジ版の2種類が選べます。この点は旧シリーズをプレイしたものとしてはうれしいです。
<グラフィック>
PSのままの移植なのでドットグラフィックです。奇麗とは言えないが、見難いというほどでもありません。
<戦闘>
この作品の要でもあるペルソナ。相性がいいキャラ使うとどんどん成長していくというシステムになっています。ある意味いろいろな条件縛りプレイもできるのし、強いペルソナを償還することもできるので難易度はそのプレイヤーに合わせて自由に変更できるという面があります。
BAD/REQUEST
<戦闘>
スピードが遅い。”NOW LOADING”の文字ばかり。速くしたはずでは…と思ってしまう。というのも戦闘開始でキャラの音声とモーションがかみ合わない。音声が先に出て後でモーション、そのため戦闘入力が遅くなる、なんてざらでした。PERSONAでは高速戦闘もあったのに、今回は高速にすると毎回画面の左から右に黒い縦筋がはいる。これはバグでもなく味方キャラと敵キャラの配置を画面中央に戻すためだと思われるが、この筋がはいるたびにな目が痛くなる(というかちらつく)私には最後まで慣れない要素でした。合体魔法を待機状態にしていてOKを出すたびにまた筋がはいる、これには参りました。
コンタクトの感情メーターがついたのはいいですが…まったく無意味。どの感情が上がったのかわかりずらい。点滅するわけでもなく、メーターが大きく動くわけでもなく、とにかく使えなかったです。契約していた悪魔がわかりにくい。旧システムでは悪魔の下にサインが出ていたはずです。
戦闘の入力でキャラの行動順を変えてしまうと一番始めのキャラから入力のしなおし。これは困りました。キャラの使える魔法の順番で合体魔法が発動されるのに、なぜ素直に入力されている技のまま行動順だけを入れ替えれるようにしなかったのか。これはちょっとストレスになりました。
<BGM>
オリジナル版を選択していても戦闘リザルト画面ではまったく新しい曲が入る。なぜPSの時のように戦闘BGMのままでリザルトを出さなかったのか、ちょっと残念。新OPがまったく世界観に合わない、コンテ自体が悪魔絵師によるものではなく、別の方が似せて描いたもの。そのため違和感がありました。旧OPが世界観をしっかり出していたのでそのままでよかったと思います。これはP3,P4からのプレイヤーへの配慮でしょう。
<MAP>
今回はキャラが進んだマスがオレンジ色になり、通ってない場所は黒のまま、というシステムですが、床に落ちているメモの場所も黒のまま。たとえ読んでも黒のまま。一番最悪だったのは森で通れない場所が黒のままでオレンジに絶対ならないこと。マップ画面を見ても黒の穴ぼこだらけでコンプリートを目指す性格の自分としては達成感がないです。
<情報>
一番困ったのはこれです。製品の情報の公開が遅すぎる。新しく追加されたクエスト。これはには他社とのコラボクエストが存在するのですが、このクエストをプレイするにはプロダクトコードが必要。しかし某雑誌の付録としてコードが付いていたという情報が公式ページに公開されたのは発売からやく3週間たった後。すでに雑誌は完売でより寄せ不可、プロダクトコードがどうしても欲しい場合はオークションで落とすしかない、しかも破格の値段になっている。もっと早く情報が公開されていたらと思うと、とても残念。ほかのコラボクエストの情報は早く出してほしいです。
<バグ?>
致命的なのかそうでないのかわかりませんが、コンタクトが取れないキャラのカードが取得できていました。カードは敵からコンタクトのご褒美としてもらえるはずなのに、会話にならない「カメ?ン」から気付いてみたら1枚カードがあることに。特にその後に影響はなくEDまでいったのですが、これは一つ間違えたら重大なバグだったかもしれません。
COMMENT
PSP-2000使用。BADコメント多いですが、十分楽しめました。周回要素と言えば自分でクエスト制作ができることぐらいですが、今度いろいろなクエストが公開、シェアができるようなので楽しみですね。
初めてプレイする方にはEDが強烈、波乱を呼びそうです。公式ブログでペルソナ2罰の開発のことも触れてありますし、今度罰が出るときには今回の欠点、特に戦闘のストレスをなくしてもらえることを祈っています。