ペルソナ2 罪
中央値: 60 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 11.62 (難易度) 1.60 mk2レビュー数 10ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 2pt | 3pt | 4pt | 3pt | 1pt | 2pt |
58pt
GOOD!
ペルソナシリーズ初プレイです。それでも前作からストーリーが引き継がれている
わけではありませんでしたので、前作をやっていないと分からないという点もなく
大変楽しめました。
【ストーリー】
街に広がる噂が真実となってゆく。そんな不思議な現象の原因を追い求めてゆく
主人公達ですが、ただただそのおかしな世界の法則に振り回されるだけではなく、
逆に噂の法則を利用してゆく面も見られ大変面白かったです。
タイトルにもある”罪”。これにたどり着いたときは身震いまでしました。
また、リメイク元であるPS版の発売が1999年と一昔前となっておりますが、
本作でもゲームの中で使われる女子高生言葉などがその当時のまま残されているためか、
世紀末的な雰囲気も現れ、作品の味となっているように感じました。
【戦闘】
悪魔(モンスター)との戦闘。大変楽しめました。
他のゲームをプレイする場合は、使い勝手のよいスキルを覚えたり、ひとつ必勝
パターンを掴んでしまえばそれ一辺倒になって新たな戦い方を試行錯誤すること
がなくなってしまうのですが、本作品では、使えるスキルが降魔させるペルソナに
よって変わるため、ひとつ使い勝手のよいスキルや合成スキルを見つけても
ペルソナが育ちきって変更することになるとそのスキルが使えなくなるため戦術
を変えなくてはいけなくなります。
このため先ほどまで楽々と勝てた悪魔にボロボロにされることもままあり、常に
考えながら戦うことができたことでマンネリ化することがありませんでした。
BAD/REQUEST
【ユーザビリティ】
・エンカウント時、画面が白黒にフラッシュするのですが、フラッシュがきつく
また、戦闘に入るたびにそれが起こるので目が痛くなってしまいます
・マップが広いこと、一つ一つのロード時間が長いこと、戦闘が長いこと。
これらの要因が重なっていることで、ダンジョン攻略に時間がかかる点。
一日のプレイ時間が一時間程度ですと、数日をかけてひとつのダンジョン
を攻略することになります。
ダンジョンを進んでいく中でストーリーが少しずつ進んでいく箇所もあるのですが
日にちをまたぐと途中で話の流れが分からなくなることもありました。
じっくり腰をすえて数時間プレイするような内容で携帯機で気軽に
プレイというには向かない内容となっていました。
COMMENT
難易度HARDでプレイ。大変プレイしがいのある作品でした。
作品の雰囲気も気に入りました。他作品もプレイしてみたいと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: まtyiく レビュー日: 2011-05-181はリアルタイムで知っています。それぞれ良いところがありますね。ペルソナは1,2派と3,4派が…なんて聞きますが、自分は全作好きです。
以下、ご参考になれば。
オリジナル版をプレイした方へ(古参の方々)
・若干、改変部分があります。(あの総統、リサのシャドウ戦、杏奈の喫煙シーン、等)
・「君のとなり」は残ってます。
・シアターのクエストは最初から2つ、DLC含めて10前後になる様です。里見直氏が書いた物もあります。
3,4から入った方へ(新規の方々)
・3,4にも少し垣間見える不気味な世界観やストーリー、キャラクターが好きならおすすめします。
逆に戦闘やコミュ等のシステムが好きという方は、2が自分に合っているか良く確かめた方が良いです。
メインキャラデザは金子一馬氏(3,4で悪魔=ペルソナ書いてます。)
ゲーム内のキャラグラは全て、副島氏です。(シアター本編は除く。)
読み込みに関しては、インスト有り、型番3000で、戦闘前ロードが2秒と少しです。
意外と忘れるのが、コンフィグでインストONにすること。インスト直後はOFFです。
戦闘に関しては、課題も見られます。ただ工夫も生かせます。
戦闘はわざわざ全員分のコマンドを入力してると時間がかかりますが、△ボタンで実行を始められます。スタートボタン押せば、エフェクトスキップもできます。エンカウント率が高いと感じたら、「エストマ」(自レベル以下の敵を封殺)を使うと便利です。(女帝LV24ネメシス等。)
基本的に、この作品、面白さは序盤<それ以後です。最初は、ストーリーよくわからない、コンタクト上手くいかない、使うペルソナ限られてるで,イマイチつかめない感があると思いますが、進めていくと、そのあたりの評価も変わっていくと思います。早々に投げ出してしまっては分かりません。
また、少し話が進む度に各ショップでの仲間との会話が変化していき、(終盤を除く)それらが若干複雑なストーリーの隙間をうめてくれたりもします。何より話が豊かで面白い。ベルベットルームでのイゴールらの会話は哲学的な要素もあったりします。難点は少し、お店巡りが面倒かな…。ダンジョンで戦闘続いた後の気分転換にでもどうぞ。
良く練られたストーリー、作りこまれた世界観、無駄に(←褒め言葉)細かいキャラ設定、それら全てがこの作品の魅力です。
いまだに支持されるのには、それだけの理由があります。
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GOOD!
==ストーリー==
12年前のゲームなのだが、現在も色あせない魅力を秘めている作品であると思う。
噂が現実になる異界となった町で、徐々に明らかになっていく主人公達の過去や衝撃的なエンディングはすばらしい。
一部変更された部分(あるキャラクターの容姿とそのキャラを象徴するマークの変更)はもう複雑な部分なので仕方ない部分ですが………
==バトル面==
-敵と味方の行動順番が分かりやすく表示されるようになった-
これによって回復魔法をかけるタイミングなどが図りやすくなり、戦略性が増したように思う。
-合体魔法の出しやすさ-
ps版罪ではいちいち行動順番を入れ換えておかねばならず、罰ではコマンドとして入力ができたものの、強制的に一番最初に合体魔法が発動するように設定されてしまうという欠点がありました。
今回は罰でのコマンド入力後に、どこで合体魔法を発動するかも選択できるようになった。
これで合体魔法がとても使いやすくなった。
-演出スキップの導入-
罰で導入されていた演出スキップを、戦闘中にスタートボタン一つで切り替えが出来るようになったこともスピーディーに戦闘を進めるときに役に立った。
-降魔ペルソナ・ベルベットストックの数-
イベントをこなすと今回は増やす事が出来るようになったので、多くのペルソナを作成する事が出来るようになった。
==音楽==
「女神異聞録ペルソナ(以下異聞録)」のリメイク版では雰囲気にまったく合わない音楽に変えられていましたが、今回は異聞録リメイクの反省を活かして、オリジナルとリミックス(アレンジ)を二種類用意して、オプションでいつでも切り替えが出来るというのは良い。ときどき気分を変えたくなるときに役に立っているし、オリジナルを聞いていると懐かしくなる。
アレンジ自体も「聖槍騎士団」やマップの音楽などしっかりとしており、原作の雰囲気を壊していないものが多いので良い。
==ダウンロードクエスト==
本編のシナリオライターである里見直さんが書き下ろした3つのシナリオは、違和感が無く異聞録をプレイしていたファンならかなりニヤリとできる。
BAD/REQUEST
==バトル面==
上記にある部分は快適になっていますが、それ以外で改悪された部分があります。
もっとも大きい改悪点は、ps版では一つの画面で同時に行う事が出来た「行動コマンド入力」「ペルソナチェンジ」「行動順番変更」が個別コマンド化されていて、いちいちそのコマンドを選んで別個に行わなければならなくなった事。
これは快適性を大きく削いでいる。
さらに行動順番を入れ換えたら、また一からコマンド入力をしなおさねばならない。(△ボタンでオートモードにすれば、まだ楽になりますが……)
悪魔とのコンタクト(交渉)でも、感情グラフが表示されるようになったのは良いのですが、そのかわり「悪魔の足元が上昇した感情の色に光る」「契約した悪魔の足元に模様が浮かぶ」というのがなくなっているため、逆に分かりづらくなっている。
==音楽・SE==
全曲リミックスしたといっているが、ベルベットルームの音楽がアレンジではなく後の「ペルソナ3(以下P3)」と「ペルソナ4(以下P4)」の「全ての人の魂の詩」に差し替えられている。
異聞録のリメイク版も今回のような形でしたので、スタッフとしては統一したいのかもしれません。しかし個人的な意見ではありますが、ペルソナ2のベルベットルームはピアノが基調の音楽であり、それがものすごく良かったので、こちらをしっかりアレンジしてほしかった。
通常戦闘曲が、ps版では別の曲に切り替わるのではなく、小節区切りで締めくくられる(ちょっと文章では表現しづらい)形であり、それが非常にかっこよかったのだが、今回はオリジナルであろうがリミックスであろうが、新たに作曲された「戦闘リザルト」という曲に切り替わってしまう。
これで戦闘が終わっても終わった感じがしない。
またコマンド決定、キャンセルのサウンドエフェクトがとても間抜けで、なぜ変更したのか理解に苦しむ。これはps版のほうがよかった。
==難易度==
EASY、NORMAL、HARDに切り替え可能ではありますが、自分達の攻撃力が低くなるだけで、敵から受けるダメージがどの難易度でもものすごく低い(最初のダンジョンのボスの全体攻撃で一桁くらいしかダメージを受けない)ので、ps版から難易度が激減している。
初期防具でプレイし続けても、中盤くらいまでかなり楽に進めるため歯ごたえを感じない。
ダウンロードクエストで「推奨レベル25」のクエストがレベル10でも結構簡単にクリアできてしまうのはどうかと思う。
==オープニングムービー==
たしかに曲自体はいいのだが、ペルソナ2罪にあっていない。
映像はps版をプレイした自分としては非常ににやりとできる部分が多いのだが……
できればオプションでオープニングムービーをps版と今作のどちらが起動時に流れるか選択できればよかった。
==ダウンロードクエスト==
里見さんが書いたもの以外は一部キャラクター崩壊しているものがある。
そのためやや違和感がある。
また戦闘曲、ボス戦闘曲がまったく別のクエスト専用曲になってしまうのは地味にいたい。できれば本編と同じ曲でやりたかった。
あとこれは少し辛辣かもしれないが、クエスト自作機能は本当に必要だったのかとも思う。
自分でシナリオを作って楽しむようなゲームではないので…
COMMENT
PSPgo使用、ダウンロード版でプレイ。
ダウンロード版だったおかげか、他の方が上げられているロード時間に関してはそれほど気にならないレベルではあった(P3、P4になれている人はややきついかもしれないが…)
ps版がps2で起動すると不具合が生じるためプレイしづらい環境にあった人には今作で手軽にプレイできるようになったとは思うが、全体的には変化が少なく、ps版をプレイした自分としては不満が残る。
そのためps版をプレイしていない方は購入しても良いでしょうが、ps版を持っていてプレイ環境が整っているなら無理をして購入するほどのものではないように感じます。