最後の約束の物語
中央値: 42 Amazon点数: 2.6
スコアーボード
標準偏差 14.97 (難易度) 2.69 mk2レビュー数 29ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
38pt
GOOD!
味方のSP(生命力)が尽きるとキャラクターロストというシビアなシステムのうえ、モンスターの攻撃力が非常に高く設定されているためボス戦はもちろん雑魚戦でも戦略的な行動が求められる点は面白かったと思います。敵のヘイト(敵対心)をコントロールすることで味方の被害を抑えることが重要になっており、ボタン連打で戦闘に挑むと序盤ですら確実に全滅します。慣れないうちはもどかしいですが、上手く戦略がハマるとしてやったり感が楽しめます。
BAD/REQUEST
まずシステム面ですが、敵のヘイトをコントロールするシステムは一長一短だと感じました。確かに戦略的な戦闘が可能にはなるのですが、それが楽しいのは序盤まで。あまりに思い通りに敵をコントロールできてしまうため、一旦戦法が確立してしまえばその後は毎戦闘同じ行動を繰り返すだけの単調な戦闘になってしまいます。
次にシナリオについてですが、これはもうちょっとどうかならなかったのかという感じですね。登場人物達は何度と無く危機的な状況に陥るのですが、その際の展開・描写が毎回同じなのはあまりに引き出しがすくなすぎです。また、主人公達は騎士の誇りや愛国心というものを大切にしているのですが、くどいほどそれを主張し、異論を唱える相手を容赦なくこきおろすため、誇りどころか選民思想にしか見えなくなっていきます。そして、そんなシナリオの末に訪れるEDも説明皆無で後味の良くない、いかにもぶん投げちゃった感があり納得いきません。
最後に難易度について。このゲームはシビアで高難度ということをウリにしているのですが、正直そんなに難しくない、というか相当簡単に感じました。ちょっと頭を使えばSPはそうそう消耗しないし、いざとなればSPを僅かに消費するだけでラスボスも瞬殺できるほど超威力の必殺技も使えます。これでゲーマー向けの高難度を標榜するのはちょっとゲーマーを甘く見すぎではないかと。
COMMENT
つまらなくはないです、決して。挑戦的な部分も多いためプレイ中は割と楽しめるのですが、OPからEDまで長時間プレイする中で細かな違和感やストレスが蓄積されていき、クリアした瞬間にそれがドッとあふれ出るような感覚があります。
意欲的な作風を評価したいのですが、いかんせん各部のクオリティに問題があるためイマイチそれができないというもどかしい感じですね、とても惜しい。
Amazonレビュー
レビュー者: ファイブ レビュー日: 2011-05-04システム面からですが
基本はおつかいの繰り返し。それはRPGですから多少は仕方ないですが
マップもモブキャラも敵キャラも同じようなのばかり目にすることになります
一番気になった戦闘はセブンスドラゴンや世界樹の迷宮とほぼ同じです
レベルが上がるとスキルポイントを振り分けてキャラクターを強化します
振り分けは失敗してもお金を払えばやり直せるのでここはよかったかと
ただ、戦闘はものすごくテンポが悪いです
ナビゲーターが戦闘中にしゃべるのですが
その度に流れが止まるので雑魚戦等の繰り返しの場面では鬱陶しいだけです
しかもバリエーションに乏しい為蛇足にしかなっていません
戦闘に重きを置いているゲームで一番多くこなすことになる戦闘でこれは致命的ともいえます
オプションでONOFFができればよかっただけなのにこれがなぜできないのか・・・
他にも細かい所で気になる点が多く
・メディアインストールはなくロードは全体的に長くありませんがちょくちょく入ります
場所によっては長い所も一部あるので気になることも・・・
・イベントシーンが飛ばせない
・イベントシーン中は所々読み込みが入りスムーズさに欠ける
・ボイスの収録の仕方が中途半端
・装備を代えてもさほど変化を感じない
・難易度調整の仕方がヘタクソ
・シナリオそのものが短い
シナリオはとても褒められたものじゃなくむしろヒドイくらいで
プレイし始めて数分でこれはないなと感じれるくらいのものです
いきなりボイスなしのテロップから始まり
キャラ達も喋らないな…と思ったら途中から急にしゃべりだし、そこでまず違和感
その後チュートリアル的な戦闘に入ります
手前に2体の雑魚敵と奥にボスらしい敵。とりあえず1ターン目で手前の敵を殴ります
すると次のターンにいかずイベントの続きになり殴ってもいないはずの奥の敵が吹っ飛んでいます
めちゃくちゃ不自然…
するとお兄様が「俺の命を使ってこいつを倒してやる!」みたいな話になるんですが
「あ、死にますね。後は任せた」
こんな感じでプレイヤーは何を思えばいいのか…
よくわからないままに攻められて3万人死にました
残りの2000人助けてください。置いてけぼりなままスタートします
その後もサーシャというキャラがいきなり主人公に突っかかってきたりもしますが
キャラ背景が何も感じられないままなのですごく薄っぺらいです
しかも文句はいうけど戦わないといけないから一応従うけどね。みたいな感じになるんですが
後に入るキャラも同じような流れで入るキャラがいたりなど
キャラ絵は悪くないのに魅力が全然感じられない
ムービーも動きがほとんどないものがあったりと微妙
序盤っからフルスロットルでぶっちぎられていく感覚でした
総評すると、ものすっごい手抜きです
極端な言い方をするとちょっと豪華なフリーゲームみたいな感じ
今まで過去に散々言われてきたようなことがまったくできていない
今後もこのジャンルで勝負するというならばもう一度勉強してきなさいといいたくなるほど
この手のゲームは嫌いじゃないので多少なりとも楽しめていなくはないですが
こんな基本的なことができていないRPGも逆にめずらしいくらい中途半端です
期待していただけに残念。いつも今一歩なゲームが多いメーカーですが今回は今三歩な感じ
アクセスランキング
-
モンスターハンターポータブル 2nd G
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1?4人 【廉価版】 ■ 発売日:2008/10/30 ■ 価格:3,140円 大人気「モンハン」シリーズの「2nd」に続く「2ndG」が登場だ。「2nd」をベースに作られた拡張版となっており、最上級クエスト「Gクエ」の実装や、シリーズ初登場となるモンスター、新ステージの導入、データ引き継ぎ機能の強化とファンには嬉しいボリュームアップだ。(転用元:GDEXより)
■価格:4800
■発売日:2008-03-27
-
モンスターハンターポータブル 3rd
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック時は最大4人)
■価格:5800
■発売日:2010-12-01
-
GOD EATER(ゴッドイーター)
■ ジャンル:チーム連係型ハイスピードハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック対応:2?4人)
■価格:5229
■発売日:2010-02-04
-
GOD EATER BURST(ゴッドイーター バースト)
■ ジャンル:チーム連係型ハイスピードハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホックモード時:2?4人) ■ アペンド版:2,100円
■価格:5229
■発売日:2010-10-28
-
ファンタシースターポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-31
-
ペルソナ3ポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,040円 ■ データインストール対応
■価格:6279
■発売日:2009-11-01
-
DISSIDIA FINAL FANTASY(ディシディア ファイナルファンタジー)
■ ジャンル:ドラマチック プログレッシブ アクション
■価格:6090
■発売日:2008-12-18
-
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
■ ジャンル:ハイスピード推理アクション(ADV) ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,200円
■価格:5229
■発売日:2010-11-25
-
無双OROCHI
■ ジャンル:タクティカルアクション 本作でPSP版”初”の広大フィールドで、無双アクションが楽しめる。魔王【遠呂智(おろち)】が生み出した異次元世界を舞台に、真・三國無双と戦国無双に登場した全70名の武将を操り、PS2版と同じ大きさのフィールドで激しいバトルが可能になったのだ。PS2では当たり前だったストーリーモード、フリーモードの二人協力プレイが、なんと画面分割ではなく、1人専用の画面で広々と楽しめる。さらに、戦闘中のイベントシーンをPSPの美しいグラフィックに合わせてアレンジされている。(転用元:GDEXより)
■価格:5544
■発売日:2008-02-21
-
テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー2
■ ジャンル:君のためのRPG ■ プレイ人数:1人
■価格:5200
■発売日:2009-01-29
GOOD!
・スキルの振りなおしにお金がかかりますが、お金は簡単に貯まるので割と適当にスキルを覚えても後からポイント割り振りで後悔することもありません。
おかげでいろんなスキルを試してみようという気になります。
・キャラのレベルが上がると全快するので、割とMPを気にせずスキルをガンガン使える点は良かったです。
・曲も全体的に統一されていてセンスも悪くなく、かといって自己主張が強いわけでもないので良い感じにゲームを演出しています。
BAD/REQUEST
・ストーリーが残念。伏線を張っているのに回収せず、投げっぱなしで終わるので完全に消化不良です。
またストーリーを補うミッションも、基本的に「指定のポイントに向かってバトルを一戦し帰還する」の繰り返しで飽きます。
・戦闘は敵対心を管理するのがこのゲーム最大の売りですが、パーティメンバーの行動をターンの最初にすべて入力するシステムと相性が悪いと感じました。敵の行動はターンが回ってきたときに内容が決まるため不公平感も感じます。敵の標的が変わったらこちらもすぐに対応したいと思うので、せめてプレイヤー側も一律コマンド入力ではなく順番が回ってきたときに個別にコマンドを入力できれば印象も変わったのではと思います。
また戦闘時にボイスでナビゲートしてくれるのですが、敵の標的が変わるたびに同じセリフを繰り返すので非常にウルサイです。ボイスオフ設定が欲しかった…。
COMMENT
大々的な発表会まで開き、期待を煽りまくった「JRPG」の第一弾ということで非常に期待していましたが、かなりの期待ハズレでガッカリでした。
カメラの回転に謎の慣性があったり、タイトルでのカーソル初期位置が「ニューゲーム」だったり、ミッションの目的地を聞き逃すと再度確認できなかったり、敵の弓兵は後方から攻撃できるのにこちらはできなかったり、パーティメンバー外のキャラステータスを確認できなかったりなどなど…。今時のゲームとは思えないほど全体的にプレイヤーへの配慮に欠けます。
ストーリーも「滅亡前の最後の日の物語」というキャッチーな部分だけは優秀ですが、内容は意外性も無いままあっさり終わるうえ、なぜ滅亡に至ったのかすら解明されません。
総合的に見てこの内容で6000円はかなり高いのではないでしょうか。iPhoneなら1000円前後で同じかそれ以上のクオリティのものが楽しめます。
私はJRPG第2弾の某ゲームを予約していましたが、プレイ後にキャンセルしました。
今後イメージエポック社のゲームは発売前の煽り文句に惑わされないよう、様子を見てから購入するか判断しようと思います。