ダンボール戦機
中央値: 57 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 13.85 (難易度) 1.86 mk2レビュー数 21ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 1pt |
69pt
GOOD!
・レベルファイブというとストーリーや設定が稚拙なものが多い傾向があるが、この作品はとても満足できる熱いストーリーだった(元は別の会社の作品というのが影響しているのかも)
また「ああ、これはそういう事だったのか!」とストーリーが進むにつれて序盤の何気ないシーンや謎が解けていくのは上手だなと思った(OPとか・・・)
・グラフィックがとてもなめらか。街の何気ない建物までちゃんと作ってあるし、メカもヌルヌル動いてくれる。処理落ちもほとんどなく久々にストレスがたまることのない綺麗な画質のゲームを堪能できた
・登場キャラにどれも味があって良かった。若干空気なキャラもいるが・・・
・バトルの動作が爽快。ダッシュやジャンプを駆使して縦横無尽に駆け巡ることが出来るし、必殺技を綺麗に決めたときは嬉しいですね
・ここぞというシーンでムービーを使うのは良かった。無理やり大量にムービーを詰め込んでるゲームとは大違い
BAD/REQUEST
・対CPUに限っていえば戦略性が弱い。攻撃のフィニッシュで一部のボス以外は確定で吹っ飛ぶのとガードが高性能のため、タイマンなら攻撃⇒敵の無敵時間中は盾を構えて防御⇒切れた瞬間攻撃でたいていの敵は特に苦労することもなく倒せる。もちろん後半になればなるほど通用しなくなってくるのは確かだが、先輩であるカスタムロボ等に比べて攻撃動作も単調だし、計画を練って戦うようなやり方が出来ないゴリ押しが一番最善手なゲームだった
・基本的に味方が弱い。軽量級にするとあっという間に殺されて囮にすらならない。重装備にしてパテ盛りすれば結構善戦してくれるのだが・・・可憐なヒロイン機やカッコいいライバル機等を無骨なタンク機で統一するのはちょっと抵抗がある
・ランチャーが弱すぎる。単発ダメージがでかいとはいえテンションが一気に減り、4発発射するタイプのタメ攻撃はホーミングしないせいでよけられまくり
・ショットガンの販売時期が他の銃器に比べて間隔が長すぎる(他の銃は毎章追加されるくらいだがショットガンは序盤に一回後半に一回の計二回)。序盤の銃を後半まで使い続けるのは苦痛だった
・エンカウントしてからバトル開始になるまでに地味に時間がかかる。そこからカスタマイズすると戻ったときにまたロボットが並ぶ演出が入るのでテンポが悪い
・ストーリー中である重要キャラが死ぬシーンがおかしかった。なんか無理やり殺そうといわんばかりのあっけない死はあんまりだと思った
・ムービーはスキップできるが会話シーンが飛ばせないのはイライラした。一回目はいいのだがボスとの再戦時に何度も長い会話を見せ付けられるのは・・・
・パーツ登録機能がほしかった。機体を変えなければならないバトルの後でもう一度元の機体に戻すのが面倒だった
・ガイド機能は非常に便利なのだが、逆に言えば一本道をひたすら進むことを推奨されている気がしないでもない。まあ不親切よりは親切なほうが便利でいいものではあるから悪いとまではいえない点だけど
COMMENT
失礼な言い方だが、思っていたよりも良い作品だった
ストーリーは良かったし、カスタマイズ性も高くお気に入りの機体はほぼ確実に見つかると思う
とは言え足りない部分も多く、特に戦略性の部分はサブウエポンを搭載させるなどして戦闘の選択肢を広げるべきだったと思う
あまりレベルファイブに関しては良いイメージはないが、こういうゲームを作ってくれるならこれからは応援していきたいと思う
Amazonレビュー
レビュー者: カタツムリ レビュー日: 2011-06-20後半のスートーリーとかイベントにある大集団戦闘の見せ方とかもう少しやりようはあったと思う。
装備品の売買とか付け替えもやりにくいし
なにより パーツ毎のLVはいらなかった。
主人公すべてに専用機があるのに、わざわざ他のパーツをLV1から鍛えなおすなんてめんどくさい。
ましてや、強いパーツが出る後半は専用機のLVが40とかになってるわけで、敵キャラのパーツなど殆ど使わないと思う。
こんなことをするならパーツ交換などさせずに、一体を改造して強化をさせ続けるほうがよかったかも。
基本設定は面白いし、戦闘も視点の悪さを除けば迫力と自由度があっていいと思うが
携帯機の容量ではこの辺りが限界といったところ。
アニメの都合もあるだろうけど
前編と後編に分けてそれぞれをもっと作りこんでもよかったのではないだろうか?
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GOOD!
★発想
手のひらサイズのロボットをカスタマイズして戦わせるというコンセプトは、プラレス三四郎やガチャフォース、カスタムロボのように散々既出ではあるけど普遍の楽しさがあり、大人も子供もワクワクできる。
★素材
王道に欠かせないライバル的存在、タイムOカンシリーズや不思議の海のナOィアを思わせる三人組みのどこか憎めない悪役、個性豊かな脇役諸々名作に必要な役者はほぼそろっている。(が、その後に問題が・・・
BAD/REQUEST
★ストーリー、演出
毎度のことながらこの会社が出すゲームのストーリー構成、演出は素人レベルで残念でならない。巷では「安心の日野クオリティ」などと皮肉で言われているが苦笑しか出てきません。
GOODで書いた通りとてもいい役者が揃っているにも拘らず、監督が悪いせいで駄作が出来上がってしまった印象。
具体的にいうとまずキャラクターの掘り下げがまったくできていないこと。まず主人公の強さを裏付けるエピソードが薄く、ただ運良く高性能マシンをもらったから強いといった感じで味気ない。何でもいいので説得力のある特性を主人公に持たせるとか、もし裏設定があるのならもっとそれを前面に押し出したエピソードがほしいところ。又はもっと負けイベントを入れてそこから成長するような流れがあるとよかったかも。負け無しではライバルとの絡みも茶番にしか見えない。
それと主人公と行動を共にする友人二人にしてもいまいち立ち位置が見えてこない。友人の一人は途中から設定上射撃に特化したマシンを操ることになるが、もともと射撃が得意といった設定も無いため無理やりキャラ分けされたような感じ。初登場時に射撃なら誰にも負けないといったようなエピソードをちょこっと挟むだけで立ち位置が決まったはず。もう一人のヒロインにしても計算能力に長けているなどのエピソードがあれば、ある場面でのセリフにも説得力が出たのではないだろうか。
そして数々のライバルキャラも壁になるような場面がなく基本的に出オチで終わってしまう。
主人公が完敗するようなエピソードが無いためせっかくのライバルキャラがただの烏合の衆でしかない。せめて「海道ジン」というキャラだけはLBX界における「強さの象徴」的な位置においてほしかったと思う。そうすることによってアルテミスでの共闘イベントや後に仲間になるエピソードで盛り上がった筈。
演出もそうだが全体的に味付け不足で盛り上がりが一切無い。
各キャラが後継機に乗り換える場面もただ単に乗り換えるだけではなく、ピンチな場面を演出しそこで初めて乗り換えさせるなどがあれば盛り上がったのではないだろうか。
製作者も王道を意識して作っているようだし、どこかで見た演出でもぜんぜん構わないのでもっと演出に力を入れて作って欲しいと思う。
★システム
まず気になったのがローディングの頻度。エリア移動、メニュー画面、戦闘、どれをとっても3?5秒ほどのローディングが発生してテンポが悪すぎる。特にカスタマイズが主なこのゲームにおいてメニュー画面での頻繁なロードは致命傷である。このおかげでカスタマイズが億劫で途中からどうでもよくなった。
そしてAC(アーマークラス)の存在。これがあるせいで無数に存在するパーツの必要性が薄い。結局長く使っているパーツのほうが強くなるし、パーツごとの特性も薄いためパーツを換える意味が見た目以外ほとんど無い。
武器にしても大きく分けて、近接、射撃という違いしかなく、基本的にどれを使ってもプレイ感覚に大きな違いはないので換える必要性が無い。
管理画面もゴチャゴチャしていて見づらい。
あと各パラメーターの名称や役割にしてもとっつきづらい。本来ブーストゲージに当たるものがテンションゲージとなっていたりモーターとバッテリーの関連性がわかりづらかったりと、一番機体の個性をだすコアパーツのカスタマイズがいまいち腑に堕ちないところが多々ある。
★クエストBBS
白騎士同様ただのお使い。言ってしまえばどんなゲームにおいてもクエストなどは全てお使いであることは変わらないのだが、お使いと感じるかどうかで大分意味が変わってくる。
このゲームにおいてのクエストは「OOをとって来い」など本当の意味でのお使い。
本来サブクエストというのは、世界観やキャラクターなどの補完に使えば更に作品としての広がりがあったり、深みを持たせることができるシステムになるものだが、どうでもいいモブの使いっぱしりのようなクエストばかりで作業感を加速させているように感じる。1つずつしか受けられないのもその要因か。
★戦闘
スピード感はまあまあだが、テンションゲージによる制限、転倒させた後の無敵時間の長さ、アタックファンクションの演出のせいでアクションとしては単調で戦略性は無く、正にLVをあげて物理で殴れという攻略法が成立してしまうバランス。
ステージも火山地帯や月面のように数多く(と言っても強化ダンボールだが)あるが、特にギミックなどはなく、ただ地形が違うだけで大した意味が無い。せめて火山地帯では敵も味方も平等に地形ダメージを受けるとか、月面では重力が低く普段よりジャンプ力が上がるなどのギミックがあればステージごとの特色が出て戦略性も上がり楽しめたかもしれない。(ダンボールだしという突っ込みは無しでw
COMMENT
自分は以前やった他社のゲームのガチャフォースが好きだったので、同じ類のゲームを期待して買ってみたが大分違ったものだった。(こっちはカスタムよりアクションに特化したゲームだが)
このゲームに期待したカスタム要素は底が浅く、数多くある機体もキャラクターも個性が薄く、ストーリーも他のゲームやアニメのいいところを寄せ集めたはよいが、まとめきれてない印象。設定にも色々と無理があり、世界観の説得力に欠ける。(高性能とはいえオモチャで世界征服をたくらむテロリストというのはちょっと・・・そもそもそんな危ないものを子供が持っているという時点であれだけどw
もし次回作が出るのならLBXという概念だけ残し、もっと説得力のある世界観を再構築して出して欲しいとおもう。素材はすごくいいと思うので、あとは料理人次第か・・・