シュタインズ・ゲート
中央値: 69 Amazon点数: 4.7
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 4pt |
69pt
GOOD!
結構評判が良かったので買ってみましたが、良作と呼ばれる部類に入ると思います。
オリジナリティ:ストーリーもそう出てくるような内容ではありませんしこのゲームのような選択肢は他では見たことがありません。なので☆4
サウンド:これはまあ可もなく不可もなく。ある程度は耳に残ります
熱中度:これは後半に関してですが、かなり先の展開が気になりました。キャラに感情移入出来るかどうか次第ですが。出来ない場合は最後まで冗長に感じると思うので御注意を。個人的には5でしたが、前記も踏まえて4です
満足度:これも感情移入出来るかどうかと、多分大丈夫でしょうがTRUEを最後に行ったかで分かれると思いますが、いい終わり方だと思います。普通にハッピーエンドみたいなものですが、それだけで良いです
BAD/REQUEST
グラフィック:特に気になりませんでしたが、確実に人を選びます。これは「萌えキャラとか無理」とかではなく、絵が独特すぎるせいですので、気になる人は公式サイトで確認してください
快適さ:これに関してはこのゲーム最大の難点です。キャラの立ち絵が変わる時に少しロードが入るとか初歩的なのもありますが、何より悪いのはTRUEエンドへの行き方です。はっきり言って攻略サイトがないと無理なレベルですゲーム序盤から終盤までのフラグを全て回収(二択などもあり)するのは鬼の所業です。全キャラエンド後に最後の選択肢追加とかだったらよかったのに…難易度4の理由もこの理不尽さです
COMMENT
PSP3000使用
知り合いに勧められたので評価をみて買ってみましたが大正解でした。多少面倒な所もありますが最後まで楽しんでプレイできました
ただ注意することが１つあります。この作品は一応ストーリー重視ですが、それでもギャルゲーよりでしょう。そしてネットスラングが大量に出てきます。これはオタクな私からしても呆気に取られるほどのものです。更に主人公が厨二病患者です。私は割り切って笑っていられましたが嫌いな人からすればたまったものじゃないと思います
なので普段かまいたちの夜など『萌え』から遠く離れた作品のみをプレイしてる人が評価だけみて買うと大火傷します。その点については最大限注意をして下さい
このレビューを見て、こういうのが苦手、または嫌いな人は地雷と思って避けてくれる事を願います
Amazonレビュー
レビュー者： Morris レビュー日： 2011-06-28いやはや睡眠時間がなくなりました。
絶妙のシナリオ構成と丁寧な伏線の張り方は素晴らしいの一言。
論理のピースがはまっていくさまは実に爽快ですし、
「まさかこう来るとは」と唸らされること請け合いの心憎い演出は物語を飽きさせません。
システム、世界観設定、そして主人公の持つとある特異体質は密接にリンクしています。
「主人公の主観」と「物語を読み解くプレイヤーの主観」の定常的な一致は、これらが揃って初めて成立します。
プレイヤーだけが、主人公と同じ視点に立って、その苦悩や孤独を最初から最後まで共有できるのです。
「序盤あれほど苛立しいの極みだった主人公が、終盤こんなに格好良くみえるなんて」
いつのまにか感情移入をしているのです。脚本家の目論見にまんまとはまっています。
設定とシステムの高度な融合は、シナリオの展開とあいまって非常に効果的で、深い没入感を生むのです。
4、5年前のネット界隈、マンガやアニメの名・迷台詞、役者ネタ、秋葉原の地理、陰謀論、ジョン・タイター、タイムトラベル、物理学、哲学、認識論、脳科学といった各種のネタが満載で非常に面白いです。その手のものに造詣が深い方ならばもうたまらないでしょう。
この「じっぱひとからげ」な、いい意味で節操のないネタの絨毯爆撃も特色のひとつです。
あまりにもマニアックなネタはなかったと思いますが、ひと通りの解説が付されていますので安心です。
最後に主人公役の宮野氏の怪演についても述べねばなりますまい。
序盤の厨二っぷり、中盤の苦悩、後半の絶望、ラストの感極まった心。
主人公の素の部分が前面に出ていく過程を演じわけています。
息遣いすら感じられる生々しいものです。
また、メイン2人の軽妙なやりとりはドラマTRICKの山田上田コンビを彷彿とさせるもので懐かしくも感じました。
芝居としてのテンポや間の取り方がより洗練されたアニメの方も見逃せないですね。
丁寧な脚本、刺激的な演出、深い没入感、ネタの絨毯爆撃、そして宮野氏の怪演。
名作の評に偽りなし。
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GOOD!
・ストーリー
タイムとラベル物のゲームや物語は珍しいとは言えないが制限のあるメールや限定的な
タイムリープ等でどうやって解決するかと言う流れを楽しめた。
・キャラ
主人公は最初は厨二病全開とかなりとっつきづらいと言えるが厨二病である動機付けが
きちんとあるし、本来は普通の人間なんだと本人も理解しているのでちょっと新鮮な
感じがします。他も癖のあるキャラが多いが魅力はあるので見ていて楽しい。
・システム
一般的な選択肢ではなくフォーントリガーと言う携帯でどう行動したかがキーになる
と言うシステムは面白かった。ただ、弊害もあるけど。（弊害はBADで）
・BGM
場面に合った物が多く物語を引き立てていたと思う。
BAD/REQUEST
・言葉
かなりの数のネットスラングや2ch用語が使われている。
しかもテキストのみではなく台詞として。この手のが苦手な人には少々辛いかも知れない。
自分も文章で見るなら気にならないけどボイスありだと妙な感じになった。
・起動時間、読み込み
ゲームが起動するまで結構時間がかかる。ロゴを飛ばせるようにして欲しかった。
メディアインストールができないので音声が入る部分や場面が変わる部分でディスクの
回転音が結構耳に付く。特にシリアスで静かな場面だと気になる。
・フォーントリガー
発想は面白いがメールの返信はキーワードを選ばないと内容を確認できないと言う仕様。
これではどんな展開になるかまったく予想できない。
・難易度
上記のフォーントリガーによりフラグが立ったりして分岐するのだが真ルートは序盤から
特定の選択肢をしていかないと入れない仕様。しかも、どれがそれに当たるかが
よく判らないので自力で目指そうとするとかなりの難易度になる。
（自分は真ルートのみ攻略サイトを見てしまった）
・シナリオ
この手の空想科学物で細かい突込みをする気はないけど、どうしてもおかしいと思う場面や
説明不足と思えるところがあった。
ネタばれを極力避けて説明すると、後半とある物を手に入れることが目的となる。
そのとある物で相手となるデータベースからメールを消す事で物事が解決するとなっている。
ただ、何故現時点のデータを消して解決するのかが全く説明されていない。
色々な考察や公式見解もあるがプレイしている人間が全員それを見ているとは思えない。
・キャラED
主要な女キャラには大体用意されているけどスッキリしない物が多い。
ギャルゲーの様に高感度を上げてラストにと言う感じにすると最後の方の葛藤ができないと
言う事もあるのだろうけど、これなら半端に用意しなくてもと思ってしまった。
特に核心に関わらないキャラはそう感じる。
COMMENT
PSP-3000使用。エンディングは全て確認済み。
難易度は真ルートを何も見ずに到達する場合と仮定しています。
真ルート以外は難易度2か1と考えてもらっていいと思います。
気になる部分もあったとは言えノベルゲーとしてはかなり面白かったと思う。
こんな事なら360版で出た時にプレイしておいてもよかったかなと少し後悔。
「比翼恋理のだーりん」もプレイしてみようと思う。