シュタインズ・ゲート
中央値: 69 Amazon点数: 4.7
スコアーボード
標準偏差 16.37 (難易度) 3.00 mk2レビュー数 23ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 3pt | 4pt | 5pt | 5pt | 3pt | 3pt |
86pt
GOOD!
ストーリーは過去類を見ない傑作です。
タイムスリップ系の映画、ゲームでは、個人的に最高のストーリーです。
購入前は絵を見て、好みではなかったので購入を悩んでいましたが、実際にプレイしてつづけていくと徐々にストーリーにのめりこみ、真夜中までプレイしていました。
前半はだるいだの、厨二病がうざいだとと、評価をしている人もいますが、すべてを含めてストーリーなのです。
それらは、登場人物の性格や個性をアピールするシーンなので必須なのです。
ネット系の用語など意味が分からないと話が理解できない、という事を言っている人がいますが、
他のゲームでさえ、独自に考えられたその世界にしかないファンタジック語が山のように登場します。
それと同じようなもので、そんなにを気にしていたら何もできません。
音楽がいたる場面で使いまわされているような気がし、またそれを批判で書いている人もいますが、
そんなの他のゲームでも同じことです。
戦闘シーンの音楽 町の音楽 フィールドの音楽 というよに、
悲しい場面の音楽、秋葉原の音楽、など、そのシーン専用の音楽なのです。
現代の秋葉原(2010年がメイン)が舞台なこともあり、また実際、過去にあった出来事の一部も利用してストーリーが考えられているのでかなり、のめりこみが倍増します。
※採点はストーリー部のみを基準としてます。
BAD/REQUEST
ゲームという部分は皆無です。ゲーム無いでの携帯電話にメールが届き、その文中にある単語を選び、返信することによりストーリーがある程度分岐し、ベストエンディングにいけるかどうか、というシステムです。
ゲーム性を求めている人は絶対に期待しないでください。
昔ながらの「移動」「はなす」「しらべる」などという選択肢はまったくありません。
行動も自由にできません。好きな人と話すことすらできません。
単に物語を読んでいき、来たメールに対し、返信するかしないか。する場合に、何に対して返信するか、だけのゲームです。
アニメーションすらしません。(目、口は開閉します)
キャラクターもワンパターンの映像です。映像も比較的少な目です。
COMMENT
GOODでも書きましたが、これはゲームではなく、ストーリーを楽しむ作品です。
BADの内容は、挙げたまでで自分はまったく気になりません。
ある映画(洋画)を一部参考にし、部分的にマネしたようなストーリーでもあると思うのですが、そんなの気にせず本当に話は感動的です。30代半ばにして、数回泣きました。「FF10」や「AIR」のストーリーは泣ける、と、チラッと聞きますが、そんなの比ではありません。
アニメ版も見ました。ぶっちゃけ、ストーリーだけ知りたいのなら、アニメ化されたほうを見てもその内容は十分わかります。
「ジャンル問わないので、ストーリーおすすめのゲームないかなぁ」と探している人にはお勧めです。
Amazonレビュー
レビュー者: Morris レビュー日: 2011-06-28いやはや睡眠時間がなくなりました。
絶妙のシナリオ構成と丁寧な伏線の張り方は素晴らしいの一言。
論理のピースがはまっていくさまは実に爽快ですし、
「まさかこう来るとは」と唸らされること請け合いの心憎い演出は物語を飽きさせません。
システム、世界観設定、そして主人公の持つとある特異体質は密接にリンクしています。
「主人公の主観」と「物語を読み解くプレイヤーの主観」の定常的な一致は、これらが揃って初めて成立します。
プレイヤーだけが、主人公と同じ視点に立って、その苦悩や孤独を最初から最後まで共有できるのです。
「序盤あれほど苛立しいの極みだった主人公が、終盤こんなに格好良くみえるなんて」
いつのまにか感情移入をしているのです。脚本家の目論見にまんまとはまっています。
設定とシステムの高度な融合は、シナリオの展開とあいまって非常に効果的で、深い没入感を生むのです。
4、5年前のネット界隈、マンガやアニメの名・迷台詞、役者ネタ、秋葉原の地理、陰謀論、ジョン・タイター、タイムトラベル、物理学、哲学、認識論、脳科学といった各種のネタが満載で非常に面白いです。その手のものに造詣が深い方ならばもうたまらないでしょう。
この「じっぱひとからげ」な、いい意味で節操のないネタの絨毯爆撃も特色のひとつです。
あまりにもマニアックなネタはなかったと思いますが、ひと通りの解説が付されていますので安心です。
最後に主人公役の宮野氏の怪演についても述べねばなりますまい。
序盤の厨二っぷり、中盤の苦悩、後半の絶望、ラストの感極まった心。
主人公の素の部分が前面に出ていく過程を演じわけています。
息遣いすら感じられる生々しいものです。
また、メイン2人の軽妙なやりとりはドラマTRICKの山田上田コンビを彷彿とさせるもので懐かしくも感じました。
芝居としてのテンポや間の取り方がより洗練されたアニメの方も見逃せないですね。
丁寧な脚本、刺激的な演出、深い没入感、ネタの絨毯爆撃、そして宮野氏の怪演。
名作の評に偽りなし。
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GOOD!
ストーリーに関しては中盤から終盤にかけての展開が良かったです。独特の緊迫感は本作ならではの魅力だと感じました。
音楽も、各場面に合っていて没入感を増してくれました。OP曲もゲームの世界観をよく表せていたと思います。
時間移動を基軸としたストーリーで、フィクションなりにきっちりと理論が構築されています。今まで知らなかったような考え方が出てきて興味をひかれ、映画や小説など他の時間移動モノにも手を出してみたいという気持ちになりました。
これがこの作品をプレイした事による一番の収穫だったと思います。
BAD/REQUEST
話が盛り上がるのが遅く、前半はどうしてもダレてしまいます。全体的に見ても間延びしているので3/4ぐらいの長さに圧縮してほしかったですし、それができない内容でもなかったと思います。
またこの作品はアドベンチャーとなっていますが実質的にはサウンドノベルで、プレイヤーが介入できる余地が極端に少ないです。ほとんど文章を読んでゆくだけ。ゲーム性を求めるのであればお勧めできません。
それから、ストーリーを進めてゆくと少し精神的にダメージを受ける画像が出てくるので、グロやホラーに全く耐性のない方は避けたほうが無難。
COMMENT
全ED・スチル回収済みです。プレイ時間は40時間ほど。
後半は割とのめり込みましたが、サウンドノベルとしてはストーリーは並の出来かなあと思います(これがRPGやADVであれば、よく出来たストーリーだと感じたと思います)。ラストもうまくまとまっていますが、私が期待していたようなあっと驚く展開ではありませんでした。
また他の方も指摘しておられますが主人公のキャラクターやオタク用語の連発など、とても人を選ぶ作品となっています。
私自身プレイして後悔はしていませんが、この40時間を読書や映画鑑賞にあてたほうが良かったかなあ…というのは少し感じています。ゲーム性の薄さがそう感じてしまう一番の原因かなと思います。