イースIV The Dawn of Ys(イース4 ドーンオブイース)
タイトル概要
中央値: 69 Amazon点数: 3.2
スコアーボード
標準偏差 0 (難易度) 3.00 mk2レビュー数 1ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
644人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: ネコのしっぽ レビュー日: 2007-02-05
かつて一世を風靡した機種《PCーEngine SUPER・CD-ROM2 SYSTEM》の『YsIV』('93年)もう十数年前のゲームです。
当時のハドソンのCDロム・ゲームは、天外IIなど傑作ばかり。これは超名作A・RPG『YsI・II』の流れを組む続編。(ファルコムの原作とは微妙に違いますが)
手応えある難易度。豪華声優陣に、当時としてはアニメーションが綺麗でした。
後、何と言っても音楽がもォー最ッ高〜!!名アレンジャー「米光亮」さんの素晴らしいアレンジに聴き惚れます。音響も良く、もはや最高峰の(ゲーム)音楽!!
本当、イチイチ曲が良かった。今でも愛聴してますよ。
また米光さんアレンジのイース等のCD、リリースされないかなぁ。
当時のハドソンのCDロム・ゲームは、天外IIなど傑作ばかり。これは超名作A・RPG『YsI・II』の流れを組む続編。(ファルコムの原作とは微妙に違いますが)
手応えある難易度。豪華声優陣に、当時としてはアニメーションが綺麗でした。
後、何と言っても音楽がもォー最ッ高〜!!名アレンジャー「米光亮」さんの素晴らしいアレンジに聴き惚れます。音響も良く、もはや最高峰の(ゲーム)音楽!!
本当、イチイチ曲が良かった。今でも愛聴してますよ。
また米光さんアレンジのイース等のCD、リリースされないかなぁ。
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GOOD!
過度期に作られたためシリーズ中最もヴェールに包まれていたPCE版の『イース4』が、800円でプレイできる。これだけで当時を知る人間は必涎モノだろう。流石に多少の古くささは否めないが、今でもそれなりに遊べる。
【UI(ユーザーインターフェース)】
ファルコムのUIが素晴らしいのは、昔も今も同じ(最もこれはハドソンだが)。基本的にコンパクトに纏まっていて、左手だけでレベル上げが出来たり、手軽にサクサク進められるゲームデザインは携帯機にピッタリだ。またCDでそれなりの容量にも関わらずセーブ/ロード/読み込みがほぼ一瞬で終わるのも◎。
【グラフィック】4点
93年と言えば時期的にFF5以降FF6以前なので、そこを踏まえて見てみると。通常画面は当時でも凡庸な感じだが、ビジュアルシーンは凄い。美麗と言うよりは構図やカットの見せ方が巧く、1枚の止め絵であっても角度や表情に拘りがあり、動きが感じられる。一部のアニメは、センスに限って言えば十分今でも通用するレベルだと思う。
【音楽】5点
これは文句のつけようがない。CD生音源であることを抜いても、元の素材がそもそも素晴らしい。『フィールド』『アドルのテーマ93』『セルセタの樹海』など、イースらしいアップエンポでメロディアスな曲は出色の出来映えで、十分歴代に肩を並べられる。私的には『6』よりも良い。『7』は未プレイなのでわからない。声優さん達の演技もとても良い。
【その後を描いたED】
『港々に女あり』『現地妻ハンター』などと一部で悪名(?)高いアドルだが、このPCE版では『その後』について、間接的ではあるが描写されている。賛否両論ではあるものの、この帰結は、個人的には胸がすく想いだった。
BAD/REQUEST
【作業感】
イースシリーズ全般に言えるが、手軽というのは裏を返せば底が浅く、飽きやすい。他シリーズの場合シナリオを短めにすることでこの弱点を巧くカバーしているのだが、このPCE版『4』に至っては初めから『ゼルダ』や『聖剣伝説』規模の大作を狙っていたフシがあり(当時におけるこのグラフィックと音楽の力の入れようは、今で言うテイルズ級のビッグバジェット)、これが裏目に出ている。いくらUIが素晴らしいと言っても基本的にやることは新ダンジョン→ボスで躓く→レベル上げのパターンなので、中盤辺りからどうしても単調感、作業感が出て来る。一応アクションなので腕でレベル差をカバーすることも出来るが(上手ければクリア時間を半減出来る)、それにはボス戦でコンマ一秒単位の見切りが要求される。こうなると殆ど弾幕STGだ。
【シナリオ】
イースシリーズと言えばシナリオの短さを欠点に挙げる人も多いと思うが、この4は逆に長過ぎる。演出のキレでカバーしてはいるが蛇足っぽいところも多い。キャラも無駄に多く、造形がかぶるキャラがざっと五人ほどいるし(レオとガディスなど)、ヒロイン(たち)の影が薄いのは、イースとしてはちょっとナニだ。ネタバレになるが、中盤でどこの馬のホネとも知れない村人を救うために四苦八苦するのだが、何故ここをヒロイン(たち)に代役させなかったのかと疑問に思うほどだった。
【難易度】
現代の感覚から言うと決して易しくはないと思う。システムがコンパクトにまとまっている分、隙をつかれると全快状態から0.5秒で瞬殺される(本当)。苦労してボスを追いつめた時にこれをやられると、中々に心が折られる。特に一部のボスは非常にねちっこい動きをするので。
COMMENT
【総括】
まとめると、昔の硬質なファルコムと今のしなやかなファルコムの中間的な作風と言った感じだが、6や7とはシステムがかなり違うので、ちょっとここでシステムをおさらいしておこう。
イース1、2及びこの4は、敵に体当たりすることで戦闘(攻撃ではない)を行い、ぶつかった時にどちらの攻撃が打ち勝つかはレベル差補正を含めた確率に依存する。当然こちらのレベルが高いほど勝ち易いが、あくまで確率なので一方的に負けることもある。有名な『半キャラずらし』とは、この確率の概念を取っ払って一方的にこちらの攻撃を当てるテクニックのこと。
気をつけなければいけないのは『壁』の概念で、壁に追いつめる(追いつめられる)とある程度までは一方的に攻撃出来るが、壁に接触して立ち止まってしまうとこちらの攻撃判定がなくなり、一気にやられてしまう。ゲーム後半は狭い地形での戦いが多くなるので、その分難しくなる。
あとはちょっとしたテクニックだが、攻撃魔法は溜め撃ちが出来、更に『彫像』でホーミングになる。また『サムソンの靴』は動きが鈍重になる代わりに攻撃力が飛躍するので、カタいザコに有効だったりする。細かい点だが説明書には載っていなかったので。
(原作未プレイ/PSP-3000使用)