ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 2pt | 3pt |
84pt
GOOD!
*主人公=プレイヤーという構図
…よくシミュレーションゲームに見られるような、主人公の地の文はありません。そのため、主人公を自分と置き換えることがかなり容易になっていると思います。ただ、主人公の気持ちを代弁する進行係のようなキャラクターがいるため、この点では評価が分かれるところだと思いました。
(7/16訂正・主人公の地の文はないと書きましたが、ストーリーの終盤や記憶を取り戻したとき、またエンディングでは主人公の台詞が入ります。言葉が足りず申し訳ありませんでした)
*キャラクターのしゃべり方が早い
…主要キャラクターの多くがやや早くしゃべっていたため、会話ログが最後まで流れきる時間とキャラクターが話し終えるまでのタイムラグが小さく、テンポよくゲームを進めることができました
(あくまでも私自身が感じたものであり、速さについての感じ方には個人差があると思われます)
*背景の情報が少ない
…このゲームの背景はディテールまで描きこんだものではなく、物体の輪郭をなぞったようなものになっています。そのため、良い意味で現実味がなく、これがアムネシアというゲームの世界なのだと感じることができました。
(※スチル絵にはきちんと背景が描かれています)
*始めから個別ルートを選択できる
…共通ルートはなく、誰を攻略したいかをゲームの序盤から選ぶことができます。
また、それぞれの個別ルートでの主要キャラクターの関係性も変わるため、ルートごとに新鮮さがあります
*シンプルな音楽
…キャラクターのセリフを邪魔することもなく、(主観的な意見になりますが)控えめでありながらも聞いているうちに忘れられなくなっていくような独特な旋律だったように感じました
BAD/REQUEST
*サスペンス要素や精神的な暴力表現がある
…ゲームの核はあくまでも恋愛となりますが、主人公に対する(主に心理的な)暴力描写があります。これについては、多くのプレイヤーが衝撃を受けるのではないでしょうか。とくに、一部キャラクターのルートでは女性の嫉妬からくる主人公への生々しい嫌がらせが描かれているため、そのような描写が苦手な方におすすめすることは難しいです
*システムがやや不親切
…キャラクターの好感度はグラフとなって表れますが、その上下の変動がわかりにくく、自分の迎えたいエンディングに進まないことがあるので、面倒に思われるかもしれませんがこまめにセーブをしながらプレイしていくと良いと思います
*キャラクターの立絵の違和感
…ゲーム画面でキャラクターの上半身が写っているときには気にならないのですが、全体の立絵を見たときに、キャラクターが総じて長身痩躯でやや足が細いように思いました
*バッドエンドが多い
…各ルートごとに多様なバッドエンドが揃っています。また、そのほとんどが主人公が殺されてしまうデッドエンドなので、苦手な人はやはり購入前に検討されることをおすすめします
COMMENT
このゲームには良い点・悪い点どちらもあると思いますが、今までにあまりなかったシステムに新鮮さを感じ、私個人はとても楽しむことができたので、その結果レビューも高評価をつけています。
ですが、先ほど述べたように、人によってはどうしても合わないゲームになっていると思われますので、購入を検討してる方は他レビューサイトをご覧になってみると良いと思います
Amazonレビュー
レビュー者: ううたん★ レビュー日: 2011-08-19「S.Y.K」や「CLOCK ZERO 」の生みの親の島さんが関わっていることが購入した大きなきっかけでした。
今、2人無事エンディングを迎えました。
プレイ時間はひとり、約6時間くらいです。
精霊オリオンと激しい衝突を機に、今まで生きてきた記憶を抜かれてしまい、その何もかも記憶がゼロの状態から物語は始まります。
主人公はまさに無色透明で、物語の中盤くらいまでは選択する場面以外は一言も喋りません。
相手との会話で話しているんだろうとニュアンスを感じる程度です。
主人公にだけ見えるオリオンがひたすら主人公に付き添いながら、アドバイスをしたり、その時々で会話している相手に時には激しくツッコミを入れたりと(何度も言いますが、主人公以外には見えません。)
この流れに慣れるまで、世界観に入っていけるまでに「私は」時間がかかりました。
最初から個別ルートでスタートすることや、プレイしていてこのゲームの世界に触れていくと気付いていくのですが、
今までの乙女ゲームのAVGとスタイルが「かなり」異なります。いい意味で異質かなと。そこが本作の狙いなのかも知れませんね。
どことなくミステリー要素も含まれている内容なので、伏線もひとり、ふたりEDを迎えただけでは、点と点の輪郭が見えただけで線に結びつくまではまだまだ先のようです。
(未プレイなので、想像の域なのですが、オリオンのとある場面での会話を聞いて「デザートキングダム」とリンクしているのかな?と。。)
先が、続きが気になるものを用意していながらも物語自体は、進みは、とても面白い!と自信を持って言い切れないかなと正直プレイして振り返りながら感じました。
ですが、攻略キャラクターたちが、しっかりとアムネシアという世界の中で立っています。生きています。
決してイラストだけに頼っていません。・・・みな屈折した性格を持ち合わせていますが。(苦笑)
(サブキャラクターたちもそれぞれ個性が光ります。特に店長のワカさんが、どの世界でも格別いい味出しています☆)
そのキャラクターたちと、記憶を落とした主人公との「恋愛」は最大級に面白いです。(キャラクターたちのバットEDも「個人的に」大好きです♪)
孤独で、純粋で、愚かな恋をていねいにていねいに表現しています。
「君だからだよ、、、君だけだよ」
あの場面で、あの空気の中でこぼれたイッキの台詞に、想いに、気持ちが通じあった瞬間に、心が震えました。。
(もちろん声優さんの演技力があってです!!)
どのキャラクターでも、恋に目覚めていく中で、そんな忘れることのできないような台詞が必ず見つかります。
スチルはそれぞれ多めの約15枚。(差分を抜いて。)それ以外に区切りで流れるアイキャッチ用にキャラそれぞれ4枚から5枚程度。
ボリュームあります。
イラストは最初にも書きましたが、素晴らしいです。無視できない、惹き付けられます。キャラクターの目力がとにかく魅力的に映りました。
(瞬き、口パクあります。)
背景のモノトーン調と彩る音楽はスタイリッシュ寄りな印象です。
残るは、シン、トーマ、そしてウキョウ。。
どんな恋愛が眠っているのか、物語の真実がどんな形で浮かび上がってくるのか楽しんでプレイしていきたいと思います。
現段階でも☆4つ挙げたいタイトルです。
書き添えています→グッドエンドはすべてプレイし終わりました。
上記で書いた「伏線」での点と点とが・・・というよりも、もともと形に作られていなかった、、並行世界、パラレルワールドを軸にしながらも
実際扱いは表面的になぞっているものに過ぎないところは、落胆は拭えませんでした。(勝手に期待しすぎていた部分もありますが。)
ですが最後のひとり、開放されるルートで、報われたような気がします。
並行世界に「意味」がつきはじめます。
(それと相反するように「真実」はどこまでも残酷です。4人の誰かと恋をしているとき。その裏側でひとり壊れていく「彼」のことを思うと心が軋むような気持ちになります。)
そしてラストのスチルで語ってくれたこと。物語を結んでくれたこと。
このゲームをプレイしてよかった。。素直にそう思えました。
全員のEDを迎えたあとのエクストラのショートストーリーは彼らとの物語が始まるまえの主人公との出来事、心理描写が書かれていています。
5本どれも面白かったです。(本音を言えば、もう少し続きが、ギリギリまで読みたかったです。)
いろいろと人を選ぶ要素が含まれていますが、これからも、こういう作品を生み出していって欲しいです。
(長文失礼しました。)
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GOOD!
キャラクター
ここのキャラクターそれぞれにいいところがあってよかったと思います。
ルートの独立性も高かったので良かったかな。
キャラに被りがなく、立ち絵もカッコいいので必ずだれか気に入るキャラが見つかると思います。
CG
イベントCGでそのイベントがもう一回見れるというのはよかったかなぁ。
またCG集めもやりやすいので、あっさりコンプリートなんかもできます。
ストーリー
最初から好きなルートを選べるというのは新しかったと思います。
また、主人公のモノローグといったものがないので、好意的に受け取れば感情移入しやすいと思います。
また隠しルートがあるのですが、それで世界構造がわかるようになっています。
隠しルートを見てこそのAMNESIAですので、頑張って全ルート見てください。
また、ノーマル・グット・バッドがあるので、全部集めたい人にはいいかもしれません。
BAD/REQUEST
ボリューム
値段の割に合わずストーリーのボリュームが少なく感じました。
個々のルートが短い・・・です。
私の場合は1週間かからずに攻略しましたが、もっと時間のかかる内容の深いストーリーが読みたかったなぁと思います。
ただ、攻略するまではすごく集中できるので、ある意味熱中できていたかなぁと思います。
でも、一度全部やったら、もう一回やりたくなるような作品ではなかった気がします。
BGM
オトメイト作品に大体共通しているのは、やっぱりBGMがしょぼい!
ルートでBGM全部使いまわしだし、曲としてもしょぼいです。
もっと雰囲気を高めてくれるようなBGMだといいなぁと思いますね。
システム
個人的には、やはりパラメータ値の変動のわかりにくさですかね。
何回やってもこのエンドに入れない!なんて方もいらっしゃるのでは・・・。
特にケントはよくわからなかった。
キャラやストーリーはいいのですが、グッドエンドになかなか入れなくて最終的には攻略サイトにお世話になりました。
COMMENT
私はウキョウさんが好きなんですけども、LATER・CROWDを買う気にはなれないですね。
コスパがもう少し良ければいいのですが。
ギャルゲーもやったりするので、やっぱり仕事が少し荒いなぁと思いました。
やっぱりBGMが気になります・・・。
まあ話は悪くないし、CGもきれいだし、キャラはカッコいいし、やって損はないと思います。
(私はクリア後BO●KOFFに売りましたが…)