クリムゾン・エンパイア
タイトル概要
中央値: 61 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
標準偏差 0 (難易度) 2.00 mk2レビュー数 1ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
570人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: ピロリ レビュー日: 2011-10-17
クインロゼのゲームは、魔法使いとご主人様(PC版)、アラビアンズロスト(DS版)をプレイ済みです。
両作品とも私はとても好きだったので、今作もとても楽しめました。たぶん私には合っているのだと思います。
というのも、すでに皆さん言われているとおり、クインロゼのゲームはかなり個性が強いので、人によって好き嫌いがかなり分かれてしまうと思われるのです。
まず、主人公にはっきりとした個性、人格があります。ゲーム中でももちろんしゃべりまくり。セリフだけでなく、独白というか、心の声が地の文として延々語られます。主人公は無個性がよい、自分とゲームの主人公を重ねたい、という方にはまず向かないです。
私もどちらかというと主人公は無個性のほうが好き派なんですが、クインロゼのゲームの主人公に共通する、よくも悪くも現実的、というか、決してぶりっこや天然(最近の乙女ゲー主人公にありがちな)ではない性格が好きなので、これはこれで楽しめています。
そして、ゲーム中で、性的な関係を匂わせるような描写があります。はっきりと書いてあるわけではないのですが、この後そうなるだろうな、とか、あるいは、その後、だろうな、というような・・・。18禁ではありませんから、あくまで匂わせる程度ですが、「乙女ゲームに性的なものなんかいらない!そんなのはイヤだ!」という方は、回れ右をしたほうがいいと思います。
私は18禁ゲームをプレイしたことがないのですが、その私から見て、まあ許容範囲という感じですが。
前置きが長くなりましたが「クリムゾン・エンパイア」について。このPSP版が初プレイです。
ダンジョンに挑んでレベルを上げてお金をためる、というRPGっぽい要素と、目当てのキャラに日参したり、贈り物をしたりして好感度を上げるシュミレーションっぽい要素があります。
私は、単にストーリーを読んでいって時々選択肢、というゲームより、断然こういうゲームのほうがやりがいを感じるたちなので、まったく面倒ではなく楽しかったです。訪ねても最初はぶっきらぼうなキャラが、だんだん頬を染めたり甘い言葉を言い出すとガッツポーズしたくなります。
ただ、そういうのが苦手な方には「やさしい」モードもありますし、一度我慢してセーブデータを作ってしまえば、あとはそのデータを使って全員攻略できますからご安心を。
攻略キャラはそれぞれかなり個性的。中にはそうとうナナメ上をいっちゃってるキャラもいます。しかし仲良くなるとそうとう甘いセリフのオンパレードを聞くことが出来ます。もちろんフルボイス! ただ甘いだけでなく、嫉妬されたり、心配されたり、なかなかに萌えのツボを押さえてニクイばかり。
そして何より、このゲームの主人公! 一番の男前でした。第二王子付のメイド長にして護衛頭ですから、ダントツに強くて有能という設定。
多少ネタバレしてしまいますが、
「よくも私の男に怪我させてくれたわね」
というセリフとともに武器を構える主人公にしびれてしまいました。
男性と対等に闘えて、仕事が出来て、でも恋愛に関しては完全に不器用でとんちんかん。甘い雰囲気を出されるとドギマギして、見当違いなことを言ったりして、なかなか笑わせてくれます。
ただ、主人公は過去にかなり重いものを背負っているので、そういう心の闇が垣間見える描写がちょくちょく出てきます。
また、設定上、流血のシーンも頻繁に出てきます(スチルにも)。
私はこのぐらいなら大丈夫ですが、まったく苦手、という方は注意されたほうがいいかもしれません。
実はまだ全員を攻略したわけではないのですが、久々に思いっきりはまったゲームなので、思わずレビューをしてしましました。
全員攻略後、お気に入りの彼は再びプレイしちゃう気満々です!
最初に書いたように好き嫌いが分かれる部分もありますが、それでもなおかつ興味がある、という方は是非お手にとってもらいたい作品です。
両作品とも私はとても好きだったので、今作もとても楽しめました。たぶん私には合っているのだと思います。
というのも、すでに皆さん言われているとおり、クインロゼのゲームはかなり個性が強いので、人によって好き嫌いがかなり分かれてしまうと思われるのです。
まず、主人公にはっきりとした個性、人格があります。ゲーム中でももちろんしゃべりまくり。セリフだけでなく、独白というか、心の声が地の文として延々語られます。主人公は無個性がよい、自分とゲームの主人公を重ねたい、という方にはまず向かないです。
私もどちらかというと主人公は無個性のほうが好き派なんですが、クインロゼのゲームの主人公に共通する、よくも悪くも現実的、というか、決してぶりっこや天然(最近の乙女ゲー主人公にありがちな)ではない性格が好きなので、これはこれで楽しめています。
そして、ゲーム中で、性的な関係を匂わせるような描写があります。はっきりと書いてあるわけではないのですが、この後そうなるだろうな、とか、あるいは、その後、だろうな、というような・・・。18禁ではありませんから、あくまで匂わせる程度ですが、「乙女ゲームに性的なものなんかいらない!そんなのはイヤだ!」という方は、回れ右をしたほうがいいと思います。
私は18禁ゲームをプレイしたことがないのですが、その私から見て、まあ許容範囲という感じですが。
前置きが長くなりましたが「クリムゾン・エンパイア」について。このPSP版が初プレイです。
ダンジョンに挑んでレベルを上げてお金をためる、というRPGっぽい要素と、目当てのキャラに日参したり、贈り物をしたりして好感度を上げるシュミレーションっぽい要素があります。
私は、単にストーリーを読んでいって時々選択肢、というゲームより、断然こういうゲームのほうがやりがいを感じるたちなので、まったく面倒ではなく楽しかったです。訪ねても最初はぶっきらぼうなキャラが、だんだん頬を染めたり甘い言葉を言い出すとガッツポーズしたくなります。
ただ、そういうのが苦手な方には「やさしい」モードもありますし、一度我慢してセーブデータを作ってしまえば、あとはそのデータを使って全員攻略できますからご安心を。
攻略キャラはそれぞれかなり個性的。中にはそうとうナナメ上をいっちゃってるキャラもいます。しかし仲良くなるとそうとう甘いセリフのオンパレードを聞くことが出来ます。もちろんフルボイス! ただ甘いだけでなく、嫉妬されたり、心配されたり、なかなかに萌えのツボを押さえてニクイばかり。
そして何より、このゲームの主人公! 一番の男前でした。第二王子付のメイド長にして護衛頭ですから、ダントツに強くて有能という設定。
多少ネタバレしてしまいますが、
「よくも私の男に怪我させてくれたわね」
というセリフとともに武器を構える主人公にしびれてしまいました。
男性と対等に闘えて、仕事が出来て、でも恋愛に関しては完全に不器用でとんちんかん。甘い雰囲気を出されるとドギマギして、見当違いなことを言ったりして、なかなか笑わせてくれます。
ただ、主人公は過去にかなり重いものを背負っているので、そういう心の闇が垣間見える描写がちょくちょく出てきます。
また、設定上、流血のシーンも頻繁に出てきます(スチルにも)。
私はこのぐらいなら大丈夫ですが、まったく苦手、という方は注意されたほうがいいかもしれません。
実はまだ全員を攻略したわけではないのですが、久々に思いっきりはまったゲームなので、思わずレビューをしてしましました。
全員攻略後、お気に入りの彼は再びプレイしちゃう気満々です!
最初に書いたように好き嫌いが分かれる部分もありますが、それでもなおかつ興味がある、という方は是非お手にとってもらいたい作品です。
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GOOD!
恋愛シミュレーションと名のつくゲームはこれが初めて、という前提での感想です。
・システム
何はなくとも支持率、次いで好感度。
ただのノベルゲームかと思いきや、選択肢で分岐していくのではなく、各ターンでのプレイヤーの行動が数値的にこの2つに加算または減算されていって、規定ターン終了時に、支持率と特定の相手との見たイベント数がどこの値まで達しているかでEDが変わる方式です。やっただけは結果として出るので、システムと目標だけ理解すればあとは一点集中攻撃、迷うことはありません。
ただ、理解するには説明書だけでは不十分な気も・・・そして地道な作業が嫌いな人にはきついかもしれません。
・キャラクター
主人公を含め、個性的なキャラクターばかりです。王道より脇道(?)多し。
最初は興味の持てなさそうな相手も、いくつかイベントを見るうちに興味をひかれる展開になっていきます。
ただ、最終的に全攻略できるのはパッケージ表紙の6人のみです。ほかのキャラクターはサブとかゲストの扱いでイベントがほとんどないので、魅力的なキャラが多いだけにそこは残念。
別のゲームで攻略できるキャラもいるんですけどね。
・フルボイス
主人公以外の台詞には全部ボイスがついてます。かなり豪華キャスト。
それだけで長いイベントも乗り切れます。
・サウンド
タイトル曲をはじめ、耳に残る曲が多いと思いました。どの曲もシーンに合っていて、さらにキャラの台詞を邪魔しないのでとても良いです。
・グラフィック
一枚絵の種類はかなり多く、背景などもきれいです。特に戦闘時のモンスターの愛らしさが、ちょっとした癒やしです。
・台詞のスキップ
早送り巻き戻しのスピードは超速です。一回見たイベントなどの時はかなり重宝します。
・いつでもセーブ&ロード
ほぼいつでもシステム画面が呼び出せるので、長いイベント中のセーブや、ちょっとやり直したい時には便利です。
BAD/REQUEST
・熱中度
とにかくイベントが長い。そして文章がくどい。(同じ話題を最低2回は繰り返す)
活字そこそこ読む人でも、最後の方は苦痛に感じるレベル。
特にOPとED(ものによりますが)は顕著で、台詞のボイスをしっかり聞いて進めると軽く1時間以上あるんじゃなかろうか。
そこで熱中度が下がってしまう人は多いかもしれません。
さらには、モンスター狩りにいってお金を貯めたり、支持率上げたり、好感度上げたり、特定のイベントを規定数見たりと、GOODエンドを見るためには地道にしなくてはならないことが多く、これを作業と感じてしまうとイベントの長さ(とヒロインのノリの悪さ)もあってつらくなります。
・主人公の名前
主人公の名前は変えられるので、そこにはボイスが入りません。
このゲームは主人公=自分でないだけに、せめてデフォルトの名前(シエラ)の時くらいは呼びかけてほしかったです。
あと、ターン数が重要なのに、それが確認できるのがセーブ画面だけなので、画面の端っこにでも常に表示してほしかったです。
COMMENT
物語のあらすじとキャラクターや設定が割と好みだったので買いました。非常に独特な確固とした世界観ができあがってるので、かなり人を選ぶと思います。私にはど真ん中でしたが。
とりあえず一周プレイしての印象は、「なんか人に説明すると乙女系恋愛シミュレーションと思ってもらえないゲーム」「恋愛に疎いヒロインのために、プレイヤーがヒロインの婿を見繕って投資するゲーム」。
ファンタジーですが地に足がついてる感じなので、ヒロインの現実主義思想と現実的なシステム(賄賂とか支持率とか)が相まってただ甘いだけの恋愛ゲームじゃありません。むしろしょっぱいというか。DEADエンドがあったりするので、余計に。
そして限られたターン数の中で、常に「支持率」を気にしていないといけないという・・・私がやった中では「ヴァルキリープロファイル」を彷彿とさせますね。
世界観とかキャラが好みで糖度低め、ちょっと恋愛色強めのラノベを読む感覚でいける方はやってみて良いかと思います。