ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 2pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
32pt
GOOD!
・ガンダムUCの機体・パイロットが使えるようになった。
・MAもスタックできるようになった。
・キャラの成長はレベルが6段階から20段階までに、ステータスは20が最高値だったのが99が最高値に変更され、スキルが追加された。
・総帥・司令官・パイロットとシナリオを分けて差別化を図ろうとしている。
・MAP兵器使用時のムービー追加。
・ロードはそれほど長くは無い。
BAD/REQUEST
・グラフィックとボイスのほとんどが使い回し。新キャラ以外は特に新しい掛け合いが追加された気配がない。シリーズをプレイした人なら飽き飽きしてるだろう。
亡くなった声優さんの声のファンは、安心して聴けるというメリットでもあるかもしれない。
・量産機の弱体化。以前までは量産機が3機または5機編成、エース・指揮官機は1機編成だったのに、スタックの柔軟化を図るためか全て1機編成に変更されている。
そのため、量産機は相対的に弱くなり必要性が低下している。エース搭乗の機体には、傷一つ負わせられない事もしばしば。
・シナリオの薄さ。例えば黒い三連星のガイアのパイロットシナリオがあるが、オデッサ作戦が終わった後はただの権限の少ない陣取り合戦をやる事になるだけ。自分より階級の低い部隊を率いて、ジャブロー陥落を目指すだけ。開発やら拠点の防衛戦やらは全てAI任せ。
ウリであるはずのIFが全く味わえない。
取り扱われているのが一年戦争と第二次ネオジオン戦争のみという点も、Z・ZZ・UCのファンは注意。
・バランスの悪さ。フィッシュアイやデプロックやジムストライカーなど一部の機体が妙に強かったりする。
エース搭乗の強機体は、異常な強さを発揮するのでこちらもエース+強機体で向かわなければならない。量産機は囮ぐらいにしか使えない。
拠点の中心部は他シリーズとは違い、補給線を絶っても回復できる仕様なので、兵糧攻めができない事もある。
・AIのバカさ。数が少なくても敵拠点に突っ込む、護衛対象のくせに最前線に出てくる、MAP兵器で味方を巻き込むなどなど。CCAのアムロシナリオでは、護衛のジェガンを核ミサイルで吹き飛ばしまくる狂気のブライトの姿が見れる。
機体開発の基準もよく分からず、せっかくの主人公専用機が全然開発されないという状況もしばしば。
・システムの分かりにくさ。総帥編はまだいいが、権限が限定されるシナリオ、特にパイロット編はシステムをつかみにくい。キャラを機体に配属したはいいが、降ろしたり乗せ換えが出来なくて悩む場面が多かった。
このシナリオでは生産ではなく要請という形で機体を補充するのだけど、出来た途端に主人公の側に現れる。が、主人公が拠点マップ攻略中だと本拠地に配備されてしまい、前線に送るのが途端に困難になるという欠点もある。前述したAIのアホさ加減も相まって孤軍奮闘という事もあり得る。
キャラのスキル効果も分かりにくい。
・歴史介入ポイント。ただのパイロットおよび機体の追加ポイント。パイロット単体ならまだしも、機体を含めると恐ろしく高い。全ての歴史介入ポイントを集めても、パイロットと機体の加入はかなり限定される。
COMMENT
原点のギレンの野望と同様の全体マップと拠点マップという表示の仕方は好みが分かれるところだと思って、GOODにもBADにもいれませんでした。私個人としては、移動の手間や小競り合いが増えてBADだと思います。
一番ガッカリだったのが、IF要素の薄さ。パイロットモードなんて、「クェスのおかげでネオジオンは勝利した。おしまい」だけです。一応、エンディングの分岐はありますが、ナレーションと一枚絵が変化するのみ。
ちなみにクェスシナリオと一部のシナリオは、全部AIに委任してもエンディングまで行けます。
総括としては、ハッキリと言って手抜きだと思います。穴が多すぎて、また完全版が出るような気がします。
それにしても、本当に使い回しが多い。機体グラフィックやBGMは刷新されていますが、それでもオリジナリティ・グラフィックス、サウンドは減点せざるを得ません。
Amazonレビュー
レビュー者: めるもっち レビュー日: 2011-08-27・パイロットごとにスキルを所有。これによって能力値以外の差別化が
・作戦コマンドの追加。射撃特化、格闘特化、回避+防御特化など戦局に応じて攻撃方法を変えられる
悪い点
・チュートリアルが無い。PS時代からギレンは触っていますが、それでも操作に戸惑うこと多々
・AIがお粗末過ぎる。10程度の小部隊で戦略拠点に突入しては蹴散らされるを延々繰り返す
・ダウンロードコンテンツ前提の商品販売に見える
・バランスに難有り。最強クラスの機体+NTパイロットが拠点に陣取っていると何をやっても倒せない
・歴史介入に必要なポイントが膨大すぎる
特に気になったのは悪い点の4、5つ目。
今までの作品では補給線を分断した拠点だと回復しなかったんですが、今作では戦略拠点の中心部では問答無用で回復します。
この改悪のせいで、その拠点にシャア+ナイチンゲール、νガンダム+アムロ等の最強ランクの組み合わせが陣取ってしまうと
何をやっても1Tで与えるダメージ<回復量になってしまいます。難易度EASYですら千日手に陥るバランス調整はどうかと。
そして歴史介入ポイントですが…実際の数字を見て驚愕しました。
ひとつのシナリオをクリアしたときに貰えるポイントは選んだシナリオや難易度次第で1000〜10000程度なんですが
例えばクェス+αアジールを一年戦争に介入させ、自軍で使えるユニットにするのに必要な歴史介入ポイントが
約23万ポイント、クェス+ヤクトドーガに落としても12万。どう見ても高すぎます。
UCから参戦しているバナージ、フロンタル、マリーダをそれぞれの機体で介入させようとすると合計ポイントは72万。
ひとつのシナリオをクリアして入るポイントから単純計算すると150回くらいクリアしてようやく実現できるという計算に。
しかも同じシナリオ(+難易度)からは一度しか歴史介入ポイントが入手できないため、ダウンロードコンテンツ無しでは
ALLクリアしてもバナージ+UCガンダムの単機すら雇えるかどうか怪しいラインです。
今までのギレンシリーズは比較的腰をすえてがっつりプレイしてきましたが、正直今回は期待はずれでした。
フルプライスで買う価値はまったく無いと思います。
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GOOD!
・SS版の一枚マップ回帰。めんどくささはあるが、「戦略ゲー」感は心地良い。
・今まで以上に?地形適応が重要になっていて、単純に陸戦が強いMS一本槍では苦戦するバランスと機体数制限。これらの調整で、いろいろな種類の機体を使う意味が出てくるのは良いこと。
・今までの3機編成から、量産機1機も編成に。分かりやすくていいと思う。
BAD/REQUEST
・一枚マップは移動がかなりめんどくさい。戦いは泥仕合になりがち(リアルっちゃリアルだが)。
・デブロックとフィッシュアイが世界観ぶち壊しレベルの強さ。序盤から兵器の質でジオンと五分れる連邦とは一体・・・。ギレンの野望的にもメリハリ無くてつまらないと思う。
・MS開発スピードが早すぎてゲーム展開のとテンポがあっていない。私の場合は、ギレンのハードで初めて、北米を落とした時点で主力がもうゲルググだった。今までの作品と違ってシステム的にもバランス的にも速攻がなかなか成立しにくいだけに、MS開発は倍の期間を空けても良かった。
・搭載、新型MS開発、武装変更、部隊表などのカーソル。リファレンスで見ないと効果が分からないパイロットスキル。RやLでページ送りもできない等、操作性が悪い。
COMMENT
PSPで出るようになってからの例も漏れず突貫な作りです。
いたるところで未完成臭、手抜き臭がプンプンします。
BADでも書きましたが、特に酷いのが退化している操作性。このシリーズは、PS2版のあとでPS1版のシステムに戻したアクシズの脅威が出た時も、操作性までPS1のままで、PS2版で改善されていた操作性を適用しなかったということがありましたが、今回もSS版を落としこんで少しいじっただけで、前作アクシズの脅威Vの快適な操作性が適用されていません。また手を抜いたのでしょう。まさに3歩進んで2歩下がるを地で行くシリーズです。
他にZガンダムをOPでアピールしておいてゲスト参戦だけだったり、次回作で完全版を出すのが見え見えです。
ギレンファンなら楽しめるとは思いますが、
ガンダム好き、シミュ好きなら来年出るであろう新ギレンの野望Vを待ちましょう。
ちなみに売りの一つのパイロットモードは
退屈な簡易モードでしかありません。やるだけ無駄です。