英雄伝説 碧の軌跡
中央値: 76 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 14.89 (難易度) 2.24 mk2レビュー数 55ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
91pt
GOOD!
・熱中度
とにかくパワーがある作品です、前作の零の軌跡は新米主人公達の成長にスポットを当てた作品であり、
舞台であるクロスベル内でのあれこれに終始した感があり、今回もメインの舞台はクロスベルなのですが、
今回はそれに加え両隣の2大国含めた周辺各国に国際的に活躍する組織の幾つかも交えた壮大なスケールでシナリオが展開されます
それぞれ思惑を持った勢力が巻き起こす事件は絵的に派手かつ、奥行きは深く、大陸全土にすら影響を与えます、そして事件の中軸には人間ドラマも絡んでくる熱い物語となっております
そんな強大な流れに抗おうとする主人公達の成長そして関係がどう変わっていくのかも見所です
・満足度
このゲームは密度が凄く高いゲームでもあります、シナリオ的な意味では話が壮大かつ先が読めない展開であること、中弛みがありません
ミニゲームや収集要素などやり込み要素が多く、サブ、モブ含めた数多く存在するキャラ達による豊富なサブイベントなど、本筋以外でも多く楽しめるなど
クリア後は凄い充実した時間になっていると思います
・快適さ
ユーザビリティに定評のあるファルコムで零の時点でもう足りない要素はないぐらいとも言えたのですが
今回は車の導入やスキップ機能の充実から、より快適にサクサクプレイすることができます、これも中弛み防止に凄く役だっています
残念な点はバグが少しあった点でマイナス
・サウンド
安心の良曲揃いですね、大分キャッチーな曲も増えた気もします
ある一か所で零のメインテーマのアレンジが使われたのですが使いどころがとても良かった
残念な点は零のinevitable struggleやget over the warrier並みの戦闘曲が新規でなかったことですかね
BAD/REQUEST
・バグ
丁寧さが売りのファルコムさんにあるまじき点ですね
終盤にあるとチラホラ表示バグが発生します、ゲームを再起動すれば治る程度のものではあるのですが、
・キャラクター
一部のキャラクターの掘下げが足りないかもしれません
専用のエピソードが欲しかったかも
・エピローグ
この作品はシリーズものでもあります
続きありきで作ってる面もあったりなかったりするのではないでしょうか
概ね満足ではあったのですがエピローグはもっと詳細に描いてもいいのではないでしょうか
エピローグだけで一作は作れそうですね…
COMMENT
psp-3000でバグ一度遭遇
今回の話しは凄く盛り上がる話ではあったのですが零の軌跡に比べて荒い面もあり評価がより分かれやすいところもあったと思います
個人的な不満というか要望としてはファルコムさんこのゲームこそ3rdが必要かと思います
Amazonレビュー
レビュー者: りん レビュー日: 2014-02-20空の面々がちょい出てきたり、結社絡みの話も出てきたり、極めつけは終章前の急展開。
続きが気になって眠い目をこすりながらやりました。
でもその先にあったエンディングに期待しすぎたのか、待っていたのは酷い脱力感。
これクロスベルを守る立場の若い警察官達のお話ですよね?
警察官ってこの世界でも悪い人を逮捕するのがお仕事ですよね?
黒幕を逮捕しない終わり方って有りなんですかね。全く納得行きません。
前作遊撃士は国家に縛られず、ある程度冒険者のような私的な行動もすることも許されていたので、
主人公たちの行動も理解できていたのですが、今回は前作のように遊撃士を主人公とは敢えてせずに、
クロスベルを守る警官という違う立場での物語を考えた、そこは新鮮で評価すべきだと思います。
零ではぼちぼち職務をこなしていましたし。
でも碧ではキーアの存在で特務支援課が皆私情に走ってしまう。キーアの能力を考慮しても納得いかない点が多いです。
零では「このクロスベルを守りたい」とか言ってた人達が葛藤も無しに国よりもキーアが大事といった行為に
出たのはガクッとしました。何よりもキーアと特務支援課との絆(笑)を1番の見せ場に置いた製作者とそう言うのを
1番期待していた訳じゃなかったプレイヤーとのズレが気になります。
閃はまだやっていませんが、まだまだ軌跡シリーズの核心には触れないんだろうなーと買う気にはなれず。
もう軌跡シリーズ始まって10年経っているんだし、少しずつでいいから核心にも触れて欲しいです。
終結はこっちがゲームやるような歳であるうちにお願いしたいです;
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GOOD!
前作と比べキャラクターボイスが増えてます。
重要なイベントシーンでの会話などですね。
とはいえ、最近のソフトはフルボイスが当たり前になっていますので、よい点としては少々弱いかもしれません。
ムービーはアニメーションで入りますが、やはり凄いですね。
音楽についても、素晴らしいとしかいいようがないです。
BAD/REQUEST
一番の問題は、零の軌跡をやらないと全く話が分からない点ですね。
今回の規模ですと、PSPでも1本のソフトで出せる容量だったと思います。
(空の軌跡はマップ、シナリオ共に大容量のため分割はしかたないですけど)
前編と後編に分けている事により
・既に前編で行った、ダンジョンにまた行く事になるが新鮮味がない
・フィールドの敵が前編と同じ
・分割のため、碧の軌跡を単体で見ると薄味…
・終章が詰め込みすぎていて長い
など、他のRPGではありえない弱点が発生しています。
普通は、この前編と後編の容量+フルボイスという作品が当たり前ですので
1本で出すように努力してほしいです。
次に問題なのは、シナリオがオタク向けに傾いている点です。
ストーリーは確かにいいのですが…
どこかで見たぞ、な展開になります。
他のアニメ作品等に影響を受けすぎている感じがします。
主人公のロイドがやたらと前向きで、敵を許してしまうというのが
英雄伝説には相応しくないです。
また、ロイドの時として突拍子がない行動や、矛盾した行動に
支援課だけでなく、遊撃士のメンバー、1課のあの人、軍の司令官までもが
感心しているというのも意味不明でした。
まるで磁石のように引き付け、女性には知らないうちにフラグを立て
断章ではガルシアまでも味方につけてしまい
終章では、ロイド勢力としかいいようのないような展開になり
終盤では、戦いの前に黒幕達に長々と説教をし始めます。
それってRPGの主人公としては違うんですよね…
ライトノベルの某禁書でこのロイドに物凄く似たそげぶキャラがいますけど
(というより、ロイドが似ている)
それは小説やアニメだから受け入れられる主人公の性格です。
もう少しオリジナリティのあるキャラクター作り、シナリオ作りをして欲しいです。
COMMENT
英雄伝説ならでは!のシナリオが見たいですね。
ムービーや音楽は、これ以上にないデキなのですから勿体無いです。
出し惜しみをせず、次の帝国編で全て完結させてほしいです…!
ソフトが多少高くなってもいいので、できれば分割せずに出してください。
てっきり、空SCで執行者と戦ったように
碧の軌跡で結社の1?7柱と戦い
帝国との流れになっていくものだと思っていました。
戦えたのは、カンパネルラとアリアンロードだけ。
他の柱は姿が分からないものさえいる。
最大のクライマックスという謳い文句に、ちょっとがっかりしています。