英雄伝説 碧の軌跡
中央値: 76 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 14.89 (難易度) 2.24 mk2レビュー数 55ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt | 2pt |
81pt
GOOD!
【背景】
主人公達が、数々のクエストをこなしていく中で、
サブのサブのサブの・・・∞のキャラまでもが、クロスベルという街で生活している。
というのも、物語の進行や環境に合わせて、それぞれのモブキャラが考えを持ち、
それに沿った会話・行動をとっている。
そのため、クロスベルや他の村、各施設がより厚みを増して、ゲームの世界に引き込まれていく一因であるとおもう。
【作り込み】
窓から差し込む日差し、自然の緑、雨の雫。
また、雨の中でレインコートを着ている人、傘をさしている人。
鉄板を踏んだ時だけ変わる足音など、とても事細かに表現されている。
【物語】
「えっ、まさかそんな!」
と、驚く場面が複数あり、正直、全く明かされるまで先の展開が読めなかった。
また、零の軌跡の複線を上手く回収しており、
これがまた、この部分につながるなんてと驚くばかりであった。
【移動手段】
前作まで、市外からまた別の市外まで行こうと思うと
「バス停⇒市のバス停⇒市内移動⇒市のバス停⇒バス停」
とかなりのアクションを起こさねばならなかったが、
車の導入により、今回はなんと直通である。
また、車のオプションで回復装置を取り付けることもでき、街道でも車に戻れば休憩できるのもよい。
【やり込み要素】
軌跡シリーズは作を重ねるごとに、やり込み要素が激しくなっていくように感じられるが、今作もすごい。
やり込み好きな人はまず間違いなくハマるとおもう。
基本的に、1周するだけでは絶対にコンプリート不可能である。
【サウンド】
ここぞっ!というところで流れるBGMが最高です。
良い場面で効果的に使われているので、テンションが一気に上昇する。
BGMのせいで、悲しい場面はより悲しく、感動場面はより感動した。
私はプレイ中音量マックスorインナーイヤホンで、必ず音が良い状態で聞けるようにしていた。
BAD/REQUEST
【戦術の進化】
一言で言えば、「やりすぎ」である。
新要素の一つ、マスタークォーツは、成長させ、上手い事使えば野良戦ではほぼ無敵になる。
(敵が攻撃してくる前に、全滅させられる)
それゆえ、扱いのコツがわかってしまえば、野良戦がこれまで以上に薄っぺらいものになっているのではないかとおもう。
今回一番感じたのが、「CPの回復手段を増やしすぎ」である。
CPとはいわば、各キャラがそれぞれもつ必殺技を発動するために必要なものだ。
必殺技が上手く発動できれば形勢逆転が可能なもの。
すべてを回収していくと、一周でCPを貯まりやすくする闘魂装備が4つ手に入るし、
バースト機能によるCPが爆発的なまでの増加・・・・。
あまりにもあっという間にたまってしまうので、必殺技連発でノーダメージで勝利。
なんてこともあった。
まとめると、
よく言えば「戦術の幅が広がった」
一方で、「必殺技が容易に使えるようになってしまい、戦闘が簡単になった。以前のようなハラハラ感がない。」
である。
【敵】
空の軌跡から比べるとになるのだが、
それほど強い敵がいないと思う。
もちろん、今作でもその時点では倒せない敵は存在するが、それは単にLV差ゆえ。
敵に見合ったLVになれば普通に勝てる。
そういうのではなく、「こんな敵勝てねえよぉっ」っていうぐらいの強敵が存在してほしかった。
一番難易度が高いナイトメアの裏ボスでさえ、え、こんなもん?
っで終わってしまった。
(戦術の広がりにより、弱点を突きやすくなったからなのかもしれないが。)
【バグ】
物語がいい具合に盛り上がり始めた時に、バグってしまうことが多い。
あまりセーブをしない(忘れる)人なので、「そりゃないよぉ」
と、泣いたこともしばしば。
COMMENT
PSP-3000使用。
FC、SC、3rd、零、すべてプレイ済み。
総プレイ時間(放置抜きで)180時間程度。3周してやり込み要素コンプリートです。
BADではやたら戦闘について語っていますが、見方によっては、
作業感がなくなったや、テンポがよくなった、サクサク感がある。と言えるとも思います。
前作ありきの今作。
零の軌跡をしなければ、ちんぷんかんぷんだと思います・・・・。
零の軌跡FC,零の軌跡SCとかでもいいんじゃなかったのかと思います。
そっちのほうが統一感あるし。
いろいろ書きましたが、
軌跡シリーズを愛しまいます。(*ノωノ) イヤン
本当に物語が壮大で、ゲームの域を超えてしまってんじゃないかと思うほど。
Amazonレビュー
レビュー者: りん レビュー日: 2014-02-20空の面々がちょい出てきたり、結社絡みの話も出てきたり、極めつけは終章前の急展開。
続きが気になって眠い目をこすりながらやりました。
でもその先にあったエンディングに期待しすぎたのか、待っていたのは酷い脱力感。
これクロスベルを守る立場の若い警察官達のお話ですよね?
警察官ってこの世界でも悪い人を逮捕するのがお仕事ですよね?
黒幕を逮捕しない終わり方って有りなんですかね。全く納得行きません。
前作遊撃士は国家に縛られず、ある程度冒険者のような私的な行動もすることも許されていたので、
主人公たちの行動も理解できていたのですが、今回は前作のように遊撃士を主人公とは敢えてせずに、
クロスベルを守る警官という違う立場での物語を考えた、そこは新鮮で評価すべきだと思います。
零ではぼちぼち職務をこなしていましたし。
でも碧ではキーアの存在で特務支援課が皆私情に走ってしまう。キーアの能力を考慮しても納得いかない点が多いです。
零では「このクロスベルを守りたい」とか言ってた人達が葛藤も無しに国よりもキーアが大事といった行為に
出たのはガクッとしました。何よりもキーアと特務支援課との絆(笑)を1番の見せ場に置いた製作者とそう言うのを
1番期待していた訳じゃなかったプレイヤーとのズレが気になります。
閃はまだやっていませんが、まだまだ軌跡シリーズの核心には触れないんだろうなーと買う気にはなれず。
もう軌跡シリーズ始まって10年経っているんだし、少しずつでいいから核心にも触れて欲しいです。
終結はこっちがゲームやるような歳であるうちにお願いしたいです;
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GOOD!
音楽:
シナリオの演出と相まってかなり盛り上げてくれる。
戦闘BGMはピンチ時の音楽がお気に入りになった。
零と比べてフィールド曲も良いものが多いので気に入るものが必ず見つかるはず。
戦闘:
skipでテンポがかなり良くなった。
なお、クリア後にオート戦闘モードが追加されてより快適になる。
(通常攻撃しか繰り返さないが、倍速になるので敵ターンだけオートにすると良い。)
シナリオ:
序盤がやや緩いけど、2章辺りから良くなっていく。
BAD/REQUEST
シナリオ:
・キャラの細かい背景が絆を作らないとわからないので、絆の無いキャラに消化不良感が残る。
・終盤の展開がイマイチ。零のほうが演出面でゾクゾクしたと思う。人ぞれぞれかな。
戦闘:
・クラフトにほとんど追加が無い。マスターアーツくらいしか新規な内容が無いのでダレる。
前作に比べて弱体化した状態から始まって、終盤に前作と同程度の性能に納まるので成長感が無い。
・ボスのSクラがほぼ即死級。それが初見殺しになって対策が取りにくい。(ノーマルでも)
ボスのバリエーションに即死+強攻撃というパターンが多い。状態異常とか個性がほしい。
COMMENT
お話は面白かったです。いつも通りな感じです。
敵もこっちもインフレ気味の戦闘バランスを想定していたら、意外とこっち側が抑え目のバランスになっていて、もうちょっとメリハリ効かせても良いように感じました。
演出面でもヨシュア君ツエーみたいな感じを覚えるトコロが無く、少年漫画的面白さを出すのには失敗してる感じ。
全体的に面白いんだけどマンネリかなあと感じます。
次回作は何か一新した要素がほしいところです。
なお、バグが多いという噂ですが、エリィの亡霊が出たくらいで済みました。フリーズもあるらしいのでご注意を。
環境:PSP3000