英雄伝説 碧の軌跡
中央値: 76 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 14.89 (難易度) 2.24 mk2レビュー数 55ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt |
94pt
GOOD!
オリジナリティーに関しては良い意味でオーソドックスな作品となっており、RPGの王道を上手くいっている風に感じた。
グラフィックスは細部までドット絵が作りこまれており、部屋の内装や建物の外観などどれもかなり手がこんでいる。
サウンドは、おなじみのFalcom jdk bandだけあり、その場面場面ごとの雰囲気をとてもうまく醸し出すのに成功しているとともに、零の軌跡の良いBGMを上手くアレンジして使用しており、とにかく素晴らしいの一言に尽きる。
熱中度、満足感は文句なしの5点でとにかく続きが気になりすぎて、途中でやめられなくなることが多々あった。キャッチコピーの通り、軌跡シリーズ史上最大のクライマックスにまさにふさわしいストーリー、ボリュームだった。
また快適さに関しては新しく導力車が導入され、とにかく移動、回復とべんりだった。
BAD/REQUEST
特に突出したものはないが、しいて挙げるとすれば、とにかくゲーム内で強敵とされているキャラのSクラフトの威力が高すぎるという点が気になった。これまでの軌跡シリーズはそのほかの様々な点で強さを調整していたので少し気になった。
COMMENT
よく軌跡シリーズは続編続きだからという批判を見る。しかし、この碧の軌跡という作品に関しては続編だという点はマイナスにならないと思う。この作品は空の軌跡the3rd、零の軌跡という二つの作品で少しずつ出してきた設定をとても上手に昇華させてここまでの素晴らしい作品に仕上げている。やってみればわかると思うが、この壮大な設定はとても1作では不可能だっただろう。私は軌跡シリーズのファンだが、とにかくここまで素晴らしい作品に仕上げてくれた日本ファルコムの制作陣に感謝をしたい。
Amazonレビュー
レビュー者: りん レビュー日: 2014-02-20空の面々がちょい出てきたり、結社絡みの話も出てきたり、極めつけは終章前の急展開。
続きが気になって眠い目をこすりながらやりました。
でもその先にあったエンディングに期待しすぎたのか、待っていたのは酷い脱力感。
これクロスベルを守る立場の若い警察官達のお話ですよね?
警察官ってこの世界でも悪い人を逮捕するのがお仕事ですよね?
黒幕を逮捕しない終わり方って有りなんですかね。全く納得行きません。
前作遊撃士は国家に縛られず、ある程度冒険者のような私的な行動もすることも許されていたので、
主人公たちの行動も理解できていたのですが、今回は前作のように遊撃士を主人公とは敢えてせずに、
クロスベルを守る警官という違う立場での物語を考えた、そこは新鮮で評価すべきだと思います。
零ではぼちぼち職務をこなしていましたし。
でも碧ではキーアの存在で特務支援課が皆私情に走ってしまう。キーアの能力を考慮しても納得いかない点が多いです。
零では「このクロスベルを守りたい」とか言ってた人達が葛藤も無しに国よりもキーアが大事といった行為に
出たのはガクッとしました。何よりもキーアと特務支援課との絆(笑)を1番の見せ場に置いた製作者とそう言うのを
1番期待していた訳じゃなかったプレイヤーとのズレが気になります。
閃はまだやっていませんが、まだまだ軌跡シリーズの核心には触れないんだろうなーと買う気にはなれず。
もう軌跡シリーズ始まって10年経っているんだし、少しずつでいいから核心にも触れて欲しいです。
終結はこっちがゲームやるような歳であるうちにお願いしたいです;
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GOOD!
・相変わらず人を惹き付けるような完成度の高いストーリー
王道で空の軌跡で張られた伏線もしっかりと回収するだけでなく実は前作に伏線があったと認識させるほど様々な要素が絡みあったストーリーは崇高とも言えるでしょう。
前作では敵だった人物が一時的にパーティーに加入したりなどファンサービス的なモノも多いですね。
・最初期から完成度が高いと言われている各種BGM
特に飛び抜けてレベルの高い戦闘曲は佳境において非常にテンションが上がります。
・グラフィックの美しさや細かい動作
風景などは言わずともがグラフィックすらも細かい動きで魅了させてくれます。
最近はCGによる動きなどが多いなかドット絵の素晴らしさも再認識させてくれます。
・ケビンとリース再登場
この二人が大好きなので前登場で出るって分かった時テンションが上がりましたw
ゲームにおいて当たり前とも言えるほど丁寧が作りがファンをガッカリさせないのでいつまでも安心して新作を待てるのもいい点ですね。
BAD/REQUEST
・バグ&フリーズ
以前の作品と比べてもバグやフリーズが多いのが難点ですね。
自分は最初からファームウェアは最新のものでフリーズは起きなかったのですが最終章の壁抜けバグは許し難いですね。
あれのせいで一つ前のボス戦をやり直しました・・・・
・処理落ちなどが多すぎる
UMD2枚組だったSCとほぼ同じかそれ以上の容量を圧縮するだけ圧縮して一枚のUMDに詰め込んだせいか処理落ちが多かったり音ズレなどもありましたね。
上記のバグやフリーズの多さもこの容量不足による弊害でもあるでしょう。
ここらがUMDの限界とも言えるでしょう。
・前作プレイ必須
前作の零の軌跡から言われてた事ですがやはり前作のプレイが必須というのが新規を取り入りにくいというのがあるでしょうね。
プレストーリーがあるもののそれだけで前作のストーリーを把握するのは無理ってもんでしょう。
ファルコム特有の色んな要素が絡み合ったストーリーではなおさらです。
・新規の曲が少なかった事
前作と舞台が変わらないうえにダンジョンも一部が前作のものを使い回してるので新規のBGMが少ないように感じられました。
それでもレベルが高い事には変わりませんけどね。
・最終的に置き去りにされる2名
空の軌跡3rdではパーティーメンバー16人全員が腐らずにいたのでちょっと残念な感じがしますね。
確かに8人全員詰め込んだだらサポートクラフト無双になりそうですがw
・折角再登場したケビンとリースが仲間にならなかったところ
ええ、完全に自分自身の意見ですともw
二人のコンボクラフト見たかったなぁ・・・・・
COMMENT
PSP-3000でファームウェアが最新の物だったのでフリーズには逢わず顔グラがめちゃくちゃになる事が一回と昇降機バグが一回と少ない頻度で済みました。
それでもやはり処理落ちの多さや最初からきな臭い展開などで二週目以降を真面目にやる気は起きませんね。
それでも追加要素は気になるのでEasyモードでプレイする予定ですけどw
良い点、悪い点を書き綴りましたがシリーズファン納得の出来には違いないでしょう。
始めての人は空の軌跡から始める事が必須ですが空の軌跡も素晴らしい作品なので手に取ってみてください。
今年度末にプレイステーションVitaが発売するので恐らく今後はそっちで重点的に展開されるでしょう。
個人的にはイース7、零の軌跡や今作含めて全部PC版で出して欲しいような気もしますけどね(笑)