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441人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: Mizu レビュー日: 2011-11-02
まず最初に言っておくべきこととして、周回プレイ「前提」です。やらないとわからない、という意味ではなくやらないと楽しめないと言ったほうが正しいかと。古参のFFファンの方にはちょっと馴染めないものになっているのではないかと思います。
アクション自体は難易度高めです。ゴリ押しで通じるのは途中まで。少なからずアクションの基礎を理解していないとラスダンで詰まります。戦闘に関しては最近のゲームの中では楽しめるほうなのではないかと思います。
賛否両論あるストーリーに関してですが、まず途中までしかプレイしていない方の意見を安易に参考にしないでもらいたいです。レビュアーの方々がおっしゃるように確かに途中までは単調に進んでいき、難解な(というかそもそも初めの周で理解させる気がないと思われる)単語が数多く出てきます。唐突なストーリー展開もあります。几帳面に話を一から十まで理解したいというタイプの方にははっきり言って不向きなストーリーです。しかし、なぜだかわからないけどラストは胸に来るものがあります(あえて感動するとは言いません)。テーマのわかりやすい、考えさせられる物語だったと思います。
クリアしてそのあと二週目となるわけですが、ストーリ上でも「二週目」という言葉には大きな意味があります。そういう意味でも「前提」だったのかなと。
二週目は引き継げるものは、ほぼすべて引き継ぎます。そこからまた初めからやり直すわけです。が、やることは一週目とまるっきり違うといっても構わないのではないでしょうか。言ってみればアナザーストーリー、スピンオフです。もしかしたらこっちがメインストーリーかもしれません。またミッションも一週目では明らかに達成不可能なイベントをこなしながらやるのでダレません。そのうえで一週目ではわからなかった謎を埋めていきながら再びラストへと歩んでいきます。こんな感じのゲームです。
以下は気になった点をいいとこ悪いこと含めて箇条書きで
・システム面ではもうちょっと改善するべき点がありました。(ほかの方のレビューで詳しくおっしゃっているので割愛)
・二週目前提であることをもう少し暗示しておかないとついていけない人が続出するのは当たり前。途中で投げた人に何も文句は言えない
・キャラの関係性の描写がそれでも希薄すぎる。(あくまで描写が)
・仲間AIがバカすぎる。
・ラストの候補生たちの会話の演出は100点だった
・やりこみ要素が豊富。
・どのキャラも戦闘面で優劣がなく長所も短所も均等にあって結局誰か一人を使い続ける、といったことがなかった
総評としてまだまだ改善の余地のある少し詰めの甘いもったいない作品でした。決して100点をあげられるゲームではなかったと思います。ただ自分は、買って良かった、と思いました。得した、割に合ったという意味ではなく、プレイしてみてよかった、そんな風に思えるゲームでした。
アクション自体は難易度高めです。ゴリ押しで通じるのは途中まで。少なからずアクションの基礎を理解していないとラスダンで詰まります。戦闘に関しては最近のゲームの中では楽しめるほうなのではないかと思います。
賛否両論あるストーリーに関してですが、まず途中までしかプレイしていない方の意見を安易に参考にしないでもらいたいです。レビュアーの方々がおっしゃるように確かに途中までは単調に進んでいき、難解な(というかそもそも初めの周で理解させる気がないと思われる)単語が数多く出てきます。唐突なストーリー展開もあります。几帳面に話を一から十まで理解したいというタイプの方にははっきり言って不向きなストーリーです。しかし、なぜだかわからないけどラストは胸に来るものがあります(あえて感動するとは言いません)。テーマのわかりやすい、考えさせられる物語だったと思います。
クリアしてそのあと二週目となるわけですが、ストーリ上でも「二週目」という言葉には大きな意味があります。そういう意味でも「前提」だったのかなと。
二週目は引き継げるものは、ほぼすべて引き継ぎます。そこからまた初めからやり直すわけです。が、やることは一週目とまるっきり違うといっても構わないのではないでしょうか。言ってみればアナザーストーリー、スピンオフです。もしかしたらこっちがメインストーリーかもしれません。またミッションも一週目では明らかに達成不可能なイベントをこなしながらやるのでダレません。そのうえで一週目ではわからなかった謎を埋めていきながら再びラストへと歩んでいきます。こんな感じのゲームです。
以下は気になった点をいいとこ悪いこと含めて箇条書きで
・システム面ではもうちょっと改善するべき点がありました。(ほかの方のレビューで詳しくおっしゃっているので割愛)
・二週目前提であることをもう少し暗示しておかないとついていけない人が続出するのは当たり前。途中で投げた人に何も文句は言えない
・キャラの関係性の描写がそれでも希薄すぎる。(あくまで描写が)
・仲間AIがバカすぎる。
・ラストの候補生たちの会話の演出は100点だった
・やりこみ要素が豊富。
・どのキャラも戦闘面で優劣がなく長所も短所も均等にあって結局誰か一人を使い続ける、といったことがなかった
総評としてまだまだ改善の余地のある少し詰めの甘いもったいない作品でした。決して100点をあげられるゲームではなかったと思います。ただ自分は、買って良かった、と思いました。得した、割に合ったという意味ではなく、プレイしてみてよかった、そんな風に思えるゲームでした。
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GOOD!
・ストーリー
目的地を目指してどんどん新しい土地へ旅をするという過去のFFとは違い、自国という1つの拠点を中心に世界中を制圧していくという形式。国家戦争モノ。
最初は違和感があったが、一国家・一組織で織り成される群像劇はモブキャラとのなんでもない会話にも楽しまされた。
操作可能キャラ14人全員が間違いなく主役の立ち位置にいるが、正確には12人+2人と言った感じで群像劇ならではのストーリーの見せ方だった。
エンディングは泣いた。
・グラフィック
さすがFF。
ムービーシーンの美しさは異常。据え置きかと。
・ボイスキャスト
声優に興味がない方はどうでもいいかもしれないが、超豪華。
?の時のように「おっ」と思わせる目新しい声優の起用はないが(モーグリの子役くらいか?)、実力者ぞろい。
過去のFF関連作でボイスを担当した人が数多く出演されていて、それら過去作品をプレイしていた人は配役にニヤリとしてしまう。
特にセブンの青木まゆこさん(ユウナ/?・?-2等)出演は非常に嬉しい。
・やりこみ
コンプリート要素が多く、やりがいがある。
特にイベントシーン含め今作の歴史を埋めていく部分は、ストーリーを深く理解するの為にも全て揃えたいところ。
・細かい演出
演出が細かく、ゲームの大筋ではない、ちょっとしたところでも楽しめる。
グラフィック上の演出も素晴らしいのだが、上にも書いたモブキャラたちとの会話も楽しい。
ストーリーの進行により会話が変化するが、(名前のないキャラも含め)それぞれ個性があって群像劇としてのストーリー性を引き上げてくれる。
BAD/REQUEST
・通信
GOODにやりこみ要素について書いたが、その中に通信プレイを使わなければいけない箇所がいくつかある。
しかし、通信プレイ自体は質が低く、それによってもらえる見返りも少ない。
これに関しては作業以外のなんでもない。
・アイテム入手の確率
とあるダンジョンで主人公達14人全員の武器(最強ではないが上位)をランダムで入手できるポイントがある。
ダンジョン内にある宝箱にそれぞれ割り当てられており、ハズレの場合出てくるのは最弱武器だったりする。ハズれた場合は一度ダンジョンを出るとまた宝箱が開けられるようになっている。
ここまではいい。
だが、明らかに良武器が出る確率がおかしい。もちろん低めに設定されているのだが、特定のキャラ(2人)だけ全く出ない。100回はダンジョンに入ったがダメだった。
他のキャラの武器はいくつもダブるのに。
・レベル上げ
中々レベルが上がらない。
エンカウントバトルでは連続して敵と戦うことができる。その場合、徐々に敵のレベルが上がっていくのだが、レベルが低い敵と高い敵からの経験値入手量の差が少ない。
差はついているのだが、レベルUPに必要な経験値とキャラ最大14人という点からするとバランスが悪い。
ただ、レベルを1つ上げると、ステータス上はほぼ変わりがないかもしれないが、敵に与えるダメージなどは割りと上がるし、2周目に入ったりPS SPOTを活用したりすると、入手できる経験値を増やすアイテムが手に入るので(装備の組合わせにより最大16倍の経験値が入手可能)、序盤に詰まったりするとき以外は何とかなるか・・?
・アビリティの確認と装備変更
使用できるアビリティの確認と装備変更が常に行えない。
キャラが成長すると、通常攻撃もコマンドによるバリエーションが増えるのだが、その確認を特定の場所以外で行う事が出来ない。メニューを開いても大雑把なステータスの確認のみ。
また、魔法が1人最大3つ(攻撃系2つ、防御回復系1つ)しか装備できず、その変更も特定の場所でしか行えない。
・キャラの特性による使い分け
上の続きにもなるが、14人にバラバラに魔法を装備させても、一度に戦闘参加できる最大人数は3人だけ。にもかかわらず、それ以外のキャラとの交代は、特定の場所以外では戦闘参加しているキャラが死なないと出来ない。
魔法などの装備面だけでなく、それぞれの武器の特性を生かす為にキャラの変更は柔軟に行いたい場面があるが、上記のようにそれは不可能。
近距離武器のキャラのみでは戦闘の続行自体不可能に近くなる事も。
・ロックオンの精度
ロックオンの精度が悪い。天候に左右されるなどのシステムは面白いと思うが、敵を倒した後にファントマ(魂)を抜き取るロックオンターゲットに変化すると、ターゲットを変更できなくなる。そのため、ファントマ回収を無視して近くの敵を攻撃したくてもできない。それによるタイムラグでダメージを受ける事も。
COMMENT
従来のFFとは一線を画す作品ですが、良作です。
FFの主軸となるストーリー・グラフィックは申し分ないので、アクションに抵抗がなければ楽しめると思います。
BADに複数挙げたが、プレイしていて直接ストレスになるのは戦闘中のロックオンの操作性くらいか。
メインストーリーを補完する大切な要素があるので、サブイベントも積極的にこなしていってほしいですね。