セブンスドラゴン2020
中央値: 70 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 10.67 (難易度) 2.17 mk2レビュー数 36ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt | 3pt | 3pt |
57pt
GOOD!
・キャラクター、モンスター、マップの全てが3D化
所々安っぽいものの全体的に綺麗な3Dでチビキャラも慣れると可愛らしく見える
3D化したモンスターは強そうに見えるし3D化したダンジョンは幻想的で感嘆すら漏れる
また一部モンスターは条件を満たすと形態が変わるのでこれもまた見物
・戦闘のバランスの良さとやり直しの存在
今回のモンスターは初見殺しが多く初めは「こんなの無理!」と思っていても
ドラゴンの行動パターンをメモすることによってどんなモンスターが相手でも必ず勝機が見える
戦闘を初めからやり直せるのでストレスも少ない
最初は勝てないと思っていたモンスターに勝った時の爽快感は本当に素晴らしい
また基本的に「使えない職業」というものはなくスキルが揃えば大化けする場合も多く
職業やスキルの組み合わせでかなりの数の戦い方が存在する
・前作にあった不親切な要素の改善
前作は重要なアイテムを含めて100個しか持ち歩けない上にアイテムを預けられる倉庫が無い
フロワロ(ダメージ床のようなもの)の存在のせいで歩く度に一々歩かなければいけない
状態異常が強い割に殆ど対策が出来ず状態異常技を連打するモンスターが最強
等などとストレスが多いものだったが今作ではそれらが改善されている
・BGM
相変わらずBGMが良い
今作のは前作のもののアレンジだが別曲かと疑うほどに良い進化を遂げている
新曲も何本か追加されている上にDIVAモードの存在のお陰で単純計算でBGMは前作の倍以上
BAD/REQUEST
・多く減少したキャラクター及びモンスター
3D化の為かキャラクターのグラフィックや前作登場したモンスターの多くがリストラされている
3D化したカブトムシドラゴンとオルトロスとヘイズ見たかったのよ…
・某歌姫の存在
OPであれだけ目立っている上に立ち絵まであるのにストーリーには殆ど関わらない
出てくる助けられる歌う以上それだけ
固有の性格が付けばファンに怒られるのだろうがそれが嫌なら初めから出すなと言いたい
・完全なお使いゲーム化
前作は狭いとはいえ自由に行き来できる世界が広がっており
自分が作ったキャラクタ―でゲームの中の世界を自由に旅する事が出来る楽しみがあった
しかし今回にはそれが無く行ける場所は本拠地とダンジョンのみ
クエストも前作は偶然話しかけた人が依頼を吹っかけてくるところがよかったのに
今作は本拠地にオフィスがあって本拠地とダンジョンを行き来するゲームになっている
崩壊した世界という設定である以上は仕方ないのかもしれないが納得が出来ない
・カメラを自由に動かせない
個人的に最も不満な点
ダンジョンを隅から隅まで見てみたいと思ったのにプレイヤーの視界が固定されている
綺麗な3Dが最大の売りと言ってもいいはずなのにそれを活かしきれていない
・最後の展開
前作やっていたのである程度の予想はしていたとは言えラスボスの存在が謎
と言うのも中盤?終盤のストーリーは「仲間の不手際を解決する」話だったはずなのに
何故だ
COMMENT
良作、傑作とは言わないが「まぁ普通よりはいいんじゃない?」くらいのゲーム
3Dは綺麗だし戦闘も楽しい。ヌルゲーと思われがちだがソロ無転身でやると地獄を見れる
ただストーリーは前作同様つっこみどころが多い。特に最後の展開はとってつけ感すらある
その為にゲームにおいて先ずシナリオの質を求める方は注意が必要
次回作にはヘイズの登場を望む
Amazonレビュー
レビュー者: くろすぐり レビュー日: 2011-11-27詳細は他の方も述べているので割愛しますが、前作とは打って変わってプレイヤーに対してとても親切な仕様になっていて、それでいて決して「ヌルゲー」ではなく
誰しもが一度は全滅を体験するであろうという高難易度をキープしつつも難易度が高すぎることによってストレスを感じることも無い絶妙なバランスに仕上がっています。
シナリオもややブラックで単調ですが悪くはなく、総合的には普通のRPGとしてみれば並以上の出来になっていると思います。
しかし、セブンスドラゴン2020には普通のRPGとは異なる重要な要素の一つとしてキャラクターメイクがあります。
公式曰く
「深化(進化の誤字?)したキャラクターメイキング。好みの外見、好みの職業、好みのボイス、好みのスキル育成で自分だけのムラクモと、パーティーをカスタマイズ可能。」
だそうですが、結論から言ってしまえば自分だけの好みのキャラクターなんてほとんどカスタマイズできません。
スキル構成を除けばキャラクターを構成する要素は主に
名前 外見 職業 ボイス の4つです。
名前はひらがなとカタカナしか使えないのが少し気になる程度です。
次に外見と職業ですが、前作と比べると外見は28から10に、職業は7から5に、大幅に減少しています。
特に外見に関しては半分以下で、一般的RPGの主要キャラクター数と同じか少ないくらいしかなく選択の余地がほとんどありません。
キャラクターは最大で12人まで作成可能ですが、外見が10しかないため必ず見た目が被ります。
また、これは各人の好みにもよると思いますが、非常に特徴的で濃い絵柄をしているために「自分だけのキャラクター」を想像しにくいというのもあると思います。
そしてこのゲームの一番の売りであろう「豪華声優陣30人によるボイス」ですが、確かにこの手のゲームで30人という人数はかなり多いです。
しかし、台詞自体は戦闘時の掛け声くらいでそれほど多くないにも関わらず、1人の声優につき1パターンのボイスしか収録されていないために結局各性別15パターンずつのボイスしかありません。
これでは他のボイス付きキャラメイキングのあるゲームと比較しても多いと言えないどころか少ない部類に入るでしょう。
さらに致命的なのが、ほとんどの声優にその声優の代表作とも言える有名なアニメキャラを非常に意識した、というよりほぼ同じ演技をさせていることです。
元ネタ作品のファンで、その作品のキャラをゲーム内で再現したい!という方にとっては良いことなのかもしれませんが
元は「目立ってなんぼのアニメのメインキャラクター」用の演技ですので、当然それぞれ特徴が強く汎用性を失っており自分好みのキャラクターを作るには向いていません。
今作の絵柄に合うかどうかを完全に無視した演技をさせているために自分の好みかどうか以前にそもそも「不自然すぎる、どう見ても似合わない」組み合わせが多数あり
どのプレイヤーが選んでも外見とボイスの組み合わせはほとんど限られてしまってオリジナリティも糞もありません。しかも前作では自由に想像できたキャラクターの性格まで固定されるというオマケ付きです。
「この声優さんならもっとこのゲームや絵柄にあった演技も出来るのに・・・」という場合も多く、非常に勿体無いことだと思います。
また、これも有名キャラクターを意識した演技が多いことによる弊害ですが、ボイスの性格の種類がとても偏っています。
大雑把に言ってしまえば男女ともにわりと陽気な、大声を張り上げるタイプのボイスがほとんどで、控え目なキャラクターや温和なキャラクターを作りたいと思っている人はボイス選びに悪い意味で悩むことになるでしょう。
このように、外見や職業が少ないのは言うまでもないですが、ボイスもとりあえず声優の人数を揃えたというだけで実際の選択肢はかなり少なく感じます。
前作や、ディレクターである新納氏の代表作であり同様にキャラメイクに重点を置いた作品である「世界樹の迷宮」シリーズでは自分の想像に合わせてキャラクターを作るという感じでしたが
今作では外見やボイスに縛られてしまいそれに無理やり自分の想像を合わせるといった風で、「自由に好みのキャラをカスタマイズ」している感は全くありませんでした。
せめて外見は倍以上、ボイスは1人の声優につき様々な性格3パターンくらい収録されていれば胸を張って「このゲームはボイスが豊富!好きなキャラを作れる!」と言えたのではないでしょうか。
話題性や有名作品ファンへのファンサービスを重視しすぎた結果なんでしょうが、「キャラクターメイキングのしやすさ」を完全に放棄してしまっています。
キャラメイクが醍醐味の一つであり主要な楽しみ方でもあるセブンスドラゴンの続編で、公式でもキャラメイクを前面に押し出してPRしている以上、こんな手を抜くような真似はしてほしくなかったというのが本音です。
システムは前作よりも大幅に良くなっているのに、肝心な部分を軽視して大事なコンセプトの一つを自分で崩してしまっているのはとても残念です。
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GOOD!
・戦闘バランスに関しては皆さんの言う通り。
弱すぎる雑魚敵と、程よい強さのドラゴン。
本編をクリアするまでは全体的にドラゴンが弱い印象を受けたが、
裏ダンではちょうど良い感じになっています。
最後の敵だけは異常ですが。
・サポートスキルが充実しているのでサクサク進められるのも良いです。
BAD/REQUEST
・選択できる職業が5つなのが非常にネック。
ストーリーを進めることで追加されると期待していましたが特に無いようなので
メインパーティーとサブパーティーを2組作る場合に困る。せめて6つあれば・・・。
・声優を自由に選択できますが、別に固定されていてもあまり変わらない気がします。
後から変更できないのではなおさらです。
そんなことよりもキャラグラを増やして欲しいのです。
・初音ミクには正直ガッカリしました。
ストーリーに全く絡まない上、DIVAモードもダメでした。
音楽も聞いていてなんだか違和感を感じるところがあります。
・UMD版だとインストールは必須かと。
遅すぎてイライラさせられます。
インストールするのにも900MB必要です。
私は新しいメモリースティックを買うはめになりました。
・周回要素もないため1回クリアしたら満足するでしょう。
難易度をハード・ノーマル・イージーの3つから選べるなら
最初はノーマル、次はハードでプレイもしたのですが。
・フロワロでダメージを受けなくなりましたが、全て踏みつぶして
フィールドやダンジョンを浄化する楽しみが無くなりました。
個人的には結構好きだったのですが。
・一度倒したドラゴンは復活しない。
そのため、サブパーティーを使う機会が全く無い。
正直、これが一番ガッカリでした。
COMMENT
前作が良かっただけに期待ハズレだったかもしれません。
色々と悪いことばかり書いていますが、次回作への期待や要望と思って下さい。
次があるならまた買うと思います。