セブンスドラゴン2020
中央値: 70 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 10.67 (難易度) 2.17 mk2レビュー数 36ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 2pt |
65pt
GOOD!
・非常にバランスが上手くとってある戦闘。レベルアップしまくってヌルゲーにしようとしてもなかなかそうはいかない(もらえる経験値がこちらと敵のレベルによって変動するので)。特にボスバトルは初見ではやられても、リトライ機能もあるので「あ、こいつはこれがヤバいんだ」と学んで即再戦が出来るし、大概直前にセーブポイントもある。
・キャラクターメイキングのちょっと面白いパターン。声優がデフォルトでどの職業でもある程度通用するような台詞を収録し、それを自分の選んだキャラクターに振り当てる事が可能。外見と職業はある程度リンクを想定されて設定されているが、それをどう振り当てるかも自由。また、声優ネタならではの遊び台詞もある。
・ドラゴンを殲滅しろ!さもなくば滅びるのはこっちだ!という非常にわかりやすく王道なJ-RPG。なので間口が非常に広いと思う
BAD/REQUEST
・宣伝にも使われてたりオープニングで歌ってた初音ミク、ゲーム本編で出て来ても「は?それだけ?」ってオチである。なら本編にいらないし。また、ゲームの音楽を初音ミクボーカルに変更もそのうち可能になるが、これがまぁ見事に俺にとってはいらなかった。元の音楽が好きなだけに辛い。その昔スト?の各キャラのステージ曲が歌になってたのを思い出したくらい
・キャラクターメイキングの利点は述べたが、逆を言うなら幅が「そんなには広くない」のも事実。また、どんだけ声優が喋ろうが、結局台詞としては選ばれるモノは決まっているのでそこが不満な人もいるかもしれない
・ラスボスのバトルにおける相手側の攻撃演出及び各キャラクターの最終必殺技みたいのが発動するととにかく演出がクッソ長い。
COMMENT
無印セブンスドラゴン未プレイ、PSP-2000使用、一周クリア及びおまけダンジョン踏破。
良くも悪くもJ-RPGとしての骨子があります。それによってわかりやすく、次に何をすれば良いかはほぼ考える必要もありません。話の流れに沿って戦っていけば良いだけです。
キャラクターは全体的に個性もエピソードも豊富です(ただし当然ながら主人公達を除く。キャラメイクがあるので)。ストーリーも見た目よりは割とヘヴィで、人とかポイポイ死んで行きます。まぁ地球が終わるか相手を根絶やしにするかって戦いなんで当たり前ですけども。
ただ、基本が2.5頭身程のキャラですし、グロ描写とか皆無なので、話として重いだけでビジュアル的なインパクトはほぼ無いでしょう。
キャラクターメイキングに関しては上記でも述べたように一長一短ですが自分はとても楽しめました。声優ネタも全部はわかりませんが、某声優さんが完全にロアナプラでソードカトラス撃ってる人だったのでいつ東京がブラッドバスになるかわかったものではありませんでした。
とにかく至極まっとうかつ見慣れたJ-RPGにして王道を行くタイプであり、ゲームバランスの良さも相俟ってとても楽しめました。突出した大傑作等では無いかもしれませんが、良作、安心感のある一作だと言えるでしょう。
Amazonレビュー
レビュー者: くろすぐり レビュー日: 2011-11-27詳細は他の方も述べているので割愛しますが、前作とは打って変わってプレイヤーに対してとても親切な仕様になっていて、それでいて決して「ヌルゲー」ではなく
誰しもが一度は全滅を体験するであろうという高難易度をキープしつつも難易度が高すぎることによってストレスを感じることも無い絶妙なバランスに仕上がっています。
シナリオもややブラックで単調ですが悪くはなく、総合的には普通のRPGとしてみれば並以上の出来になっていると思います。
しかし、セブンスドラゴン2020には普通のRPGとは異なる重要な要素の一つとしてキャラクターメイクがあります。
公式曰く
「深化(進化の誤字?)したキャラクターメイキング。好みの外見、好みの職業、好みのボイス、好みのスキル育成で自分だけのムラクモと、パーティーをカスタマイズ可能。」
だそうですが、結論から言ってしまえば自分だけの好みのキャラクターなんてほとんどカスタマイズできません。
スキル構成を除けばキャラクターを構成する要素は主に
名前 外見 職業 ボイス の4つです。
名前はひらがなとカタカナしか使えないのが少し気になる程度です。
次に外見と職業ですが、前作と比べると外見は28から10に、職業は7から5に、大幅に減少しています。
特に外見に関しては半分以下で、一般的RPGの主要キャラクター数と同じか少ないくらいしかなく選択の余地がほとんどありません。
キャラクターは最大で12人まで作成可能ですが、外見が10しかないため必ず見た目が被ります。
また、これは各人の好みにもよると思いますが、非常に特徴的で濃い絵柄をしているために「自分だけのキャラクター」を想像しにくいというのもあると思います。
そしてこのゲームの一番の売りであろう「豪華声優陣30人によるボイス」ですが、確かにこの手のゲームで30人という人数はかなり多いです。
しかし、台詞自体は戦闘時の掛け声くらいでそれほど多くないにも関わらず、1人の声優につき1パターンのボイスしか収録されていないために結局各性別15パターンずつのボイスしかありません。
これでは他のボイス付きキャラメイキングのあるゲームと比較しても多いと言えないどころか少ない部類に入るでしょう。
さらに致命的なのが、ほとんどの声優にその声優の代表作とも言える有名なアニメキャラを非常に意識した、というよりほぼ同じ演技をさせていることです。
元ネタ作品のファンで、その作品のキャラをゲーム内で再現したい!という方にとっては良いことなのかもしれませんが
元は「目立ってなんぼのアニメのメインキャラクター」用の演技ですので、当然それぞれ特徴が強く汎用性を失っており自分好みのキャラクターを作るには向いていません。
今作の絵柄に合うかどうかを完全に無視した演技をさせているために自分の好みかどうか以前にそもそも「不自然すぎる、どう見ても似合わない」組み合わせが多数あり
どのプレイヤーが選んでも外見とボイスの組み合わせはほとんど限られてしまってオリジナリティも糞もありません。しかも前作では自由に想像できたキャラクターの性格まで固定されるというオマケ付きです。
「この声優さんならもっとこのゲームや絵柄にあった演技も出来るのに・・・」という場合も多く、非常に勿体無いことだと思います。
また、これも有名キャラクターを意識した演技が多いことによる弊害ですが、ボイスの性格の種類がとても偏っています。
大雑把に言ってしまえば男女ともにわりと陽気な、大声を張り上げるタイプのボイスがほとんどで、控え目なキャラクターや温和なキャラクターを作りたいと思っている人はボイス選びに悪い意味で悩むことになるでしょう。
このように、外見や職業が少ないのは言うまでもないですが、ボイスもとりあえず声優の人数を揃えたというだけで実際の選択肢はかなり少なく感じます。
前作や、ディレクターである新納氏の代表作であり同様にキャラメイクに重点を置いた作品である「世界樹の迷宮」シリーズでは自分の想像に合わせてキャラクターを作るという感じでしたが
今作では外見やボイスに縛られてしまいそれに無理やり自分の想像を合わせるといった風で、「自由に好みのキャラをカスタマイズ」している感は全くありませんでした。
せめて外見は倍以上、ボイスは1人の声優につき様々な性格3パターンくらい収録されていれば胸を張って「このゲームはボイスが豊富!好きなキャラを作れる!」と言えたのではないでしょうか。
話題性や有名作品ファンへのファンサービスを重視しすぎた結果なんでしょうが、「キャラクターメイキングのしやすさ」を完全に放棄してしまっています。
キャラメイクが醍醐味の一つであり主要な楽しみ方でもあるセブンスドラゴンの続編で、公式でもキャラメイクを前面に押し出してPRしている以上、こんな手を抜くような真似はしてほしくなかったというのが本音です。
システムは前作よりも大幅に良くなっているのに、肝心な部分を軽視して大事なコンセプトの一つを自分で崩してしまっているのはとても残念です。
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GOOD!
・キャラメイクにより自由にキャラクターを作ることが出来るところ。
男女5種類ずつの外見と15名の声優さんのボイスから選ぶことが出来ます。これによる「中の人」ネタもきっちり装備。特定の作品に出演されている方々の声でパーティを組むこともできます。自分はシンフォギアチームを組んで攻略しました。
ただし、ボイスと外見は選ぶことが「出来る」だけで声と外見のイメージが一致する組み合わせは限られています。
・作品の象徴である「ドラゴン」との戦闘。
全てのドラゴンが2回行動出来るうえに雑魚とは比べ物にならない強さなので挑みがいがあります。
基本ランダムエンカウントのゲームですがドラゴンのみシンボルエンカウントの形式をとっているので戦いを挑むか無視して先に進むかを自分で選択できるのはいいと思いました。
またシンボルがフィールド画面に存在することによりフィールドを歩く際の緊張感を出しているのはいい演出だと思いました。
もしドラゴンとの戦闘で全滅してもその戦闘を最初からやり直すかゲームオーバーにするかを選べる親切設計。
・便利なフィールド上でのスキルの数々。
レベル上げをするための「その場で雑魚敵とエンカウント出来るスキル」や逆に「一定歩数敵とエンカウントしなくなるスキル」そして「ダンジョンから脱出するスキル」等便利なものがそろっています。
さらに、これらのコマンドはフィールド画面から使うことができます。(メニューを開かなくてもいいのは便利!)
・難易度
「難しい」評価にしましたがこれは自分がスタンダードでプレイしての評価。RPGに不慣れな方、じっくり遊ぶ時間があまりない方用にカジュアル(所謂イージーモード)を搭載しています。
BAD/REQUEST
・キャラメイクの不自由な点について。
一度キャラの外見と声を決定すると二度と変更することができません。?では改善されたようですが。
・奥義等の演出が長い。そしてスキップできない。
戦闘時間が長くなる最大の要因です。演出自体は迫力もあって見ごたえあるものなのですが流石に何度も見せられると飽きます(苦笑)
・DIVAモード。
このゲームのOPは初音ミクが担当しており、ゲーム中である条件を満たすと音楽を通常流れるもののアレンジ版である「DIVAモード」に切り替えられるのですがそのためだけにわざわざミクをゲームに出したのかと考えるとやはり微妙かも…
・クリア後のやりこみ
隠しダンジョンは非常に歯ごたえがあって面白いのですが逆に言えばそれ以外のやり込みがありません。
また周回特典も特にありません。前述のDIVAモードが最初から使える位?
COMMENT
前作は未プレイでしたが特に気にすることなく遊べました。
ストーリーは重めでテキストにもグロ描写を連想されるものがあるシーンがありますがキャラはかわいらしいちびキャラなのでビジュアル的な面での恐怖演出はありませんそこは大丈夫です。
とりあえず何かRPGで遊びたいという方にオススメのソフトだと思います。