魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE ?THE GEARS OF DESTINY?
中央値: 78 Amazon点数: 3.7
スコアーボード
標準偏差 3.73 (難易度) 3.14 mk2レビュー数 7ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt |
80pt
GOOD!
・豊富なキャラクター
前作ではプレイヤーキャラとして登場しなかったアルフとユーノに加え、本作から新たに参戦したキャラも多く、アーケードや対戦の際のキャラクター選択の幅は広い。
・ストーリー
前作がキャラ毎に異なるストーリーが展開するオムニバス形式だったのに対して、今作では一本道の長編ストーリーとなっており、ストーリーの展開毎にシークエンス(判りやすく言えば章別)で纏められ、更に対戦するキャラをある程度選べるので、ボリュームが増した。
また、ストーリーの出来は非常に良い。
・マテリアルシリーズの差別化
前作のオリジナルキャラクターであるマテリアルシリーズは、それぞれ元になったキャラとは見た目とスキルに差異がある以外、ゲーム上は全くの同性能であったが、今作では技の内容や必殺技が変わっており、ゲーム上の性能も、元になったキャラクターとの差別化が成されている。
・スキルカスタマイズの仕様変更
前作にもあったスキルカスタマイズだが、前作のような「スキルを追加した分HPの最大値が減る」事がなくった為、気軽にスキルのカスタマイズが出来るようになった。
・シングルモードとアーカイブが充実
シングルモードにはタイムアタックとサバイバルが追加されたことでやり込み要素が充実した。
また、アーカイブはランキングとバトルレコーダーの追加と、CGギャラリーが前作のスライド形式から一覧になったので、見たいCGを直ぐに見られるようになった。
BAD/REQUEST
・ストーリー
シナリオ自体に不満は無いが、一本道のストーリーの中で対戦するキャラは、
各ステージ毎に相手もプレイヤーも共に固定されているので、ストーリー中に登場するキャラを満遍なく使える反面、性能や特性が判らないキャラをいきなり使う羽目になったり、シークエンスによってはごり押しに向かない技巧型のキャラで固定されていたりする上、ラスボスも人によっては初見殺しレベルの凶悪な性能なので、難易度は前作よりもかなり高い。
また、ヴィヴィオ達未来組やプレシアとリニスはほぼゲスト扱いなため、(一人のキャラとして)ストーリーの本筋とはあんまり絡みが無いのは少々残念。
(彼女達にスポットを当てたシークエンスのストーリー自体は十分面白い。)
・一度クリアしたシークエンスを再度プレイする時の効率が悪い
シークエンスを一旦クリアした後に再度プレイする場合、そのシークエンスの最初からしかプレイできないため、いくら会話パートをスキップできると言っても一々クリア済みの対戦もやり直さなければならない為、シークエンスの後半に対戦の選択肢が集中してる場合や負けてもコンティニュー無しでストーリーが進行する場合、そのシークエンスの中にある未対戦になっている分を埋める時の効率が悪い。
特に厄介なのがシークエンス6で、プレイヤーの使用キャラが技巧型の中でも扱い難い方であるクロノとリーゼロッテ・リーゼアリアの上に、このシークエンスの後半戦の選択肢はラスボス戦に影響するため、最終戦仕様にしたいキャラを変える際には、このシークエンスを再度プレイしなければならない。
・ゲーム中の主題歌のBGMがオフボーカルのアレンジ版のみ
オフボーカル仕様も若干アレンジが入ったりしていて悪くは無いのだが、欲を言えばOPムービーや前作、原作アニメの主題歌や挿入歌はボーカルが入っている方も収録して欲しかった。
・コスチューム解放の条件が厳しい
コスチュームの解放にはシングルモードのアーケードの無敗クリアやタイムアタックを一定時間以内にクリアするなど、アクションが苦手なプレイヤーには厳しい条件がある上、救済措置として用意されているリリカルポイントにしても解放には膨大なポイントが必要になるので、やっぱり厳しい。
・キャラ間のバランス
各キャラの特性などが再現されている点はいいとしても、それ故に各キャラは大なり小なりクセがあり、シークエンス6の様にキャラの性能差によって不利な戦いを強いられる状況が発生することも少なくない。
COMMENT
・PSP-3000使用
・総評
前作から大幅にボリュームアップした反面、難易度が高くなってる印象を受ける。
ゲームとしてはキャラの追加と差別化、やり込み要素の追加で充実しているのだが、BADで書いたように、ストーリーはキャラが相手もプレイヤーもほぼ固定されているので、プレイヤーにとって扱い辛いキャラクターを使わなければならない局面で詰まる事は大いにありえる。
その為、前作ほど初心者やアクション系が苦手なプレイヤーに優しくは無いが、その分、歯応えのある内容になったと言える。
また、単独でも楽しめるが、ストーリーは前作の後日談であり、基本的なシステムや続投するキャラの性能や特性もほぼ変わらないので、より楽しむなら前作をプレイしてみるのもいい。
Amazonレビュー
レビュー者: カケル レビュー日: 2011-12-22前作と比べると、戦闘バランスが見直され、システムもより洗練された印象を感じました。前作では大味気味だったクロスレンジでの駆け引きも奥深くなり、ようやく格闘ゲームとして一歩踏み出た感じです。
ストーリーモードは前作とは違い一本道になりましたが、格段にボリュームアップ。途中の分岐とかもあり、前作ではちょい役程度の出番しかなかったユーノやアルフにもスポットライトが当たっています。ただし、今回はその都度操作キャラが変わるため、慣れないうちは苦戦します。難易度設定がないのは前作同様ですが、今作のCPUは前作より格段にパワーアップしており、格闘ゲームが苦手な人は途中で詰まりそうなところもちらほらと。この辺は難易度調整などの救済処置を導入すべきだと思いました。
細かな不満点はありますが、キャラゲーとしても格闘ゲームとしても十分に面白いゲームです。
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GOOD!
良い点としてまずユーザーと開発者の意識の近さが挙げられます。
このゲームをプレイする方の8割が原作のファンだと思いますが、ファンならニヤリとしてしまう要素がかなり詰まっています。言うなれば開発者はファンのつぼを押さえてます。
次に挙げられるのが各種モードの豊富さ。
一般的なゲームと比べて多い訳ではありませんが、前作と比べたら相当充実しています。キャラゲーでこれだけあれば充分でしょう。
続いてシステム面の改良もかなり目立っています。
まず前作ではほとんど使う機会のなかったクロスレンジですが、今作ではかなりお世話になります。
単純にクロスレンジが使いやすくなっただけではなくMP制度のお陰で遠距離一辺倒になりづらくなったのはかなり好評価。
しかし・・・(badにて)
キャラクター数は前作の約2倍。
シナリオはフルボイスの完全書き下ろし。
オリジナルキャラはしっかり世界観に溶け込んでます。
スキルカスタマイズの自由度UP
マイカード機能でやり込みへのモチベーションも保ちやすい。
等まだまだ良い所はたくさんあります。
BAD/REQUEST
まず最初にキャラクター間のバランスがあまり取れてない印象です。
クロスレンジ、ロングレンジ共に高性能なキャラから、そのどちらも扱い難いキャラクターもいます。
ちなみに白い悪魔は健在。
ストーリーモードが一本化し前作と違い様々なキャラクターを操作しながら進むのですが、馴れていないキャラクターを突然使うことになるので大変な場面が多々あります。
特に中盤以降は通常戦闘でも全力全開で挑まないとあっさり沈んでしまいます。
ラスボスがかなりの強さを誇っています。格闘やアクションが苦手な人は苦戦は免れません。
ただ、それをやりごたえと感じるか理不尽と感じるかは人それぞれなので悪い所かと言われると微妙です
あとは相変わらず戦闘開始時と終了時の台詞が数パターンしかありません。せめて特定の組み合わせのバトルは台詞変えて欲しかったです。
ちなみに必殺技の台詞は一部変わります。
COMMENT
総評すると今作はしっかり遊べるゲームといった印象です。
ボリューム不足感もありませんし、目立ったバグもなく丁寧な作りだと思います。ロード時間等も短く快適です。
これはキャラゲーの宿命ですが、原作を知らない人は話についていけずあまり楽しめないと思います。
逆に原作ファンなら間違いなく買いです。
特に前作をプレイ済みの方は変化を楽しみながらプレイ出来るかと。
なんだかんだ年末ゲーで一番楽しませてもらっています。
迷っている方がいたら是非。
PSP-2000使用。