ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
76pt
GOOD!
ポリゴンを活用したゲームが増えてきている中で、敢えてドット絵を重視した作りで、グラフィックに統一感があり見栄えもいいし、ゲーム的にも都合が良い。
敵キャラクタもなめらかに動き、スーパーファミコンでは性能上出来なかった、細やかな動きやスプライト処理を軽々とこなす。
この手の処理はPSが得意とするものではないので、おそらく3D的な処理をしているのだろうが、なかなかのものである。
ゲームシステムとして大きく変化したのは、RPG要素が強まったことと、面クリア型から探索型のアクションゲームになった。
任天堂「メトロイド」のように、マップを探索して、ボスを倒し、魔導器を集めて新しいアクションを習得し、HP上限が上がるアイテムを取って、キャラクターを強化していく。
敵を倒すと経験値やお金が手に入り、それに応じてレベルアップや、回復アイテムを購入しゲームを有利に進めることが出来る。
これ以降、PS2から現在のドラキュラシリーズに至るまで受け継がれていくことになった。
ディスクアクセスも待ち時間はまったく無く、非常に優秀なプログラミングと言える。
相変わらず音楽もかっこいい。
BAD/REQUEST
RPG要素が強めのシステムになっているので、特にゲーム後半、キャラクタが育ちきってしまい、「何このボスよわっ」な状況が出てきてしまうのが残念。
シリーズ毎度泣かされてきた死神も今作では弱い。
ゲーム後半の逆さ城。
従来のマップを逆さにしただけのもので、ゲームクリアのためには、このマップも攻略しなければならない。
作り手はおそらく、これは発明だ!とでも思ったに違いないが、はっきりいってだるいだけだった。
PC-Eのマリアがこんなケバくなるなんてっ!と涙をのんだ。
さらに横山智佐のおばさん声に2度号泣(血の涙)
血の輪廻の路線はそもそも不評だったそうなので、仕方ないんだろうけど。
COMMENT
悪魔城ドラキュラと言えば、コナミの看板タイトルの一つであり、ストイックな世界観、アクション性が特徴的なシリーズ。
本作では、時代の変化に合わせて、ゲーム性を大幅に再構築されての発売となった。
レベルアップや装備品、魔導器(特殊アクション)に頼らなければ、相変わらず高い難易度で遊べる等、敷居を下げたまま、従来マニアも満足という懐の広さを見せた名作だと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: 助六座 レビュー日: 2005-12-05ゲーム性では読み込み時間などに若干ストレスは感じるもののゲーム性を損なうレベルではなく、グラフィックはシリーズの世界観を損なう事のない高いレベル(PSの苦手ジャンルだというのに!)。自由度が恐ろしく高く、武器集め、素手クリアーなど色々な遊びかたができます。おまけでリヒターが使えたりで充実した内容。近年の携帯ゲーム機でリリースされたタイトルの原点がすべてここにあります。
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GOOD!
グラフィックス
基本は2Dのキャラとステージを進んでいくが、道中の敵の中にはヌルヌルとした立体的なグラフィックスで襲ってくる敵が出る。ポリゴンが少ないため、インパクトはないが堅実な出来。
サウンド
探索タイプのアクションのため詰まるとつらいが、ステージ全体のBGMが悪魔城シリーズらしく素晴らしい。特に本作は従来の様式美を伴ったクラシックからハードロック、ラテン調のBGMまで様々。
熱中度
ステージはすべて屋内であるが、プレイヤーが新しいスキルを覚えるたびに行動範囲が広くなり、探索意欲が増していく。成長要素も多い。
BAD/REQUEST
後半の展開
後半は、ある演出により違った形でプレイヤーが攻略していた城が変化し、同じように探索を迫られる。開発期間が十分でなかったためか、後半はアイテムもばらつきが出たり、BGMがある程度統一されたり、ザコ敵は強いがボス敵は非常に弱かったりと前半部に比べ、バランスが少し崩れている。
やりこみ
敵のドロップアイテムなどが最強の武器であるなどのやりこみはあるが、隠しボスがそこまで強くなかったり、普通にプレイしても達成率が結構埋まるなど、もう少しだけやりこみを促進させるシステムが欲しかった。しかし、一周の満足感はかなり高い。
COMMENT
悪魔城シリーズはバーチャルコンソールでのSFC初代リメイクしかやったことがないが、モデルチェンジを果たした本作も十分に満足できる内容だった。さくっとプレイしようと思ったらいつのまにか2,3時間たっていたということもよくある。
なんといってもBGMのクオリティが素晴らしく、BGMがゲームプレイ時のストレス軽減に貢献していると実感した。今なおファンから根強い支持を受けるのもわかる。
600円で良質なアクションアドベンチャー体験がしたい方は是非ともオススメしたい。