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553人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: 蒼龍 レビュー日: 2015-03-08
敵が動きまわるマップ上のユニットをリアルタイムに動かして拠点を占拠したり敵を撃破したりするRTS(リアルタイムストラテジー)。マップは地形によってユニットの移動速度が違ったり弾や矢を飛ばす兵器があったりするので、それを考慮しながら占拠や撃破を目指すことになる。(RTSとしては異例なことに)マップ上の敵と遭遇すると画面が切り替わってタイミング良くボタンを押す戦闘になり、その結果として場合によっては仲間が同じ敵を追撃できたりする。ユニットのレベルが上がるタイプのRTSの割にはゲームバランスが良好であり、スティングならではの独創的なゲームとして出来は良い。ただし、ストーリーの演出は単調なのでそこで飽きやすい。やりこみ要素に関しても単純なコンプリート、少ししかないストーリー分岐、難度調整の酷いハードモードとろくなところがない。しかし、携帯ゲーム機でできるRTSとしては良作なので、ひと通りならプレイする価値はある。
ゲーム内容の説明は別のレビューにある通りなのでそこは略。ネットでのこのゲームの評価は全般的に低いが、誤解も多いのでそこを補いたい。私は携帯ゲーム機(アドバンス、DS、PSP)のRTSは色々やったが、このゲームはRTSとしては良作の部類に入る。特にレベルが上がってユニットが強くなるタイプのRTSはゲームバランスが崩れがちでろくなのがないが、これはそのタイプのゲームとしてはバランスを保つのに成功している稀な例だ。その結果として、この手のゲームに慣れてない人には難易度が少し高く感じるかもしれない。中盤以降のステージは前もって戦略を立てながら試行錯誤してやる必要が出てくるので、今時のライトなユーザーには苦痛かもしれない。ネットでの評価の低さの原因のほとんどが、このゲームがジェネレーション オブ カオスの正式ナンバリングであることの先入観からくだされているのであって、ゲームそのものの評価ではない。このゲームのRTSとして面白さについてはぜひ私が太鼓判を押したい。
とはいえ、RTSとしてはこのゲームは変わっている。一般的なRTSでは移動も戦闘も含めてすべてがマップ上で行われるが、このゲームではマップ上で味方ユニットが敵と遭遇すると画面が切り替わる。戦闘画面で選ぶ武器や押すボタンのタイミングによって、マップ上の敵の周りに円が現れてその中に味方がいると追撃できるようになる。追撃では敵からのダメージを受けずに攻撃できるので、HPの回復手段のあまりないこのゲームでは重要な手段となる。うまく追撃できるようにユニットを配置し適切に武器を選択するところにこのゲームの戦略性の高さがうかがえる。こうしたシステムはRTSとしてはあまりに斬新で、そのあたりはさすがスティングといったところだ。こうした斬新なゲーム性もさながら、イベントのスキップや早送りが容易だったりと快適さにもよく気が配られている。フリーバトルをすれば少しはクリアが楽になるが、ゲームバランスはそんなに崩れないところも良い。
ゲームとしてこんなによくできているのに評価が低い理由は、(先入観を除いても)私でも思いつく。なによりストーリーの演出が貧弱ですぐ飽きる。ナレーションとセリフだけで話が進み、(キャラ絵以外は)一枚絵も背景画もろくにない。キャラデザインや声優は凝ってるくせに、演出がここまでつまらないと意味がない。また、ジャケットにはやりこみ要素満載とあるが嘘八百もいいところだ。クリア後はデータの引継ぎとハードモードの出現があるが、それだけでやりこみ要素が「満載」とはとても言えない。コンプリートも少ない召喚獣と強くなるだけの武器防具が中心なのでさっぱりやり甲斐がない。ストーリー分岐も(終わり近くに)少ししかないので周回プレイする動機としては弱い。ハードモードも兵器類のダメージが馬鹿高くなってうざいだけなので、更にやる気は失せる。せめてステージごとのクリア時間や撤退人数などが記録されていればやり込み甲斐もあっただろうに、それさえないのだからいいとこなしだ。
ネットでの低評価に反して(一通りやる分には)よく出来た良作ゲームである。RTSとしてはゲームバランスが良い(クリアは戦略次第)のに、この程度で難易度が高すぎると感じられてしまうのは残念である。とはいえ、ジェネレーション オブ カオスの正式ナンバリングにしたこと、ストーリー演出の貧弱さ、期待はずれのやりこみ要素…と評価が下がっても仕方ない理由はいくつも思いつく。それでも、スティングならではのオリジナリティーの高いゲームとしては十分に面白いので、興味を持った人には是非やってもらいたい。
ゲーム内容の説明は別のレビューにある通りなのでそこは略。ネットでのこのゲームの評価は全般的に低いが、誤解も多いのでそこを補いたい。私は携帯ゲーム機(アドバンス、DS、PSP)のRTSは色々やったが、このゲームはRTSとしては良作の部類に入る。特にレベルが上がってユニットが強くなるタイプのRTSはゲームバランスが崩れがちでろくなのがないが、これはそのタイプのゲームとしてはバランスを保つのに成功している稀な例だ。その結果として、この手のゲームに慣れてない人には難易度が少し高く感じるかもしれない。中盤以降のステージは前もって戦略を立てながら試行錯誤してやる必要が出てくるので、今時のライトなユーザーには苦痛かもしれない。ネットでの評価の低さの原因のほとんどが、このゲームがジェネレーション オブ カオスの正式ナンバリングであることの先入観からくだされているのであって、ゲームそのものの評価ではない。このゲームのRTSとして面白さについてはぜひ私が太鼓判を押したい。
とはいえ、RTSとしてはこのゲームは変わっている。一般的なRTSでは移動も戦闘も含めてすべてがマップ上で行われるが、このゲームではマップ上で味方ユニットが敵と遭遇すると画面が切り替わる。戦闘画面で選ぶ武器や押すボタンのタイミングによって、マップ上の敵の周りに円が現れてその中に味方がいると追撃できるようになる。追撃では敵からのダメージを受けずに攻撃できるので、HPの回復手段のあまりないこのゲームでは重要な手段となる。うまく追撃できるようにユニットを配置し適切に武器を選択するところにこのゲームの戦略性の高さがうかがえる。こうしたシステムはRTSとしてはあまりに斬新で、そのあたりはさすがスティングといったところだ。こうした斬新なゲーム性もさながら、イベントのスキップや早送りが容易だったりと快適さにもよく気が配られている。フリーバトルをすれば少しはクリアが楽になるが、ゲームバランスはそんなに崩れないところも良い。
ゲームとしてこんなによくできているのに評価が低い理由は、(先入観を除いても)私でも思いつく。なによりストーリーの演出が貧弱ですぐ飽きる。ナレーションとセリフだけで話が進み、(キャラ絵以外は)一枚絵も背景画もろくにない。キャラデザインや声優は凝ってるくせに、演出がここまでつまらないと意味がない。また、ジャケットにはやりこみ要素満載とあるが嘘八百もいいところだ。クリア後はデータの引継ぎとハードモードの出現があるが、それだけでやりこみ要素が「満載」とはとても言えない。コンプリートも少ない召喚獣と強くなるだけの武器防具が中心なのでさっぱりやり甲斐がない。ストーリー分岐も(終わり近くに)少ししかないので周回プレイする動機としては弱い。ハードモードも兵器類のダメージが馬鹿高くなってうざいだけなので、更にやる気は失せる。せめてステージごとのクリア時間や撤退人数などが記録されていればやり込み甲斐もあっただろうに、それさえないのだからいいとこなしだ。
ネットでの低評価に反して(一通りやる分には)よく出来た良作ゲームである。RTSとしてはゲームバランスが良い(クリアは戦略次第)のに、この程度で難易度が高すぎると感じられてしまうのは残念である。とはいえ、ジェネレーション オブ カオスの正式ナンバリングにしたこと、ストーリー演出の貧弱さ、期待はずれのやりこみ要素…と評価が下がっても仕方ない理由はいくつも思いつく。それでも、スティングならではのオリジナリティーの高いゲームとしては十分に面白いので、興味を持った人には是非やってもらいたい。
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GOOD!
・ある程度万人受けする癖の少ないグラフィック
・いわゆる厨二臭さ。
・後半ステージの難易度は高め(主に敵の強さと数において)。
シミュレーションRPGとして緊張感が楽しめる。
・味方の攻撃後、攻撃時の武器によって決まる敵を中心とした半径内に
近くの仲間がいた場合追撃できるのだが、攻撃後のノックバックを含め微調整が辛うじて戦略と
いえる。
BAD/REQUEST
・戦闘に変化が少ない。
敵と敵の砦が大量に出てきて、目的はMAPボスを潰す。それだけなので飽きる。
もう少し達成目標が変化に富んでいてもいいのではないか。
・ボスの特徴が少ない。使う武器も味方と同じ。
・カーソル移動が面倒。リアルタイムに進行するゲームなのにあちらこちらへ指示を飛ばすのに
わざわざそこまでカーソル移動させるのが、最後のほうは苦痛になる。
・敵グラフィック少なすぎ。数種類に、色違いだけ。
・セリフのボイスが素人臭い。というか戦闘時でも棒読みが多い。
・シナリオが超展開すぎて付いていけない。いや、逆に読めてしまう。要約すると
「出会う人で会う人が必ず裏を持っていて、味方のふりをしているが高確率で敵」
このパターンしかない。
・公式サイトの声優のコメントに「選択肢によってストーリーが変わっていくので何度もプレイ
して頂きたい」「壮大な物語」などとあったが、嘘八百もいいところ。
選択肢など2か所程度しかない。自分が知らないルートに選択肢が山のように出ていたら申し訳
ないが、ストーリーの変化なんて微々たるものだった。
COMMENT
地雷。
ストーリーの破綻ぶり、戦闘の単調さ、キャラの空気の薄さ、とんでもない地雷。
雰囲気ゲーだと思って割り切ればいいけれど値段分の価値はない。
まぁこのゲームの臭さを表すストーリーの一端を例として載せておきます
自分たちの世界が崩壊する→パラレルワールドの管理人に会い、自分たちの世界が崩壊する前まで戻そうとする→それをするとほかの世界を巻き込んで壊れる可能性があるからと止められる、つまり良識ある神様からの警告→自分たちの世界が大切だから他の世界が崩壊する可能性なんか知らないよ!と言って武力で強行突破する。
これを如何にも友情、家族愛、感動にまみれたストーリーみたいに書かれたゲーム、やりたいですか?