新・剣と魔法と学園モノ。 刻の学園
中央値: 39 Amazon点数: 3.1
スコアーボード
標準偏差 14.12 (難易度) 2.50 mk2レビュー数 8ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 1pt | 3pt | 2pt | 2pt | 2pt |
49pt
GOOD!
・キャラクターが可愛い
今までの1枚絵から3Dグラフィック表示に変わりましたが、これが案外良い感じに元絵を再現出来ていると思います。
あまり期待していなかっただけにこの点は大きかったです。
・経験値と履修値
キャラのLVや学科は思った以上に早く上がって行きます。
やろうと思えば序盤から学科はマスターする事が出来る位なので、いざ学科選びに失敗したとしてもやり直しが容易になっています。
とりあえず学科をマスターしてから進めてみよう、という事も可能なのでそういった意味では遊び方の幅は広がっている気がします。
ただ経験値に関しては今までが少なすぎたと思う位序盤から入ったりするので人によっては素材集めしていたら思った以上に上がってしまった。
という事もあるので一慨に良いとは言い切れませんが、個人的には良いと思った所です。
BAD/REQUEST
・キャラメイク
全体的に見てキャラメイクの幅は狭まったとはっきり分かります。
まず髪型は性別で2種類ずつ、髪の色は今まであった色が消滅している種族もある、キャラボイスが色物系多目(男キャラは特に多い)
等々パッと上げるだけでも結構目に付きます。
例えば前作まで再現出来た堕天使に白髪が不可になっていたりするので、今までのキャラを再現しようと思っても出来ないパターンがかなりあるのは致命的です。
キャラボイスに関しては世紀末のモヒカン風だったり謎のおっさん声だったりとキャラの頭身や見た目とマッチしないものがチラホラ見えるのが残念。
あとはとにかく音質が酷い上に音量も小さいので、何を喋っているのかよく聞き取れない、という事もあります。
この音質に関しては正直ととモノ1以外でも悪かったのですが、今作は輪をかけて悪くなっているので気になる人は結構気になります。
・戦闘関連
全体的にもっさりしています。
適度に高速化を挟んでおかないといけないという点ではあまり褒められた物ではないかもしれません。
キャラの動作一つ一つが遅いのが原因になっているのでこれをもう少し早めに設定してやれば、ある程度は解消されると思います。
最終盤になると範囲攻撃だらけになるのも何時もと同じです。
この範囲攻撃も今回から導入された行動順への影響を考えると使える使えないの差が激しいスキルバランスになっているので、それによって学科も使える使えないとなったりするのが困りもの。
ウィークボーナスもあまり意味を感じられませんでした。
このボーナス自体の入手確率はあまり高くなく、更に武器防具に使う練成素材が設定されていたりすると、かなりの数を狩る羽目になります。
通常攻撃に該当する斬、突、打が弱点であればオートと高速戦闘の併用で何とかなるのですが、属性となるとこれがかなり面倒。
ボーナスに設定されているものが武器や防具であれば仕方無いと思えますが、素材となるとそれなりの数を要求されるので作業感が凄まじいです。
・宝箱
今作は敵が宝箱を落とすという事がなくなったので、装備は基本的に確立で発生するレアドロップやダンジョンの固定宝箱頼みになりました。
今までの様な敵からの宝箱漁りが好きな人からするとこの点は非常に残念。
参加人数3人(転入生含めると4人)という枠の制限から盗賊が必須枠に出来なくなったというのもあるのでしょうが、もう少し何とかならなかったのか、というのが正直な所。
ダンジョン侵入時にランダムで宝箱が設置される事もあるのですが、確率は低いのであれば良いな、程度の気休めにしかなっていません。
・その他諸々
まずダンジョン時のカメラワーク操作が方向キーに設定されているので、快適に動かそうとするとモンハン持ち推奨。
Lボタンはカメラリセットに設定されておりRボタンは設定なしになっているので、正直LRでカメラ動かす案は出なかったのか、といった所です。
キャラの勝利パターンが1種類しかないので設定したボイスによっては致命的な位合わない事がしばしば。
勝利パターンを増やす、それに合わせたボイスを最低限用意する等の対処は必要だと思われます。
相変わらずバグが多い。
特に今作は魔法使用不可バグという前代未聞なものが発生しているのでデバッグはしっかりしてもらいたい所です。
COMMENT
PSP-2000使用
新シリーズ1作目という事で実験作に近い感じです。
色々な面で痒い所に手が届いていないので、点数的にはこんな所に落ち着きました。
言う程悪い出来でもないが、良い出来とも言えないのがこのソフトの立ち位置ですね。
所謂何時ものととモノと何ら変わりないというのがある意味凄い、と思わされます。
今作の土台となっている素材自体は決して悪くはないので、それをきちんと練って作れば良い所まで行けたのに勿体無いというのが正直な意見です。
過度の期待は禁物なのですが、それでも作品を重ねる度に改善を重ねてきたタイトルだったので、次回作はそれなりに良い出来になっているだろうと信じたい所です。
Amazonレビュー
レビュー者: bibiri レビュー日: 2012-08-07それをおもいきって撤廃して敷居を低くし一般ウケするRPGにしたといったかんじです。
前シリーズのwizardry風がよかった自分としては不満ですが、
レビューを見た感じこの路線変更は正解なのかもしれません。
ただ学科が豊富にあるのに3人までしか連れていけないのは窮屈な感じがしました。
スタメン3名がほぼ固定化してあとは席替え要員になりさがります。
盗賊技能が廃止された盗賊とか…リーダーに隣接する席に座っていればいいよ状態。
それにNPCがやたらと主張してくるのも困り者。
前作まではプレイヤーが物語の中心にいた感じがしますが、
今回はNPC中心でプレイヤーが空気ですね。
PSOのストーリークエストをおもいだしました。
個人的には不満満載のゲームではありましたが、
これはwizardry系が好きだった反動でもあるのでしょう。
定番のRPGが好きな人には問題なく遊べるゲームだとおもいます。
逆に前シリーズが大好きだった人は変更部分をみて受け入れることができそうかどうか吟味することをオススメします。
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GOOD!
・主人公の性別、髪型、服装、種族、声等を色々選択できる
・敵は弱すぎず、強すぎず、ほどよい強さ
・選べる学科が充実してる
・NPCが充実してる
BAD/REQUEST
・誤植?がちょくちょく(声が本来とは別のキャラの声優になったり、誤字脱字があったり、急に口調が変わったり)
・ストーリーが破綻してる(結局わからず終いなうえに考察する手がかりも無し、時系列の矛盾等)
・錬成のしづらさ(錬成できる武器が限られているし、序盤では全く使う機会がない)
・ラブリングという設定そのもの(MAXにしても得られるものが少ない)
・NPCの存在の薄さ(会話ができるのは依頼を受けている時だけ。しかも依頼ごとに限られたキャラだけによるもの)
・出番のない中庭、実験室、食堂(3つ全てのルートを攻略してもこれらを使うイベントが発生しなかった)
・上位学科の魅力のなさ(履修しづらいうえに下位学科に比べ、それほど有用でもない)
・パーティー4人のうち3人は自分でつくらなければならない(NPCが使えればいいと思った。NPCではなくなるけど)
COMMENT
※三つのルートを一通りクリアした後のレビューになります。
キャラはそれぞれ個性があるし、会話もそこそこおもしろいんですけど、会話の途中で急に中の人が変わった時は驚きました。マーチン…?
ストーリー構成が結構酷い。時系列ネタを中途半端に取り入れるとグダグダになるという良い例
操作するキャラクターを自分で設定できるのはいいんですけど、学園の生徒たちも使えるようにしてほしかったです。ラブリングポイントが○○以上だと使えるようになるとかイベント後に使えるようになるとか、折角個性溢れたキャラが沢山いるのにもったいない。
あと、ミニゲーム要素があればよかったんですが、上述内容も含めて、きっと予算が足りなかったんだろうなと独り合点してます。
でも、有名な声優さんを呼ぶお金があるならもう少しゲームの内容の方につぎ込んでほかったです。これにも大人の事情があるんでしょうか。ただのコンシューマーなんでよくわかりませんが