那由多の軌跡
中央値: 67 Amazon点数: 3.2
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 2pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
60pt
GOOD!
・ＢＧＭは安心のファルコムクオリティ。全編通じて良曲が揃っている。
・アクションは爽快。1週目は素直にＮｏｒｍａｌにすれば、最後まで気持ち良く突き進める。
・ラスボス戦の演出。詳細は避けるが、こちらへの攻撃手段が泣ける。
・ストーリー全編通じて必死に頑張っているノイが可愛い。
ステージでもふよふよと付いてきて、魔法やギミックで賑やかに大活躍。
・周回プレイでのやりこみ要素は、満足のいく盛り込みっぷり。
BAD/REQUEST
・プレイヤー視点で見える世界や人物が非常に小さなコミュニティに限られ、スケールが小さい。
さんざん「世界の危機」が取りざたされるが、プレイヤーには５?６人でケンカしてるだけに見える。
・ボス戦が「特定のタイミングで弱点攻撃」させるためのループ作業で、ムダに戦闘時間を水増しされてる気分。
３分掛かったとして、そのうち２分３０秒は逃げ回りながら弱点攻撃のための準備作業。残り３０秒で必死に斬る。
あと、ボスがわざわざ親切に足場作ってくれたりするのは萎える。
・主人公含めてキャラクターの言動が、全体的に幼い。社会人プレイヤーにはきついかも。
・ギミックちょっと多すぎでは。正直、最後の方は楽しいというよりもう面倒だった。
・ゲームなので言っても仕方ないことだが、断崖絶壁に生えた１枚の葉っぱの上をぴょんぴょん飛び移ったり、
あまりに非現実的な動きにはちょっと白けた。
COMMENT
散々言われてきたことだろうが、あまりにも前作までとコンセプトが違い過ぎて、軌跡の名を冠する必然性には疑問が残る。
碧の軌跡のエンディングが承知の通りなので、「前作と関わりがない」とどれだけ公式に明言されていても、気にしない訳にはいかなかった。ゲーム内ではストーリーと無関係の隠し要素であるみっしぃを公式ページの登場人物にわざわざ載せたり、「タイトル釣り」の意図が全くないというのは少し苦しいだろう。
ＡＲＰＧとしては間違いなく良作だけど、もしこの作品が「ＺＷＥＩ３」や「那由多の夏休み」というタイトルなら、わざわざ買わなかったという人は、確実に一定数いるだろう。少なくともここに一人いる。
Amazonレビュー
レビュー者： ジェダイ レビュー日： 2012-07-29軌跡シリーズの名前を借りたZWEIシリーズの新作ですね。
肝心のゲーム内容ですが、あまり面白くなかったです。
剣のアクションなど結構種類はあるのですが、使う機会がほとんどなかったり、
同様に魔法の数も多いのですが、どれも似たり寄ったりであまり使い分ける必要性がなかったり、
全体的に無駄な贅肉が多いような感じを受けました。
同じステージをギミックを変えては何度もプレイを強いてきますし、ちょっと飽きますね。
クリアまで20時間程度を要しますが、もう少しシンプルにまとめればまた違ったかもしれません。
お話も今一歩でしたし。
ただ、音楽だけは相変わらずのファルコムサウンドで良かったです。
セルジュとかミラとか軌跡シリーズの呼称が無理やり出てくるくらいで、過去の軌跡シリーズとはお話、世界観ともに全く別物なので、
過去の軌跡をプレイしていないからという理由で購入を迷っている方は、そこに関しては気にしなくて大丈夫です。
同様にZWEIシリーズもプレイしていなくて大丈夫です。
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GOOD!
・アクションが爽快
バシバシ倒せてサクサク進める。が、頭を使う箇所やタイミングを合わせる場所もありバランスが良い。
各ステージも程よい長さで、四季変化もあり数も豊富。
・音楽
今回も良かったです。
同じステージでも四季変化でＢＧＭも変わるので、それだけで雰囲気が変わり新鮮味がありました。
・これ１本で完結してる
後々、続編が出ない…とも言いきれませんが、
空の軌跡や、零碧のように続編ありきでなかったのは良かったです。
｢那由多の軌跡｣だけで物語がきっちり完結してると思います。
BAD/REQUEST
・ストーリー、世界観
基本的に島と異世界との往復だけで進んでいくので、従来の軌跡シリーズと比べて物語も行動範囲も非常に狭すぎる。
ストーリーはファルコム風というか、
これはこれで良いのですが、ナユタとノイ以外あまり目立った部分もなく掘り下げもなく、おかげで、なんとなくこんなキャラかな?程度でどんどんイベントが進んでいきました。
感動できたのはノイ関連だけ。
クエストも、もっともっと数を増やして良いと思う。
・ボイス
ストーリー上でのことですが、あったりなかったりあまりに中途半端なのが気になりました。
声優さんの演技はとてもよかったので、あるならせめて１イベント中は全部喋って欲しかった。
・顔グラフィック
３Ｄキャラでもちゃんと表情は変わるのですが、大まかで細かい部分が分かりずらい。
これまで通り吹き出しに顔グラフィックが欲しかった。
COMMENT
軌跡シリーズは、空?碧までプレイ済みです。
それを踏まえてですが、
今回の那由多の軌跡は、これまでの軌跡とは全くの別物だと思いました。
これまでを期待してプレイするとガッカリする人も多いと思います。
ただ、アクション部分は良いと思うしソフト単体としては決して悪くないです。
１週目で終わりでなく、すぐ２週目もやりたいと思いましたし、個人的には良作に入るゲームでした。