DUNAMIS15 (デュナミスフィフティーン)
タイトル概要
中央値: 64 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
標準偏差 6 (難易度) 1.00 mk2レビュー数 2ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
514人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
508人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 4pt | 2pt | 4pt | 5pt | 1pt |
総合点
70pt
70pt
GOOD!
【快適さ】
・ノベルゲーにありがちな選択肢を迫られる場面では、事前にシステムが
セーブをしてくれるので、いつでも好きな選択肢の場面に立ち返ることができ、
安心してプレイすることができます。
・ゲームの進行具合と、選択肢に応じたフローチャートが用意されているので、
バッドエンドへの選択肢などをあらかじめ把握した上で、
心地よくプレイすることができます。
【グラフィック】
・ギャルゲーやノベルゲーのジャンルではありながらも、
過度に萌えを意識したグラフィックではないところに好感を持てました。
また、妙にリアリティーを漂わせるシナリオの内容と良くマッチしていて、
より深くゲームの世界に入り込むことができました。
BAD/REQUEST
【オリジナリティー】
・世界観やストーリーはとても良く出来ていると感じましたが、
ever17,remember11,12rivenをプレイしてきた身としては、
色々と考えさせられる結末でした。
COMMENT
【ノベルゲー初心者には強くおすすめします】
ノベルゲーとしてのシステムはとても良く出来ていると思います。
ストーリーも一本道で迷うことはなく、順当にゲームをクリアすれば
CGもコンプリートできる仕様です。
[
問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: 篠田 一毅 レビュー日: 2014-04-17
個性的な登場人物が描くストーリーが面白い。
内容は人を選ぶかもしれないが、自分には合っていた。
続編が出ることはないと思うが、もし出たら間違いなく買うだろう。
単純なハッピーエンドに飽きている人にお勧めしたい。
内容は人を選ぶかもしれないが、自分には合っていた。
続編が出ることはないと思うが、もし出たら間違いなく買うだろう。
単純なハッピーエンドに飽きている人にお勧めしたい。
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GOOD!
・多視点で語られるストーリー
全五章、それぞれ別のキャラクターの視点で語られます。
物語の謎であったり、キャラクターの内面であったりがこれによって徐々に明かされていくのが非常に面白いです。
このゲームの醍醐味といってよいでしょう。
・キャラクター造形が単純でない
ノベルゲームでは、キャラクターが魅力的であるかどうか、感情移入ができるかどうかというのが重要だと思います。
このゲームでは、いわゆるツンデレのような典型的なキャラクターが押し出されることなく、前述の多視点によって、それぞれの内面がストーリーに準じて丁寧に描かれます。
ですので、物語が終わる頃には、どのキャラクターにも愛着が涌くようにできていると思います。
・グラフィック、サウンド、エフェクト、システムなど、ノベルゲームで重要な部分が高水準
どれも手が抜かれていると感じるものはなく、満足できました。
BAD/REQUEST
・ストーリーの広げた風呂敷を畳みきれていない
一応、ある程度の問題の解決は見られ大団円を迎えますが、不可解な部分が多々あります。
この作品の市川プロデューサーが以前手がけた「infinityシリーズ」のようなカタルシスを期待していると肩透かしを食らいます。
色々なSF設定がありますが、主題にあるのは人間模様や倫理といった感じです。
・キャラが若干乙女ゲー趣味
特に、男性キャラがそういう風に描かれていると感じました。(ぶっきらぼうマッチョ、ギャップチャラ男、真面目委員長、やさぐれ保険医)
内面描写が絶妙なので、個人的にはあまり気になりませんでしたが、気にする人は気にするかもしれないと思いましたので一応。
・フローチャート(&回想)が使いにくい
システムは概ね使いやすいのですが、唯一気になる点です。
一章当たり100前後のジャンプポイントがあり、全五章。
それが一列に並んでいるので、五章から一章に飛びたいと思うと若干の手間がかかります。
また、このゲームは本編のセーブとは別にシステムのセーブを用意しているのに、本編の現プレイ場面より前にしかジャンプできず、既読であったとしても現プレイ場面より先に飛べません。
ですので、ジャンプする前にセーブまたはクイックセーブをしていなければ、既読スキップをしなければ現プレイ画面に戻れません。
自動セーブにジャンプ時セーブがないので、この点には注意が必要です。
他にも、エクストラにフローチャートによる回想がありますが、ジャンプポイント単位でフローチャート画面に戻されます。
場面だけでなく選択肢もジャンプポイントに該当するため、選択肢がない場面はよいのですが、選択肢がある場面では場面の途中でフローチャート画面に戻されます。
このように、エクストラの回想はシーンが細切れになってしまいますので、それが気になる方は、本編のエピローグでのセーブデータを保持しておき、いつでも本編でジャンプできるようにした方がよろしいと思います。
その場合、PSP追加エピソードで本編のセーブを上書きすることができるので、追加エピは別のところにセーブするように注意しましょう。
・パッケージや説明書、公式サイト、PVの内容説明がネタバレ
物語の中盤で明かされる部分が思いっきりばらされています。
BAD冒頭で述べた通り、謎への配慮よりもそれを前提にした人間模様が優先なのは理解できるのですが、それでももっとやりようがあっただろうと思います。
宣伝の作品内容と作品内冒頭の説明で齟齬があるため、非常に奇妙な感覚に陥りました。
・一部挿入歌のループ設定がない
ループさせるには作曲の時点から気を遣わないといけないので、仕方ない部分もあると思いますが、演出にも力が入っている作品なので少し残念なところです。
特に、クライマックスの部分で無音状態が続いてしまったのが興ざめでした。
・トロフィーで明かされていた時系列が示されない
この作品は据置きで出ていたものの移植作品です。
章によって多少の時系列の前後があり、据置き版では章クリアのトロフィーにより時系列が示されますが、PSP版では該当するものがありません。
クリア後、検索するなど各人で確認する必要があります。
COMMENT
題名や宣伝の文句、プロデューサーなどから、「infinityシリーズ」(というか、Ever17)のようなカタルシスを期待していましたが、全く違った方向性だといえます。
多視点による内面描写が絶妙で、サスペンス作品としては、謎が伴う恐怖を十分に堪能できました。
しかし、物語の解決に関していえば、大きく広げた世界観に比して、あっけない収束に向かったという気がします。
BADついて多く割きました。
システムに関していえば、挙げられている以外は非常に高水準でまとまっています。
しかし、だからこそ気になる部分が致命的で、スタッフのユーザーに対する意識が足りていないと感じました。
特に、時系列の提示は、物語の解釈に重要な部分ですし、移植作業にあたってもう少し丁寧に扱う部分だったと思います。