ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 2pt | 2pt |
84pt
GOOD!
前作既プレイ。ミステリーファンです。
●シナリオ
サイコポップの看板に恥じない、コミカルとグロテスクが同居する独特のノリ。ハマる人はどっぷりハマると思います。
構成が非常によく練られており、ADVのシナリオとしてはかなりの高水準。緩急が非常にしっかりした構成で、盛り上げるべきところでしっかり盛り上げてくれます。
犯人の動機づけが前作より凝っているのも○。
また、最近のゲームでは珍しい強いメッセージ性を孕んだアツいシナリオなのも好印象。
●ゲーム性
前作とさほど代わり映えはしませんが、推理ADVとしては安定した品質をキープしています。
反論ショーダウン、アイランドモードなどゲームとしての幅を広げる新要素の数々に、開発者の気合を感じます。
●ボリューム
満足です。推理ADVとしては丁度いい長さではないでしょうか。
おまけが充実しているのでクリア後も結構遊べます。
●音楽
素晴らしいです。前作のアレンジが多いのですが、『学級裁判』はあの曲でないと雰囲気が出ませんよね。
南国が舞台ということもあってか新曲はポップな曲調が多く、これはこれで新鮮です。
●満足度
上記の通りシナリオ、ゲーム性、ボリューム、音楽とどこをとってもクオリティが高いです。
この手の推理ゲームは大好きで、そこそこ数は遊んでいるのですが、その中でも一、二を争う名作だと感じました。
それこそ寝るのも忘れるくらいに熱中してプレイし、大満足のうちにクリアしました。よって満足度、熱中度は5点とさせていただきます。
BAD/REQUEST
●シナリオ
後半の展開。やや人を選ぶと思います。
「これこそダンガンロンパ!」とノリノリで楽しめる人と、醒めてしまう人に分かれるんじゃないかな。
●推理モノとして
前作同様、ミステリーとしてはやや弱いです。
アリバイ崩し、暗闇の殺人、マザーグース殺人、特殊建造物内の殺人、と古典名作の美味しいところをつまみ食いしたような内容なので、ミステリー入門にはいいかもしれません。
シナリオ構成はしっかりしているので、コアなミステリ愛好家でもミステリーだと思わなければ楽しめると思います。
●ロジカルダイブ
あまり面白くない上にやたら難しい。いらない気がします。
COMMENT
推理モノのADVとしては10年に一本クラスの名作ではないでしょうか。
この手のゲームが好きな方なら、やって損はないはず。
オススメです。
Amazonレビュー
レビュー者: ミナト レビュー日: 2012-07-28閉塞感がない無人島だからか、前回ほどの絶望感が味わえなくて少しがっかり。
面白くはあるけど前作には劣るかな、という感じでプレイしていました。
ですが後半から一気に謎と絶望と恐怖が押し寄せてきて、足元が崩れるような感覚を味わうことに。
5章の真相なんか「その発想はなかった」状態で、推理物の醍醐味を味わえました。
これぞダンガンロンパ!
序盤の違和感も伏線回収した後はむしろ納得!
クリア後特典や前作の伏線回収も合わさって、期待以上の面白さを味わえました。
前作をプレイした方は絶対やるべきです。
おまけの小説も笑えましたし。
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GOOD!
前作クリア済みです。
その上でのレビューになります。
オリジナリティーおよびグラフィック
前作でもう完成しきっていたし、今作で特に進化を感じなかったので3です。
サウンド
前作ほど印象に残らなかったので2です。
快適さ
今作ではマップからショートカットができるようになっています。
その点は前作よりも良くなっています。
しかし、追加された学級裁判でのよけいなアクション要素を考えると、2が妥当だと思います。
BAD/REQUEST
悪いところ…それはもうたくさんあります。
グラフィックス
前作以上に「オタク向け」に特化したものとなっています。
少なくとも、自分はこのゲームを友人には勧められません。
まあ、それはグラフィックスに限らず、登場人物たちの言動にも言えることですが。
今作のモノクマは、前作以上にうっとおしく感じました。
熱中度
捜査パートでの、登場人物たちの余計な会話が多すぎます。
まったく笑えませんし、これもまた「オタク向け」が過ぎると思います。
必要な情報が”1”とすると、余計な会話は”5”といったところでしょうか。
製作者は「キャラクターに感情移入させるため」とでも思ってこうしているんでしょうか。
快適さ
前作でもまったく必要ないだろうと思っていた学級裁判でのアクション要素が増え、より煩わしいものになってしまいました。
必要な答えはわかっているのに、どうしてここで足止めを食うんだろうとアホらしくなります。
COMMENT
とにかく「萌え要素」が、煩わしく感じてしょうがありませんでした。
まあ、声優がベラベラと喋るADVという時点で理解しておくべきだったのかもしれませんが。
ADVに必要以上の声は必要ないのだと、改めて実感しました。
学級裁判でもそれぞれのキャラクターたちが喋るので、必要以上に時間がかかります。
ゲームが快適でないので熱中度や満足度も下がったというところでしょうか。
前作からグレードアップした部分が軒並み鼻について、プレイに熱中できませんでした。
これは謎解きADVでなく「キャラゲー」です。
自分には合いませんでいしたが「萌え」「声優」「オタク向けでメタな言動」などが好きな人には良いのではないでしょうか。
※追記
「オタクっぽさ」という言葉に”中傷を受けた”という意見や”人格を否定
された”と思われた方がいらっしゃったようなので、もうちょっと詳しく感想を述べます。
一枚絵や文章に、前作以上の過剰なエロ要素があり、正直、引いてしまったというのが「オタクっぽさ」という言葉の根拠です。
前作からそんなところをパワーアップさせてどうするんだよ…と、残念に思ったがゆえの文でした。
「オタク」という言葉に反応させてしまったのならすみません。