ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 2pt |
44pt
GOOD!
前作プレイ済み。前作との比較を中心にレビューします。
●グラフィックス
マップ上のユニットが前作に比べ綺麗になっている。
また、特定の組合わせで専用のカットインが入ったり、特殊武装の演出が派手だったりと戦闘アニメーションの出来も良い。
○ボリューム
前作から80体ほど増えてユニット総数784体。順調に増えてるようです。
○マスタースキル
今作の新要素。便利なものが多く色んな場面でプレイヤーの助けになってくれる。
○スキルの仕様変更(良い所)
経験値アップ系のスキルが汎用化されたことによりパイロットや機体のレベル格差が出難くなった。
○オプションパーツの取得条件変更
前作では半分以上がクリア後に解放されるという意味不明な仕様でしたが、今作ではステージのクリア状況で徐々に開放される仕様に変更された。
○戦艦の経験値稼ぎ
マスタースキル「移動後攻撃」や、援護射撃ボーナスなど今までに比べ戦艦クルーの経験値が稼ぎやすくなっている。
BAD/REQUEST
●快適さ
データインストールしてもかなりロードが長い。中でも特に酷いのは戦闘アニメーションの前後。アニメーションが始まるまでに10秒弱、マップ画面に戻るのに20秒弱のロードが入る。せっかくアニメーションの出来が良いのにこれでは誰にも見てもらえないだろう。
○ストーリー
前作に引き続きワールドシグナル云々のお話だが、内容など有って無きが如し。
ストーリーに関わるオリジナルキャラクターのデザインが壊滅的にダサい上に姿を見た瞬間話のオチが見えてしまうという有様である。
○オーバーインパクト
今作の新要素。端的に言うと条件を満たすとゲストユニットが敵になる。
適当な原作セリフを叫んで反転するだけという手抜きイベントな上に、前以てゲストを囲んでおけば発生と同時に撃破可能というお粗末なシステム。
最も酷いのは主人公級の強機体があっさり捕獲できてしまうことである。これは多数の量産機をただのプロフィールを埋めるためのコレクション要素に貶めるだけの糞システムだと断言する。
○多段ヒット武装の廃止
ユニットの選択の幅を狭めただけの改悪。この仕様変更で日の目を見ることが無くなった機体は多い。
○スキルの仕様変更(悪い所)
経験値アップ系のスキルだけでなく、ほぼ全てのスキルが汎用化されたため最早パイロットの個性など皆無。
スキルの所持数も3個に減らされたので使うスキルが似通ってくるし、ACEポイントでステータスを強化できるならもうパイロット選びに意味がなくなる。
○コピー体
特定のステージで登場するコピー体ですが、ユニットをコピーするだけならまだしも強化した能力値までコピーするのはやりすぎ。
プレイヤーが重点的に強化した機体がコピーされた場合、まずリセット確定なのでシュミレーションゲームとしての面白さに全く繋がっていない。
○ムービーが少ない
全編通して3つだけ。ムービーもシリーズの見所の一つだと思ってましたがバッサリと切り捨てられました。
○ACEポイントの仕様変更
戦艦撃破のポイントが10ポイントに引き上げられたのですが、この変更のせいで全員でACEポイントランキング1位を取るのがかなり困難になりました。全てのイベントを発生させた場合はまず不可能だと言っていいと思います。
○要望
これはあくまで要望ですが、ユニット生産画面で開発先を見れるようにしてほしいです。プロフィール100%を目指す場合一々プロフィールを確認するのが面倒です。
COMMENT
◆総評・感想など◆
プロフィール100%達成済み。
前作からグラフィックやボリュームなど進化した部分はあれど、肝心のゲーム性の部分が大幅劣化したため、ただボリュームがあるだけの詰まらないゲームに成り下がってしまった。
自分は初代Gジェネのころからほとんどの作品をプレイしてきたが、その中でも最低の出来だと言っていいです。
最新作はソシャゲになってしまったようですし、シリーズの終焉が見えた気がします。
Amazonレビュー
レビュー者: 玄奘SANZO レビュー日: 2013-01-25良かった点は
・戦艦の回頭にターンを消費しない
・シークレットで登場するパイロット付きユニットを倒すと、その僚機を捕獲できる
・ジェネレーションブレイク時のイベントもスキップできるようになった(一度クリアする必要あり)
・フリーズバグはなくなっている
・ダウンロード版だとロード時間が短い
・個性が一気に増えたマイキャラ(明らかに他作品から性格を持ってきたキャラも結構いる)
特に3番目と5番目、自分のGジェネのプレイスタイルは、ユニットをじっくり育ててから進めること(クリアよりもギャラリーを埋めることが優先)なので、同じステージを何度もプレイしてもストレスを感じさせない仕様はありがたかったです。
悪かった点はレビュアーの方も指摘しているようにストーリー。特にワールドから引き続き、新しい勢力が出てくると蚊帳の外に置かれるキャラが多くいる点です。
(例:「ダカールで演説を始めた直後にシャンブロが現れ、以後忘れ去られるクワトロ」「カットイン付きでまた大暴れするのかと思わせておいて、東方不敗&デビルガンダムとエンジェルハイロゥに出番を持っていかれるギンガナム」等)
ジェネレーションブレイクには批判が多いようですが、自分は「ネタ切れ防止の苦肉の策」と考えています。
自分だけのオリジナル部隊でガンダムの歴史に介入するのがGジェネの魅力ですが(自分もそれに惹かれました)、新作が出るたびにガンダム大地に立つをやらされては飽きるのではないかという危惧もあります。
同じ素材を飽きずに何度も味わえるようにするには、素材をダメにするという危険がありながらも強力なスパイスが必要だった。それがジェネレーションブレイクだったのでは。
ジェネレーションブレイクは次回作以降にも取り入れられるでしょう。だからこそ、それでいかにプレイヤーたちを納得させ、感動させる演出を作ってほしいです。まずは前述のハブられるキャラを無くすところから。
あとオーバーインパクトをまた取り入れるのならベーシック機は廃止して下さい。逆にベーシック機を残すのならオーバーインパクトは無くしてほしい。
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GOOD!
・カスタムサウンド
プレイするにおいて、背景にあるBGMの選択を完全にプレイヤー側に「投げた
」。これにより『一作品』としてではなく、『私個人のGジェネという作品』という観点から世界観を自由に構築できるようになった!
「オーバーワールド」とはよく言ったもので、「定番」「良い悪い」という人により異なる様々な定義・違いを越えて、「一人一人がその価値観・作品観を創造していけばよい」という『世界的な視点』をGジェネスタッフが持ったこと自体がとても素晴らしい、進化だと思ったんだね。
・システム、持続性
ユニットのLv上げ、キャラクターのレベルUP。拘りのチーム・作品を編成し育てていける自由度が良し。全体を通して難易度が高い(長さ?)のも、挑戦心、闘争心を煽るためにあるようなものと受け取ることもできます
BAD/REQUEST
・ステージによってはMAP上の移動が非常に面倒
ブレイクを起こす、インパクトを起こす場合、画面の左端から右端まで戦艦で5~7ターンはかけての大移動。移動力+5のハイパー・ブースターを付けられるのはMSのみで、戦艦は移動力+2にのメガ・ブースターのみ。それでも遠い
後半になるとほとんどの場合、条件に『ターン制限』が加えられ、画面端から画面端(初期の広さから更に増長される場合も)までブレイク・インパクト後のMS・資金・経験値のため大移動。
緩急を付けたり、MSの回復時間、余韻というものを感じるには少々不満が。
「難しい」「間に合わない」「(トリガー)失敗」というものを、できることなら「強い」「勝てない」というものにしてほしかった。具体的にはどういうものかというと、
「超強気のロザミアが乗るサイコガンダムMk-Ⅱを倒す」「周囲をザクⅡ×12体に囲まれる」など。オーバーワールドの「英雄なる戦慄」からターン制限を抜かした感じかな
他会社のガンダムゲーム以上に作品を尊重し扱うことができるのがBANDAIの良いところであるので、原作に忠実にする、即ちプレイヤーに(MSに)挑ませる、戦わせる(歴史を歪ませた側(プレイヤー)が次の組織を相手にする)といったところに方向転換してもらえたら尚良し!
・00,SEEDのシナリオが多い
これはBADというより、私的にGOODに近いが
問題は「構成」の部分。1stからAGE辺りまでほぼ全て(ではないが)のガンダム作品を扱っているのだが、やはり数が多すぎて、1作品の1~2シナリオを再現するには多少無理が見えてきた。
宇宙世紀はもう十分にやった。というところだろうか、スピリッツのように「Vまで」と分け
「G以降」と、2つのバージョンに分ける(この商法はあまりお勧めできないが)という工夫など欲しい。
「統一」に拘ると必ず、どちらかが廃れ、結果どちらも廃れる。興味があれば興味を持てばいいし、持てなければ持たなければいい。全ては本人の自由。
・非戦闘時の(フィールドの)BGMが多少早い
「原作に忠実」なGジェネだけど、「原作の空気には忠実か」というとこ。過去のGジェネ、スーパーロボット大戦のフィールド上のBGMを聞くと分かるが、ここまでテンポが速くはない
クロスボーン、ガンダムWなどロックな類のものは、戦闘中だからこそ許されるのであって通常会話時に流れていると少し疑問。上記のトリガー発動条件である「ターン制限」を更に焦らせる一要因ともなっている(それで過去のスパロボ・Gジェネの自然な曲をもってきて外伝・オリキャラに設定して流してる)ので残念。
・敵破壊時のセリフが無い、一部の声優の役変更
ここも容量の問題で解決できれば良いが、一般兵、ニューロのセリフが無いと、こちらが撃破したという実感があまり得られない。それで「この作品のこの敵に挑む」というよりは、むしろ「この作品のこの課題をクリアし、ポイント・達成感を得る」というものに近い
声優に関しては、特に無いんだけどやはりブライトさんは鈴置洋孝さん、マ・クベは塩沢兼人さんで(他Z、Vなども)。
次回はカスタムサウンド+ボイスサウンドの実装(これで原作再現はほぼ100%)を、、ぜひ!!
COMMENT
次回作があるのなら、どういったものになるか非常に気になります。
今回で最後のGジェネであるならば、「もはや出し尽くした」として良し。PSPの作品としては85点