ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 1pt |
49pt
GOOD!
■美麗で迫力のある戦闘グラフィック
■圧倒的な機体数とキャラ数
■カスタムサウンドの実装により、BGMを自由に選択できる
■前作と比べて、スキルの付け外しが自由な為選択肢が増えた
■機体の成長(改造)の上昇値がパイロットのレベル等に依存せず
一定の上昇値になった為、鍛え直しを気にせずレベル上げが出来る
■バンナム製品なのにDLC商法が無く、これ一本でフルボリューム
BAD/REQUEST
■ストーリーが意味不明、繋がり皆無
序盤のステージで後継機が出てきて、終盤のステージで前半の機体が出てきたりする
■多段兵器がなくなった
大ダメージ一発勝負か、数撃って当てる(エース級パイロットなら全部当てて凄い強い)
みたいな機体とキャラの組み合わせによる深みがなくなった
■オリジナルキャラが不快
■ストーリーをクリアする以外にやる事がない。対戦とかガンダムファイトとかない。
■カスタムサウンドは不具合が多い
■飛べない機体が空中の敵にも接近して攻撃出来たり、地形や適正の存在意義が希薄
■パイロットにセット出来るスキルの数が減り、強弱の偏りもある為ワンパターン化
COMMENT
前作でもレビューをさせて頂き、その際は好きな機体と好きなキャラで俺TUEEするゲームと評しましたが、近作ではその風潮が一層強まりました。
ガンダムに興味がない人にはおススメ出来ないゲームです。戦略ゲームとしては満足に遊べる代物ではありません。キャラ・機体数は多くても遊びのバリエーションが少ない点もその一員です。
ホント何で過去作品にあった強いOPを取る為のチャレンジモード(ガンダムファイト)や対戦がなくなっちゃったんだろう。
機体の数が多いのでパラメータ設定なども難しいのでしょうから悪い点には入れませんでしたが、一部機体のテコ入れが激しいように感じました。
例・ユニコーンガンダムの必殺技「普通に接近して斬る」攻撃が最大10マスで、Zの「飛行機に変形して接近する」攻撃やZZの「超出力ビームをぶっぱなす」攻撃の射程が異様に低い。
キャラゲーなのはこちらも割り切っているので、ちゃんと色んな層のファンが楽しめるように上手に調整して欲しいものです。
Amazonレビュー
レビュー者: 玄奘SANZO レビュー日: 2013-01-25良かった点は
・戦艦の回頭にターンを消費しない
・シークレットで登場するパイロット付きユニットを倒すと、その僚機を捕獲できる
・ジェネレーションブレイク時のイベントもスキップできるようになった(一度クリアする必要あり)
・フリーズバグはなくなっている
・ダウンロード版だとロード時間が短い
・個性が一気に増えたマイキャラ(明らかに他作品から性格を持ってきたキャラも結構いる)
特に3番目と5番目、自分のGジェネのプレイスタイルは、ユニットをじっくり育ててから進めること(クリアよりもギャラリーを埋めることが優先)なので、同じステージを何度もプレイしてもストレスを感じさせない仕様はありがたかったです。
悪かった点はレビュアーの方も指摘しているようにストーリー。特にワールドから引き続き、新しい勢力が出てくると蚊帳の外に置かれるキャラが多くいる点です。
(例:「ダカールで演説を始めた直後にシャンブロが現れ、以後忘れ去られるクワトロ」「カットイン付きでまた大暴れするのかと思わせておいて、東方不敗&デビルガンダムとエンジェルハイロゥに出番を持っていかれるギンガナム」等)
ジェネレーションブレイクには批判が多いようですが、自分は「ネタ切れ防止の苦肉の策」と考えています。
自分だけのオリジナル部隊でガンダムの歴史に介入するのがGジェネの魅力ですが(自分もそれに惹かれました)、新作が出るたびにガンダム大地に立つをやらされては飽きるのではないかという危惧もあります。
同じ素材を飽きずに何度も味わえるようにするには、素材をダメにするという危険がありながらも強力なスパイスが必要だった。それがジェネレーションブレイクだったのでは。
ジェネレーションブレイクは次回作以降にも取り入れられるでしょう。だからこそ、それでいかにプレイヤーたちを納得させ、感動させる演出を作ってほしいです。まずは前述のハブられるキャラを無くすところから。
あとオーバーインパクトをまた取り入れるのならベーシック機は廃止して下さい。逆にベーシック機を残すのならオーバーインパクトは無くしてほしい。
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GOOD!
・カスタムサウンド
プレイするにおいて、背景にあるBGMの選択を完全にプレイヤー側に「投げた
」。これにより『一作品』としてではなく、『私個人のGジェネという作品』という観点から世界観を自由に構築できるようになった!
「オーバーワールド」とはよく言ったもので、「定番」「良い悪い」という人により異なる様々な定義・違いを越えて、「一人一人がその価値観・作品観を創造していけばよい」という『世界的な視点』をGジェネスタッフが持ったこと自体がとても素晴らしい、進化だと思ったんだね。
・システム、持続性
ユニットのLv上げ、キャラクターのレベルUP。拘りのチーム・作品を編成し育てていける自由度が良し。全体を通して難易度が高い(長さ?)のも、挑戦心、闘争心を煽るためにあるようなものと受け取ることもできます
BAD/REQUEST
・ステージによってはMAP上の移動が非常に面倒
ブレイクを起こす、インパクトを起こす場合、画面の左端から右端まで戦艦で5~7ターンはかけての大移動。移動力+5のハイパー・ブースターを付けられるのはMSのみで、戦艦は移動力+2にのメガ・ブースターのみ。それでも遠い
後半になるとほとんどの場合、条件に『ターン制限』が加えられ、画面端から画面端(初期の広さから更に増長される場合も)までブレイク・インパクト後のMS・資金・経験値のため大移動。
緩急を付けたり、MSの回復時間、余韻というものを感じるには少々不満が。
「難しい」「間に合わない」「(トリガー)失敗」というものを、できることなら「強い」「勝てない」というものにしてほしかった。具体的にはどういうものかというと、
「超強気のロザミアが乗るサイコガンダムMk-Ⅱを倒す」「周囲をザクⅡ×12体に囲まれる」など。オーバーワールドの「英雄なる戦慄」からターン制限を抜かした感じかな
他会社のガンダムゲーム以上に作品を尊重し扱うことができるのがBANDAIの良いところであるので、原作に忠実にする、即ちプレイヤーに(MSに)挑ませる、戦わせる(歴史を歪ませた側(プレイヤー)が次の組織を相手にする)といったところに方向転換してもらえたら尚良し!
・00,SEEDのシナリオが多い
これはBADというより、私的にGOODに近いが
問題は「構成」の部分。1stからAGE辺りまでほぼ全て(ではないが)のガンダム作品を扱っているのだが、やはり数が多すぎて、1作品の1~2シナリオを再現するには多少無理が見えてきた。
宇宙世紀はもう十分にやった。というところだろうか、スピリッツのように「Vまで」と分け
「G以降」と、2つのバージョンに分ける(この商法はあまりお勧めできないが)という工夫など欲しい。
「統一」に拘ると必ず、どちらかが廃れ、結果どちらも廃れる。興味があれば興味を持てばいいし、持てなければ持たなければいい。全ては本人の自由。
・非戦闘時の(フィールドの)BGMが多少早い
「原作に忠実」なGジェネだけど、「原作の空気には忠実か」というとこ。過去のGジェネ、スーパーロボット大戦のフィールド上のBGMを聞くと分かるが、ここまでテンポが速くはない
クロスボーン、ガンダムWなどロックな類のものは、戦闘中だからこそ許されるのであって通常会話時に流れていると少し疑問。上記のトリガー発動条件である「ターン制限」を更に焦らせる一要因ともなっている(それで過去のスパロボ・Gジェネの自然な曲をもってきて外伝・オリキャラに設定して流してる)ので残念。
・敵破壊時のセリフが無い、一部の声優の役変更
ここも容量の問題で解決できれば良いが、一般兵、ニューロのセリフが無いと、こちらが撃破したという実感があまり得られない。それで「この作品のこの敵に挑む」というよりは、むしろ「この作品のこの課題をクリアし、ポイント・達成感を得る」というものに近い
声優に関しては、特に無いんだけどやはりブライトさんは鈴置洋孝さん、マ・クベは塩沢兼人さんで(他Z、Vなども)。
次回はカスタムサウンド+ボイスサウンドの実装(これで原作再現はほぼ100%)を、、ぜひ!!
COMMENT
次回作があるのなら、どういったものになるか非常に気になります。
今回で最後のGジェネであるならば、「もはや出し尽くした」として良し。PSPの作品としては85点