円卓の生徒 The Eternal Legend
タイトル概要
中央値: 71 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 8.98 (難易度) 3.11 mk2レビュー数 9ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
460人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
Amazonレビュー
レビュー者: スパイシーチキン レビュー日: 2014-11-08
先に「剣の街の異邦人」をプレイしましたが、システムが気に入り、今更ながらvitaでDL版を購入しました。
当然ではありますが、本作はPSPの作品なので、vitaでプレイした場合、画質はあまり良くないので、DL版購入される方はご注意下さい。
それでも文字が読みづらいといったことは一切なく、プレイに全く支障はありません。
本題ですが、本作はファンタジーな世界観とキャラデザのRPGとなっていて、いかにも「今風」の雰囲気を醸し出していますが、キャラゲーでもなければ萌えゲーでもなく学園ものでもなく、ゲーム自体は本格的なダンジョンRPGが楽しめます。
イベント、ムービーシーンももちろんありますが、あくまで戦闘に重きを置かれていて、戦闘を楽しむためのゲームと言えると思います。
主人公は100年前死んだ円卓の騎士と呼ばれる英雄の転生であり、舞台となる時代では先生と呼ばれ慕われます。
そして、慕ってくる仲間たちが便宜上「生徒」となるわけです。
自キャラ、そしてこの生徒を育て、パーティ構成を組み強くなっていく、これがこのゲームの醍醐味です。
ダンジョンは一人称視点で進む形となっていて、その道中には仕掛けなどもあります。
一人称視点なのでグングン進んでいく臨場感を感じます。
ゲームシステムとしては、初期のドラクエをやった程度であってもすんなり受け入れることが出来るほど敷居は低いと思います。
それでいて、前衛、後衛のシステムにより、戦闘の深みも感じることも出来ます。
カーソルを当てた項目を連続で選択する高速戦闘も出来るので、攻略済、踏破済のエリアや、格下の相手との戦いも非常にスピーディです。
その他、先生として生徒と面談や食事を行い絆を深めたり、食材を使い料理したり、いらなくなった武具を溶かし、より武具の熟練度を早めたりすることも出来ます。
最新のゲームと比べてしまうと、トロフィーがなかったり、自動移動がなかったりと、多少不便もあるのですが、それを踏まえても、今からでもやっておくべき価値のあるゲームです。
ここから☆マイナス1の理由です。
一部謎解きが面倒な箇所があります。
RPGでは一切攻略を見たくない自分でさえ、面倒くささに答えを見て進めました。
また、同時期のタイミングでマップ移動が一時的に不可になります。
イベントのために仕方ないことですが、ほとんどのプレイヤーはここで足止めを食らうことでしょう。
これがモチベーションの低下につながり、私もプレイを一度辞めました。
総評して、強くなることを実感しながらしっかり冒険を楽しめるRPGです。
全体的に良い意味でさっぱりとしているので、非常にプレイしやすいです。
vitaでのDL版もオススメです。
当然ではありますが、本作はPSPの作品なので、vitaでプレイした場合、画質はあまり良くないので、DL版購入される方はご注意下さい。
それでも文字が読みづらいといったことは一切なく、プレイに全く支障はありません。
本題ですが、本作はファンタジーな世界観とキャラデザのRPGとなっていて、いかにも「今風」の雰囲気を醸し出していますが、キャラゲーでもなければ萌えゲーでもなく学園ものでもなく、ゲーム自体は本格的なダンジョンRPGが楽しめます。
イベント、ムービーシーンももちろんありますが、あくまで戦闘に重きを置かれていて、戦闘を楽しむためのゲームと言えると思います。
主人公は100年前死んだ円卓の騎士と呼ばれる英雄の転生であり、舞台となる時代では先生と呼ばれ慕われます。
そして、慕ってくる仲間たちが便宜上「生徒」となるわけです。
自キャラ、そしてこの生徒を育て、パーティ構成を組み強くなっていく、これがこのゲームの醍醐味です。
ダンジョンは一人称視点で進む形となっていて、その道中には仕掛けなどもあります。
一人称視点なのでグングン進んでいく臨場感を感じます。
ゲームシステムとしては、初期のドラクエをやった程度であってもすんなり受け入れることが出来るほど敷居は低いと思います。
それでいて、前衛、後衛のシステムにより、戦闘の深みも感じることも出来ます。
カーソルを当てた項目を連続で選択する高速戦闘も出来るので、攻略済、踏破済のエリアや、格下の相手との戦いも非常にスピーディです。
その他、先生として生徒と面談や食事を行い絆を深めたり、食材を使い料理したり、いらなくなった武具を溶かし、より武具の熟練度を早めたりすることも出来ます。
最新のゲームと比べてしまうと、トロフィーがなかったり、自動移動がなかったりと、多少不便もあるのですが、それを踏まえても、今からでもやっておくべき価値のあるゲームです。
ここから☆マイナス1の理由です。
一部謎解きが面倒な箇所があります。
RPGでは一切攻略を見たくない自分でさえ、面倒くささに答えを見て進めました。
また、同時期のタイミングでマップ移動が一時的に不可になります。
イベントのために仕方ないことですが、ほとんどのプレイヤーはここで足止めを食らうことでしょう。
これがモチベーションの低下につながり、私もプレイを一度辞めました。
総評して、強くなることを実感しながらしっかり冒険を楽しめるRPGです。
全体的に良い意味でさっぱりとしているので、非常にプレイしやすいです。
vitaでのDL版もオススメです。
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GOOD!
以下のGOODは全て「Wiz系RPGである」という前提条件を元に読んでいただければ幸いです。
Wiz系は通常のRPGより高難度、圧倒的なやり込みが要求されます。
全体的に今までのWiz系作品を混ぜた上で、やや普通のRPGに寄せようとしたんだなと感じました。
一部システムやスキルは定番Wiz系RPGとモロに同じ物が出てきているので余計にそれを感じました。
・ストーリー
RPGではしばしばありがちな状態異常「魅了」を主軸としたストーリーはなかなかに面白く、中盤以降の展開は引きこまれる物があった。
多くのWiz系はストーリー()になりがちな傾向がありますが、このゲームは普通のRPGと比べて遜色ないレベルによく作られたストーリーだと思います。
・キャラクター
Wiz系にも関わらず、汎用キャラではなく、全員固有キャラという異色の本作ですが、どのキャラクターも魅力的でよかったと思います。
・独自システム
仲間同士の絆が非常に重要視されていて、それが数値化して成長可能なステータス扱いになっていたり、そのステータスが影響する特殊スキルが非常に重要になっているなど、通常名ばかりの「絆」についてゲーム的に掘り下げてシステムとして搭載したのは非常に面白いと思います。
・ダンジョン
今まで色んなWiz系ダンジョンRPGはやってきましたが、ここまで凝ったダンジョンは初めてかもしれません。中盤以降うんざりするほどの迷路+ギミックです。
幸いマッピング機能はあるので同じ所をぐるぐる迷うということはありませんが、広大かつ複雑なMAPを走り回るのは楽しめました。
・難易度
ノーマル、ベテラン、マスターの3つから選べます。マスターはノーマルのセーブデータから一部データを引き継いでプレイ可能な二週目用超難度モードという設定です。
自分の場合はノーマルをエンディング後までクリアして難しいとも簡単とも思わない感じでした。遊びやすく、ぬるすぎもしない難度が通常難易度として用意されていながら、やり込み用難度を用意してあるというのは、Wiz系ゲームではいいことだと思います。
・BGM
メインテーマを軸に、名曲揃いです。統一感もあり、「円卓の生徒」のタイトルやストーリーにもよくあった曲が多いと思いました。
・ロード時間
ほとんど読み込み時間がありません。
というか、むしろ不自然なレベルです。
UMD版購入でインストール500Mもありませんでした。にも関わらずゲーム起動時以外UMDシーク音がしません。インストールデータはちょくちょく読んでいるみたいなのですが、こんなにちょっとしかインストールしてないにも関わらず一切UMDを読み込まないのは非常に不思議でした。
・トラップエンカウントシステム
要はダンジョン内部の特定の場所に餌を仕掛けて、そこに寄って来た敵と戦うシステムです。この戦闘は通常の戦闘と異なり、宝箱100%ドロップ+中身が確定で装備品となっています。
このシステムが非常に優秀です。
前述したとおりMAPがあまりにも広大なので、通常エンカウントが頻発していたらストレスで禿げ上がるのですが、このトラップエンカウントシステムがあるのでこのゲームは通常エンカウントがかなり控えめとなっています。おかげで快適に戦えるというのが一点。
かならず敵が出現+宝箱を落とすのでレベリングやアイテム掘りが非常に捗るというのが一点。
置くアイテムによって多少の背伸びチャレンジができるというのが一点。
様々な面で非常に優秀なシステムだと思います。無論ダンジョン内にはトラップエンカウントに加えて、接触すると戦闘になるシンボルエンカウントがありますし、Wiz系なのでガンガン戦闘してレベル上げないと、とても前には進めないバランスになっていますので、通常エンカウントが少ないのをいいことに、サクサク強引に進めてぬるすぎるなどといったことはありません。
BAD/REQUEST
・使用キャラの強制
あくまでも自分の場合なのですが、途中で一時的に使用キャラクターが固定されるのが非常に嫌いです。このゲームはそのパターンがかなり多く、そこは残念でした。
スタメン落ちしてて、全然育ててないにも関わらず、あるダンジョンではそのキャラクターの使用を強要される。当然戦力にはならないし、死にまくるしで面倒。さらにそのキャラクターにパーティー枠を取られるので本来のスタメンのうち一人の育成が遅れるなどなど、かなりデメリットがあります。
何箇所かでこれがあり、強要されたキャラクターをスタメン付近まで引き上げる作業+その後、一時的に抜けてた本来のスタメンを続投したスタメン付近まで引き上げる作業で相当の時間を食いました。
・蘇生呪文について
相当なレベリングをしないとラスボス付近まで蘇生呪文、蘇生アイテムが使えません。これは相当バランス悪いなぁと思いました。
ダンジョンの奥地で目の前にはボスが居る、その直前であえなくメンバーの一人が死亡。泣く泣く町に帰って、またダンジョンの奥地まで走り抜ける作業が待っています。
また中盤以降は即死攻撃の存在もあってその作業が加速します。
エルミナージュユーザーには首切りゲーといえばご存知でしょうか。このゲームの場合首をはねられるわけではないので、厳密には即死ではないのですが瀕死攻撃というものがちょくちょく出てきます。
これによって運ゲーで突然死する可能性があるにも関わらず、蘇生呪文がラスボス付近までなかなか使えないので泣く泣く町に帰り作業を何度やらされたか…
COMMENT
PSP-3000 UMD版でプレイ
エルミナージュ+とともの+通常のRPGといった趣の異色のWiz系
こちらでのレビューも自分が見たときは1つもなく、店頭にも中古では一切見ない。
そんなわけで相当マイナーで不人気なソフトなのかなと思ったら、意外や意外。
非常に楽しめて驚きました。自分もマスターモードで2週目の最中なので、完全クリア後のやり込みも含めれば久々のプレイ時間100時間超えソフトになりそうです。
パクリだけで中身がない糞ゲーになっているわけじゃなく、うまく混ぜて新ジャンルを確立できたんじゃないかなと思いました。
次回作や類似作品が出たらぜひ購入したいと考えています。