ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt |
67pt
GOOD!
・オリジナリティー
コーエーは三国無双シリーズを見ればわかるが、かなり保守的で、一発当ててやろうというよりは、過去の作品をしっかり土台にすえて、その上で少しずつ新しい物を積み上げていくという、ある意味職人気質な会社で、自分個人としては好感が持てます。
モンハンが人気を博してからそれを参考に色々な狩りゲーが出たました。その多くが「パクリではない」という口実の為の悪改変をして失敗している中、討鬼伝はヘタな改変はせずに「コーエーがモンハンを作ったらこうなる」といった自然な感じに仕上がっています。
・グラフィック
ストーリーのムービーは自分がやったPSPのソフトの中では最高レベルで綺麗です。(FF零式くらい)
ですがゲーム中のグラはそれほど綺麗ではなく、装備の柄などはボケてしまっています。
モンハン以下、ロードオブアルカナ以上といったところでしょうか。
PSPソフトにしては綺麗な方なので、ムービーも加味して4点にしておきました。
・サウンド
ゲームの世界観と非常にマッチしていて良いです。
単体で聴くような曲ではなく、あくまでBGMとして自己主張が強すぎないような曲ばかりで、狩りに集中できてGOODです
・熱中度
まだストーリーを終えたばかりなのですが、エンディング後に武器の派生が可能になるので、狩りゲーとしてはこれから面白くなってくるんだと思います。
また、ミタマというシステムがあるのですが、これは武器に装備することでパッシブ、アクティブスキルが使えるようになる仕組みです。スキルは各ミタマによって違うので、ミタマを集めることも楽しみになると思います。
ミタマには全員に声があてられていて、戦闘中に声をかけてくれます。
・満足感
少なくともこの値段以上の価値はあるので、買って損はしないはずです。
モンハンにコーエーお得意のキャラゲー要素が入ってきて、色々な層の人が色々なプレイの仕方で満足できる内容だと思います。勿論自分も楽しませてもらいました。
・快適さ
オートセーブと、セーブの度に一々寝るモーションが入らないのが地味に快適です。
また、カメラの速度も変えられるので、3D酔いする人には良いかもしれません。
システム設定欄は過不足なく必要な項目必要なだけがそろっていると思います。
以下印象深かった点
・キャラが可愛い・格好いい
特に忍者の人のキャラが好きだった
・SEがいい
斬る音が好きです。無双の音源を使ってるのかもしれません。双刀で斬りかかるのが楽しいです。刀の音もかっこいいです。
・モーションがいい
武器によって全く戦い方が変わり、それぞれ個性的な動きをします。特に鎌と双刀は空中戦が出来て面白いです。
・味方の火力が高い
おそらくプレイヤーと同じオーダーだと思います
・高感度システム(禊ぎ)
さすが、わかってます。
・キャラメイクが良い
PSPでキャラメイクの自由度を売りにしているゲームの殆どが、蓋をあけてみると一択だったりする中、この作品はちゃんと選べます
BAD/REQUEST
・オリジナリティー
保守的なのは好きなんですが、それにしてもフィールドとかまで似せる必要はなかったのではないでしょうか。なんだかモンハン3rdでみたような風景が沢山あった気がします。無双のフィールドを使いまわしてくれた方がまだ良かったです。
・グラフィック
装備の柄は書きましたが、フィールドの粗さも結構目立ちます。
カメラをもっとアバターに近づけて、その分綺麗にしてくれたら良かったです。
・サウンド
・熱中度
ここで書くべきことは思い当たりません
・快適さ
このゲームでは、大型の敵にダメージを与える為には部位破壊が必須で、破壊した部位に攻撃しなければならないのですが、破壊した部分がフィールド上の見えない壁によって阻まれる場所にはみ出てしまって、無敵状態の敵と戦う事になる場合があります。
慣れれば気にならなくなるんでしょうが。
以下気になった点
・ストーリー
キャラメイクの出来るゲームのストーリーは全部こうなってしまう様ですが、主人公のキャラをたたせる為に、ひたすら登場人物が主人公を褒めちぎってきます。
ネタばれになってしまうので言えませんが、エンディングも「ん?」という感じでした。
キャラメイクの出来るゲームでは、主人公に台詞を付けてはいけない決まりでもあるのでしょうか。普通のゲーム見たく、台詞はシナリオライターさんに書いて貰って、こちらとしては全然構わないのですが。
・敵のモーション
全方位広範囲攻撃を多用する敵が沢山出てきて、大型の鬼の多くはグルグルまわってます。被弾しないためには全力で逃げるしかなく、モンハンみたいな避けづらいけど練習すれば避けられるようになる攻撃ではありません。狩りの楽しみの一つは、敵のモーションを読めるようになる事だと思うのですが、こういういい加減な動きをされると萎えます。
大きな生物がとりあえず大暴れしてれば強いのは当たり前です。
ゲームなら解ける(正解のある)問題をだして欲しいです。
・部位破壊システム
部位を破壊すると、その部分が透明になるのですが、見えない。
そこに攻撃しなければダメージが入らないばかりでなく、見えない部位から攻撃が降ってきます。
モンハンのオオナズチは見えないなりにモーションが工夫してありましたが、この作品の敵はそんなことなく、部位を破壊しても何もなかったかのように元気に暴れています。
・お祓い
破壊した部位は祓っておかないと再生されてしまうのですが、このお祓いをする為に立ち止まってボーっとしなければいけません。
大型の敵が派手なモーションで大暴れしているのを眺めつつ、4人が破壊した部位を囲んでボーっとしている光景は中々笑いを誘います。
また、味方が一か所に集中すると全滅もあり得ます。
自分はこの仕様は失敗だと思います。
・NPCのAI
アマゾンのレビューを見ると、NPCのAIが良いと書いてあったのですが、そんなことはないと思います。
誰かが死ぬと、死んだキャラを救出しようと、その方向に例え大型鬼がいたとしても直進し続けるので、桜花が敵に突っかかったまま走り続けて殺されているのを見ました。仕方ないので助けてやったら「不甲斐ない上官だな…」と言っていたので、自覚しているあたりAIは良いのかもわかりませんが。
あとは何もない空間へ斬撃を加えているのも見ました。
ちゃんとついては来れるので、ファンタシースターポータブル2程馬鹿ではないでしょうが、「良い」と言うほど良くはありません。
・防具がダサい
特に頭が攻撃力高そうな物ばかりです。
折角キャラメイクしたのに、違いが分かりません。
・女主人公がでかい
身長もいじりたかったです。
COMMENT
十分楽しませて貰いましたが、正直アマゾンでべた褒めされる程だとは思いませんでした。
レビューされている方は恐らく無双シリーズファンの女性の方が多いのではないでしょうか。
自分はGE2までのつなぎで狩りゲーとして購入したのでモンハンを多く引き合いに出してしまいましたが、他の楽しみ方で遊ぶ方々からの評価が高いのかもしれません。
ただ色々な楽しみ方が出来る分、広い層に受けそうではあります。
次回作が出るのであれば、味方のAIの改善、防具のデザインの改善(頭装備の表示/非表示を提案します)、シナリオにおける主人公の台詞の追加(声はなしでも良いので)、武器の種類の増加、鬼の回転モーションの変更等を望みます。
完成度はかなり高いので問題がはっきりしており、次回作も期待出来ると思います。
モンハン3rdよりは断然こっちの方が面白いです。
値段以上の価値はあるので、迷っている方は購入してみたらいかがでしょうか。
Amazonレビュー
レビュー者: kyo レビュー日: 2013-07-03自分はcodしかほとんどやらないのでvitaをかってもすぐやらなくなってしまうだろうと思いPSPにしました。
よくモンハンと比べられていますがやってる感じはモンハンですね(笑)しかし野良でやられてる方は仲間が
三人同行してくれるのでいいと思います。またそのキャラも選ぶことができ何より頭がいいです。
武器の種類が少し物足りないかなと思いますが、バランスもとれ役割が分かれているので敵に合わせて変えたりしています。
気になる点は全体的に不親切かなと。ゲーム歴が長い方ならなんとなくこれだろみたいなのがわかると思いますが、初心者の方は
少し戸惑うかもしれませんね。なにに使うのかわからない場所とか物がありもう少しチュートリアル的なのがあってもいいのかなと思いました。
まだ中盤くらいですが久々にはまるゲームに出会ったのでお勧めします。
アクセスランキング
-
モンスターハンターポータブル 2nd G
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1?4人 【廉価版】 ■ 発売日:2008/10/30 ■ 価格:3,140円 大人気「モンハン」シリーズの「2nd」に続く「2ndG」が登場だ。「2nd」をベースに作られた拡張版となっており、最上級クエスト「Gクエ」の実装や、シリーズ初登場となるモンスター、新ステージの導入、データ引き継ぎ機能の強化とファンには嬉しいボリュームアップだ。(転用元:GDEXより)
■価格:4800
■発売日:2008-03-27
-
モンスターハンターポータブル 3rd
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック時は最大4人)
■価格:5800
■発売日:2010-12-01
-
タクティクスオウガ 運命の輪
■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,980円
■価格:5980
■発売日:2010-11-11
-
DISSIDIA FINAL FANTASY(ディシディア ファイナルファンタジー)
■ ジャンル:ドラマチック プログレッシブ アクション
■価格:6090
■発売日:2008-12-18
-
英雄伝説 零の軌跡
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,200円 ■ 限定ドラマCD同梱版:7,980円
■価格:6090
■発売日:2010-09-30
-
ガンダムバトルユニバース
■ ジャンル:3Dアクション ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-17
-
英雄伝説 碧の軌跡
■ ジャンル:ストーリーRPG ■ プレイ人数:1人 ■ 完全予約限定版:9,240円 ■ ドラマCD同梱版:7,980円
■価格:6090
■発売日:2011-09-29
-
ファンタシースターポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-31
-
Ys SEVEN(イース7)
■ ジャンル:アクションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ 限定ドラマCD同梱版:7,980円
■価格:6090
■発売日:2009-09-17
-
ペルソナ3ポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,040円 ■ データインストール対応
■価格:6279
■発売日:2009-11-01
GOOD!
・オリジナリティー
コーエーから狩りアクションが発売すると聞き、モンハンの焼き回しゲームだろうなと思っていたら衝撃を受けました。
UI等似せている部分もありますが、アクションや爽快感に対する自社の強みを存分に発揮しています。
スピーディーな戦闘と部位破壊の楽しさをこれほど上手く昇華出来たのは予想以上でした。
鬼の目システムで敵の部位ライフを確認出来るのもとても斬新です。
・グラフィック
PSPでは最高レベルかと。携帯機での狩りアクションジャンルでは現在トップクラスではないでしょうか。
背景はもちろん、敵のモデルもしっかりと作り込まれています。
アトリエシリーズで人気の「左」さんを起用したキャラクターデザインは非常に魅力的です。
・サウンド
他の同社さんのゲームを比較しても非常に耳に残る和ミュージックが戦闘を盛り上げてくれました。
カゼキリの曲は是非一度聞いてみても損はありません。
効果音も体験版から修正されたのか、敵を切っている感触がとても伝わってきますね。
・熱中度
やめられない、止まらない!
まだ15時間を少し過ぎたあたりですが、ストーリーの先が気になってついつい進めてしまいます。
狩りアクションにメインのストーリーを持ってくるのはどうなの、と正直思っていましたがキャラクターの魅力と強大な敵に立ち向かうバックグラウンドが敵を狩る意味をよりダイレクトにしています。
その理由は、ソロプレイでも味方キャラクター達と四人PTを組んで戦えることです。
戦闘中も台詞やイベントが挿し込まれ、屈指の共闘感を味わえます。
・満足感
アクションは爽快で、やりこみ収集要素も盛りだくさん。
武器収集、好感度システム、ミタマ集めなどのやりこみ関連はプレイしていれば進められる等、どれも煩わしいものではありませんでした。
何よりオフでも四人で共闘出来るのは楽しい!
個人的に好きなイラストレーターの方が描いたキャラクター達にすごく感情移入してしまいます。
・快適さ
ロードは高速、味方AIが賢い、アイテム関連の取り扱いのしやすさ、モーションの速さなど、ストレスフリーで楽しめています。
BAD/REQUEST
・オリジナリティー
アクションやストーリー等で独自性を打ち出せていますが、UIや施設などはやはりモンハンをリスペクトしていると感じます。
続編では魅力を損なわない範囲でもっと色々チャレンジして欲しいですね。
・快適さ
1.部位破壊しなければ本体にダメージを与えられません。
部位破壊システム自体にゲーム性を与えているのであまり気にはなりませんが、多少なりともダメージが通ればよかったと思います。
2.味方を復活させると直後の敵の攻撃で再び瀕死・・・など無敵時間の短さがやや気になります。複数の敵に嵌められることもあるので、少しばかり無敵時間を延ばしてもよかったのでは?
3.回避方法は距離を取ることが主軸で、ガード等も一部の武器を除いてないため、近距離での回避は非常に困難です。ゲームバランス上難しいかと思われますが、「攻撃をかわすアクション」をもう少し強力にしてもよかったのではと思います。
4.雑魚敵に対する鬼祓いの時間が長い印象を受けます。ボス相手では駆け引きの面でいいシステムだと思うのですが、雑魚相手にはもうすこしスムーズに取得出来るようにして頂きたいです。
5.防具のデザインが全体的に鎧寄りすぎる気がします。和のイメージとしては間違ってはいないのですが、せっかくのキャラクターメイキングの個性を殺さないためにも、もう少し布装備等にバリエーションを加えてもよいかと。
COMMENT
ωフォースさんとコーエーさんのアクションに対する技術を実感しました。
こんなに色々活きたシステムが作れるのだから、無双シリーズのマンネリ化もなんとか出来るんじゃないの?と思わず問いただしたくなります。
やり込み要素がどれもストレスなく取り掛かれ、ビジュアルも好みですし、敵を狩る爽快感や味方との共闘感は非常に高いレベルでまとまっていると思います。
もしも次回作が制作されるならば、キャラクタービジュアルをもう少し前面に打ち出し、より爽快感と共闘感ある狩りアクションにしてもらえれば幸いです。
各サイトや口コミなどで好評の理由も少し頷けました。