ユーザーレビュー
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525人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
527人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 3pt | 4pt | 2pt | 2pt |
総合点
70pt
70pt
GOOD!
中三女子です。
中々面白い。まだ千明ルートしかしていないけど、全部ボイスつきだし、怪談の時にあるダミーヘッドマイクはすごい!本当に、隣にいる様な錯覚におちいる。怪談のときは、文字を読まずに目をつぶりながら聞いたらいいと思う。キャラクターたちと、近寄れるハズ。
微妙な人には微妙かもしれないけど、そこまでエロ要素はいってないし、濃いキスぐらいw
全部のルートに真実が少しずつちりばめてあるから飽きずにできそう!
まぁ、全体的に面白かったので、迷ってるなら買うことをオススメします。
BAD/REQUEST
悪いところとしては、攻略相手を選ぶ所がわかりすぎている。個人的にはもう少しわかりにくくしてほしかった。あと、時々ありきたりな内容の時がある。あと、これは私がバカなのかもしれないけど、裏ルート(伸、狐)への行き方がわからない、わかりにくい。
COMMENT
まぁ、全体的に面白いし、飽きないように気も配られているし、いいと思うな。一つのキャラに、BADエンド含め3つのエンドがあるし。探索パートも結構面白かった。選択肢が意外なところで来て、悩む。この悩みもおもしろい。買ってよかった。
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Amazonレビュー
レビュー者: ちはや レビュー日: 2013-08-02
予約購入して一応全キャラクリアはしました。
しかしCGのうち、共通ルート部分がまだ数枚うまっていません。この状態でのレビューということをご了承ください。
2日で全キャラクリアしたのは、途中強制スキップしたからです。それ位私には合わないゲームでした。
【キャラクター】
攻略キャラは、メインが主人公より全員年下の男子高校生5人。
年下キャラが好きなので購入を決意したのですが、果たして年下(高校生)である意味あったのか……。
全員出会ってすぐに名前呼び捨て・ため口だし、年の差があるのを気にする描写もほぼ(全く?)なく、年齢差がある故のおいしい部分を全く感じられませんでした。
また、この仲良し5人組の「脱力系ゆる会話」が全く面白くなくスキップしていました。
面白さのツボが私に合っていなかったんですね。
購入前にいいなと思っていたキャラも、うじうじ悩んでばかりでイライラしてしまい、個人的には萌えたキャラがいませんでした。
あと他に攻略制限かかった隠しが2人います。
このシナリオがびっくりするほど短いです!!
ここまでの格差あり!?って感じです。
1人に至っては恋愛過程一切なしで、勝手に燃え上がる主人公の気持ちにこちらがシンクロ出来ず、呆気にとられるばかり。
もう1人は、メイン攻略キャラ個別ルートからの派生でルートに入りました。だからこちらも唐突感半端ないです。
一番楽しみにしていたキャラなのにひたすら残念です。シナリオも「これで本当にハッピーエンドなの?」と思うようなものでガッカリでした。お好きな人にはたまらないんでしょうが……。
主人公は、割とクールでズバズバ言うタイプだと思いました。
乙女ゲームでは珍しいタイプでしょうか?
クインロゼさんの主人公に似た感じかなあとも思いました。
明るく前向きで素直で頑張り屋で……という乙女ゲーにありがちな主人公に飽きたという方には良いかもしれませんね。
【シナリオ】
一番の難点だと思います。
共通ルートは短く、少し行動を共にしただけで個別ルートに入ります。
まあそれは良いのですが、キャラによって若干の違いはあるものの、全体的に恋愛過程はほぼ無いです。
知り合って間がない、ほとんど会っていない、距離が近づくような胸キュンイベントもない、ついさっきまで「好きかどうか分からない」なんて言っていたのに、あっというまに両想いになるんです。
そのくせエロは、リップ音と吐息付きでねちっこく、ガッツリ描写されています。
エロが苦手な方は、プレイされない方が良いでしょう。
人と距離を置きたがる主人公なのに、ちょっと探索を共にしただけで、そんなに心を許せるものなのか?
一体いつ、どんなところに惹かれたのか、こちらが納得できるだけの描写が見つからず、全く感情移入できませんでした。
恋愛以外の面でも急展開が多過ぎて「はあ?」となることが多いです。
キャラが「ちょっと待って、何を言っているのかわかんない」と言っていましたが、それはこっちのセリフです。(あ、ここは共感出来ました)
ENDを迎えても「これで終わり?問題は何も解決していないんじゃ……」というのばかりでスカッとしません。
全キャラクリアしてもよく分かりません。
後日談は、メニューの「伝記」から見れます。
が、ただエロいシチュエーションを書きたかったというだけの薄い内容でした……。
CGが埋まっていない部分で、全部の問題が解決する大団円があるのかもしれませんが、正直言ってもうどうでもいいかな……。
ホラーの怖さは私は感じませんでした。
日頃から怪奇特集を好んでみるタイプだからかもしれません。
ただ「生贄」にまつわる陰惨な話などはぞっとくる感じはあったし、効果音と共に画面一面真っ赤になって血が飛び散るような描写も何回かあったので、苦手な方は要注意です。
【システム】
快適です。
デフォルト名を呼んでくれるし、CGギャラリーからのシーン再生もありました。
アドベンチャーゲームで、ここまで選択肢がないものがあったっけ?というほど選択肢は少ないです。
ゲーム中の百物語は、最初のもの以外はまるまるスキップ出来ました。
探索パートは、共通ルートで3回ほど出てくるだけです。
ただし、周回プレイでスキップは出来ません。
十字キーで操作すると、探索ポイントへ勝手にジャンプしてくれるのであれこれ探索する必要はありません。
ガッツリ探索したい!という人には向かないシステムです。
一部ダミーヘッドボイスになりますが、ん〜、正直言って少し期待はずれでした。
もっと耳元でぞくぞくするようなものを期待していたのですが、逆に少し聞き取りにくかったような……?
個人で受け取り方の違いはあると思いますが、過度な期待はしない方が良いかもしれません。
【イラスト】
華奢過ぎる体つきや、細長い首、正面顔で穴しか見えないような鼻が気になって、好みの絵柄ではないのですが、プレイしてみるとあまり気になりませんでした。ゲームの雰囲気にはあっていると思います。
他の方のレビューをまだ見ていないので、ただ私に合わなかっただけなのか、私のように感じた方もいらっしゃるのか分かりませんが、久々に購入したのを後悔しました。
もともとの購入動機は、年下キャラがいっぱい!というのと、暑いのでちょっと涼しくなるようなゲームをやりたいな、という軽いものでした。
次からは、新作を買う時は慎重に吟味しないといけないなと思いました。
しかしCGのうち、共通ルート部分がまだ数枚うまっていません。この状態でのレビューということをご了承ください。
2日で全キャラクリアしたのは、途中強制スキップしたからです。それ位私には合わないゲームでした。
【キャラクター】
攻略キャラは、メインが主人公より全員年下の男子高校生5人。
年下キャラが好きなので購入を決意したのですが、果たして年下(高校生)である意味あったのか……。
全員出会ってすぐに名前呼び捨て・ため口だし、年の差があるのを気にする描写もほぼ(全く?)なく、年齢差がある故のおいしい部分を全く感じられませんでした。
また、この仲良し5人組の「脱力系ゆる会話」が全く面白くなくスキップしていました。
面白さのツボが私に合っていなかったんですね。
購入前にいいなと思っていたキャラも、うじうじ悩んでばかりでイライラしてしまい、個人的には萌えたキャラがいませんでした。
あと他に攻略制限かかった隠しが2人います。
このシナリオがびっくりするほど短いです!!
ここまでの格差あり!?って感じです。
1人に至っては恋愛過程一切なしで、勝手に燃え上がる主人公の気持ちにこちらがシンクロ出来ず、呆気にとられるばかり。
もう1人は、メイン攻略キャラ個別ルートからの派生でルートに入りました。だからこちらも唐突感半端ないです。
一番楽しみにしていたキャラなのにひたすら残念です。シナリオも「これで本当にハッピーエンドなの?」と思うようなものでガッカリでした。お好きな人にはたまらないんでしょうが……。
主人公は、割とクールでズバズバ言うタイプだと思いました。
乙女ゲームでは珍しいタイプでしょうか?
クインロゼさんの主人公に似た感じかなあとも思いました。
明るく前向きで素直で頑張り屋で……という乙女ゲーにありがちな主人公に飽きたという方には良いかもしれませんね。
【シナリオ】
一番の難点だと思います。
共通ルートは短く、少し行動を共にしただけで個別ルートに入ります。
まあそれは良いのですが、キャラによって若干の違いはあるものの、全体的に恋愛過程はほぼ無いです。
知り合って間がない、ほとんど会っていない、距離が近づくような胸キュンイベントもない、ついさっきまで「好きかどうか分からない」なんて言っていたのに、あっというまに両想いになるんです。
そのくせエロは、リップ音と吐息付きでねちっこく、ガッツリ描写されています。
エロが苦手な方は、プレイされない方が良いでしょう。
人と距離を置きたがる主人公なのに、ちょっと探索を共にしただけで、そんなに心を許せるものなのか?
一体いつ、どんなところに惹かれたのか、こちらが納得できるだけの描写が見つからず、全く感情移入できませんでした。
恋愛以外の面でも急展開が多過ぎて「はあ?」となることが多いです。
キャラが「ちょっと待って、何を言っているのかわかんない」と言っていましたが、それはこっちのセリフです。(あ、ここは共感出来ました)
ENDを迎えても「これで終わり?問題は何も解決していないんじゃ……」というのばかりでスカッとしません。
全キャラクリアしてもよく分かりません。
後日談は、メニューの「伝記」から見れます。
が、ただエロいシチュエーションを書きたかったというだけの薄い内容でした……。
CGが埋まっていない部分で、全部の問題が解決する大団円があるのかもしれませんが、正直言ってもうどうでもいいかな……。
ホラーの怖さは私は感じませんでした。
日頃から怪奇特集を好んでみるタイプだからかもしれません。
ただ「生贄」にまつわる陰惨な話などはぞっとくる感じはあったし、効果音と共に画面一面真っ赤になって血が飛び散るような描写も何回かあったので、苦手な方は要注意です。
【システム】
快適です。
デフォルト名を呼んでくれるし、CGギャラリーからのシーン再生もありました。
アドベンチャーゲームで、ここまで選択肢がないものがあったっけ?というほど選択肢は少ないです。
ゲーム中の百物語は、最初のもの以外はまるまるスキップ出来ました。
探索パートは、共通ルートで3回ほど出てくるだけです。
ただし、周回プレイでスキップは出来ません。
十字キーで操作すると、探索ポイントへ勝手にジャンプしてくれるのであれこれ探索する必要はありません。
ガッツリ探索したい!という人には向かないシステムです。
一部ダミーヘッドボイスになりますが、ん〜、正直言って少し期待はずれでした。
もっと耳元でぞくぞくするようなものを期待していたのですが、逆に少し聞き取りにくかったような……?
個人で受け取り方の違いはあると思いますが、過度な期待はしない方が良いかもしれません。
【イラスト】
華奢過ぎる体つきや、細長い首、正面顔で穴しか見えないような鼻が気になって、好みの絵柄ではないのですが、プレイしてみるとあまり気になりませんでした。ゲームの雰囲気にはあっていると思います。
他の方のレビューをまだ見ていないので、ただ私に合わなかっただけなのか、私のように感じた方もいらっしゃるのか分かりませんが、久々に購入したのを後悔しました。
もともとの購入動機は、年下キャラがいっぱい!というのと、暑いのでちょっと涼しくなるようなゲームをやりたいな、という軽いものでした。
次からは、新作を買う時は慎重に吟味しないといけないなと思いました。
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GOOD!
オトメイト作品初プレイ。PSPは一番初期型を使用。
全キャラクリア済みフルコンプ状態です。
◇オリジナリティー
ホラー+恋愛という珍しい組み合わせに惹かれて予約購入を決意したので、設定やテーマに関してはオリジナリティーがあったと思います。
百物語っていうのもくすぐられるワードですよね。探索パートもあるのか! と、私にしては珍しく発売前に購入を決定してしまうほどでした。
(普段は絶対にレビュー見てから買うタイプです。ケチなので笑)
まあ、設定とテーマ「は」よかったです。「だけ」といっても過言ではないです。
◇グラフィック
綺麗! 乙女ゲーは水の旋律1,2とかマイネリーベ1,2あたりくらいしかプレイしたことないので(フリーゲーム除く)これだけスチルが綺麗なのには感動しました!
購入のきっかけの一つは榊さんのイラストだったので、スチルや立ち絵が崩れずに進んでくれるのは本当に嬉しいです。
フルコンしましたが、絵がひどい! というスチルは一枚もありませんでした。あれだけの枚数があって全部美しいゲームは珍しいのでは? と思うほど。
絵柄の好みはあると思いますが、私は好みでしたし、そのためか凄い満足でした。
和風な雰囲気にあった書体、背景もよかったと思います。
◇サウンド
これもなかなかですよね。巷ではOP,EDも評価が高いようですが、私はOP,EDを除いたBGMがお気に入りです。
特に公式サイトでも流れるBGMはもちろんゲーム中でも使用されていて、とても素敵です。
一度聴いた奴はいつでも鑑賞できるようになってます。数はそれほど多くなかったかもしれませんが、なかなかだと思います。
◇その他
スチルの綺麗さは上記で述べたとおり素晴らしく、システムは最低限の部分はクリアできてると思うので問題ないでしょう。
・セーブ
クイックセーブ・クイックロードもあります。L,Rでそれぞれぱぱっとできるので便利なはず。普通のセーブ・ロードも問題なし。必要以上といってもいいほど(笑)セーブ数があるので親切と言えるでしょう。困ることはないはずです。
・履歴機能
読んだ会話はメニューを開いて履歴をクリックorアナログスティックを上に押すことで見れます(アナログスティックでぱっと見た方が早いでしょう)。選んだ場面の音声再生はもちろん、その場所に戻ってやり直すことも可能です。便利。
・早送り(スキップ)機能
あります。まず既読スキップ。既読をスキップする設定。次に強制スキップ。既読でなくてもスキップが可能です(最初からできます)。あとは自動モードですね。スキップではないですが、自動にメッセージを進めてくれます。
これらはメニューで調整可能で、最初のコンティニュー画面? から設定を選択するか、プレイ中にメニュー画面から設定を選択するなどで早送りの「速さ」自体も調整が可能です。また、「ボタン押すの面倒だわ?」となった時にスタートボタンを押すことで自動モードに切り替え可能ですし、□ボタンを押す事で既読or強制スキップができます。既読か強制の選択はセレクトボタン一つで変えられます。
・音調整
BGM、SE、ボイスの音量が結構細かく調整可能です。BGMとSEはだいぶ小さくても聞き取りやすいですがボイスは時と場合によっては聞き取りにくいかもなのでMAXで?、と私はプレイしてました。こういうのがあるだけでかなり助かります。
また、キャラごとに声のON/OFFも切り替え可能です。
・スクリーンショット
どんな場面でも、気に入った場面のスクリーンショットを撮ってメモリーカードに保存ができます。やったことはないですが……。
確かPSPの壁紙にできた気がします。個人的にはおもしろいな?と思いましたのでGOODに。
BAD/REQUEST
◇ストーリー
これはあちこちで言われてるので言わなくてもいいかな…と悩んだのですが、言いたくて仕方ない!! ということで(笑)
いやもう酷すぎるでしょ若干フルコン辛かったよ!!(涙目)
せっかくの設定・テーマが台無しぶち壊しぶっ潰し状態になるほどお粗末なシナリオでした。
百物語を中心としたホラー+恋愛ゲームと思いきや、百物語はまるでおまけ。作中でもほとんど語られず、語るシーンも唐突で無理矢理すぎる。どうしてそこで百物語の話始めた?? 何で?? 最初のシーンは「もともと百物語をしよう」という理由で集まっていたからいいんですけど、それ以降は納得いかない。
ゲームを進めていくと百物語の大半は自動で手に入ります。あとはそれを勝手にプレイヤーがコンティニュー画面で確認するだけ。もちろんプレイ中に出てこなかった百物語にはボイスなんてありません。ボイスつきの方が少なかったような……10個くらい?
あと、その百物語をしてから主人公の首元に痣が出るんですが、その痣が毎夜のように熱を帯びてしかも痛むのに、結局どのキャラのルートでもそれが解決されないんです。「このまま痣が消えてくれるとは思わない。でも、きっと大丈夫……」みたいな感じで終わります。キャラと結ばれたらあとはどうでもいいの? あんなにその痣で悩んで困ってうじうじしてたのに? という感じで納得いきません。
しかもその痣、普段は消えてて主に夜に浮かび上がってくるという気持ち悪さ。さらに加えるならだんだん広がってきてるというのに、最後には結局「二人一緒ならきっとなんとかなる、なんとかできる」みたいな。
攻略キャラも「君を守るよ」とか言ってるんだけど、いやいやいや今までどうしようもなかった痣からどうやって守るの? って感じ。
全キャラやったら主人公の痣のこと、不思議な血筋のこと、百物語をした土地の伝承、攻略キャラ達の謎なんかも含めてすっきり分かるのかな? と思えば全くそんなことはなく。とりあえず作った設定や伏線を回収できないままエンドに向かってしまいます。どのキャラも、です。
ホラーと恋愛のはずなのにどっちの要素も中途半端。
ホラー? え? ってレベルだし、恋愛要素は序盤はそうでもないけど後半からいきなり盛り上がってきます。肝心の謎や問題は全然なのに、なんか流れで進んでいつの間にかお互い好きになってます。そして突然のいちゃいちゃシーンになります。
スタッフがとにかく好きなキャラを作って設定を用意して、それで広げすぎてどうしようもなくなっただけの作品にしか思えませんでした。
これはキャラが好きでも声優が好きでもおすすめしません。
せっかくの面白そうな要素がシナリオのせいで全て最低最悪のものになってしまっています。
ホラー+恋愛の発想はよかったと思うのでもう「しらつゆの怪」じゃなくていいからまた挑戦してほしいですね。
あ。ついでですが。隠しキャラのシナリオは一番酷いです。笑ってしまった……ひどすぎて短すぎて……。
◇キャラクター
シナリオが酷いのでキャラの魅力も一切感じません。多分シナリオのせいなんでしょうが、キャラクターがみんな結構うじうじしてる子ばかりで、公式サイトでの情報から想像した印象とは随分違う感じになっております。キャラ性というか…個性がぶれぶれでもったいないです。
あとみんな泣きすぎよ(笑)
私はもともと千明が好きでやったのですが、千明もトゥルーエンドよりグッドエンドの方がまだまともなシナリオだったし、プレイした感じでは孝臣が一番まともだったなぁ…なんて思う始末。
ほとんどのキャラが君を失うのが怖い、危険な目に合わせたくない、何も知らなくていい、っていうのが強すぎて結構うじうじぐだぐだするんですが、孝臣はそういうのが他キャラほど強くないのでいいテンポで進んだ方だと思います。
せっかく個性ありありそうに見えるメンバーなのに「うじうじ」っていうキーワードがほとんど全員に当てはまるせいか、個性っていうものを感じられませんでした。
清春なんて「ムードメーカー」でてっきり「癒し系キャラだ!」と思ってたのに……っていう感じです。
◇ホラーと恋愛要素
ホラーなんてほとんどないです。大丈夫です。ホラー苦手でもできますよ。でもやらない方がいいですよ(苦笑)
恋愛要素は後半から突然いちゃつきだすのでかなり強いかも…です。
キスシーンが凄いねちっこいキャラがいます。個人的には双子が凄いと思うのですが(特に兄…)これは声優さんの演技が凄いとも言えますね。私も最初は濃いキスシーンにびっくりしたんですが、双子以外はそうでもないんじゃないかなー…と思います。
どちらかというと「唐突な恋愛シーン」「好きになる過程が分からない」の方が問題かな、と思います。
◇探索パート
これも文句言いたい!! 公式サイトでは「探索パート」なんて言って、まるで「あちこち調べられる」みたいに紹介されてますが、とんでもない!
探索シーンがあるのはゲームの中で一回だけです。最初のとこだけ! なにそれ!!
自分は某裁判ゲームのように探偵パートと裁判パートを繰り返して進め行けたりするのかな? と思ってたのでかなり拍子抜けしました…。
これは「パート」ではないですね…無くてもよかったと思うレベルなので。
「探検隊」というおまけモードみたいなのが本編とは別にあり、そこではゲームで実際に出て来た背景(駅とか公園とか部屋とか)を調べられるのですが、本編に関係ないのでなんか…詐欺っぽい感じがします。あれを作れるなら本編で活用する場面を増やせばよかったのに…。
◇固有ルート
入るの早すぎですけど()
最初に二回選んだだけで固有ルートに入れます! あれ!!^^
メニューから「情報」が見れて、そこで好感度チェックもできるんですが、最初はハートが空っぽの状態です。それがなんと一度選ぶだけで三つもたまります! もう一度選ぶとさらに三つたまって六つ(画面で確認できる最大レベル)になります!
これは好感度表示の意味はあったのかな……?(^ω^ )
◇選択肢
少ないよ! 固有ルートに入ってから三つ?五つくらいです。なんで……し。しかも、使い回しの選択肢もあります。正直、「どうしてこれを選ぶとトゥルーになるわけ?」というのも多かったです。何でこれが正解なの? っていう。
◇その他
・タメ口呼び捨て
主人公はメイン五人より一つ上なのですが何故か初対面の時からタメ口呼び捨てです。名前呼び捨てにされます。めっちゃタメで馴れ馴れしく話しかけてきて突然百物語大会に誘われます。えっ。
せっかくの名字もあるのにどうして名字で呼ばないの? ってくらい名字は活用されません。必要なかったんじゃ・・・・・。
年上の相手で、しかも初対面なんだからそれくらいはしっかりしようぜ……。
・攻略メインが高校三年生(受験生)
勉強しろよ。
受験生を舐めてるのかなんなのか分からないけど、ちまちま「勉強会の予定が?」とか「テストがあるんだよね?」って話題が出る割には全く勉強してる素振りが見えません。いや本編の外でやってるのかもなんだけど、それにしても無理があるでしょ?
指定校とかの推薦? それともエスカレーター式なのかい? ってほどに余裕そう。「成績ヤバいんじゃないの?」みたいな会話があった=内申が関わってくる?=推薦っていう設定なんですかね…? なんか「受験生」を知らなすぎる。本気で受験をする人はもっと真剣だよ。
そのせいかすっごいいい加減っていうか…リアリティを感じません。しかも彼らはみんながみんな同じ学校、というわけではないので、あれだけ頻繁に会ってるのもすごく不自然です。そもそもどうして高校三年生設定にしたの? 二年生の夏休み、とかにすればよかったんじゃ……。
COMMENT
なんだか文章が長々と…分かりにくかったら申し訳ありません。
スチル、BGM、テーマだけは本当によかっただけにもったいない作品でした。
次回作が出るなら「しらつゆの怪 2」とかには絶対してほしくないです。今回のキャラも設定もなかったことにしていいので新しく作り直してほしいです。
それでもう一度、「ホラー+恋愛の異色の乙女ゲー!」みたいな感じで頑張ってほしいです。
色々書いてしまいましたが、孝臣ルートはそこそこ気に入ってます。
既に売り飛ばす計画を立てているくらいなので、お勧めは一切しません。